【FOMC利下げか 日米株の勝機】日経平均の急騰理由/円高が進まない理由/米国株は割高か<田中 純平 × 田中 泰輔>|Pictet Market Flash 2025.9.16

ビクテマーケットフラッシュご視聴皆さんこんにちは。ビクテジャパンの田中純じ平です。本日も田中大さんとの対談になります。え、それで大輔さん本日もよろしくお願いします。 よろしくお願いします。 え、日経平均ですけれども、ま、想定以上に強いなという風に思うんですけども、これザラバで本日は 4万5000 をつけたということなんですが、え、大率直にどうお考えになってますか? うん。日経平均長らく 3万8000、4 万円をコアレンジにしてで、時々何かショックがあると うん。 ものすごいフラッシュクラッシュを起こして下抜ける。 で、もうすぐ戻ってきて、で、また揉むか なと思ってたら8月から9月にかけて 4万円超えてこの4万5000円に見立っ てると、ま、ある意味サプライズに近かっ たんですね。ただそこの背景って見ていく とやっぱり外国人が性持って買ってくる。 日本の個人なんかはそれに対して 振り向かってるわけですよね。 ですから、ま、方向性持ったトレーって言うと、やっぱり外国人主導ってことなんですが、いくつかのいい条件が重なってるとは思ってるんです。で、これ 1 つはやっぱりアメリカが高いからっていうことがありますよね。 アメリカに日本株ってのは連動しやすい。 それからそのアメリカ株の上昇の背景に 利下撃体、FRBの利下げ体があります けども、本来それって円高要因で円高分は 日本株抑えられるんじゃないのって思って たところがこのところ金利に対するドル円 の観能度が落ちていてさほど円高にはなら ない。多少円高になっても、ま、ほとんど 140円台後半ぐらいにとまってるので、 株にとっての邪魔にならない。そうすると 、ま、買わせ大丈夫。アメリカすごく支援 的でプラスもう1つ私の目にあるのは今年 の13月ずっとアメリカ株がなんか おかしいぞおかしいぞって言ってる時に ドイツ株欧州株が上がっててで割高の アメリカ株怖いから欧州への分散して るっていう話がこう出てましたよね。で、 日本株の分散って2023年にすごかった けど、24年になったら外国人がすーっと 引いてって、引いてったらもう日本株動か ない。トレンド持ったトレンドにならな いっていう、こういう状況になったのが ジグ繰りで欧州株上がらなくなってで、 日本株に戻ってきてる面がある。ま、こう いうことが相まってどんどんどんどん日本 株が上抜けてったっていうところがあると 思うんです。で、やっぱり3万8000、 4万円っていうレンジが硬かった分だけ これ上抜けてきたら最初はテクニカルに 突き抜けた。突き抜けた後もアメリカで 反動体が強いだの、AIが強いだのって 言ってたらその関連株が上がってくって いうところがあって、それが根がで日本 日経平均を持ち上げてく。ま、これを 繰り返してきたっていうことだと思うん です。あと、ま、ラッキーな巡り合わせと しては9月に入って8月後半出れてたAI 株がもう1回そこで持ち直してくる。この タイミングとあとあの自民党総裁戦、あ、 高一ソレドとか言いましたけれども、まあ 高一トレドっていうほどトレードじゃ なくって、おそらくはショートしてた人 たちが巻き戻すとか、あるいは、ま、その 言葉だけに反応するAIトレードとか、ま 、そういったものが一気に最初は出て 持ち上げた。持ち上げてすぐ落ち着く かなっていう風に見てたところがアメリカ 株がちょうどAIの持ち直しで持ち上がっ てくるので日本の関連株が上がっていく ですから、ま、そういうので上がっては いるんですけど、私自身は元々割だって 言ってた日本株が一部の関連、AI関連 銘柄なんかで 1段2段って持ち上がってて、で、持続性 があるのかなってことについてはちょ クエスチョンマークもつけてるんです。基長感として悪いとは思ってないんですけれども、ただ短期的にはここで上がった分の反落が来ると割と 12 週間ぐらいの短い波紋のような相場のリズムがまあ 1ヶ月2 ヶ月できてしまうかもしれないなぐらいのそういう上がり方だという認識で見てはいます。 え、そうなりますと自民党総裁のこの結果に関わらず株高を想定していらっしゃるとそういう理解でよろしいでしょうか? うん。基長官としては前向きに見てるんですけれどもこれは自民党総裁運日本国内政策が同行というよりもやっぱり圧倒的にアメリカの影響の方が大きいとは思ってるんです。ですから、ま、先ほどの高一トレードって言って高一首相誕生したらリフレ政策だ。 ま、安ベノミクスの化粧だってこういう風 な声が出がちなんですけれども、ただこう いう政策を強力に押し進めてくためには 東内基盤も協力でなければならない。 さらに 官僚であるとか国民であるとかみんなが 一眼となって進むっていう安倍政権第2期 みたいな空気感ですね。ああいうものが 果たしてあるのかって言うと、今の自民党 にはちょっと難しいんだろうって思うん ですよね。やっぱり政策決定考えなきゃ いけないんで、日本のマクロ環境が変わる ほどの政策を例え高一首相であったとして もなかなかそれを実現するのは難しい かっていう風には思ってはいるんです。 じゃあ日本株悲観的なのかダメなのかって いうとそうではなくってアメリカ株自体が しっかりしていればそれから円高が ほどほどであればまそこそこはいける。 あとは外国人がどこまで日本株に関心持って買い続けるのかどうかっていうそこにかかってくるっていうこんな感じだと思うんですよね。 そのドル円につきましても今 147 円ギリギリのとこだと思うんですけれども、あのなぜですね、え、思ったほどあるいは市場関係者が想定していたほど円高になっていないんでしょうか? うん。これやっぱり2022年アメリカが どんどんどんどん利上げをする時に やっぱり金利相場だ。で、こう世界的に 見渡した時に最後まで金利が1番上がら ない円を売るっていういわゆる円キャリー トレードがもう1台ブームでしたよね。 もう全員が金利見てる。日々の動きまで 金利見て。で、しかもそれ日本の金利が 起こからアメリカの金利見て動いて るっていうこれを繰り返してましたよね。 ですからああいう風にみんながこうその 金利を向かって動いてる時は自己実現相場 で要はみんながそれで動くからその通りに なってます。金利が動くとみんなも動く から相場もほぼ金利の通り動いてますって いう展開ですよね。ま、よく申し上げてる のは、例えば10年金利とドル円そばが 連動してるって言った時に10年金利に まつわる例えば10年国際のお金の流れが ドル円相場に支配的な力を持ってんの かっていうとそうじゃないですよね。これ は10年金利をみんなが見てるからそれで 動いてるって部分が大きい。で、最近なん ですけれども、やっぱり金利の方向性に ついてグダグダグダグダしていて、全員が 金利で登期をしようっていうほど動いて ない。ま、してや日本の円の登期的 ポジションに関して言うと、外国人が一頃 ちょっと円打高になるんじゃないかって 言って相当な縁ロングを持っていて、まだ その名残りが残ってるんですよね。そう するとお多少米金利が下がるからって言っ てさらに沿外行こって言っても以前ほど 一気にみんなでそっちに走ってくってこと はない ですから少し前にアメリカの金利が下がる ぞとか日銀が利上げするぞっていう時に ものすごい円高が来た。なんでかって言っ たらマーケットが炎ショートだった。 つまり円売りポジション持ってて、で、 そういうニュースに対してものすごく敏感 だったので、そのニュースが出た瞬間に わっと巻き戻しが起こるから、まず初期 反応として一気に円高が行く。で、大変な ことになったって言って、それに便乗する 人が出てくるともっと行く。でも現状は 当期の人たちもやエロングにまだ残ってん ので、そうすると 追加でエンロングっていう人たちも相対的 には少ない。近隣に対しての観能度も当期 筋全般で鈍ってる。みんな1枚で進むって いう肝心ではなくなってるっていう。これ が今の相場の公着にもつがってる。 もちろん日本の貿易中止形状収支の中身が 円安的だっていうところもそういうとこで は聞いてきますよね。ま、本来それがあっ てもゆったりとしか変化しない部分なので 当期筋がわーっとこっちに動き、こっちに 動きってやってる時はそっちの方が短期 相場の中ではかに重な要因なんですけれど も短期筋が色々こうごちゃごちゃ ごちゃごちゃ作綜るで、え、全体として 見ると受給は少し円安に傾いてる、ま、 こういうことがあって認識であります。 あの、自民党総裁次第ではあると思うんですけども、もう 1 つは実は日本の財政、ここに対する警戒感があって、だからこそ円安するがかかってるんじゃないか、ま、そういった見方もあろうかと思うんですが、その点はいかがでしょうか? これ、あの、財政の問題ってほぼ主要国みんなにかかってる状況なので、決して日本だけっていう話でもないと思うんです。 で、もちろんその国産に対するインパクト 次第でこれって通貨られるよねっていう ことも場面場面では起こる。あるいはそう いう風に見える場面もあるんですね。 アメリカがいい例ですけれどもトランプ 減税がとか言ってで長期金利が上がってき た。これも財政の懸念だからって言って なんか国際もう2度と変われないんじゃ ないかみたいなニュースになったりする わけですよね。だけれどもなんか利下げ って言って景気悪そうって言ったら あっさり戻ってきてますよね。ですから 再建の人たちもや及びになっていて、そう いうニュースのヘッドラインのところに ものすごく反応するっていうところがあり ますので、私自身はほどに金利が上がって アメリカの金利も下がっていう環境になっ てきた時には長期それなりに魅力的だって 買う人たちがいてもおかしくないレベルに なってるというこういう認識ではいます。 うん。 ただ今30 年祭利回りですね。これ見るとやっぱ下がってきてないわけですよね。なので超長期で見るとやっぱりその財政負っていうのはある程度折り込まれてるのかなという風にも思うんですがいかがでしょうか? 不安という点では折り込まれてるっていう方でいいと思うんですけれども建市場ってうん。 ある意味でものすごい少ない参加者の叩き合いみたいな相場なんですよね。 はい。 ですから、ま、ある種の喜び意識もあって、今って財政不安だよね。 怖いよねって言って金利が上がってくると値下がりする。根下がりしてる間は買えない。 うん。 でも落ち着くんだったらこの金利ま買ってもいいかなって思ってても下がってる間は買えないっていう。これが数少ない投資かプレイヤーの間で共有されやすいっていうところがあって、これがちょっとや極端な反応になってるんじゃないかなと思います。アメリカですともうちょっとやっぱり厚みがありますよね。 投資化が関わってるので、その場面場面では不安になっても落ち着いてみれば、あ、結構ニーズあって買うんだとかってのが見えてきますよね。これが日本の場合ではなくってどこでみんなの気持ち切り替わるんだろうってことをちょっとこう忍耐強く見てなきゃいけないところがあるっていうことだとは思ってます。 うん。ま、それではですね、アメリカ、え、こちらについてお伺いしたいと思うんですけども、ま、先ほど日本株を、ま、結局は米国株だ、え、アメリカが上昇すれば日本株は上がるんだ。 ま、そういった見通しを持っていらっしゃったと思いますけれども、なぜアメリカがここから上がるのか、え、それについてお聞かせいただきましょう。 これ1 つはマクロ環境で今になってるのは雇用が悪化して景気が悪化するんじゃないか。それから利下げが進むんじゃないか。で、その間に完税インフレがあるからこれどうすんのっていう話なんですね。 で、完全インフレについては現時点では 一下性かもしれないていう思いの中で雇用 が悪化するんだったら利下げをするって いうこのバランス感覚だと思うんです。と いうことは今後経済仕様がさほど悪化し ないじゃない。雇用が悪化しないんじゃな いって言ったら利下げ投資はその分は遠く グロース株なんかはそこに反応するかも しれませんけど景気そのものが大丈夫って 言った場合に株がそれほどひどく売られ るってことにもなりにくい。じゃあ雇用が ダメだ。景気ダめだて言った場合、いや、 やっぱり年内3回利下げするよとだ。で、 来年も3回4回ってやるんじゃないのって こうなってくると今度は金利に敏感な グロースとか金融とか住宅とかいろんな ものが反応してくる可能性が出てきますよ ね。ということは景気が同向だっていう ことでね、グらつく部分があったとしても 多少時間差があって株が支えられるのか、 割と初期から底が高くいけんのかっていう のがマクロ環境だとは思うんです。です からその点で、え、現時点で目先すぐに 悲観的になるということもないし、警戒的 になることもさほどない。で、リスクが あるとすれば これまでと同じでAIが先行して行き過ぎ たら8月後半起こったみたいに自立的に 上がりすぎた株が落ちる。ま、一部の銘柄 が花形みたいに上がってったけど、何の きっかけかわかんないぐらいで25%用 落ちるみたいなことがありましたけど、 ああいうことがやっぱり割には起こって しまうですから、先ほどの雇用と利下げと どっちなのみたいなことでグダグダやっ てる時でも、いや、FRB来年の利下げ そんなに行かないよとか言い出した時に今 はこの株が不安定になる、その次はこっち が不安定になるみたいなことが、ま、絶え ず起こりやすいっていうそこはもう留意し とかなきゃいけないんです。でもそういう ので下がったけれども結局は景気が支える のかあるいはより望ましくは金利が下がっ て株を支えるのかっていう見通しが定量に あればマクロ環境から株が崩れるという ことにはなりにくい。え、もう1つはです ね、ここ1ヶ月、2ヶ月なんですけれども 、相場の要素が随分変わってきて、以前は NVDが強くって、で、その他のAI株が みんな頑 が先人切って、みんながそれにこう くっついてて、次はソフトウェアじゃない の、次は電力じゃないのってなことをやっ てきたわけですよね。で、これがここ1 ヶ月、2ヶ月振り返ってみると、もう 日替わりでこの株が上がった。で、これは 例えばNVIAだとすると、その時にその 他の内省型AIチップを作ってるメーカー は上がってこない。で、このNVが慣れて きたらこっちが上がる。で、このAI チップ全体で見るとこれが上がってる時に 一般反動体とか一般テック上がってこない けれどもこれが降りてきたらこっちが 上がる。 テック全体で見るとテックがこう上がってくるとケーキ valリュー株が沈んでてでこれが降りてくるとこっちが上がるってこれをものすごい小刻みに うん。 マーケットの中で起こってるんですね。で、これよく取れば相場が高くなりすぎるとその自然と覚落の圧力って出てくる。そのさっきの自立調整ですね。だからそういう自立調整が溜まりにくい。 そういう圧力が出てくるとあちこちで 小刻みにガス抜きが行われてるっていう こういう捉え方が1つできますからもう1 つ警戒的なのはなんでそんなことが起こっ てるかって言うとやっぱり高くなってる株 に対して警戒感が強いので1つの銘柄1つ の業種に片入れしてずっと腰えてるのが みんなしにくくなってる。だからその分 だけものすごく小刻みに動くからそれだけ ベースが神経質なんだっていう捉え方も できる。で、どっちなのっていうよりも これ両面見なきゃいけない話なので相場と してはまだまだ持続性があるけれども盤面 場面で上がりすぎたものについては個別に 警戒しなきゃいけない。このことがずっと 8月から9月につっかけて続いて るってことだと思うんです。ですからこう いう時って個別銘柄、個別業種っていう よりは場合によったらインデックスの方が いいのかもしれないっていうことですよね 。分散してるので分散効果で例えばあ、 AI代表的な銘柄がもうグダグダグダグダ しながらも、ま、それでも上を突っかけ てるぐらいの時に一方ではダウが新高値 更新、SP500新高値更新って言って なんか亀の歩みのような感じだけども じリじリじリ高くなってで振り返ってみる と意外とすごい上がってるじゃねいって ことにもなってますよね。からこういう その地道に指数で安定的な相場を取って くっていうのも1つの視点。それからま、 ダイナミックに動いてるんだから下がった ものが下がりっぱなしじゃないんだって いう銘柄に関して言うとそれを押し目で 拾って上がるところを取ってけばその都度 その都度ダイナミックに相場もされる こんな感じだと思ってます。先ほど インデックスのお話がありましたけれども 、今SP500の市場予想PER株価収益 率ですね。え、こっから12ヶ月先で見 ますと22.6倍ということでかなり割が 高まってると思うんですけれども、ま、 こっからFRBが作業をしていきますと いうことになりますと、ま、これ株高を 想定するということであればさらに バリエーションが切り上がる。ま、そう いったですね、シナリオを想定せるは得 ないと思うんですけども、まだ上がるん でしょうか?うん。これ先ほど申し上げた 自立調整も含めててことなんですけどもね 。個別銘柄でガス抜きしてるから大丈夫。 そってのは比較的1ヶ月2ヶ月の話でこれ が3ヶ月6ヶ月って話になったら株式相場 全体の中で調整があってもおかしくないっ ていう見方はやっぱりしとかなきゃいけ ないんだと思ってるんですね。うん。です から、ま、割高な株だけれども、中身を 見るとAIのような超グロース株に関して はそれなりにPRが高くってそれが株価を 牽引れば全体のSP500のPRも高くな るってことも起こり得る。だからそれ以外 の株とAIみたいな超グロースっていうの は分けて考えなきゃいけないっていう ところもあると思うんですね。で、最近 キルしてんのはそうやってAIが行く中で AIがリバランスだ、ローテーションだ つってグダつついてる時にその他の銘柄も 上がってきてるっていうことによって全体 の底分けがなされてるのでそのことに 対するリスクということは頭に入れとか なきゃいけない。つまり相場がある程度 煮詰まってる中で次の居酒で次の金融相場 が来るんじゃないって話になるともっと こっから上がるんだっていう講議論になっ てくる。ま、これまさにその質問された 通りのことが起こるわけですから。です からそういう反落があったでそれをどう 捉えるかあのバブルみたいな展開になって 落ちて落ちたことによって立ち直りが効か ないほどダメージを受けたポジションが マーケットに残ってますって話になると その後グダグダしますよね。だから落ち 始めた時にこれ直前になった時の ポジション状況を見てどのぐらい落ちるん だろう。 で、これがここまで落ちた時にどのぐらいの人がダメージるんだろう。こういう目線っていうのにさっと切り替えるってことが必要なところが半年とかっていう機会になってくると出てくる可能性があるという風には思ってます。 そうなりますとます今度の FOMCですね。 え、これ注目になってくれるかと思うんですが、ま、本日の収録日が 9月16日の火曜日ということで、え、 FMC 前の段階ではあるんですけれども、ま、どういったですね、え、結果を想定されていらっしゃいますでしょうか? うん。これマーケットはもうすでに 0.25%の利下げを9 月には折り込んでるということですよね。で、一部には 0.5%という声もある。 で、ここは今アメリカが置かれてる バランス感覚ってのをこう考えると 頷付けるところは1つは雇用に限りが見 られるっていうことですよね。で、景気 そのものはまだほどほどそこがいけども 限りがあるから先定を打った方がいいかも しれない。それからインフレに関しては 完全インフレは一かもしれなこういう思い もあるですから、ま、後手に回らないよう にここで利下げをするという時に マーケットが折り込んでる0.25%で あればちょっとマーケットがっかりする とこもあるかもしれない。そうすると10 月、12月も状況次第で利下げはあり るっていう含みをちょっとこうニュアンス として伝える。一方で0.5%やった場合 、トランプ政権の方は少しちょっとこう胸 を撫で下ろすかもしれませんけれども、 FRBの立場として言うとやっぱりデータ 次第だって言わざる得ないんですよね。 ですからその10月12月にやるかどうか はデータ次第だっていうことを強調して何 も決まってないっていうニュアンスで行っ てバランスを取るっていうそんなとこに 着地するのかなとは思うんです。で、実際 に今後ですけれども、雇用の限りがどの ぐらいなのか、ま、これが、ま、最優先 事項で、で、インフレに関しては実際 上がってきたけれども、一かもしれないと いう目線で見ながら、ま、必要があれば 利下げをする。で、これはあの、現状の 4.25、4.5っていう政策金利が中立 金利3%から見たら明らかに引き締めすぎ であるっていう立場でもあるので、そう するとその分はある程度下げて様子を見て くっていう流れでいいだろうってことだと 思です。で、マーケットは2026年も3 回の利下げで合計6回の利下げを折り込ん でるってことですけれども、ここに至る まで債権金利市場の人たちはやたらと 利下げを折り込むっていうところがあり ますよね。結構利下げするんだって言うと もうすぐに6回やるで3%の中立金利 ぐらいまで行くみたいな見通しを出す。え 、FRBは現時点においてはそこまでの 利下げを口にすることはないはずなので ドチャート等ではより控えめに従来から 言ってる年来2回が、ま、維持されそうだ 。来年に関しても、ま、2回ぐらいって いうことで出してくる可能性が高いんじゃ ないかと思ってるんですね。ま、そこの間 でずれがあるからっていうことで マーケットがまたわさわさとこう気持ちが 揺いだりみたいなことはあるかもしれない けれども現実に年内の3回もそれから来年 の3回もデータ次第であるってことは確か で依前として不確実性がある。でも雇用が 限ってくるんだったら政権の圧力も含めて ですね、国としての政策という立場からも 利下げはある程度進んでもおかしくない。 でも6回っていうのは、ま、よくありがち な市場が先じて ここまでをちょっと煽ったように折り込ん でる部分があるので、ま、あの、それを 間にけるというよりはそれもあるかもね ぐらいの感じで見ておくのが妥当なん だろうという風には思ってます。 え、それでは最後ですね、え、次回のピクテマーケットフラッシュの収録日でありますの、ま、上旬ぐらい、え、ここにかけての投資行動、え、どうしたらいいのか、え、メッセージをお願いします。 私自身は短期投資枠としてやってる部分に 関して言うと トランプ完税職があった4月の下旬から 恐ろそろ入ってきて5月6月取って実は7 月も相場上がりましたけどここは サマラリア終わるかもしれないっていう ことで様子みにしたんですね。で、8月に 入って相場をまた取り始めた。だけれども 、先ほど申し上げたもういろんな銘柄が 入れ替わって日がれでこう動いていく中で AIのトップ銘柄ストーンと落ちるような 場面もありました。ですから8月の最初に 入って中旬には一旦撤退してる。で、その 後は下がった銘柄をどれが買えるんだろ うってことでやってきて、ま、これ本当に 忍耐強くやってそこ抜けるかもしれないっ て日足になりしながら拾っていって9月の 頭でこれが持ち直したからここで利益確定 して今ポジションが軽いっていう状況に あるんです。で、9月って元々季節的にれ るっていう認識もありますよね。だから 足元でアメリカ株高い、日本株高いって 言っても私はこれは一応12、2週間の 波動の中で捉えるべきだという認識でいて 、この後9月の後半には落ちる場面もある だろうということで、そこでどういう拾い 方をするかってことをまず考えてで、10 月まで大引くような展開ってことも あり得るので、そうするともう1ラウンド 短期投資箱でやるかどうかでさらに言うと 利下げの後に11月に向けて季節的にも 上がりやすいという展開に引っ張てけるの かどうか。ま、ここを見てく展開になるの で一応買い目線なんだけども買う時には この銘柄だったら短期波動なのかもう ちょっと引っ張れるのかってことを考えて これが銘柄別ではなくて指数で見た場合に はもうちょっと安定的に捉えられるかも しれない。下値上値を安定的に切り上げ ながら追意してくっていうここ1ヶ月 ぐらいの展開がまだ続くのかもしれない。 こういう目線もあるので、ここをこう見比べながら微妙なところを取ってより長い相場に持ってければいいなっていう、こういうスタンスですね。 本日も貴重なお話ありがとうございました。 ありがとうございました。 え、本日のピクテマーケットフラッシュいかがでしたでしょうか?本日の対談内容ですけれども、日経平均の株高の背景と、え、それから米国株のですね、見通しについて、え、対談させていただきました。 で、ここからのポイントですけれども、 やはりFOMCここでどういったですね、 メッセージが発生られるかというとこが 焦点になってくるかと思います。え、本日 の収録日が9月の16日となっております けれども、ま、やはりですね、この利下げ というものがある程度想定されていると いう中で、え、市場はですね、来年の12 月までに計6回のですね、利下げを 折り込んでるということで、このですね、 折り込み状況と実際FMCが出してくる ドッチャートですね、え、こことの帰り、 これが埋まってくるかどうかというのが おそらくショートになってくるかと思い ます。え、ここにですね、あまりにも帰り が生じてるということになりますと、 おそらくFOMCの結果次第では米国株式 基ですね、え、一旦挑戦する局面も想定さ れるかなという風に思うんですが、え、 そうは言ってもですね、やはり労働市場が 原則傾向にあるということなので、ここ からですね、ま、徐々にFREはデータ 次第ではあったとしてもですね、え、 利下げを進めてくる。え、そうなれば米国 株式市象のバリエーションもですね、 切り上がってくる、ま、可能性があると いうことなので、ま、このFOMCを きっかけにですね、え、下がる場面があっ た場合はですね、え、そこは押しめ買いの チャンスではないかという風に、え、捉え ております。次回のピークテマーケット フラッシュは10月の上旬を予定しており ます。え、そのタイミングでは、え、 おそらく、え、自民党総裁戦の結果もです ね、分かっているという風に思いますので 、え、その結果を踏まえた上で改めて、 じゃあ日本株の見通しどうかということも ですね、え、お伝えできたらなという風に 考えております。え、それでは本日の ピクテマーケットフラッシュ以上とさせて いただきたいと思います。最後までご視聴 いただきまして誠にありがとうございまし た。え、どうぞ今後ともピクテパン よろしくお願いいたします。ありがとう ございました。

00:00  FOMC利下げか 日米株の勝機
00:24 日経平均株価は45,000円達成
04:36 自民党総裁選はノイズか?
06:14 円高が進まない理由
09:30 日本の財政悪化リスク
12:03 ここからの米国株の展開
17:55 米国株は割高?
20:07 FOMCの注目点
23:48 10月上旬までの短期投資戦略
25:59 本日の総括

「Pictet Market Flash(ピクテ・マーケット・フラッシュ)」では、ピクテ・ジャパン株式会社 客員フェロー 田中泰輔を中心とした投資のプロフェッショナルが、対談形式で最新のマーケットを解説します。
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田中 純平
ピクテ・ジャパン株式会社
投資戦略部長
日系運用会社に入社後、主に世界株式を対象としたファンドのアクティブ・ファンドマネージャーとして約14年間運用に従事。北米株式部門でリッパー・ファンド・アワードの受賞歴を誇る。ピクテ入社後はストラテジストとして主に世界株式市場の投資戦略等を担う。ピクテのハウス・ビューを策定するピクテ・ストラテジー・ユニット(PSU)の参加メンバー。日経CNBC「朝エクスプレス」、テレビ東京「Newsモーニングサテライト」、BSテレビ東京「NIKKEI NEWS NEXT」に出演。週刊エコノミスト「THE MARKET」で連載中。日本経済新聞やブルームバーグではコメント多数引用。日本証券アナリスト協会検定会員(CMA)

田中泰輔(たなかたいすけ)
ピクテ・ジャパン客員フェロー
株式会社田中泰輔リサーチ代表。米欧日グローバル金融機関9社にて35年、トレーダーからマクロ・ストラテジストを歴任後に独立。内外主要アナリスト調査で20年以上トップ・ランカー、日経ヴェリタス金利・為替部門5年連続1位。著書に「逃げて勝つ 投資の鉄則」他「相場は知的格闘技である」「マーケットはなぜ間違えるのか」など。現在、金融プロ向け業務と別に、一般投資家には、提携する金融機関、ダイヤモンド・オンライン、日経ヴェリタス等を通じて分析情報を、また、投資教育プログラムを提供。投資助言業 関東財務局長(金商)第3367号、一般社団法人 日本投資顧問業協会会員、日本金融学会会員、1983年 慶応義塾大学(経済)卒。

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審査番号:20250917-1C25A1