【報ステ全文】なぜ自民党は“嫌われた”のか…総裁選5候補に聞く“党再生の道”【報道ステーション】(2025年9月23日)

え、自民党総裁の椅子を目指す 5 人のレースがスタートしました。ま、選挙であついで破れ、石総理大臣が対人に追い込まれる中、崖プチとも言える自民党が踏みとまるためには何が必要なのか。ま、今夜は 5 人の候補者に集まっていただき議論を進めてまいります。どうぞよろしくお願いします。願いします。 あの、視聴者にとって分かりやすい、聞きやすい議論となるように、ま、政治特有の感じの列ですとか、ま、遠回しな言い方というのできるだけ下げていただいて分かりやすい表現を使っていただくようにご協力をよろしくお願いします。あの、まずですね、石葉さんが 1 年で対人ということになりました。ま、逆に言うと自民党はこうせっかく選んだ石葉さんという総理の人材をですね、ま、 1 年で消費してまったと言えるのかもしれません。 この自民党の連敗の原因というものを石 さんだけのせいにしてはいけないんじゃ ないかという風に思います。もっと寝深い 何かがあるんではないかということで、ま 、せっかく読んどいてこの失敗先般な質問 だなという風に思われるかもしれません けれども、え、最初に伺いたいのはこちら です。え、自民党はなぜ有権者に嫌われた のか。ま、この質問をさせていただきます 。え、届け順に発言をしていただきます。 小林高幸さんからお答え願います。はい。 え、衆院戦、山陰戦の続いて廃しました。 その原因としては私は、あ、国民有権者の 皆さんの気持ちに自民党が答えることが できなかったということに尽きると思って ます。もう少しこう分けて言うとスピード 感がなかった。そして発信力が足りなかっ た。そして時として政策がブれてしまった ということだと思ってます。このスピード で言えば例えばガソリンの暫定税率の廃止 。 ま、与党としてやるということは決めていたけれども、通常のこの税制改正のこの年末のプロセスで、ま、やろうとしていたけども、やはり国民の皆さんもっと早くやってほしいということがあったと思います。発信については他の進興政党の比較的若い投資の方が、ま、政策の賛否は色々私あるんですけども、分かりやすい言葉で熱量を込めてやっぱり突き刺さるようなあ、メッセージの発方があったと思います。 で、ぶれるというところで言うと、やはり 給付、ま、最初やらないと言っていて、 やっぱりやるという風に言ったことや、え 、工学療用費制制度の見直しの話を含めて 、ま、そこは残念ながらこう2点、3点し てしまったというところで、ま、そういう 中で、え、国民の信頼を得られなかったの ではないかと。それが私の受け止めです。 次に元俊光が質問です。はい。 あの、嫌われたっていうんだったらですね、ある意味ですね、え、非常にあの、なんていうか、あの、対応が分かるんでですね、あの、いいんですけど、静かに離れてしまったと、え、いう感じが私はあるんじゃないかなと思ってまして、え、そのための対策の方が帰って難しいんじゃないかなと、え、こんな風に、ま、考えてるところであります。 ま、それ一言言いますとですね、今物価だ みんな苦しんでる、え、こういう国民の 生活の苦しさ、え、こういったことにです ね、あの、しっかり目を向けてないんじゃ ないか。え、こういうですね、え、国民の 思いに寄り添うということができずにです ね、的確な対策、思い切った結果を出す ことができなかった。え、そういったこと につきるんだと思います。それを変えて いかなくちゃいけないと発信力も含めて です。はい。 え、なぜ自民党は有権者から嫌われたのか。いや、静かに離れていったんだという答えもありました。林義本正さん、お願いします。 ええ、私も今の茂木さんの言葉刺さりましたですね。ま、嫌いと好きっていうのは動くっていう心理学者の話がありましたけど無関心 静かに亡くなるっていう方が より、え、ちょっと怖いなっていう気がしました。 で、やはり原因は色々あると思いますけど、やっぱり 1番大きな分かってもらえてないと 通じてないと いうことをよく聞きます。我々色々あの聞く努力もしてですね、あのやってきたつもりですけども、本音の部分で分かってもらってないなということ。 [音楽] ま、ここが静かに離れていくとすごいひどいことをされたんならですね。 うん。 嫌うという言葉があるんですけども うん。 もそうじゃなくて分かってくれてないなともうこの人たち無理だなみたいな ま、そういう感覚で静かに離れていくとだからやっぱりもう少し効く力を増やして分かってるよと正確に掴むとそれもリアルタイムでですね必要があるのかなと思ってます。 あの率直なご意見がありましたが高一さんお願いします。 ええ、ま、私はあの去年の衆議院選挙、今年の参議院選挙、ま、それまでの間全国有勢を続けてきました。 で、ま、直接聞いた声です。直接聞いた声で申し上げますとね、 1 つはもうこれだけ生活が苦しいとかそか中小企業が大変やというの本自民党分かってるんかという声。それからもう 1 つはあの自民党が何をやりたいとなんかようわからんようになってきたという声で、ま、 3つ目がですね、1 番職やったんですが自民党の政策には夢がないって言われたんです。 うん。 やっぱりあの自民党立等の精神っていうのは、え、政治は国民のもので始まります。 70 年も前のものですけれども。で、ま、自民党っていうのは常に進歩、え、この求める、え、この保守政党であるというこの立ち位置、ま、原点があったわけですよ。なら自民党がどういう政党かわからんよって言われたら、ま、その辺のですね、背骨ねの部分が皆さんに見えなくなった。 で、静かに離れていったっていうよりは、私は急激にあの、離れたと、そして、あの、もう自民党だけはいらんわという声までかけられました。 うん。え、小泉慎郎さん、大質問です。 はい。あの、嫌われたのかっていうことで言うと、私はすごく思い返すのは初当選をした 2009年ですね。 はい。 あの、民主党政権が生まれた時は該当に立っていても自民党への嫌悪感は今よりもはっきりしてたと思いますね。 うん。 もう1回自民党以外の政権を見たい。 うん。うん。うん。 え、あの、鳩山さんのマニフェストが本当に飛ぶように、え、街当で、え、野党の当時民主党の方の手元からもう吐けてった。そしてもう自民党は 1回知り解けと うん。 今回は様々なやっぱり国民の皆さんの不安が うん。 いろんな形で、え、離れていった。そしてもう自民党からは、え、られてしまった。だから私は 1 番今思ってることはこの我々が十分に向き合えてこなかった不安にしっかりと向き合うことから始めなければいけない。物価で苦しいという不安。そして外国人の方が増えて治安は大丈夫なんだろうかという不安。 うん。 そして老後の年金や医療や介護本当にこれから持続可能なんだろうか。こういったところに 1つ1 つ向き合ってもう我々だけじゃなくて野党も一緒になって うん。 解決策を共に見い出していく。このためには自民党が 1 つになんなきゃいけない。そのための総裁だと思います。 なるほど。ま、今なかなかその向き合うことができなかった、分かり合えなかった、分かってもらえなかった。ま、いろんなその反省の言葉出ましたけども、じゃあということで回答的出直しっていう言葉が出てきてますよね。 これ長いこと私あの記者やってて随分何度も聞いたんですよ。木さんこれ回答的出直しってまた同じ言葉でしかないのかそれとも今の皆さんの率直な感情を聞くとこれ相当の危機じゃないですか?その回答的直して今における意味って何だと思います? あの私よろしいんですか? え、まずですね、あの今まで回答的出直し確かに何度も私も 33 年公開議員やってますからあの使ってきたと思いますけどもっと崖けっプチなんだと思います。 うん。 え、衆議院とにですね、与党で半数をあると、ま、会社で言うとですね、え、新の大企業はですね、急速に、え、業績が悪化してですね、倒産寸前度危機とこういう状態ですから、全く、え、変えていかなければいけない。あの、この危機というのはですね、今まで回答的出直しを使った時よりも、あの、大きいんじゃないかなと思ってます。 小林さん、あの、あの、当選数というと 1番若くていらっしゃる。 で、あの、 ま、実際これまでの発言の中でですね、あの、今もなお自民党の古い姿が見え隠れするという風に発言をされました。今度の総裁を通じての言葉かなという風に思ったんですけども、具体的に、え、どのあるあるいはどなたのどういう行為が、どのグループの行為がそういう風に移ったんですか? 具体的に同いものではないですけれども、 あの、それ出馬会見の時の言葉なんですよね。 はい。 私はあの今のこの自民党その時崖ぷっていう言葉も使いましたしもしかすると今回の総裁性が自民党として最後の総裁性になるかもしれないという期間を持って今回出ています。 うん。 で、その古い自民党というのは私はこれを裏返してると今回の総裁に対する期待を込めて申し上げてるんですけども、 もうこれだけのこう厳しい状況ですからこの党内のお東内のこう理屈東内力学で、え、この総裁をやるんじゃなくって 1人1 人の国会議員が自らの信念に基づいてこの日本のために本当に何が必要なのかっていうことを真摯に自分自身と向き合って、え、行動していくそうい 総裁性になっていただきたいという思いを込めて発言させていただきました。 ま、事前の会見と今日の実際昨日告事がありましたけども小林さん見てそういう新しい総裁選びの形になってますか? それはこれからあと11 日間ありますから、あ、その中で私自身あの見ていきたいと思いますし はい。 同僚にそういうこと、あ、そういう行動を期待したいと思ってます。 はさん、あの うん。 やっぱり皆さんからいろんな意見あって、これ失敗の本質みたいな話って皆さんがかなり感じておられると離れていったとか夢がないと言われたとか そのなんかこの楽胆した感じっていうものはかなり本質的な部分だと思うんですよね。それ取り返すの相当難しいと思うんです。 総裁になったらまずどういうとこから着地しますか? そうですね、私まだ議員じゃありませんけれども、あ、ありませんでしたけど、平成元年の 参議院戦めて 青年部員として該当に立ってポスター破られたことありました。 2009 年もですね、野党に転落した時も同じようなことがありました。 うん。 やっぱり、あの、その時々で聞く何が悪かったのか我々だけで考えるっていうのも大事ですが、やっぱり選んでくださる人にですね、 え、会社であればやっぱりカスタマーっていうかお客さんに聞くと 何が分かってなかったと思うかと、何が阻害感じたかと、もうこれが 1 番大事なことで野党に落ちた時も谷が総裁でしたけど生声プロジェクトからやろうじゃないかと。 ま、あの、原点会機って先ほどの番組にも書きましたけど、 最初に議員になる時に この何をやったかって思い出すと、自分のこの政策を聞いてくれっていう、ま、発信をなんとかできないかと。 そして皆さんからいろんなごを聞くともうそんなに魔法みたいなことはないんでもう一度この原点に入ってもしずれてたところがあればですねどれだけ直せるかともうこれをみんなで徹底的にやるっていうことだと思います。小泉さん原点会機って言葉ありましたけども、 ま、野党時代や当選したの時も野党だったわけですよね。 その時の姿勢となんで与党になってそっから離れちゃったんだろうとどう思います? 野党時代は本当に数も少ないということもあって奇数関係なく年齢関係なくみんなが必死だったんですよね。 うん。 もう党内の争いにエネルギーを使う糸間はないほど 皆がひ向きにもう 1 回国民の皆さんの信頼を勝ちようっていう風に向かってました。 あの時その空気を当内で情勢した、え、本当に偉大な、え、貢献をされたのが当時の谷総裁だったんですよね。 うん。 谷総裁は自分の主張を抑えてでも東内ユ和をまずやる。その姿を見ていて、やはりリーダーも我慢をしてる。 うん。だからみんなが俺が俺がじゃなくて 1つになって理害を超えて世代を超えて 自民党1つになって強大な与党に 立ち向かおう。その時の皆が1 つになって国民のために、この信頼回復のために私は今もう 1回あの野党時代のことを私は 1 回戦の時に経験してるので私が捜査になったら あの時の気持ちで もう1回自民党が1 つになれるようにしたいと思ってます。 ま、野党総裁、野党の自民党総裁だった谷さんとの、ま、関わりについては林さんも小林さんも随分因縁からのものをお持ちでし皆さんそうですよね。 で、高井さんね、あの、高井さんに伺いたいのはさっき自民党何がやりたいかわからないとで夢がない。で、高たさんの 高さんが持ってらっしゃる政治信場ってやっぱりきちんとした保守でありたいということですよね。そこら辺と関係してるんですか?高一さんが保守的心情を取されるのはそこら辺なんですか? うん。 まあ、今や、あの、賛成党ですとか日本保守ですとか、あの、国民主党も保守的な政策訴えておられますし、あの、私高一自身の保守っていうのは、ま、どっちかと言えば恩件保守の、え、位置づきになっちゃっていると思うんですけれども、ま、ただ、あの、自分の信念というのは変わりません。で、ただ私がずっと訴えてきたのはやっぱり成長なんですよ。 あの、ちゃんと戦略的な、え、財政度を上手にやってで成長する。成長することでみんなが豊かになる。で、ま、未来にも責任を持たせる。ま、そういうことを訴えたかった。 1 番訴えたかった。で、今回の自民党の参議院先行約にも入ってないことはないです。あの、バーっと友田的に書いてあるんですけれども、ま、しばらくあのここしばらく見てて運営が荒っぽかったです。 うん。 あの、1 つの政策をもうこれが合意だねと公約に書き込めるねとま、いうところまでのあのこの積み重にですね、ま、部会とか精神とか総務会通してで、ま、みんなであのかなり激しく議論をしてで、これでみんなで行こうとえのを決めるような、あの、そういったプロセスがちょっと荒っぽかったです。だから響かなかった。あの、これを訴えりゃいいんだというものを私たちは武器として持たなかったです。 だから党運営も見直すし、あの、せっかく党員でいらっしゃる皆さんの声ももっと直接東本部に集まんなきゃだめですよ。 集めるあのシステムをちゃんと作ります。 はい。発言時間もうちょっとちょっとキュっとしていただくとありがたいです。あの、ちょっとテーマを超えます。あの、 今度の総裁、この1 年前皆さんにも集まってもらいましたけど、あの時に浮上してなかった問題が今回上助しています。外国人政策。 皆さんこれ取り上げてられてますので、ま、共通してる部分も多いと思いますし、ま、足りないかもしれないですけれども、こちらで皆さんの主張っていうのをちょっとまとめてみましたのでお願いします。 はい。え、外国人政策について皆さんが言及してる、ま、一部ですけれどもこちら出してあります。まず小林さんですけれども、入国管理を含めた外国人政策を厳格化すると。え、茂木さんは違法外国人 0を目指し法種の徹底をする。 え、そしては林さんですが、違法とか不公平をなくして外国人労働者の僧量をコントロールする。え、高橋さん、外国人との付き合い方は一ぺゼロベースで考える。 え、小泉さん、外国人問題に関する司令党機能を強化、総合的な対策を進める、ま、このようなことになっています。 ま、足りないところはまた補っていただければいいんですが、さ、あの原職の官房長官としてこの夏の参議院選挙のさ中にですね、ま、ちょうどこの賛成党が日本人ファーストを掲げて、ま、違法あるいは脱砲の外国人の行為というもの厳しく対処しようじゃないかということが非常に指示を広げた時期がありました。うん。 政府の時にその外国人政策の、ま、司令党的なもの推進を設けたのちょタイミングが重ないに言いました。 これはやっぱりそうしたあ、生徒の主張っていうものムーブメントみたいなものをヒリヒリと感じたからですか? そうですね。あのそれより少し早くですね、小寺会長からご要請があって で、党内でもずっとあのここにいらっしゃる先生方一緒になってあのやっていただいてて うん。 やっぱり指摘があるよということで早急にやってほしいということだったんで実は私の官房長官室に各書全部呼んでですね 3 回4回あのセッションをやりました。 で、あのちょっと昔の業格事務局長 の時の記憶が蘇ってきてやっぱりこの紙の書いてあることにですね。 え、本当に全部反映されてるかとか、もっとできることはないのかとか、最初の説明ではですね、ちょっとぼんやりしたとこあったんで、条文持ってこいとかですね、条文な人の成少連持ってこいとか、ま、そこまでギリギリやって、そして、あの、運転免許の話、そして、あの、窓口、保険の窓口の話、今もうあのできたものもありますし、もうすぐできるものもあるとここまでやってきました。 高さん、その外国人との付き合い方は一ぺ 0 ベースで考えるちょっと極端よみたいな顔されてましたけど。 あ、すいません。あの、それもしかしたら、あの、記者会見からあのざっくり抜けはったんやと思うんですけれども、あのちゃんとした公約等に提出したものには、あの、外国人問題の、ま、司令と今長君、あれを、あの、強化するとえ、いうことを書かしていただいてます。 ま、特にあの経済的な利益を求めて入ってくる難民、ま、これはもう帰っていただくとえいこと。それから違法滞在者、ま、これもお帰りをいただくということ。で、それに加えて、ま、あの、ま、外国人があの福祉を受けるためだけに はい。 え、入ってくると短期間、ま、そういったものもやめてもらう。 それからもう1つはものすごく難しいん ですが、平成23年に、え、法律案を私が 書いて、ま、それが未だにあの動かないん ですが、あの土地取得の問題ですね。ま、 こういったもの含めてちょっと政府の総力 を上げてやっていただく、ま、党の方は 参議院の前から、え、会議ができており ました。合法的にやってくる海外の人、 あるいる合法的に日本で仕事をされる方、 全部放設してくていう大事にしてくのは 変わらない。 もちろんそうです。その方々が今とばっちり受けてるんですよ。 なるほど。木さん。木さん。あの埼玉県の交通事故現も殺されてましたよね。その時、ま、涙も流されていて、ま、 外国人の方が交通事実で 10 代男性が亡くなったあの時にその今日本が外国人政策どうしたらいいかっていうこときっと考えられたと思うんですよ。 どうですか? ま、あの、ちょう、ちょうど 1年前ですね。今日9月の23 日なんで、あの日に悲惨な事故が起こったわけですね。無運転ですよ。そしてスピード違反、え、 10代の2人の、え、子供がですね、 1人はなくなり、1 人は今ですね、意識不明な状態でいると 2 度とこういったことを起こってはいけないなと。ルールを守れない人。これに対しては厳格に対応する。 その対応策についてですね、大体言ってる ことっていうのはその結果として市令党 機能ですね、強化をするとか様々な形、 さらには、え、土地の取得の問題、外国人 、外国資本、え、これについてもですね、 え、資本金を上げるとか様々な形の対応を 取ってですね、もう少しあの総合的な対策 を取っていくと、あの入間法上の問題と 道路交通情報法の問題でですね、全然連携 が取れてないとかこういっ ことを一化していくってことが極めて重要だと思ってます。 小林さん、あの、ま、外国人に対する対策を強化するってその 1 面だけ聞くと、ま、日本がすごく配多的なその空気に満ち溢れるんじゃないかってちょっと過に心配する向きもあるんだと思うんです。いや、そうじゃない。我々はそういうつもりなんじゃないんだっていうことであればそこ具体的に説明だけますか? はい。 そもそもあの保守のスタンスというのは配多的ではなくて、え、この意見が違う人あるいはそのに対してやっぱり関である法設的な社会というものがやっぱり保守だし自民党が目指すべき社会っては多分そういうことだと思ってます。ただ一方でこのじゃあ外国の方を受け入れた時に中的に日本のじゃあの社会のどういう風にこの描いていくかっていうところはやはり持っていなければいけないと思ってます。 それでやっぱり真面目にこの働いてる外国 の方いらっしゃいます。地域によって産業 によってそういう方たちをしっかりと守っ ていくためにもそのルールを守らない外国 の方にやっぱり厳しくしなければいけない 。ま、このビザ申請を強化するということ もそうですし、先ほど出ているこの安全 保障上重要な土地、これについては今法律 ありますけれども、まだまだあ、拡充の 余地があると思ってます。 またこの都市部のこのマンションで、え、なぜかこの日本人がもう住めなくなっているという現実もある中でこの不動産の取得規制というものも私は考えていけるんじゃないかという風に考えてます。 ごさんは、 ま、あるし法に触れるような行はこれ日本人もそうですけれどもしっかり取り締まるだけど一方で、ま、これだけグローバル化した社会にあって日本が好きでやってこれる方もたくさんいらっしゃる。 ま、日本も実際労働不足労働者不足であるっていう中で今小林さんおっしゃってような皆さんおっしゃったような法的な社会を作っていくだけど廃多的には絶対なりたくない。 うん。 そのなんて言うんですかね?微妙なバランスってどうやって取っていいですか? そうですね。あのその中でもまずは国民の皆さんの中でまた地域の中でもやはり外国人が増えたことによって住民の皆さんとの圧歴が起きていてそこに対して十分に我々が向き合えてこなかったのではないか。 そこは我々直しなきゃいけないと思うん です。なので今回外国人の問題に関しては 例えばもう法律を守らないそういった方々 にはしっかりと厳格に対応するのは基本で うん、え、違法行為を防止をすること、 そして保険やまた児童 などの不適な是正をすること。土地や不 動産についてもこれしっかりと透明化を すること。 こういったことをしっかりと対策を強化するためには私は司令党機能強化って書いてありますけども、やはり総理がヘッドとして指司令党機能を発揮をして年代にはアクションプランを作っていくそういったことを進めていきたいと思います。 うん。 あの、ヨーロッパとかそのアメリカを見ると私も随分長いこと取材しに行ったんですけれども、やっぱりその配的な主張っていうのがこれ下手すると油断してるうちにこうこう火力草に火がも広がるようにしてこう広がってそれが社会の軍団を招えてしまってる例っての先進国でいくらでもありますよね。だからもうその返す返もですけれどもその分断を生まないその社会作りっていうものに対して一言ずつ 1 番大切なものは何か小林さんから短くお答えいただきますか? はい。 そこは先ほど申しか言った通り、理論に対して観であること。 はい。 つまり自分が間違えうる存在であるということを認めるということ。 なるほど。 自分の頭だけで考えるんでなく、 そう、自分と違う意見をしっかりと認めていくと。 木さん、 あの、やっぱりですね、周りの秩序、これをきちんと守っていくような社会、これは日本人も含めてですけど、え、そういった地域社会を作っていくってことが重要だと思います。 はさん、短くお願いします。 送量コントロールすると書いてあるんですけれども、まさにスピードコール 1 箇所にですね、ものすごいスピードでたくさん来られると、これはいかに違法不公平なくてもすね、いろんな反応が起きます。じわりじわり、え、この薄く広くやっていくとこれも大事だと思います。 高さん 構成です。ま、放置主義です。 構成はい。 なるほど。小泉さん 不安を放置しない。 そのことが大事だと思います。 この治安の問題、そして今大越さんが言われた社会の中の分断を生まないためにはしっかりと 1つ1 つの不安に政治が向き合うっていう姿勢をしっかりと示すことそこだと思います。 はい。 はい。次のテーマに移ります。あの、ま、主産院で自民党大きく関数を割り込むて少数予定になりました。 そうすると政策1つ実現するためにも法律 1つ通すためにもやっぱり野党と連携し なければいけないということで、ま、 いろんな考え方あると思うんで、政策ごと の連携、それから一気に連立を拡大するか 、ま、それぞれのお立場を聞いていきたい んですが、その前に、ま、当面おそらく皆 さんの頭の中にターゲットとしてある2つ の政党の現在についてちょっとこちらの方 でご紹介します。はい。え、まずですね、 え、日本維新の会、え、藤田共同代表が 直近で踏み込んだ発言をしています。 え、次の主販選挙で野党で一本化するのは難しい。え、立憲と基本政策はかなり距離がある。自民の方が憲法、安全保障、外交エネルギー、マクロ経済政策全てにおいて私個人としては近いと思うと、ま、このように民法番組で伸びました。え、それから昨日ですね、国民主の玉代表はガソリンの値さ上げ、年収の壁の 103万円の178 万円のさらなる引き上げ。 3等で合意した2 点が誠実に利行されるかどうか見定めたい。ま、このように言っています。 ま、この発言、ま、切り取ってはありますけれども、かなり日本維新の会が踏み込んでるなという印象を正直私は受けます。どうでしょうか?あの、この連立まで行くのか、連携で行くのか、ま、それは皆さんそれぞれお考えあると思うんですか?小林さん。 はい。 ま、この際ね、なかなか責任ある立場でこの党がいいですって言えないとは思うんですけれども、でもいや、私はこの党が特みたいっていうのも 1つの手だと思うんですよ。 ま、そういうことも色々含めてですね。どうでしょう?この 2 つのと神話性があるのはどちらかあるいは両方か連立で行くのか、個別の連携で行くのか、その辺のお考えも持もちですか? 連立で行くのか連携で行くのかといえば、あ、この両方平行でやっていくんだと思ってます。 うん。 で、どちらかということは具体的に申しませんが、重要なのは国運の基本となる部分でしっかりとそこを共有できるかどうか、つまり憲法、高等のあり方、安全保障、エネルギーの一部の政策、あるいはその自民党として、え、大切にしている価値観、事情、自があって、その上で教がある、こうしたもの全てを共有できる必要はないかもしれないませんが、 相当こうオーバーラップしてこないと お連立う っていうところまではいかないと考えてます。 はさん、あの個別政策の連携で随分この政権苦労されたと思うんですよ。この 1 でエネルギーも消耗したと思うんですね。そういう経験を踏まえて 林さんはどのようなですか? はい。あの連立が望ましいっていうのはもう当然だという風に思います。責任を共有できます。 え、それをこの追求しながらですね。しかしその交渉にどんどんどんどん時間が費やされてしまう。 そうでなくても我々のこのフルスペックの 総裁選挙で時間も使っています。従って これを追求しながらですね、合意ができる ところとは我々の政策を特に物価対策等で ですね、え、時間を急ぐものについては あの部分的にいろんな話をするとこれ両方 並行してやってくべきだと思っています。 小泉さんはあのま、連立ては視野に入れる けどもいや別に時間区切ないという風に おっしゃってますよね。 しかしこれ、ま、チャンスっていうのはなかなか来ないかもしれないし、やっぱり早さんも経験されたようにやっぱ政権は 1つ1 つやってくとかなり体力を消するっていう現実もこの 1 年味わってきたと思うんですよ。ま、連立を組むんであればスピード感っていうのも必要かなという風に思ったりするんですが、小泉さんはどう考えてますか? ま、もちろんそうなんですけども、やっぱり我々の立場からすると衆議院でも多数もなく、参議院でも多数もなく我々が、え、どこと組みたいって言える立場ではないんですよね。 ああ、なるほど。 なので野党の皆さんと国民の皆さんの関心の高い物価高対策、社会保障改革いったものについて幅広くまず協議を呼びかけて でその中でどのような合意の一致点を見い出すかというこの努力を積み重ねる中で結果として うん 信頼関係が構築されそしてこれだったらいけるねっていうところになれるかどうか やっぱりそこの順番っていうのはあると思います。 なるほど。 あの、ま、これに対してというわけではないんですけど、木さんと高さんはかなり連ついて踏み込んだ発言されてるなと僕は思ってるんです。元木さんはもう連やっぱりすべきだという風におっしゃってますが、これはあれですか、次の主半指名選挙までには枠組作りたいってことですか? あの、できればそうですけれど、なかなか難しいのは現実だと思います。 先ほどでですね、あの日本維新の会藤田 あの代表のですね、あありましたけどあれ だYouTube番組でですね、私とした 時に私が言ったことをですね、あのなんか どうも書いてる感じがするんですね。 あの、え、基本政策と言って並べてること大体そうなんですけれど、ま、そういった基本政策を一致するってことがあの極めて重要なんですけど、ま、これからすぐにじゃできるかっていうと相手があることであり、そしてこちらとしてはですね、お願いもしなくしちゃんないわけですから、しかし我が党して譲れない部分もある中でどう意点を見い出していくかっていうことで、まずはこの、え、物価大佐が始めですね、補正予算組んでからあ [音楽] 成立させていかなくちゃないとこれに間に合うかっていうとかなりそれ厳しい分もあるんじゃないかなとそんな風に思ってます。 高石さんはあのかなり踏み込んで次の主半使名選挙までに連立の枠に決めたいっていう風におっしゃってましたよね。ということはこのさっき出た 2 つの政党のうちどちらかあるいは両方もう具体的に構想あるんじゃないですか。例えばですね、 1つあげあげさせてください。 関西の出身の政治家でいらっしゃるやっぱり福都権構想っていうことを維新の会はやっぱり大阪自盤の政党として言っています。そのことも含めてお答えいただけますか? あの、ま、自民党の成長会にあのそういった地域分散型のですね、あの本部を作ったのは成長会長だった私でございます。あの、数年前のことでございます。え、ですから、あの、全く維新がおっしゃってる福都県構想と同じかどうか内容は分かりませんよ。はい。 で、あの、私は、あの、かなり踏み込んで申し上げましたのね。今物価高対策をもちろん急ぎますよ。で、今、あの、出た、あの、 2 つの党がおっしゃってる物価高対策、ま、ほぼ一緒です。あの、私たちが言ってることと。 で、ま、それはそうなんですけれども、今日本を取り巻くやっぱり厳しい国際情勢とかいろんなこと考えると強い政治、安定した政治、これがもう絶対に必要なんです。 で、スピーディに、え、本当に大事な課題を決めていける政治ってのが必要なんで、ま、次の主名選挙に間に合うかどうか、あの、分かりませんけれども、でも間に合わせることを目標に、ま、真摯に話し合いながら、あの、きっちりとした連立、ま、事項連立が基本でプラス、え、の連立政権作りたいなと私は思っております。 個人逆のお話だったかなと思んですよね。スピーディドが必要。小泉さんはやっぱりそういうチャンスが来ればぐらいのちょっと時間をゆっくりとして。 いや、あの高橋さんが言ってるところ全くその通りで今国際情勢など見れば強い政権枠組ができて安定者政治が行われないと国民生活に対しても課題をしっかりと解決策を提示できない なので連立が最も安定をする。 これ間違いないんです。ただこの連立に行くまでにはそれは我々と野党が向き合って本当にどこだったら一致できるのかっていう作業は簡単なことではない。 そのことはこれはもうみんなの共通意見だと思います。だけどやっぱりまず目の前で国民の皆さんからすれば連立がどうかっていうよりもぶ高対策とか必要なことをやってくれっていう思いがあると思うんですね。 そこに向けてのまず協議そこが私は大事なことだと思います。 はい。ま、なんかチームがまとまってる感じがしてきましたが、ま、最後に物価高対策について伺います。ま、経済対策として短期的なもの、そして長期的なもの、今まで皆さんも色々議論されてるんですが、ここでは当面の物価高対策についてお話を聞きたい。あの、ま、それぞれこう 1 番に取り組む、手をつけるものを教えてもらいたいんです。しかもそれはいつまでにやるのか。うん。 はさんいかがですか? 今年中にできるのは私は給付、それからガソリン税率です。 給付っていうのはこの2 万円のあの時ではなくて、 あの給付公約しましたので、 これは受け入れて皆さんが拍手で受け入れられたれたっていうもんじゃないですけれども、ま、これをベースにですね、え、例えば立憲さんも給付おっしゃってますんで、そういうところとお話をして、給付が 1 番早く届くっていうのは岸田内閣でもですね、年内に配れることができました。 減税は同時に決めても次の年の 6 月、もう半年さらに遅れますんで、今の物価高対策来年の 6 月にやってもですね、その時物価がどうなってるかということだと思いますので、ガソリン税率と給付この 2つだと思います。ま、2 つの話が出ました。高橋さん、どうですか? はい。ま、あの、私は臨時国会の間にできることはまずガソリンのお値段と経由のお値段を下げること。 ま、当面あの基金余ってますからあれを使って、ま、次はあの暫定税率の廃止、ま、これで危機金も積み増しとくってことですね。 で、ま、もう1 つはですね、あの、これもできると思うんですが、自治体向けの交付金、あの、これを出して、で、ま、これにちょっと水奨メニューをつけて、あの、中小企業で赤字で賃上げ税の恩恵を受けられないところに対して、ま、自治体から補助金出すっていう、ま、これあの、大分県だったり群馬県でやってることですけれども、こういう方法もあります。 で、ま、あの、基礎工除は今おっしゃった通り、来年 6 月まで、え、効果は出ないけれども働き会えは、え、すぐに、え、改善されると思れるとこですね。 はい。もちろんです。 元さん、あの、今高一さんが自治体向けの公付金っていうことをおっしゃいましたよね。 ま、ただ銘柄好きっていうことなんですけれども、木さんも自治体へのその負っていうことをおっしゃってたように思うんですが、それをですけど、今まででは一桁違うようなですね、え、数円体のものにして、え、自治体が各地自治事治体によって部価対策、え、生活が困ってる。 あの、事情が違いますから、ある程度自由 に使えると結果的公表しますけど、そう いった、ま、後付金を作るっていうことは 非常に効果的だなと思ってますし、あとの はガソリン、え、この暫定税率、え、それ からもう1つはですね、あの工程価格、 これを変えていくということ、これを物価 連動にしていくと介護資産とか保育資産、 また国、地方、これがですね、発注する いろんな事業あります。 建設だけじゃなくて運送もあれば印刷もあれば、え、こういったものを物価連動型にしてですね、きちんと引き上げることによって中小企業も収益が上がる、え、こういう状況を作ってく必要だと思います。 ま、固定価格についても皆さんあのおっしゃらない方も多分同じ思いでいらっしゃると思うんですが、小林さんどうですか? はい。 同じでガソリンと工程価格と重点支援地方交付金であります。 で、それに加えて私は、え、来年になりますけれども、この中間にフォーカスを当てた立税、つまりこの所得税額の一定割合をこう減額するというものを導入していきたいと思ってます。 それは中間層がとにかく働けば働くほど 収入が増えてその分減税の幅の恩恵が 大きくなるのでこの中間層があこ になることが次なる成長につがって税収が 増えて社会が安定していくとま、そういう 仕組みを導入していきたいと考えてます。 小泉さん、あの、ま、ガソリンについては 今もう予約始まってる。 で、あと、ま、例えばその他の方がおっしゃった給付であるとか、ま、これについても一番協議が始まってますし、だけど小泉さんなんかあまりはっきりとそのガソリン勢以外のことはあまりおっしゃってないような気もするんですけど、ま、法定価格については今さんが他の私の発言とかを見てくれてないと思い聞いてんですけどね。 あの、ガソリンとそれと所得税を基礎等を物価と賃金に合わせて調整をしていく。新たな仕組みを導入する。 はい。すいません。聞き方しました。 いやいや、それであの最後に肯定価格も、 え、公的支出もインフレ時代に合わせて見直しをしていく。で、こういったことの 3 つを言っています。ただ大事なことは我々参議院選挙で負けてしまって 当初を訴えていたは国民の皆さんから脳と言われたんですよね。 はい。 で、その中でやっぱり我々今自民党だけでは政策は決められない。この少数与党の環境で言えば優先すべきは国民の皆さんの声を形にすること。そして野党と合意をした。 ことをまず早く形にすること。それを 考えればやはりガソリンの暫定税率は廃止 することを合意してるんですから、これを まず誠実に協議をする。そして所得税の 見直しも、ま、た木さんも話をしてました けども、やはりインフレに対応する形で 見直しをしていく。こういったことを やはり誠実に向き合って、あか我々が、え 、新たなことを打ち出すというよりもまず 声を聞いて形にする。その1 つを動かしていくっていうことが大事だと思います。 はい。あの、皆さんのお話まだまだ聞きたいんですけども、かなり重なり合う部分が多いので、是非、あの、総裁の後を皆さんに連携していただきたいという風に思うんです。その代わり論を封印されてる部分もあるんじゃないか、小泉さん選択的夫婦別戦については 1 年前ここでもう結論出す時だったおっしゃった。しかし今回封印されてますよね。気持ちは分かるんです。 だけど信念っていうのはずれご自身で政権を取った時に いずれかの段階でそれを実現するというその覚悟を持ちですか? これはですね、あの私が昨年の総裁で訴えた後に自民党の中でも議論になりました。それで結論は出なかったんですね。で、野党の中でも 1 つになってまとまることはありませんでした。私の中では働く女性が改正に伴リスクや負担が大きいので選択的夫婦別性を認めて欲しい。 うん。そしてその人生の選択肢を拡大する ことっていう思いは変わりません。だけど もやっぱり家族感、夫婦の形、そして人生 感こういったものに関わるものは国民の皆 さんの中のコンセンサス、そして当内や 与党ここの理解を深めていくこと。そこは やはりこれからも努力をしなければなら ない状況の中で、今政治が物価かの問題と か優先順位をしっかり決める中で最終的に はやはり今の状況はなかなかこの自分が 自分がという局面ではなくて皆の声を しっかり聞いてコンセンサスを作っていく そのことが私は大事なことだと思ってい ます。はい。時間が来てしまいました。ま 、今日は夜の深い時間だったにも関わらず 今日は本当にありがとうございました。 ありがございました月4日、来月4 日に東海表が行われます。出てくれ。 [音楽] [拍手]

自民党総裁の椅子を目指す5人のレースがスタートしました。選挙で相次いで敗れ、石破総理大臣が退陣に追い込まれるなか、崖っぷちとも言える自民党が踏みとどまるためには何が必要なのか。5人の候補者に集まっていただき議論を進めていきます。

■なぜ自民党は“嫌われた”のか

《大越健介キャスター》
石破さんが1年で退陣ということになりました。逆に言うと、自民党はせっかく選んだ石破さんという総理の人材を1年で消費してしまったと言えるのかもしれません。

この自民党の連敗の原因というものを、石破さんだけのせいにしてはいけないんではないかというふうに思います。もっと根深い何かがあるのではないかということで、せっかく呼んでおいて、失敬千万な質問だなと思われるかもしれませんけれども、最初に伺いたいのはこちらです。

「自民党はなぜ有権者に嫌われたのか」

この質問をさせていただきます。届出順に発言をしていただきます。小林鷹之さんからお答え願います。

《元経済安保担当大臣 小林鷹之氏》
衆院選、参院選、続いて大敗しました。その原因としては、私は国民、有権者の皆さんの気持ちに自民党が応えることができなかったということに尽きると思ってます。もう少し分けて言うと、スピード感がなかった、発信力が足りなかった、そして時として政策がぶれてしまったということだと思っています。

スピードで言えば、例えばガソリンの暫定税率を廃止、与党としてやるということは決めていたけれども、通常の税制改正の年末のプロセスでやろうとしていたけれども、やはり国民の皆さん、もっと早くやってほしいということがあったと思います。

発信力については、他の新興政党の比較的若い党首の方が、政策の賛否は私いろいろあるんですけれども、分かりやすい言葉で熱量を込めて突き刺さるようなメッセージの発し方があったと思います。

ぶれるというところで言うと、やはり給付。最初「やらない」と言っていて「やる」というふうに言ったことや、高額療養費制度の見直しの話を含めて、そこは残念ながら二転三転してしまったというところで、そういう中で国民の信頼を得られなかったのではないかと。それが私の受け止めです。

《大越健介キャスター》
次に茂木敏充さん、同じ質問です。

《前幹事長 茂木敏充氏》
嫌われたというんだったら、ある意味、非常になんていうか、対応が分かるんでいいんですけど、静かに離れてしまったという感じが私はあるんじゃないかなと思ってまして、そのための対策のほうがかえって難しいんじゃないかなと、こんなふうに今考えているところであります。

それは一言で言いますと、今、物価高でみんな苦しんでる。こういう国民の生活の苦しさ、こういったことにしっかり目を向けてないんじゃないかと。こういう国民の思いに寄り添うことができずに的確な対策、思い切った結果を出すことができなかった。そういったことに尽きるんだと思います。
それを変えていかなくちゃいけない。発信力も含めてです。

《大越健介キャスター》
なぜ自民党は有権者から嫌われたのか。いや、静かに離れていったんだという答えもありました。林芳正さん。

《官房長官 林芳正氏》
私も今の茂木さんの言葉は刺さりました。
嫌いと好きっていうのは動くという心理学者の話がありましたけど、無関心、静かに無くなる方がよりちょっと怖いなという気がしました。

やはり原因はいろいろあると思いますけど、やっぱり一番大きいのは分かってもらえてない、通じてないということをよく聞きます。

我々いろいろ聞く努力もして、やってきたつもりですけれども、本音の部分で分かってもらってないなということ。ここが静かに離れていくと。
すごいひどいことをされたんなら、嫌うという言葉が合うんですけれども、そうじゃなくて分かってくれてないなと。もうこの人たち無理だなみたいな、そういう感覚で静かに離れていくと。

だからやっぱりもう少し聞く力を増やして、分かってるよと正確につかむ。それもリアルタイムで。こういう事をやっていく必要があるのかなと思ってます。

《大越健介キャスター》
率直なご意見がありましたが、高市早苗さんお願いします。

《前経済安保担当大臣 高市早苗氏》
私は去年の衆議院選挙、今年の参議院選挙、それまでの間、全国遊説を続けてきました。

直接聞いた声です。直接聞いた声で申し上げますと、1つはもうこれだけ生活が苦しいとか、中小企業が大変というのを本当に自民党は分かってるんかという声。それからもう1つは、自民党が何をやりたい党なのかよう分からんようなってきたという声。3つ目が一番ショックやったんですが、自民党の政策には夢がないって言われたんです。

やっぱり、自民党立党の精神というのは、「政治は国民のもの」で始まります。70年も前のものですけれども、自民党っていうのは常に進歩を求める保守政党であるというこの立ち位置、原点があったわけですよ。自民党がどういう政党かわからんと言われたら、その辺の背骨の部分が皆さんに見えなくなった。

静かに離れていったというよりは、私は急激に離れたと。そして「自民党だけは要らんわ」という声までかけられました。

《大越健介キャスター》
小泉進次郎さん、同じ質問です。

《農水大臣 小泉進次郎氏》
嫌われたのかということでいうと、私はすごく思い返すのは、初当選をした2009年ですね。民主党政権が生まれた時は、街頭に立っていても自民党への嫌悪感は今よりもはっきりしてたと思いますね。
一回自民党以外の政権を見たい。あの鳩山さんのマニフェストが本当に飛ぶように街頭で、野党の当時民主党の方の手元からはけていった。そして自民党は一回退けと。

今回はさまざまな国民の皆さんの不安が、いろんな形で離れていった。そしてもう自民党からは呆れられてしまった。
だから私は一番今思ってることは、我々が十分に向き合えてこなかった不安にしっかりと向き合うことから始めなければいけない。

物価高で苦しいという不安。そして外国人の方が増えて、治安は大丈夫なんだろうかという不安。そして老後の年金や医療や介護、本当にこれから持続可能なんだろうか。こういったところに1つ1つ向き合って、我々だけじゃなくて、野党も一緒になって解決策を共に見出だしていく。このためには自民党が1つにならなきゃいけない。そのための総裁選だと思います。

《大越健介キャスター》
今、なかなか向き合うことができなかった、分かり合えなかった、分かってもらえなかったと、いろんな反省の言葉が出ましたけど。じゃあということで「解党的出直し」という言葉が出てきてますよね。
長いこと私、記者やってて随分何度も聞いたんですよ、茂木さんこれ。「解党的出直し」ってまた同じ言葉でしかないのか、それとも今の皆さんの率直な感情を聞くと、これは相当な危機じゃないですか。「解党的出直し」って、今における意味って何だと思いますか。

《前幹事長 茂木敏充氏》
今まで「解党的出直し」、確かに何度も、私も33年国会議員やってますから、使ってきたと思いますけど、もっと崖っぷちなんだと思います。衆議院、参議院ともに与党で過半数を割る。会社で言うと、老舗の大企業が急速に業績が悪化して、倒産寸前の危機と、こういう状態ですから全く変えていかなければいけない。この危機感というのは、今まで「解党的出直し」を使った時よりも大きいんじゃないかなと、そんなふうに思います。

《大越健介キャスター》
小林さん、当選回数でいうと一番若くていらっしゃる。実際、これまでの発言の中で、今もなお自民党の古い姿が見え隠れするという発言をされました。今度の総裁選を通じての言葉かなと思ったんですけれども、具体的にどの、あるいはどなたのどういう行為が、どのグループの行為がそういうふうに映ったんですか。

《元経済安保担当大臣 小林鷹之氏》
具体的にどうこうというものではないですけれども。そういう出馬会見のときの言葉なんですよね。
私は今の自民党、その時「崖っぷち」という言葉も使いましたし、もしかすると今回の総裁選が自民党として最後の総裁選になるかもしれないという危機感を持って今回出ています。

古い自民党というのは、私はこれは裏返して言うと、今回の総裁選に対する期待を込めて申し上げているんですけれども、これだけの厳しい状況ですから、党内の理屈、党内力学で総裁選をやるんじゃなくて、一人一人の国会議員が自らの信念に基づいて、この日本のために本当に何が必要なのかということを真摯に自分自身と向き合って、行動していく。そういう総裁選になっていただきたいという思いを込めて発言させていただきました。

《大越健介キャスター》
事前の会見と、実際きのう告示がありましたけれども、小林さんが見て、そういう新しい総裁選びの形になってますか。

《元経済安保担当大臣 小林鷹之氏》
それはこれからあと11日間ありますから、その中で私自身見ていきたいと思いますし、同僚にそういう行動を期待したいと思ってます。

《大越健介キャスター》
林さん、皆さんからいろんな意見あって、失敗の本質みたいな話って皆さんかなり感じておられる。離れていったとか、夢がないと言われたとか、落胆した感じっていうのはかなり本質的な部分だと思うんですよね。それを取り返すのは相当難しいと思うんです。総裁になったらまず、どういうとこから着手しますか。

《官房長官 林芳正氏》
私、まだ議員じゃありませんでしたが、平成元年の参議院選、初めて青年部員として街頭に立って、ポスター破られたことがありました。2009年も、野党に転落したときも同じようなことがありました。

その時々で聞く、何が悪かったのか、我々だけで考えるっていうのも大事ですが、やっぱり選んでくださる人に、会社であればカスタマーというか、お客さんに聞くと。何が分かってなかったと思うか。何が疎外感を感じたか。これが一番大事なことで、野党に落ちた時も谷垣総裁でしたけれど、生声プロジェクトからやろうじゃないかと。

「原点回帰」と書きましたけど、最初に議員になるときに何をやったかって思い出すと、自分の政策を聞いてくれという発信をなんとかできないか、そして皆さんからいろんなご要望を聞く。そんなに魔法みたいなことはないんで、もう一度原点に入って、もしずれてた所があれば、このズレをどれだけ直せるか、これをみんなで徹底的にやるということだと思います。

《大越健介キャスター》
小泉さん、「原点回帰」って言葉ありましたけれども、野党時代、当選したてのときも野党だったわけですね。そのときの姿勢と、なんで与党になったらそこから離れちゃったんだろう。どう思いますか。

《農水大臣 小泉進次郎氏》
野党時代は本当に数も少ないということもあって、期数関係なく、年齢関係なく、みんなが必死だったんですよね。党内の争いにエネルギーを使う暇はないほど、皆がひたむきにもう一回国民の皆さんの信頼を勝ち得ようというふうに向かってました。あの時その空気を党内で醸成した、本当に偉大な貢献をされたのが、当時の谷垣総裁だったんですよね。

谷垣総裁は自分の主張を抑えてでも党内融和をまずやる。その姿を見ていて、やはりリーダーも我慢をしてる。だからみんなも「俺が俺が」じゃなくて1つになって、利害を超えて、世代を超えて、自民党1つになって強大な与党に立ち向かおうと。
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