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この男は年間眠ったことがない。眠るたび にもう1人の自分が口から剥い出してきて 、自分の体を奪おうとするからだ。悪い ことが起こらないようにするために、彼は 恋人にその全てを打ち上けた。だが、恋人 はあったの悪夢だと思った。ショ太はそれ が本当であることを証明するために、容姿 を家に連れて帰った。そして必死に容姿に 自分の手足を縛るように頼んだ。そうする ことでしか夢の中の自分を封じ込められ ないからだ。全ての準備を終えた。ショ太 はようやく安心して眠りに着いた。しかし 容姿は言うことを聞かず、こっそりハサミ でテープを切ってしまった。そしてシ太に 布団をかけた後、本棚のそばで打とうとし 始めた。深夜になった頃、物に容姿は雨を 覚ました。ショ太の口から手が伸び出し、 その手が容姿の足を掴んだ。容姿は恐怖の あまり叫び声をあげた。だが、ショ太は すぐに目を覚まし、その手を口の中へ 押し戻した。そして自分の肩を元に戻した 。しばらくしてショ太はそれが自分の夢の 中の文身だと説明した。文身が外の世界を 知って以来、ずっと束縛を破ろうとし続け ているのだ。シ太が眠りにつく度びに体は 勝手に反転を始めるのだ。そしてシ太は 再び眠気が襲ってきたため、両姿にここ から逃げてくれと必死に頼んだ。だが容姿 はシ太を見捨てることを拒ばぬ、テープを 掴んでシ太の両手を縛った。しかし、次の 瞬間用姿の腕も口に吸い込まれの口から 日本の腕が剥い出し、ついには少女ごと夢 の世界へと引きずり込まれ
