大間違いの南海トラフ巨大地震…想定死者29万8千人の地震が、30年以内に80%程度の確率で生じるのは誤りって本当?[そなえるTV・高荷智也]

[音楽] こんにちは。備え防災アドバイザーの高 です。そナエルTVのシリーズ防災を学ぶ 。今回のテーマはこちら。30年以内に 80%程度の確率で生じる南回巨大地身で 29万8000人が死ぬっていうのは 大きな間違いっていうのは本当ということ でですね。今回のテーマは南海トラフ巨大 地震でございます。え、こちら2025年 3月に発表された新被害想定では南海 トラフ巨大地震24付県600市町村で 震度6弱以上のめちゃくちゃな揺れが 起こり、そして13時の沿岸に高さを 超える巨大な津波が押し寄せる恐ろしい 想定が出ました。で、この恐ろしい想定の ため、被害想定死者最大約29万8000 人。建物の全開消出件数が最大約235万 旨、さらに経済被害が最大約 270兆3000億円 というようなめちゃくちゃな被害が発表さ れておりました。で、これすごく話題に なりまして、ニュース報道などもされて おりまして、さらにこの未蔵の被害を もたらす恐れのある巨大地震が発生確率。 10年以内に30%程度、30年以内に 80%程度、で、さらに50年以内に 90%程度、もしくはそれ以上で起こると 言われているように思いますが、そういう ことではありません。実はこれ大きな誤り と言いますか、多くの方が勘違いをして しまう事項なんですが、南回トラフ巨大 自身が向こう30年以内に80%の確率で 生じるという事実は実はないんです。今回 はこのお話をしたいなと思います。さ、と いうことでまずですね、情報の整理です。 重要なこととして南回トラフ巨大地震と 南回トラフ地震。これは異なる地震を指し ているんです。具体的に2025年3月に 想定見直しとなり、死者最大 29万8000人と発表された地震。これ が南海トラフ巨大地震んですね。で、一方 で2025年1月に数値が見直されました 。30年以内の発生確率が80%程度とさ れている地震。こちらは南海トラフ地震ん です。え、死者最大29万8000人の 巨大地震が30年以内に80%程度の確率 で起こるんじゃないのとなんとなく ニュースとか見てるとそういう風に思って しまうんですが実は違うんです。え、と いうことでこの話を進めていく前にここで まず過去に発生した南海トラフ地震これを ちょっと振り返っていきたいなと思うん ですけれども、過去の南海トラフ地震前回 、前回は1944年と46年に起きた昭和 の南海トラフ地震でございます。この時 まず1944年12月7日マグニチュード 7.9昭和東南会地震がこの東側で起こり ました。そしてその2年後、1946年 12月21日にマグニチュード8.0の 昭和南海地震がこの西側で起こりました。 で、この時ですね、静岡県 湾や、え、九州ヒがダは揺れていなかった と想定されております。で、この地震ん ですが、これは2年間のずれで部分連動で 動いた、いわゆる半割れと呼ばれている タイプの南海地震んですが、重要なことと してこれは南海トラフ巨大地震ではなくっ て普通の南海トラフ地震んですね。ちなみ に普通の南海トラフ地震という言葉は別に 世の中にはありません。これは今この動画 の中で使ってる言葉なんですが、巨大地震 じゃないよっていうことを知っておいて いただきたいんです。もう1つじゃ全回は どうだったのか。え、こちら1854年に 発生した安静の南海トラフ地震んですが、 まず1854年12月23日に マグニチュード8.4安静地震というもの がこの東側で起こりました。そしてその 32時間後、1854年12月24日に マグニチュード8.4の安静南海地震と いうものが今度はこの西側で発生したん です。で、この時はヒガナダですね。この 九州ヒガナダは揺れてなかっただろうと いう風に想定されております。で、これも 32時間のずれで起こった部分連動地震、 ま、いわゆる半割れ地震と呼ばれている ものになるんですが、重要なことはこれも 何回巨大地震ではなくて、普通の南海 トラフ地震だったということになるんです 。では3つ目最後です。え、前々前回は どうだったのかということなんですが、 前々前回は1707年法映震、法衛の南海 トラフ地震が起こりました。で、この時は 1707年10月28日マグニチュード 8.6という法映震、これがドカンと 起こりました。で、ちなみにその49日後 に富士山が市場最大規模の大噴化を起こし たということになってるんです。で、この 時もヒがナダ、それから湾の奥の方は揺れ なかったんじゃないかということが、ま、 最近分かってきているんですが、重要な ことはこれは東海ここですね。東海地震、 東南海地震、そして南海地震、3つの地震 が連動して起こった3連動地震、いわゆる 前割と呼ばれてる地震ですが、これが 前々前回の南回トラフ地震だったんです。 ただしこれもですね、南海トラフ、巨大 地震ではなくて、普通の南海トラフ地震 だったんですね。ま、ただ普通とはいえ 普通の中では最大クラス、日本でも市場 最大規模の地震だったということにはなり ます。さあ、ということで何の話だったん だって思われるかもしれませんが、これ 30年以内の発生確率が80%程度と今 言われている、想定されているのが今ご 紹介した前回、前々回、前々前回という 南海トラフ自身のことなんです。ただ前回 は2年で起きた。前々回は32時間連れで 起きた。で、そのもう1つ前は全ての地域 がまとめてドカンと動いた。どういう タイプの揺れが次の南海トラフ地震で 起こるかは分からないんですね。起きる まで分からないんです。で、かつてはこう いう、ま、いわゆる普通の南海トラフ地震 に関する被害想定というものが作られて おりました。ま、東海地震だけ起きた場合 、え、東南海、南海地身が起きた場合、 あるいは3つ全部まとめて動いた場合、 色々ケースはあるんですが、この普通のと さっきから読んでいる南海トラフ自身の 被害想定が昔作られていたんです。で、 2003年に公開されていた被害想定。え 、これは当海、東南海、南海身が3連動と なって動いた場合ですね、同時発生した 場合の被害想定なのですが、この時の数字 、死者約1万9000人から2万5000 人。建物の全開消出件数は約 49万3000から54万9000。 そして経済被害は53兆円から81兆円。 これは今から20年以上前のお金の価値で ということになります。ということで従来 はこの被害想定、これもめちゃくちゃな 巨大な地震による被害想定なんですが、 この被害想定を元にして南回トラフで 起こる地震の対策が進められていました。 たんですが、これ2003年以降の話なん ですが、そんな中で起こったのが2011 年3月11日、東日本大震災をもたらした マグニチュード9.0東北地方太平洋地震 。これが起こったわけでございます。で、 この東北地方太平洋地震、この地震は めちゃくちゃでかい地震だったんですね。 全地球全体、全地球規模で見ても、ま、 歴史上5番目に大きな超巨大地震、それが この日本で起こっちゃったんです。で、 これ元々マグニチュード9クラスの超巨大 地震は日本の周りでは怒らんだろうと思わ れてたんです。想定外だったんです。でも マグニチュード9.0という超巨大地身が 実際起きてしまいました。で、想定を はるかに大きく超えた津波が押し寄せまし て、で、さらにこれ過去の資料では確認 できない広い新と派域というものを持って いる超巨大地震だったんです。で、この 地震が起こってしまいましたので、ま、 起きたからにはしょうがない。もうこう いう想定外の巨大地震はあり得うるんだと 。今まではこんなの起きたこともなかった し、起きるとも想定されていませんでした ので、ま、現実的なレベルの地震の被害 想定とかを作っていたんですが、起き ちゃったんですよ。日本の周りで マグニチュード9.0ないって思ってたの に。でも起きたらしょうがない。備え なきゃいけませんね。ということで、それ で新たに誕生したのがあらゆる可能性を 考慮した最大クラスの巨大地震津波という ことで、これが南海トラフ巨大地震、南海 トラフ全域が同時に動く地震ということに なります。この地震はこの湾から木半島、 四国置き、ヒガダまで広い範囲が同時に ドカッと動くマグニチュードQクラスの超 巨大地震ということになります。そして ですね、この地震が発生した場合の被害 想定が死者29万8000人というものに なるんです。ただですね、この超巨大地震 起きたことないんですよ。過去にこういう 地震が南海トラフ、巨大地震と呼ばれる ものは南海トラフで発生したことは過去に はないんです。で、さらに将来の発生確率 も不明、極めて小さい。こういう風に言わ れてるんですね。被害想定は作られました 。29万8000人が死ぬ。そういう被害 想定は作られたんですが、その資料その ものにも作ったけどこの地震は起こる確率 はすごいちっちゃいですよっていうことが 書いてあるんです。あくまでも被害想定の ために作り出されたあらゆる可能性を考慮 した最大クラスの巨大な地震という被害 想定用の地震が南海トラフ巨大地震なので これがなんか近い将来起こるとかあと過去 に起きていたとかそういう事実はないん です。ここを混ぜてはいけないというのが 今回の動画のポイントということになり ます。ということでここで皆様にお詫びと 反省事項がございます。え、正直なところ 私自身もこの南海トラフ巨大地身と南海 トラフ地身を混動していろんなところでお 話ししていました。で、おそらく過去の 動画やるいは講演会の資料とかにこれ 混ざった感じで誤りがあると思われます。 で、今後は正しい理解でお話をしてまいり たいと思いますので、え、引き続き最新の 動画こちらをご覧いただきたいなと思い ます。改めてお詫びと反省でございました 。さあ、ということでこの2つの南海 トラフ地震ですね、改めて整理をしていき たいと思うんですけれども、南海トラフ 地震と呼ばれているもの、これは30年 以内の発生確率が80%程度で、え、少し 古い被害想定ですが、死者最大 2万5000人というものになります。 一方、南海トラフ巨大地震マグニチュード 9クラスのもの。こちらは30年以内の 発生確率は不明もしくは極めて低いと 見積もられています。ただ被害想定起こる 確率は極めて低いんですが、万が一発生し た場合には死者最大29万8000人と いうことで、次の南回トラフ地震=巨大 地震ではありませんし、死者 29万8000人の最悪の地震が発生確率 80%程度ということでもないんですね。 これ混ざって報じられることが結構あるん ですが、これが誤りですよ。全然違う地震 ですよ。ということを皆様には知って いただきたいなと思います。では30年 以内に80%という風に想定されている 普通の南海トラフ地震ですね。巨大地震 じゃないんだと。巨大地身じゃないんなら これ実際のところ起きても大したことない のかと思いたくなるんですが ないんですね。なぜならばまず次の南海 トラフ地震が必ずしも巨大地震になるとは 限らないというかその確率は極めて低い。 というのは事実なんですが、これ逆の言い 方をしますと、次の南海トラフ自身が今 まで1度も起きたことはないが、巨大地震 になる可能性も0ではないわけなんですよ 。これすごい難しいとこなんですね。発生 するまで分からないんです。巨大地震が 起こる確率は極めて低い。過去に起きた ことはない。でも可能性は0じゃない。次 がもしかすると初めての本番かもしれない 。ま、それが起きたのが2011年の 東日本大震災だったわけなんですね。なの で同じようなことが起こらないとは言え ないのでやっぱり注意はいるよねという ことになります。で、もう1つあるんです が、じゃ次の南海トラフ地震が巨大地身に ならなかった場合、幸運なことに、ま、 普通の南海トラフ自身だった場合なんです が、とはいえトラフは何回トラフなんです よ。10mを超える津波が広い範囲に 押し寄せ死者数万人を超える想定という 最悪の震災。この場合も十分に最悪の大 震災ということになるんです。ちょっと 改めて数字の整理なんですが2つの地震の 被害想定ですね。南回トラフ巨大地震死者 29万8000人で南海トラフ地震普通の ま3連動になった場合は死者2万5000 人という感じでこれあんまりにもですね 巨大地身の被害が異次元にやばいだけで あって普通の南海トラフ自身も十分に破滅 的な大震災だっていうことは忘れてはなら ないんですね。で、じゃ、過去の震災と 比較するとどうなんだということで、 こちら2011年東日本大震災死者 2万2000人、え、建物全開消出 12万9000円 そして被害総額25兆円でさらにもう1つ 前、1995年の阪神淡路大震災死者 6400人、え、建物の全開消失11万胸 被害総額10兆円。めちゃくちゃな大震災 が日本で最近起きていたわけなんですが、 これらと比較しても普通の南海トラフ自身 というだけでも十分に今まで誰も経験した ことのないめちゃくちゃな被害が出る大 震災になるんです。ということでこれ次が 巨大地震かもしれない。可能性は0でも ありません。で、さらにそうじゃなかった としても十分やばいということで皆さん 備えてくださいということをお伝えしたい なと思います。で、あと最後になんですが 、個人と家庭の防災において重要な視点が 1つあるんです。例えばですね、 2000X年恐れられていた南回トラフ 地震が発生しました。しかし幸いなことに 普通の南海トラフ地震となりまして死者は わずか1万人で住みました。ま、これは 事前の防災対策などが大成功した成果です ねとめでたしめでたしという風に考えたく なるんですけれども、確かに社会全体とし て見ればですね、防災が大成功持っていた よりも死者が半分以下に抑えられた。これ は本当に素晴らしいことかもしれませんが 結局ですね、この死者わずか1万人、この 中に自分や家族がいたら我が家の防災は 失敗ということになるんです。回トラフ 自身で10万人が死んだとしても自分と 家族が無事だったら我が家の防災は成功と いう風に言えますし、逆に死者わずか1名 だったとしてもそれが自分や家族だったと したら我が家の防災は失敗ということに なるんです。この考え方が個人と家庭の 防災では重要なんです。結構今ひどいこと を言ってますよ。私相当社会的に見ると ひどいことを言ってるんですが、皆様に 置かれましてはまずは自分と家族を最優先 していただきたいということで私のあなた の自分の自震対策で重要なことま、特に 何回トラフ地震対策で重要なこと次の南回 トラフ自身が普通の地震か巨大地震になる のかそれは正直関係ありません。で、被害 想定がまた見直されることはあるでしょう 。でもその被害想定で想定される死者が 1万人なのか10万人なのか、これも正直 関係ありません。結局のところ個人と家庭 の防災においては想定最悪に対して準備を する。そしてこの地震は本当にいつ起こる か分かりません。今かもしれませんし 100年後まで起こらない可能性だって あるんです。常に備えるのみということで 最悪の事態に備えつつただああ、次何回 ドラフ自身が起きたら29万8000人 死ぬもダめだと過剰に怖がりすぎることは なく日々の防災を継続していただきたいな と思います。自信は確率に関わりなく常に 備える。これだけを考えて、え、日々の 対策を行ってください。ということで そナエルTVのシリーズ防災を学ぶ。30 年以内に80%程度の確率で生じる南回 トライフ巨大地身で29万8000人が死 ぬっていうのは大きな間違いって本当本当 でしたというお話最後までご視聴ください まして誠にありがとうございました。 [音楽]

2025年3月に見直し発表された「南海トラフ巨大地震」の被害想定では、24府県600市町村で震度6弱以上の揺れとなり、13都県の沿岸に高さ10mを超える津波が押し寄せる。結果、死者29万8千人という未曽有の震災なると発表されました。

一方、同年2025年1月には、この巨大地震が「今後30年以内に80%程度」の確率で生じるという発表もあり、この最悪の震災が待ったなし…となっているように見えます。が、実はこれは誤りであることをご存じでしょうか。「南海トラフ地震」と「南海トラフ巨大地震」の区別について解説いたします。

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■動画目次
00:00 タイトルコール

00:26 「南海トラフ巨大地震」の事実と誤り

01:59 「南海トラフ巨大地震」と「南海トラフ地震」は異なる地震
03:01 過去に生じた南海トラフ地震は「巨大地震」ではない

07:21 東海+東南海+南海地震(三連動地震)の被害想定
08:26 2011年3月11日・東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響
09:49 あらゆる可能性を考慮した最大クラスの巨大な地震・津波

11:19 お詫びと反省事項

11:53 改めて2つの地震を整理すると…
 ∟ 13:17 次の南海トラフ地震が「巨大地震」になる可能性もある
 ∟ 14:07 次の南海トラフ地震が「普通の巨大地震」でも被害は甚大
 ∟ 14:35 2つの地震&過去の大震災との比較

16:01 南海トラフ地震対策の考え方・家庭の防災の最優先事項

18:42 エンディング

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