福山雅治と挑んだトリックなしのリアルなマジックシーンは、観客への挑戦

ミランと言われるような悪役だと悪に振り切ればいいんですけども、やっぱ主人公ダークヒーローなので、あの、品があるから成立するダークヒーローですよね、岡山さん。だからこそだと思います。 [音楽] ま、震えましたね。非常に光栄なことだなと思いました。やっぱり東の敬語さんの作品を映像化できるっていうのは監督にとってはええようなことなので。 で、しかもそれを主演山さんで有村さんで取れるっていうのは幸せなことだなという風に本当に直に嬉しく思いました。 数のファンがいらっしゃるというところで コアな原作ファンの方を納得させるものを 作らなきゃいけないというところの プレッシャーは1つありますけれども、 やはり東野さんの原作にしかない物語の奥 の深さやキャラクター造形のこう緻密さ などは非常に大きな見方でもありますので 、そのプレッシャーと頼もしさ、ま、両方 あるというところですかね。 これもなんか幸せなことに深山さんとは撮影に入るまでの期間にかなりこの準備をする上でディスカッションの打ち合わせを数多く組ませていただいたので最初はスタ福山正治に対して緊張感ありましたが次第に一緒にこのブラックショマンを作る制作チームの仲間の [音楽] 1 人だと勝ってながら思って頼りにさせていただいてたのでそこはいい関係で始められたのかなと思いました。 東のけゴさんの原作を映像化する上での、ま、覚悟というか原作へのリスペクトがあるっていうのは、ま、大前提なんですけど、原作の描きたいものを理解した上で映像でしかできない表現でさらに面白いものを作るというところ。だから買えないということではなく、原作の良さの中で変えていくっていう、ま、その挑戦するという覚悟を深さんすごく持ってらっしゃったので、最初の準備段階からそういうのを学ばせていただいたというとこありますね。 このブラックショマンにおいては我々は実際にリアルにマジックを取ろうというところを決めました。で、カメラも長回しで編集でごまかすということもしないてとこだわったんですね。ま、というのはすなわち福山さんに実際にマジックをやれるようになってもらなきゃいけないっていうところがイコールなんで そこは本当に練習してもらうにコインだったりトランプカードっていうのが福山さんの生活の中にあるという状態です。 していただいたので、ま、マジックをやってないシーンでもマジシャンとしての佐や雰囲気がし出されるところまで持ってっていただけたんじゃないかなと思います。やっぱりもう今の時代映像で何でも加工できてしまう時代でみんながそれに触れているのでもう驚いてもらうにはリアルしかないだろうと。 いくらお金とかけてすごい腰指示や映像取ってもこれはお客さんは喜んでくれないだろうというところでの挑戦ですね。 もちろん才能に溢れた方ですけど、ま、何より努力の人でした福山さんは。 福山さんがダークヒーローを演じてみたいという一言から始まっているので、ダークヒーローというところの上たけしをいかに作るか演じるかっていう部分はかなりディスカッションをさせてもらって、最後の方までたけしが何を考えているのかわからないということがダークヒーローの造形としてはいいんじゃないかとなったので、ま、脚本でそういう部分を添いだり、マヨに対するセリフのニュアンス、 ま、容疑者や刑事に対してどう接するのかっていう 部分に関して細かくダヒーロ像を相談しながら作っていきました。いわゆるビランと言われるような悪役だと悪に振り切ればいいんですけども、やっぱ主人公でダークヒーローなのでうん。 こう人を食ったような行動をしたしながら もお客さんからするとこの人が何か物語を 引っ張ってくれる謎を解いてくれ るっていう期待感がないといけないんで ある時福山さんも言ってましたけど品が出 ちゃったかななんて冗談ててまたあの品が あるから成立するヒーローですよねさんだ からだと思います ものとしての側面もあると思いますので村 さんにはこのたけしとの掛け合い が跳ねるということがこの映画のエンジンになると思うので福山さんにせずぶつかっていって欲しいということはお願いしました。どう突っ込むか、え、たけしに対してでかに突っ込むかっていうところでやはり有村さんの持ってる天生のコメディエンドとしての才能というんですかね。 なのでこの間とかトーンの突が絶妙だったので、こうシリアスなシーンでもやっぱりちょっと薬とできますし、それで言てこうやりすぎないのでストーリーにしっかりと入り込んでいるっていうさすがでしたね。 物語の本当真ん中ぐらいで青空の丘園で足で出まいはいらないと言われて去ったけし追いかけて最後身を送る有村さんの夕日を背負ったあのショットがふ こうベストショットだなと思ってそれは映像的に美しいっていうのももちろんそうなんですけれどもあの表情にこう今までたけしに振り回され必死についてくだけだった前さんの成長が見て取れてその次のシーンから 自分で情報を得るという風に転換するので、その感情の転換点と映像の美しさというのが相まって、あと現場で言うと、ま、日がくれるぞって言ってドキドキしながら取ってたらちょうどいい位置に対応があったので、その辺りの奇跡も重なってベストショットだなと思ってるので、そこは注目してもらいたいなと思います。 [拍手] 自分のスタイルを固めないということですね。 この監督が取るとこうなるよねっていう 印象を作品ごとに裏切っていきたいなと いう風には常に思っています。 僕もそう言いながら結局詐欺師の映画やってマジシャンの映画やらしてもらって、ま、結局人騙すやつだと思われてるのか、やっぱりどうしても嘘とかほ実とか騙すっていうところからは逃れられてないんで、ま、期待してもらってるとこには答えながらもう 1 つ違う何かを常にこう生み出せるように挑戦していきたいなと思ってます。 成功体験縛られ ということが大事だと思って常にやって ますね。でも難しいんですよね。 やっぱ困ったり、壁にぶち合ったった時、あの時はどうやったらうまくいったかってことをどうしてもこうすがってしまうんですけれども、 ま、その時点で新しいものが生まれないっていうことになると思うんで、クリエイターが何か生み出すっていうことはやっぱり違うもの、新しいものを生み出すっていうことを期待されてるってことだと思うので、その時には把握縛って加工にすがず新しいものに手を伸ばすってことをやらなきゃいけないだろうなという風に思ってます。 少し前まではとにかく昭和的ですけど寝ずに考えるっていうのをやっていましたが今はですねもうあの相談するという聞くというその現場の若手の女監督の子校とかにも聞きますしめ組むスタッフにも聞きますしやっぱり自分じゃないところに頻度は転がっていると思うのでやっぱり一緒にやる仲間に聞くていうのが [音楽] 1番の助けになりますね。 大変なところもありますが、チームプレイ でやれてるっていうところがこの監督と いう仕事の1番楽しいとこじゃないですか ね。 [音楽] [拍手]

稀代のヒットメーカー・東野圭吾と福山雅治が再びタッグを組んだ「ブラック・ショーマン」。卓越したマジックと人間観察の力を持ちながら息を吐くようにウソをつく超個性派主人公・神尾武史が、手段を選ばず手品のように華麗に謎を解いていくエンターテインメント大作。
本作のメガホンを取るのは「コンフィデンスマンJP」シリーズを手掛ける田中亮監督。マジックシーンの裏側や本作の魅力、クリエイターとして大事にしていることを教えてもらった。

【目次】
00:00 オープニング
00:15 東野圭吾『ブラック・ショーマン』映画化にあたって
01:01 俳優・福山雅治から学んだこと
01:59 リアルさを追求するマジック撮影
03:03 ダークヒーロー・神尾武史を体現するために
04:15 天性のコメディエンヌ・有村架純
05:50 田中亮監督が大切にしていること
06:31 クリエイターに向けてメッセージ

▼動画内では語られなかった詳しい内容はコチラ!
福山雅治と挑んだ映像トリックなし長回しのリアルなマジックシーンは、観客への挑戦
https://www.creators-station.jp/280549

動画の感想や今後取材してほしい映画監督など、コメントお待ちしています!

▼映画『ブラック・ショーマン』
監督:田中亮
脚本:橋本夏
出演:福山雅治、有村架純
成田凌、生田絵梨花、木村昴、森永悠希、秋山寛貴、犬飼貴丈、岡崎紗絵
森崎ウィン、丸山智己、濱田マリ、伊藤淳史、生瀬勝久、仲村トオル
原作:東野圭吾「ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人」(光文社文庫刊)
配給:東宝
©2025「ブラック・ショーマン」製作委員会

▼出演者情報
田中 亮氏(映画『ブラック・ショーマン』監督)
1979年生まれ、三重県出身。2003年フジテレビに入社。「リッチマン,プアウーマン」(12年)「ラスト・シンデレラ」(13年)などの大ヒット恋愛ドラマの演出で注目を集める。以降、「コードブルー 3rd」(17年)、「コンフィデンスマンJP」(18年)「イチケイのカラス」(21年)、「ブルーモーメント」(24年)など医療ドラマからコメディドラマまで幅広く手掛ける。映画『コンフィデンスマンJP〜ロマンス編〜』(19年)で映画監督デビュー。『コンフィデンスマン』シリーズや『映画 イチケイのカラス』(23年)の映画を監督。

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