テレビドラマ主題歌No.3 ”銭形平次” 舟木一夫
男子だったら1つにかける かけても釣れた 誰が呼んだか誰が呼んだかゼイジ 花の江戸は800野長 今日も決めての今日も決めての銭が飛 や望な術手は見せたくないが 見せて聞きたいこともある。 悪い奴らにゃ悪い奴らにゃ先手を取るが 恋の色はつかぬ 飛んだことさと飛んだことさと苦わら 道は時には曲がりもするが 曲げちゃならない人の道 どこへ行くのかどこへ行くのか銭型平ジ なんだかんだの妙人 で 胸にしやの胸にしやの月をいる。
「銭形平次」主題歌の音楽的魅力
さて、いよいよテレビドラマ主題歌、第3弾です。
時代劇の名作「銭形平次」の主題歌について、この主題歌の魅力を私なりに探ってみました。
この楽曲の素晴らしさは、何と言ってもその絶妙な楽器の組み合わせにあるんですね。
まず耳に飛び込んでくるのが、あの重厚で粋なクラリネットの音色です。ただし、これは普通のクラリネットではありません。バスクラリネットという、一段と低音で味わい深い響きを持つ楽器が使われているんです。
このバスクラリネットが奏でるファンキーな音色、低音でファンキーながらも、人生の”光と影”を見つめてる。
そして、もう一つの主役である三味線が織りなす世界観、これこそが主題歌の真骨頂と言えるでしょう。三味線の軽快でリズミカルな音は、まさに平次が銭を投げるあの痛快なシーンを彷彿とさせます。跳ねるような音色が、江戸の町を駆け回る平次の身軽さや機敏さを見事に表現しているんですね。これは日本の伝統芸能、浪曲や浪花節の心を受け継いだ、まさに日本の物語音楽の粋と言えるでしょう。
そして注目していただきたいのが、この西洋楽器と和楽器の絶妙なハーモニーです。バスクラリネットの低音が醸し出す男性的で渋い魅力と、三味線の軽やかで粋な響きが合わさることで、独特の「和ジャズ風」な雰囲気が生まれています。
この音楽的なアレンジこそが、単なる時代劇のBGMを超えた、躍動感と深みを兼ね備えた名曲へと押し上げているのです。江戸の町の情緒と現代的なセンスが見事に融合した、まさに時代を超えた音楽の傑作と言えるのではないでしょうか。
長年にわたってドラマが愛され続けている理由の一つが、間違いなくこの印象深い主題歌にあることは、疑いようがありませんね。
