【解説】敬老の日。労働現場の高齢化をめぐる課題(橋本愛喜)

TBS ポッドキャスト [音楽] 発信型ニュース小木上チキセン [音楽] 総人口に占める高齢者の割合 29.4% 過去最高更新。今日 9月15日は軽の日です。 これに先立ち、総務省が14日公表した 人口推計によりますと、65歳以上の高齢 者は3619万 人で総人口に占める割合は29.4% となり、過去最高更新しました。また高齢 者の修業者数も930万人となり21年 連続で増加。こちらも過去最多を更新し ました。 総務省の労働力調査では 2024年の修業者全体に占める 65歳以上の割合は13.7%です。 それでは今日は経路の日、え、高齢者の比率が増加、働いている高齢者の数も増加というこうしたニュースがありました。労働現場の高齢会について元トラックドライバーでライターの橋本幸さんに伺います。橋本さんこんばんは。 こんばんは。よろしくお願いします。 お願いします。 願ます。 さて、収労現場において高齢者の割合が今増えているということですが、え、工事現場、配送、流通などの現場ではいかがでしょうか? はい。えっと、これはやっぱりあの喫金の問題だと思ってまして、で、工除現場あの建設業では 60歳以上の割合が今 26% はい。 で、もう1/4以上ですね。うん。 で、トラックドライバーさんも20%が 60代以上 で、例えば警備員の平均年齢をちょっと調べてみたんですけど、 51.6歳なんですね。 うん。うん。 で、タクシーライバーにあの関しては平均年齢 60.2歳でも60 歳オーバーなんですよね。 平均が はい。平均が60.2 歳なので、やはりこれはなんらかの対策が必要になってくるんじゃないかなっていう風に思いますね。 うん。 この高齢者が非常に多いこと、ま、こういった方々が実際にその働ける状況をいかに作るのか、あるその比率に伴って、ま、生じる課題などがあるのか、この点いかがでしょうか? ありますね。で、やっぱりあのブルーカラーって言うと体を使って仕事をする人たちが多いので労働災害っていうところがやっぱり大きな問題になってくると思うんですね。 はい。 で、労働災害のその職別死脂肪事項でこれ全業種のうちさっきも出た建設業だと 29% で製造業だと18% え、運素だと15% とやっぱりブルーカラーが多くめてるんですよね。 はい。 なんでもちろんその全てが高齢者の事故というわけではないんですけど、やはりその高齢者は事故に巻き込まれやすいで体力もそうなんですけども、 目が悪くなるとやはりこう事故のあの、あの仕事の効率が落ちて事故につがるっていうケースが多いっていうところも はい。考えなきゃいけないところかなと思いますね。 うん。うん。 でも確かにその目の悪化などですと運転においても様々なその運搬あるいは機械操作などにおいても色々な課題というのも出てきますか? そうですね。で、あの中にはそのせ、あの生涯現役で頑張るっていうブルーカラーの方いらっしゃるんですけど、 やっぱりあの健康面、体力面ではかなりこう限界があるんじゃないかなって個人的には思っていて うん。 以前、あの、ちさんの番組でも少しお話ししたんですけど、あの、以前 89 歳の建設作業員の方が自己使したっていうことがあったんですが はい。89 歳でじゃあその人現役で障害頑張るって思っていたのかっていうことを考えると やはりそういう風に思えずでやっぱり整備されていないその段差とか危険物っていうのが現場には多いので はい。 やっぱりそういうあの現場にある問題っていうのは高齢者との関わりでやっぱりちょっと色々考えてはいかなきゃいけないんじゃないかなと思いますね。 うん。そうした点企業や行政にはどういった課題があると感じですか? そうですね。 やっぱり人手不足を解消するものって言うと機械化とかっていうには出てくると思うんですけど、 今やはりその現場には老子と共に高齢の方が多くてその機械化に対してアレルギーがあったり、ま、使い方が浸透しなかったりっていうところがあるなっていうのは感じますね。 うん。 で、あとですね、社会保障の問題っていうのもやっぱりあって、そのブルカラーの企業の 9 割以上がやっぱり中、中小例載の企業さんが多くて退食金をやっぱりそれほど多く払えない。あとその派遣をずっと長くやってきた関係で構成年金に入っていないっていう方も結構いらっしゃって うん。 その資金的に仕事をやめたくてもやめられないっていう人がいるんですね。 はい。うん。 で、肉にもやっぱりこういう体を酷ししながら働くことを求められるそのブルカラーっていうのはあの日雇いでそのあの日雇いなどで社会のセーフティネットになってるって現状もあるので うん。 そのまま今後の高齢者は増えていく。あの今後もねその高齢者って増えていくと思うのでそのこうした彼らのあの老語の支援についてもちょっと深いうん議論をする必要があるんじゃないかなと思ったりしますね。 うん。 ま、先の国会の年金を巡る議論では無年金な方々などについてどう対応するのか、それがま、喫金の課題とされてましたもんね。 そうですね。 うん。 また人口構造言いますと、ま、これから高齢者の数というものをさらに増加することになっていきます。 こうした人口構造についてはいかがでしょうか? そうですね、やっぱりさっきも出た機械化とかでそのカバーするっていうのも大事だと思うんですけど、 やはりあの外国人労働者の受け入れっていうのは今後進めていかないといけないんじゃないかなっていう風に思ってます。 はい。 で、ちさんの番組でもよく私あのお話してますけど私自身はその現状外国人労働者の受け入れっていうのは反対なんですね。 ええ。 で、それはなぜかというと受け入れる側の準備が全くあの整ってないからっていうところが大きいんですね。 うん。うん。 で、昨この災害主義が広がる中でその来る側ではなく、むしろ受け入れる側が全くその準備、あの、どういう人が来るのかとか、 あの、もうすぐあの外国人は日本語ができないとか、その日本レベルの質を提供できないとかっていうその勝手な思い込みによって受け入れ、あの、来る側がその働きにくくなってしまうっていう現状がもうすでに起きているので、 そういうあの体制を変えていく必要がすごくあるなっていう風に感じます。 うん。ま、言語支援であるとか文化支援あるいは様々な重支援などいろんな枠組というものが問われてきますね。 る通りですね。はい。 うん。それが放置されるような状況というのがあると仮に受け入れますよと言ったとしても今後こ今度はいやいやそういった準備がされてない国には行けませんということにもなったりしますもんね。 そうですね。 あのね、あのそれなので韓国とかあの他の国に比べると日本っていうのはやっぱり受け入れる体性が遅れていますし、あの最近ちょっとベトナムに行ってきたんですけどベトナムでも今日本はこう選ばれる国になってないよっていう声もやっぱ聞いてるので いう意味では本当に殺球にあのその考えを変えるっていうところが必要なんじゃないかなと思ったりしますね。 あ、まずはそこからということですね。 はい。 うん。 わかりました。橋本さん、ありがとうございました。 ありがとうございました。 元トラックドライバーでライターの橋本さんにお話を伺いました。

出演:橋本愛喜さん(ライター)

2025年9月15日(月)ニュースコーナー「Daily News Session」より

発信型ニュース・プロジェクト「荻上チキ・Session」

★月~金曜日 17:00~20:00 TBSラジオで生放送

パーソナリティ:荻上チキ、片桐千晶(代演)

番組HP:⁠荻上チキ・Session⁠ (https://www.tbsradio.jp/ss954/)

番組メールアドレス:⁠ss954@tbs.co.jp⁠ (mailto:ss954@tbs.co.jp)

番組Xアカウント:⁠@Session_1530⁠ (https://x.com/Session_1530) ハッシュタグは ⁠#ss954 (https://x.com/search?q=%23ss954)

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