「犯罪だと思う。許せない」老後資金を投じた不動産ファンド『みんなで大家さん』 工事遅れ「分配金」の支払い止まる…運営会社代表は「アメリカの投資会社が資金を…」【スクープ】【MBSニュース特集】
もう自分のやっぱお金ですからね。虎の子のね。ええ、もうまだ向こうの資金があるうちに返してもらえるならば [音楽] お金を返して欲しいと訴えるのは不動産ファンドみんなで大家さんに出資する 70代のAさんですよね。 年金だけでは老生活に不安と 400万円をある商品に出資しました。 それは世界一の町を作るというプロジェクトでした。ま、いや、ちょっと 関節のビデオの宣伝だとかも見たんですけども、 うん。これはね、ま、本当うまく成功するんじゃないかなと。 うん。 うん。 客席数5000を超える青い球体アリーナ に 外国からの観光客を迎える大きな ショッピングモール。これは成田空港近く にある東京ドーム10個分の敷地に作ら れるという新しい町ゲートウェイ成田の 完成予想CGです。 生産はこの新しい町に出資したというの です。 出資を募ったのは大阪市の不動産会社都市 総権インベストファンド。 みんなで大家さんシリーズと目打った不 動産投資ファンドを運営しています。 みんなで大家さんの仕組みはこうです。 出資者はみんなで大家さんが持つビルや ホテルといった物件に出資をします。 そしてその物件に入るテナントなどが 支払う賃療収入から年間で出資額の7%を 分配するというのです。 そのシリーズの中で主力商品となったのが 資産評価2兆円の町で2024年日本は 復活する。 ファンドの運営会社の代表が貯書で高宣言 した大規模開発プロジェクトゲートウェイ 成田でした。 2024年に新しい町を作るとして 2020年から販売を始めたのです。 パンフレットには安心できると思う不動産 投資ナンバーワン。 年金プラス分配金で将来の不安を軽減などの宣伝文句が並び、 Aさんは安心して400 万円を出資したと言います。 実際2ヶ月に1 回配当がね、入ってこれはね、やっぱりあの年金プラスにあのちゃんと動いてくだろうっていうことで毎月も生活の中に当ててたんですね。 [音楽] またみんなで大家さんは実際に成田空港団から予定地の一部を借り、千葉県や成田市から開発許可なども付けていました。 1000万円を出資したという 40代のB さん行政と連携していると考え出資を決めたと言います。 あ、そうですか。 その成田市 うん。と合同で うん。 成田市の許可を取ってるって感じじゃないですか。 はいはいはいはい。 これはそれなら安心だなっていう うんふんふんふん のが強くて うん。 こう個別のマンションとかの物件だったら 出資しなかったと思うんですよ。 うん。なるほど。 こうして多くの出資者の関心を引いた みんなで大家さんシリーズは全国で 3万7000人以上総額2000億円を 超える資金を集めたのです。 がゲートウェイが完成する予定だった。去年記者が現地を訪れてみるとす。 こちらがゲートへ成田の建設予定地です。森林を重機が切り開いて現在平置に整備してるという状態です。 開発予定地は腹っぱのままで工事は大幅に遅れていました。 完成予定は延期を繰り返し、最終的には 2027年末となっていたのです。 また去年6月には町の計画内容を変更した のに出資者への重要な説明を経ったなどと して営業許可を出していた大阪府から1 ヶ月の業務停止命令も受ける事態に。 こうした状況に多くの出資者が解約を申し込むようになり、 [音楽] 1000万円を出資したB さんも解約しようとしたと言いますが、 2024年の10月頃にそれを知りまして なるほど。 それで慌ててこれはやばいと思って 解約の申請をしようとしたら うん。 今現代申請は受け付けてませんっていう風なメールが帰ってきて あ、でじゃあ解約申請は受け付けてもらえなかったんですか?当時 そうですね。 出資金は帰ってくるのか? MBSは去年11 月ファンドの運営会社の代表を直撃していました。 [音楽] さんの会長のあの時間がかかってて戻ってこないっていう方からの声が来てたりするんですけど、それは大丈夫。 ま、もちろん うん。 経営力で頑張っております。 なるほど。 出資したものはちゃんと帰ってくるというちゃんと返すようにあの経しておりますのでプロジェクトも成功させるように今着々と進めておりますから。 事業は問題なく進んでいて出資金も返せると話します。 その根拠について尋ねるとアメリカの投資会社が資金を出してくれるからだと説明しました。あの今それを協議して契約の直前なんですが、今詰めてるとこですね。 はい。あ、そうです。2000 億ぐらい集めてるけど、ま、それはほぼ戻ってくるという、あの、 戻るというより召喚するのは義務なので、あの、必ず召喚するというのが私ものあの、経営計画ですね。 代表資金繰りに問題はないと繰り返しました。 しかし今年7月突然出社の元に年 6 回出している分配金が遅延するというメールが送られてきたのです。そして 皆様こんにちは。ご心配とご迷惑をおかけしておりますこと心から深く詫び申し上げます。 最善の努力を続けており、支取する覚悟で取り組んでおります。 代表が2 回に渡り、出社に説明をする動画を公表。 [音楽] 分配金の元になる賃療収入が滞っているものの合わせて 600 億円ほどの所有不動産の売却を進めているため遅延は一時的だと説明しました。 またゲートウェイタの事業自体も引き続きアメリカの投資会社と出資について交渉するなどしており問題ないと話しました。 しかしみんなで大家さんに老資金の 400万円を出資したA さんはその後も分配金が再開せず解約もできない状況に納得がいきません。 もう本当こんなものが起こしていいのかどうかとかね、犯罪いだと思いますよね。あれだけ書き集めた資金がどこに行ってんのかは本当に許せないですよね。 [音楽] ああ、 Aさんら出資者5人は今月17 日みんなで大家さんを運営する大阪の不動産会社に対し出資した金の一部 6000 万円の変換を求める訴えを大阪地裁に起こしました。 MBS は改めて代表への取材を申し込んでいますが、別の材には応じられないと回答。 低素されたことについては誠実に訴訟を 行ってまる所存ですとコメントしています 。 今回のプロジェクトにお金を出資してそれ が帰ってこない。もう生きてらっしゃる方 大勢いらっしゃいました。え、今回取材を しました原田記者です。よろしくお願いし ます。よろしくお願いします。はい。え、 400万円を出資したAさん70代 でいらっしゃいますけども、退職金を ベースに投資分配金を生活費に当てていた と。え、解約手続きの受付に半年から 1 年かかると言われたということで、ま、非常に起こってらっしゃいました。はい。こういうことがあってはならないということだと思うんですけども、 ま、あの、書類が送んのにこれだけかかるっていうですね、会社。はい。うん。 はい。ねえ、 でも、ま、こういったトラブルを抱える方が、ま、大勢出てきたということですね。 そうですね。 うん。み当然あの元の金を取り戻したいと思うんですが、その手続きがすぐできると いうに思い込んでたら、あの実は 1 年以上かかってて、しかも手続きしてもう まだ戻ってきてない人めちゃくちゃいるというか、ま、本当に 7月、えっと、去年の今年の 7月以降全然帰ってきてない いう状況なので、 ですから本来ですと、えっと、手数量を差し引いて残りは戻ってきますよっていうことです。 97% ぐらい戻ってくるはずなんですが、それがもう止まってしまってるとです。はい。で、出資金の一部変化を求めて低、え、出資者 5人の訴えです。行政処分を受けている。 そして分配金の支払いが滞っているという ことで契約解除する、え、山を得ない自由 にあたるとして6000万円の変化を求め ているということで、で、実際にですね、 不動産特定共同事業に出資する一般投資 化数ということで、2017年からなん ですけども、もう右肩上がりに増えてるん ですよね。え、2023年度にはもう およそ30万人に届きそうだ。あ、そんな 数字になっています。 で、一般投資家が増する一方、不動産ファンドトラブルが続出している。背景には一体何があるのかということで、そのうちの 1 つがこの不動産特定共同事業法の改正というのがありました。原田さん、ま、これが 1つ理由ではないかということですね。 そうですね。これあの共同事業法ってのは実は 1995年からあるんでも30 年前からあるんですよ。で、 その時代からあの2000 年代全然それ問題になってなかったんですが 2000 であんまりしかも活用されてなかったんです。 ところが2017年19 年と改正があって、いわゆるクラウドファンディング的な ネットでその投資をもう手続きができて、 手軽にできるという、ま、本当クラウドファンディングに近いような募集が解禁されてたも爆発的にうん。 なるほど。 あの、あの数も増えましたし、投年投資者数も増えてきて で申し込む方が多くて、しかもネットで広告も売ってるんでポチッとやったらそのすぐに受付窓口に入るっていう形になっちゃって対面で説明受けなくても そうですね。はい。で、もう1 つあるんですけども、事業を運営する会社の監督館長というところなんですけども、ここも 1つのポイントになっているということ。 そうですね。これ不動産特定共同事業、あの、やってることは金融事業なんですが、 実は国土交通省 うん。 へえ。 なんです。轄が不動産だからってことで。うん。 で、これ金融庁ってもう長年の実績と 歴史があって金融商品を管理してるとこんですが、これ国土省のしかも、ま、建築のいわゆる許可とかをしてる部門の方の近くのところに僕の家の方とかが大阪府だったらあの建築進行家とかがやってるので、 ま、言うと金融の専門家ではないんですね。 確かに。 で、そういう人が管理してる商品なので 利率が7% という、あの、すごくいいんじゃないですか。 ってことはリスク高いはずなんですけども、そのリスクの説明がちゃんとできてるのかなとはちょっと疑問に思うところがあります。消費 実は非常に分かりにくいけどもこの監督している象徴が違うというところが 1 つのポイントとして、え、挙上げられるのではないかということなんですが、投資自体は悪くないんですけども、いろんなそのリスクはあるということは分かっておいていただきたいと思います。今回の取材は原田記者でした。 [音楽]
「老後のための資金を補いたい」と考えてある不動産ファンドに出資した人たちから、いま悲鳴が上がっています。そのファンドの名は「みんなで大家さん」。不動産の賃料収入から分配金を配るとして、全国の3万7千人以上から総額2000億円を超える出資金を集めています。
しかし、主力商品の分配金の支払いが2か月連続で遅れ、さらには「解約したいのにできない」と出資者たちが集団提訴する事態にまで発展してるのです。
MBSは約2年前からこのファンドを追跡取材しています。一体何が起きているのか、迫りました。
(2025年9月23日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」内『特命取材班スクープ』より)
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