金(ゴールド)価格が初の2万円台、今後はどうなる!?(吉田 哲)【楽天証券 トウシル】
今回は金ゴールドについてお話をいたし ます。日本の店頭交売り価格税込みの金の 価格が2万円の王台に到達しました。その 背景を考えていきます。果たしてこの上昇 はバブルなのか、今後どうなるのか動画で 詳しく述べています。どうぞ最後までご覧 ください。よろしくお願いします。 こんにちは。 楽天証券経済研究所の吉田里と申します。 どうぞよろしくお願いします。今回は金 ゴールド価格が初の2万円台、今後はどう なると題してお話をいたします。こちらを ご覧ください。まずは2万円到達でも バブルではないということについてお話を いたします。そもそもバブルとは何 でしょうか?例えば根拠なき熱狂が もたらす一方的な価格上昇。例えば膨張し た機体による一方的な価格上昇といった 表現ができるかと思います。それを前提に こちらを見ていただきますと、これは先日 2万円に到達した国内の自金省大手の金氷 価格なんですけれども、大変に高い急上昇 している、特に2010年頃以降なんです が、この様子を見て金はバブルだと、ま、 このような表現を、ま、しばしば見たり 聞いたりするわけなんですね。確かに 1970年代後半の有時の金、インフレア 金といった高値を大きく上回っているわけ なんですね。 しかし私はこの金場の上昇についてバブル だとは考えてはいません。なぜなら根拠 なき熱狂でもないですし、増幅した期待が もたらしている上昇でもないと考えている からです。そもそも含んだコモディティの マーケットにおいては売手と買い手の立場 はほとんど平等です。ですので価格上昇を 望む売り手、価格下落を望む回手 立場が平等だということは一方的な価格 上昇になりにくい、一方的な価格下落に なりにくいということです。そもそもそう いう構造になっているんですね。ですので 株のように上昇することが正義という相場 があればそれはやはり機体の増幅によって どこまでも上がってしまい兼かねないとま 、こういうですね、え、潜在的な条件を 持っているわけです。ですが根本的に コモディティ、金を含むコモディティは そういった状況ではありませんので熱狂的 な 期待増幅で価格が上がるということはほぼ ないと言えます。ですので、この上昇も バブルではないと思います。 で、もっと言いますとこの上昇を説明する ことができるかという問んですが、私は できると考えています。で、1つこの価格 がどのようにして出来上がっているのかと いうことを確認をします。こちらをご覧 ください。国内店統価格を分解します。 この通りです。屋内点灯氷価格税込み円g については本体の価格に消費税を加えた ものです。では本体価格は円立ての間山 価格に処刑費を加えたものです。では、 円立ての換算価格については世界の中心の ドル建て現物価格がありますけれども、 この価格に対して重さの単位をグラムに 換算したり、通貨の単位をその時のドル円 相場を用いて円に換算したりします。こう いった計算によって求められる価格、それ が円立て換算価格なんですね。ということ は 国内の店頭交理価格についてはドル現物 価格やドル円や処刑費や消費税によって できているということです。つまり ほとんど計算で求められるんですね。と いうことは国内で金の買手が増えているの で急闘しているとはならないわけですね。 計算によってできているわけですので、 日本という国が影響できる部分については ほとんどここです。ドル円です。例えば 日本銀行の金融政策によってドル円が変動 する場合がありますが、この変動が結果的 に国内店統化に影響するケースもあります 。ですがメインはこちらです。ドル建て 現物価格です。メインはこれです。同じ金 は金なんでですね、世界の中心であるドル 建て現物価格。この価格が上がることに よって釣られてこの価格が上がる。下がる ことによって釣られて下がる。これが基本 です。その連動性にブレ幅をもたらす存在 がドル円なんですね。と考えていっても ですね、日本や日本の投資家が国内の店頭 価に影響することはほとんどなくて、 あくまでもこの価格を見ていると、この 価格に追随しているという状況があるわけ です。ではまずは短期的な動きを確認する んですけれども、こちらの通りですね、 短期視点のドル円の影響と書きました。 こちらの通りですね、この先端部分がです ね、え、ま、直近の高値というイメージな んですけれども、9月15日、9月22日 、9月29日ありますけれども、ま、この ような動きになっていました。基本的な 部分でですね、世界の中心であるドル金な んですが、このオレンジ色が上がる時に 日本の金も追随して上がる、下がる時に 追随して下がるというのが基本なんです けども、その基本的な連動性に対してブレ 幅、上ぶれ、下ぶれというブレ幅を もたらしているのがドル円なんですね。 ドル円が円高に触れると円はドル建てに 対して下ぶれします。逆にドル円が円安 方向に進むと円立てはドル建てに対して 上ぶれします。この円安の時に上ぶれする と言いますのは、他の通の金に対し円が 弱く見えるので割安感が出てくるという話 もありますし、なおかつ円安になって円が 弱くなるのでコストが多くなって円が 上がるという話もありますし、輸入物価が 円安になると上がりやすくなるのでその 影響を受けて円が上がるという話もあり ます。ま、様々説明をする方法はあるん ですが、円安は円立てを上ぶれさせると いう要因になり得ます。逆に円高は下ぶれ の要因になるわけですね。ま、こういった ことが短期的には起きています。ですので 日本の金価格が2万円に足したと。この 背景にもやはり足元の円安傾向にあった ドル円の動きが影響してやだと言えると 思います。ま、これが短期的な部分なん ですね。方で長期を見ていきますと、 こちらなんですけれども長期視点の ドル建てと円立ての関係なんですね。 総関係係数を計算してみました。これは 1973年の1月から2025年9月まで の日価格を元に閲しています。期を超える 長い時間軸の相関係数なんですが、国内の 点頭氷価格税込みと円立て間換算価格の 相関係数はなんと0.99941 だったんですね。これは国内の店頭価に つきましてはほとんどドル建て現物価格と ドル円相場でできていると国内の独自要素 は薄いということが示されていると思い ます。加えて国内の店頭氷価格とドルの 現物価格なんですけれどもこの相関係数は なんと0.93272 でした。総関係数は1に接近すればする ほどその2つの関係が2回っていることを 示します。逆に-1に接近すればするほど その2つの関係は逆の意味を示します。0 に接近すればするほどその2つは無関係で あるということを示します。 0.93272 は非常に1に近いですのでこの2つの関係 は近しいと言えます。長期の投資において は保有する金関連商品が仮に円立てであっ たとしても金相場が上がった下がったを 図る指標とするべき価格はドル建てである とこれで概ね問題はないだろうということ なんですね。ですので、もちろんですね、 え、円立ての金関連商品については買わせ の影響、ドル円の影響を受けています けれども、長期視点で見ていった場合は さほど大きな要因には、ま、なりにくいと いうことをですね、この数値が示している と思います。短期的には円高安の影響は 受けますけれども、長期で見ていくと さほどドル円の影響は大きくないという ことですね。ま、こういった関係を見て いければと思っています。では次なんです が、そもそもの国内の天道効率価格の1億 担っているドル建ての金価格なんです けれども、私自身は近い将来に 4000ドルや5000ドルに到達する 可能性はあると考えています。こちらの 通りなんですけども、これはですね、海外 ですね、え、ま、ドルテの金価格を見て いるんですけども、2010年頃以前です と 有時の金、インフレバ金、逆走感という いわゆる 過去にできた過去の常識で説明することが できました。天道説ですね。ですが 2010年頃以降と言いますのはそれだけ で分析をすることが難しくなってしまい ました。価格の推移が一方的な上昇になっ たからです。つまり金相場を取り巻いて いる環境が大きく変わったということです ね。単中期の上げ下げ、中長期の上げ下げ 、超長期の上昇、ま、こういった3つの 時間軸の材量が重なっていることによって 大きな価格上昇が生まれているんだという ことですね。つまり今の価格上昇について はこういった3つが重なっているという 根拠があるということです。特に中長期超 長期といった長い時間軸の材料はこの 大きな価格上昇の土台になっている重要な 要因です。この土台が存在すれば仮に単中 期的に価格上昇が起きてもですね、土台が あるからこそ価格上昇が起きていって ゆくゆくは4000ドルや5000ドルに 到達する可能性はあると考えています。で は具体的に単中中期、中長期超長期の材料 を確認をするんですけれどもこちらの通り ですね。単中中期はいわゆる過去にできた 常識です。見える事伝統的次との逆走感体 資産の逆走感大体通過この 3点です。も 3 点が入り混じっことによって価格上昇が起きていてその結果日本は 2、海外は3800 という大題にしるという理解です。これはつて金相場で言われていたですということですね。 伝統的材料、天道説。これは今現状も生き ていると言えます。中期の価格の挙げ下げ を説明するのに有効なものです。ですが 一方で土台となっている中長期の上昇の 土台となっている時間軸の材料、中長期の 材料超長長期の材料については中央銀行の 全体的な金保有同向加えて見えない有事非 伝統的有事ですね。例えば世界の民主主義 交代、世界の分断進化というものが上げ られます。ま、こういった2010年頃 以降から目立ち始めた大きな 圧力を持っている長期視点の材料、 いわゆる非伝動的材料。これがあることに よって金層相場は今後も長期視点で上昇 しると思っています。4000ドルや 5000ドル細かい上げ下げですね。ま、 こういった単中期の材料があってこれらの 影響を受けて細かい揚げ下げは当然出てき ますけれども長い時間軸で見ていきますと 価格上昇は起きるとその価格上昇が発生 する中で例えば日本の金価格が 2万2000円ですとか2万4000円 ですとかといった次の次の大題に到達する 可能性は私は十分あると考えています。 では関連する商品をご紹介しますと、 こちらの通りですね、え、準金、積み立て 、スポット購入、投資信託といった長期 視点の投資に、え、馴染むものがあります し、国内のETF、海外のETF、外国 様々あります。レバレッジがかかっている 短期売買に馴染む国内、海外の商品先物、 商品CFDもあります。用途に応じてご 注目いただければ幸いです。では今回は 金ゴールド価格が初の2万円台、今後は どうなると題してお話をさせていただき ました。また次回もどうぞよろしくお願い します。
※こちらの動画は2025年9月30日(火)に収録しております。
👇トウシルの記事はこちら
金(ゴールド)価格が初の2万円台、今後はどうなる!?
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/50219
🕒タイムスケジュール
00:00 オープニング
00:49 「2万円到達」でもバブルではない?
03:24 国内店頭小売価格を分解する
05:45 短期視点の「ドル/円」の影響
07:43 長期視点のドル建てと円建ての関係
09:59 4,000ドルにも5,000ドルにもなり得る
13:54 [参考] 貴金属関連の具体的な投資商品例
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