広瀬すず×吉田羊、映画『遠い山なみの光』で同じ主人公を演じたふたりの女優にインタビュー
この作品の中には説得力のある親子像が 色々な形で描かれていると思います。 例えばさ子の娘のマリ子は子供ですが、 彼女の人生はすでに始まっていて、自分の 石も感情もあります。1人の人間として そこにいる母と娘である以上に人間と人間 でもある。イギリスで生まれたに気には また違う派の関係があります。しかも年月 が流れても親子は親子ですが、人間は年齢 と共に記憶は増えていくけれど、記憶は どんどん描かし、感じ方や感性も変わって きたりもする。そういうぞわするような 親子関係が興味深いと思いました。本作は 女性参加でもあると感じました。子とさ子 が出かける長崎の稲山、稲山のシーンは 象徴的ですが、女性の連帯に関して意識し ましたか?この物語に出てくる女性たちを 考えた時に女性って強いなって筋かに思い ました。女性同士で一緒にいると似てき たりすることありますよね。お互いにない ものを自分のものにもしようとする意欲的 な部分が女性にはあるような気がします。 それで自分たち同士では全く違うと思って いる。 そういう激しいというか瞬発的な心の動き は男性にはないように思います。だから こそエツ子とさち子のような関係が成立 する。そうした女性同士の関係が希望に つがっているのがこの作品の素晴らしい ところだと思います。今作は被爆地である 長崎の女性の生き辛さも描かれていますが 、今を生きる女性の生き辛さに通じるもの はあると思いますか?あの時代を生きた人 たちは被爆経験者という細い意図で繋がっ ているように思いました。言葉にしなくて も共鳴し合える。現代の女性もそれぞれ 悩みはもちろんあると思いますけど、そう いった繋がっている感じはあまりしません ね。検索者のか石黒さんとはどのような話 をしましたか?か夫さんとはカヌで初めて お会いしました。お人柄は日本人らしい子 風な姿も買間見えましたし、大作家という 言葉から想像していたよりずっと チャーミングでした。この映画に対して すごく愛情を持ってくださっているのが 伝わってきて嬉しかったです。石川監督と 一緒に取材を受けている時の言葉を聞いて いると、石川監督への信頼の
広瀬すず×吉田羊、映画『遠い山なみの光』で同じ主人公を演じたふたりの女優にインタビュー