【敗因分析】三谷幸喜ドラマ「もしがく」視聴率大爆死の要因を徹底解剖

どうもいて前です。皆さん聞いてください よ。今SNSで空もうえげつないくらい 話題になっとるドラマがありますやんか。 いや、ほんまによコメントもらうんですよ 。いてまさんあのドラマどう思います。 賛否両論ありすぎて自分ではもうよう わからんのですみたいな。そう、それこそ が三谷孝樹さん脚本のもしもこの世が舞台 なら舞台村はどこにあるのだろう。しても わしもね、放送前からめちゃくちゃ楽しみ にしてましてん。なんせ脚本が三谷孝樹 さんでしょ?古忍ざブロは言わずもガナ さ田とか鎌倉殿の13人とかもうわしの 人生の一部みたいなもんですから。三谷 作品は全部見てるっちゅう自付があります わ。せやから始まる前はSNSでも今期 派遣確定。三谷後期に菅田正は反則やろう 。こんなん面白くないわけがないみたいな 。もう日本がお祭り騒ぎやったわけですわ 。せやけどいざ蓋を開けてみたらなんや あれみたいな空気が漂っとる。コメントと か見ててもこれは構成に残る最高傑作の 予感。ち絶賛の声といや申し訳ないけど 1mmも意味わからん中困惑の声でもう 賛否両論大われですわ。ほなこの話題わち が徹底的にもう根の根まで掘り下げて解剖 したろうやないかちゅうことで今回はこの 模し学ミステリーにとことん迫っていき ますせ早速ですけどねこの数字見て ください。ドン5.4%。これ何の数字や と思います?そうこれが記念すべき初回 放送の世帯視聴率なんですよ。いやすぎ品 。正直詳しいスマホの画面を2度見や3度 見しましたもん。え、マジでって コンタクトずれてんのか思いましたわ。皆 さんの中には5.4%ってそんなにやばい 数字なん?て思う人もおるかもしれへん。 最近テレビ見てへんし、視聴率の基準が ようわからんと。せやからちゃんと説明さ せてください。これ深夜ドラマの数字 ちゃいますよ。テレビ局が1年で1番力 入れてるゴールデンプライム対しかもフジ テレビがシャーをかけとるとまで言われた 超大作の数字なんですわ。最近のドラマで 言ったら初回で10%超えたら大ヒット。 8%くらいでまあまあ高発信。7%切っ たらちょっと心配やなみたいな空気になる わけです。そこでこの5.4。これはもう 心配とかいうレベルじゃない。はっきり 言うて放送事故レベルの数字なんです。 例えば同じクールのライバル曲のドラマは 初回12%を超えてる。三谷さんの前の 作品NHKの大画ドラマ鎌倉殿の13人の 初回が17.3%やったことを考えると もう衝撃的と言わざを得ない。予算も日本 トップクラスのカストも宣伝も 全部マックスで突っ込んだはずやのに結果 がこれ。これはもうただの不思議やない 放送業界を揺がすレベルの1台事件ですわ 。一体全体何があったんやな。ほんまに何 が起こったんやと。これはもうミステリー ですわ。単に面白くなかったで片付け られる話はない。もしほんまに面白く なかっただけやったらこんなに賛否両論に はならへんはずなんです。つまらんかった な。で終わりでもそうやない。絶賛する人 もおるちゅうことは何か大きなすれ違いが 起こったんちゃうかと。完璧なはずの計画 がなぜか大失敗に終わった。現場には指紋 1つ残って変。同期も不明。完全犯罪か みたいな。せやから今日は皆さんと一緒に 名探偵になったつもりでこの謎を 解き明かしていきたいと思ってます。我々 はこれからあらゆる証拠を洗い出します。 政作人の狙いは何やったんかという反動機 。視聴者はどう感じたんかという膨大な 目撃証言。そしてこの数字の裏に隠された テレビドラマ会の今の現実という事件の 背景。あらゆる角度からもう熱国し刻く 徹底的に解剖していきますんで覚悟しとい てくださいよ。ほら早速操者開始と行き ましょうか。はい。これが今日の我々の 操作のバトルプランですわ。いかに作品に 経緯を表して3部構成の舞台劇みたいに 進めていきましょうか。まずは第1幕で 事件が起こる前いかにしてこのドラマが 完璧な存在あったかを検証します。ここが 気少点結の木ですね。次に第2幕で事件 当日つまり初回放送で何が起こったんか。 観客つまり視聴者の証言を集めます。ここ が賞。そして第3幕で集めた証拠をもに 事件の確信に迫る点の部分ですな。そして この操作のクライマックス結論として ビジネス分析で使うSW分析を使ってこの ドラマを法廷で丸裸にしてあります。これ がケツ。最後に未来とまとめで判決を 暮らす。こな間だの流れでじっくりねっり 解説していきますんで30分以上たっぷり 付き合うてもらいます。最後までついてき てくださいよ。ほな、まず最初の セクション事件の現場検証からいき ましょうか。超話題策の衝撃的苦戦。もう 1度脳に焼きつけてください。視聴率 5.4。この数字が今回の中心にある動か ぬ証拠です。あらゆる議論はこの数字から 始まります。なんでこんなことになったん やという巨大なクエスチョンマーク。この 不可快な事態こそが我々が解き明かすべき ミステリーの確信部なわけです。よっしゃ 。ほなここからテープを巻き戻して事件前 の状況を見ていきましょうか。気象点で 言うところの木の部分やね。第1幕。完璧 な夫人と巨大な期待。なんでわしを含め 日本中のドラマファンがこないにもし学に 期待を寄せとったんか。その理由を1つ1 つ丁寧に見ていきましょうか。言うとき ますけど、これ期待するなっちゅう方が 無理なぐらい完璧なありバいや完璧な夫人 やったんですよ。面白くなる要素しか なかったと言っても過言やない。まずこの 人を置いて他にないでしょう。脚本三谷 後期。もう説明不要のレジェンドですわな 。ただの面白い脚本家やない三谷後期と いう1つのジャルなんです。彼の作品の何 がすごいかって一見バラバラな登場人物 たちがドタバタのコメディを繰り広げ ながら最後にはパズルのピースがはまる みたいにピタッと1つの物語に収束する あの高力。例えば古ハ人ブ郎を買って最初 に犯人が分かってる登場ミステリーやのに 古肌と犯人のウィットに飛んだ会話劇だけ で毎回45分間画面に釘つけにされるあの じわじわと犯人を追い詰めていく感じ たまらんでしょう。あれぞまさに三谷 ワールドの新骨。ユモアと緻密な伏線と 人間見溢れるキャラクター。憎めない犯人 たち。今回も絶対やってくれるはずやと誰 もが信じて疑わんかったわけですわ。 しかもやでここが重要なんですけど、三谷 さんが民法のしかもゴールデンプライム隊 の連続ドラマで脚本を手がけるのなんと 25年ぶりやったんですよ。市販期ぶり。 これどういうことか分かりますか?例える ならもう引退したと思われてた伝説の ミュージシャンが25年ぶりに新曲出して 、しかもいきなりフェスのヘッドライナー でライブやるみたいなもんですよ。そら ファンは熱狂するでしょう。NHKの大画 ドラマって言うたら言うたら貸式高い オーケストラの指揮者みたいなもん。国 を上げた1代イベントで歴史もある。そこ でさだ丸ドンと2大会連続で大成功させた マエストロが万事を持って毎週結果が求め られる。率戦争が1番激しい民法クライム 隊っていうライブハウスのステージに25 年ぶりに帰ってくる。これはもう大 ニュース以外の何者でもない。この25年 ぶりっていう枕ボだけで一体どんなもん 見せてくれるんやって期待地が天井知らず にぶち上がっとったわけです。ほんでその 伝説の監督が引きいるチームのエース ストライカーがこの人菅田正君。いやもう 完璧でしょ。今の日本の20代30代の 俳優の中で人気も実力もトップクラス。 それこそ仮面ライダーWみたいな特殺 ヒーローから3年A組みたいな社会派 ドラマのシリアスな役まで何にでもなれる 。まさにカメレオン俳優。歌もうまいしも おしゃれやしもう日の打ちどころがない。 その菅田君が三谷さんの反実前的な要素も 入った若き舞台演出家を演じると。これ 例えるならミシュラ3つ星の寿司職人が 豊洲で1番のマグロを競り落としたような もんですよ。最高の素材と最高の料理人。 これで踏まずくなるわけがない。この 組み合わせを聞いただけで傑作の予感しか せえへんってみんな色めき立ちましたわな 。脚本と主演がこれだけでもお腹いっぱい やのに脇を固めるキャストがまた えげつないことになっとるんですわ。2 階ドふさん彼女だけで主演映画何本も 取れるでしょう。上木竜之助金役時代から 第1戦で彼ももはや国民的俳優。浜辺南 さん、小池さんちょ待て待てと全員主役や ないかいていうツッコミが追いつかん レベル。市原は斗さんまでおるんやで。 もうね1人1人紹介してたら日がくれる。 SNSで誰かが言うてましたけどまさに 大乱闘スマッシュブラザーズ状態。ただ ここですでに1末の不安を口にする人も おったんです。これだけスター揃えて全員 に見せば作れるんかと渋滞しすぎちゃうか と。でも大半の人はこう思いました。いい や。相手はあの三谷後期やぞ。彼ならこの 最強のメンバーをまとめ上げて最高の アンサンブルを見せてくれるはずやと。 まあ今思えばこれが壮大なフラグやったん かもしれませんな。さらにダメ押し物語の 舞台が1984年の渋谷。これがまた政作 費をめちゃくちゃかけて当時の活期とか エネルギーを完全再現してるっちゅう話 やったんですわ。皆さん、1984年って どんな時代が想像つきます?まさにバブル 経済が爆発する直前。日本がイケイけ どんどんの空気に詰まり始めた頃ですわ。 ファッションも音楽も何かもがエネルクで 街を歩いてるだけでワクワクした時代。 携帯もインターネットもないから 待ち合わせ言うたら8前。連絡がつかへん からすれ違いも行産あった。そんな時代の 若者文化の中心地渋谷でまだ何者でもない 若者たちが夢と挫折を繰り返す青春軍。 もう設定だけで胸が熱くなりません。脚本 役者そして舞台設定。これだけ揃ったら もう面白くないわけがない。そう放送前は 誰もがそう思っとったんです。ここまで見 てきたように脚本俳優設定全てが完璧。 まさに始まる前から成功が約束された ドラマやったわけです。野球で言うたら ピッチャーが山本吉信で4番が大谷翔平、 監督が栗山監督みたいな負ける要素が 見当たらん はずやった。せやけど現実は違った。 じゃあいよいよ確信に迫っていきましょう か。幕が上がり、光がり、観客が見たもの は一体何やったんか。そのリアルな声を 聞いていきましょう。はい。物語は突の フェーズ。事件当日の目撃証言に入ります 。第2幕初回放送と視聴者のリアルな声。 放送が始まってSNSのタイムラインは どんなことになっとったんか?わしも リアルタイムで見てましたけどまあお 祭り騒ぎでしたわ。ただそのお祭りの内容 がちょっと予想と違った方向やったんです ね。最高っていう花火と意味不明っていう 爆弾が同時に打ち上がってるようなカオス な状況をやったんです。まず1番多かった のがこの意見。登場人物多すぎて全然思え 気がしない。これほんまに嵐のようでした 。ただ大員やないんです。その登場のさせ 方がまさに洪水。始まって10分で主役の 菅田君。そのライバル憧れの女優劇団の 仲間たち劇場のオーナーライバル劇団の 役者もうね名前と顔と関係性を覚える処理 が脳内で全然追いつかん。まるで回転寿司 のレに寿司やなくて人の顔写真がもう スピードで流れてくるようなもんですよ。 あ、この人って思った瞬間にもう次の人が 流れてきて前の人のこと忘れてしまう。 そんな状態が1時間続いたんです。しかも みんなキャラが濃いから情報量が多い。 普通連続ドラマの初回って主人公の周りの 3人か4人くらいを丁寧に紹介して視聴者 に感情移入させるじゃないですか。この ドラマはそれを全部すっ飛ばしていきなり 20人以上の登場人物をはいどうぞって テーブルに出してきた感じなんです。そら 面食らいますわな。登場人物が多すぎる ことによって次に起こるのがこれですわ。 話も分からない。そう。誰が誰だか分から へんから物語の筋が終えへんようになるん です。さっきの劇団員はどこの劇団やっ たっけ?この人とあの人はどういう関係 って疑問ふだらけになって本筋が頭に入っ てこない。しかも最近のテレビの見られ方 にもこの作りは客行しとったかもしれん。 皆さんどうです?ドラマ見ながらスマホで LINE返信したりSNSチェックしたり 長がらみしません?このドラマそれを一切 許してくれへんのです。30秒目を離し たらもう3人新しいキャラが出てきて話の 前提が変わっとる。1時間100%の集中 力を要求される。火曜の夜9時にそれを 求めるのはちょっとハードルが高かったん かもしれません。セカンドスクリーン世代 にはあまりにも不親切なドラマやったと いう声も多かったですね。このコメント 救出やと思いません?何これ?大乱闘 スマッシュブラザーズ?めちゃくちゃ的確 な例えやなと関心しましたわ。ゲームの スマブラって1人1人のキャラを操作して 相手との駆け引きを楽しむから面白いんで あって、もし全キャラクターが画面の 真ん中で一斉にごちゃって戦い始めたら何 が何やらわからんでしょう。今回の初回は まさにそんな感じやったんです。豪華な 俳優人が演じる魅力的なキャラクターたち が一斉に画面に出てきてそれぞれの物語を 主張し始める。映像としては豪華連でも 物語としてはただただカオス美しくて効果 でめちゃくちゃ演技がうまいカオス皮肉な ことに役者が豪華すぎることが帰って混乱 を真似てしもたんですなもちろん ネガティブな意見だけやなかったんですよ 。ここがまたこのドラマのやこしいところ であり、面白いところ。このスライド見て ください。左が混乱の声、右が小さの声 です。小さの声もめちゃくちゃ暑いもんが 多かった。特にダンサー役の2階道文さん 。彼女がクラブで踊るシーンがあるんです けど、これがもう息を飲むほどすごかった 。女優のオーラが画面から炙れ出てる。 要遠すぎるって大絶賛の嵐。それから さっきも言うた80年代の渋谷の再現度。 美術スタッフ天才か。この空気感だけで 見る価値あるって映像のクオリティを 褒める声も多かった。そして極めつけは 渡辺けさんが声だけでサプライズ出演。誰 もが知る第5俳優がナレーションやっとる この贅沢さ。ほんでやっぱり三谷ファン からはこのごちゃごちゃ感こそが三谷 ワールド。今はバラバラなピースが8話 あたりで繋がった時の会感のために見てる んやていうコアなファンの熱い指示もあっ たんです。つまりただの打作やない光る 部分もめちゃくちゃあった。せやからこそ 余計になんでどうしてこんな評価が 分かれるんやってなるわけですわ。さあ ここからが点の部分。我々の操作も いよいよ過架過家境に入ってきます。第3 幕。なぜ視張率の真層豪華でキラキラした 部分もたくさんあったのになんで視張率は 5.4%やったんか?期待と現実の間に あったこの大きな水の正体は一体何やった んか?その白信にメを入れていきましょう か。この謎を解くキーワードがこれです。 軍像劇。これこそが三谷ゆさんの釈本の 最大の特徴であり骨なんですわ。1人の 主人公をずっと追いかけるにはなくて、 たくさんの登場人物、それぞれに人生が あって、そのバラバラな物語がちょっと ずつ交差して、やがて1つの大きな タペストリーみたいになっていく。大阪の めっちゃ賑やかな飲み会を想像して ください。あっちのテーブルでは恋愛相談 、こっちでは仕事の愚痴、向こうでは趣味 の話で大盛り上がり。普通のドラマは1つ のテーブルにずっとカメラを向けてるん です。でも三谷さんはそのパーティーの 名子会者。いろんなテーブルを回りながら 面白い話をつまみ食いしてそれらを絶妙に つなぎ合わせて1つの壮大な宴会の物語に まとめ上げてしまう。これがはまると とんでもなく深くて面白い作品になる。 ただしこの手法を楽しむには1つだけ条件 がある。それはこのパーティーは絶対 面白くなるから司会者を信じて今は全ての 会話に耳を傾けてくれという覚悟ですわ。 でもここに大きな問題が潜んどるんちゃう かとわしは思うんです。その三谷さんの 得意な軍像劇というスタイル、つまり じっくり煮込むフルコース料理が今の時代 の手軽に楽しめるファストフードを求める 視聴者の感覚とずれてるんやないかと。 最近の人ドラマって例えば医療ドラマや 刑事ドラマみたいに患者を救く犯人を 捕まえるっていう目的が第1話の冒頭で はっきり提示される分かりやすい作品が 多いでしょ。言うたら目的地が明確な一本 道なんです。途中から見ても大体話が 分かる。でも額は違う。一本道はなくて雲 の巣なんです。どこが中心でどこにつがっ てるのか最初は全くわからん。全ての意図 が紡がれるのをじっと待たなあかん。 TikTokやYouTubeショート 1.5倍速が当たり前のこの時代に結末の 会館のために数時間の我慢を要求しますと いうスタイルはあまりにも相性が悪い。 三谷さんのが悪いわけはない。時代の方が 待てなくなってしもてる。この不幸な すれ違いが5.4%という数字の真層やと わしは見立ててます。いやいよ物語はケツ の部分へここまでの話を全部踏まえてこの 模し学という作品が置かれている状況を もっと客観的に立体的に分析していき ましょうか。使うフレームワークはこれ ビジネスの世界ではお馴染みのswッ分析 です。ウットって何やねんて人のために 簡単に説明するとsはストレングス強みw はウィークネス弱みはオポチニティズ機械 tはスレッツ脅異この4つの視点から物事 を分析する手法ですの経営戦略を考える時 に使うんやけどこれをドラマに当てはめて みると問題の本質がめちゃくちゃクリアに 見えてくるんですわ。いわ みたいなもんです。まずはSTR 、つまり強みから見ていきましょう。これ はもうこのドラマ持ってる強力な武器筋肉 の部分ですわな。まず三谷後期ブランド。 この名前だけで何か面白いことやって くれるんちゃうかという期待感が生まれる 。次に主演の菅田正。彼はもう数字を持っ てるチケットを売れる役者。彼が出るだけ で見たいと思うファンは山ほどおる。 そして超豪華なオールスターキャスト。 これはもうドラマというより1つの イベントです。お祭りなんですわ。さらに 作り込まれた1984年の世界観。映像日 は誰もが認めるところであの時代が好きな 人にはたまらん魅力。最後に多くの人を 混乱させたけど熱狂的なファンにとっては 最高の魅力である唯一無の三谷ワールド。 これらは誰にも負けへん強力な強みなわけ です。次にWウクネス弱み。これがまた 強みの裏返しになっとるところが面白い。 いわばアキレスけですな。まず圧倒的に多 すぎる登場人物。豪華キャストという強み がそのまま情報肩という弱みになって しもてる。まさに諸派の件。次に複雑で 分かりにくい筋書き。三谷ワールドという 唯一無理の強みがキャジュアルな視聴者層 を突き離してしまう弱点になる。として第 1話の情報方。1番大事なプレゼンである 初回で客を混乱させて返してもうた。これ は戦略的ミスと言われても仕方ない。 そしてさっき指摘した現代の視聴週間との ミスマッチ。アナログな明キをデジタルの 時代に売ろうとしているようなもんや。 最後に結果として出てしまった5.4%と いう低い初回支障率。この数字自体があの ドラマ失敗したらしいでというネガティブ なイメージを植えつける思い足かせになっ てしまうんです。でもまだまだ終わりない でおオポチューニティズ 機械このドラマがこれからつめるかもしれ んチャンスの話ですわ。1つは スローバーン型ヒット作になる可能性。 スローバーンつまり最初は火が小さいけど じわじわ燃え広がって最後には大家事に なるような人の仕方です。海外ドラマの ブレーキングバットなんかが有名やけど、 あれも最初は全然人気。でも見た人の 口込みであれはやばい。絶対見た方が いいって評価が広がって今や伝説的な作品 になっとる。もし額ももし終盤でとんでも ない伏線回収があったら今からでも 追いつけて配信で見る人が爆発的に増える かもしれん。そうなったら非評価からの 評価も高まってドラマの賞をそうなめに する可能性もある。こういう逆転満塁 ホームランの機会がまだ残されとるんです 。最後にTフレッツ脅威このドラマを 取り巻く外部の危険。いやば向い風ですな 。最大の脅威はやっぱり序盤での視聴者 大量離脱。2話3話でさらに視聴率が 下がってしまうリスクです。そして競争。 同じクールにもっと分かりやすいラブコメ や一結で爽快な刑事ドラマがあれば視聴者 はそっちに流れてしまう。頭使わんでええ 方が楽やって。そして1番怖いのがもし額 はこなましくでようわからんドラマという レッテルが1度定着してしまうこと。この レッテルは猛読ですわ。1度貼られたら もう新規の視聴者は入ってきづらくなる。 そしてこれはファンとしては考えたくない けどあれだけ風呂を広げて最後にあれ なんかすっきりせえなってなってしまう 可能性もゼロではない。これも大きな脅威 ですわな。はい。これが今までの話を1枚 にまとめたスット分析の表です。見て ください。内部要因である強みと弱みが 見事に表利一体になっとるでしょう。豪華 キャストや三谷ワールドは強みやけど同時 に分かりにくさという弱みの運。そして 外部要因である機械と脅威。口コみで 大化けするかもしれんという機会とその前 に視聴者が離脱してしまうという脅威が常 に向かい合っとる。まさに模学は綱渡りを しとる状態なんです。しかも1 本の細い綱の上で右に落ちたら大成功、左に落ちたら大失体。どっちに転ぶかわからん。非常にスリリングリングな状況におるちゅうわけですわ。ふう。いや、だいぶ深掘りしてきましたな。我ながらよう喋ったわ。頭がちょっと横番ヒート気味や。ほなわしがこのドラマの未来について最終的な見解を述べる前に皆さんがちゃんと今日の話を聞いてくれてたかちょっとだけ抜き打ちさせてください。 ここまで30分近く聞いてきて、まさか 内容忘れたなんて言わせんで。わの話 ちゃんと頭に入ってますか?い眠りしとっ たやつはおらへんやろうな。ほな行きます よ。第1問デでん。ドラマもし額のあの 衝撃的で地球を揺がしを賛度見させた初回 世帯視聴率。さて何%やったでしょうか? これはもう今日の話の出発点やから忘れた とは言わせえへんで。ちち。はい、そこ まで。正解は5.4% でした。どうや?分かったか?これはもう このミステリーの象徴的な数字やからね。 絶対に忘れといてくださいよ。夢に出て くるまで覚えといてください。5.4% ってうなされるまで。よっしゃ。ほな第2 問ジャジじゃん。これはちょっと専門用語 やから上級問来やで。三谷幸夫さんの得意 技でもし学の混乱の原因にもそして面白さ の核にもなっとるあの手法たくさんの登場 人物の物語が交差していくスタイルの ドラマのことを何て言うたか覚えてますか ?ヒントは具で始まります。群馬の具屋で 正解は軍像劇でした。よう覚えとったね。 素晴らしい。これで皆さんも明日から ドラマツブれますわ。いやあ、昨日の 模し学まさに三谷後期の軍造劇の新骨やっ たな。ま、素人には分からんかもしれん けどなとか言ってみてください。友達 なくしてもわしは責任取りまへんけど。 さあ、クイズもったところで最終的な 問いかけですわ。結局もし額はこれから 口コみで評価を上げていく伝説の スローバーになるんか。それとも豪華やっ たけど時代と合わんかったね。で、終わっ てしまう。かずに終わる時代のあバ花に なるんか。こればっかりは正直まだ誰にも 分かりません。せやけどこれだけは言える 。これからの数週間このドラマがどっちに 転んでいくのかを見届けるのは めちゃくちゃ面白いエンターテイメントに なるはずです。我々は歴史が作られる瞬間 を目撃しとるんかもしれへんのですから。 ほな今日の重要なポイントはこれです。 まずもし額は最高の夫人で始まったけど 視聴率は5.4% というまあ言うたら自己レベルのスタート やった。次に視聴者の反応は Twitter上で内戦が勃発しとる状態 やった。そしてこの問題の確信にあるんは 三谷さんの軍増劇という四角い釘を今の 時代の視張トレンドっていう丸い穴に 無理やり打ち込もうとしとるその ミスマッチかもしれへん。最後にこの ドラマの未来はその圧倒的な強みが視聴者 離脱という脅威に打ち勝てるかどうかに かかっとる。まさに崖けっぷの勝負の 真採中やということですわな。はい。と いうわけで本日はもしミステリーについて 徹底的に解剖してまいりました。皆さんは どう思いましたかね?いやわしは初回から 最高に面白かったでとか言っての言う通り もう見るのやめたわとか皆さんの意見も 是非下のコメント欄で教えてください。 この先どうなるか是非一緒に見届けていき ましょうや。長い時間お付き合いいただき ましてほんまにありがとうございました。 この解説がおもろかった、役に立ったと 思ったら是非チャンネル登録も何に卒ぞ 何にぞよろしくお願いします。ほなまた 次回お会いしましょう。さいなら。

三谷幸喜、25年ぶりのGP帯復帰!『もしがく』が背負う歴史的期待
まず、『もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう(もしがく)』が、いかに特別な作品であるかを確認しておきましょう。
三谷幸喜氏がGP帯の民放連続ドラマの脚本を手掛けるのは、実に25年ぶりという、まさに「歴史的」な復帰劇です。三谷氏はこれまで、『古畑任三郎』シリーズ(フジテレビ系)をはじめ、大河ドラマ『真田丸』や『鎌倉殿の13人』など、数々の大ヒット作を生み出してきました。その遅筆を承知でフジテレビが三谷氏のドラマに執心している背景には、視聴率低迷が続く中で、この作品を成功させたいという強い戦略があることが示唆されています。フジテレビは破格の制作費を投じて1984年の渋谷を細部まで再現するなど、並々ならぬ意気込みで臨んでいます。