【発達障害】大人になって診断のケース増加 予約の電話絶えず  結婚後40代で診断の男性を取材

月に2日だけ繋がる電話があります。 あ、しまった。 よいしょ。 担当者が電話線を差し込むと。 あ、刺しちゃった。 すぐに着信メロディが。 じゃあちょっと早いですけど取りますんで。すいません。失礼します。受信される方のお名前教えていただけますか? [音楽] はい。 予約がなかなか取れない。この外来。 初心の予約枠は月にわずか 10人ほど。ありがとう。 この日も用意した枠は次々と埋まり はい。 予約受けでは終了しました。 は何ヶ月かかってやっと電話が繋がって受けられたんですっていうお話であったりとかあとあのもうな何十回なもうかけ直してっていうお話ではい。お伺いしてます。 電話と止まらないです。 あ、そうなんです。なので本当ちょっとこの終わった後ちょっと心苦しく 思っているところなんですけれども予約受付終了しました。 ではどんな外来なのか 予約を取れた人たちとのやり取りを聞くと、 ま、大学生活を行う上でちょっと計画が立てられなかったりとか、あと時間感覚がなかなか難しいというところで、ちょっと留年を 2 回ほどされてるっていう感じ。奥様からはちょっとコミュニケーションが取れないっていう形で言われることが多いっていうことですね。 果たす障害どうかっていうところをちょっとはっきりさせたいっていうところですかね。あの [音楽] 愛知県精神医療センターの成人発達専門外来。 大人の発達障害専門の外来です。 [音楽] 発達障害っていうのは子供の頃に、え、 診断がつくことが多いんですけど、ま、 年齢に関わらず発達障害の診断をします よっていう風に候補をしたところ、児童の 予約はほとんど入らずに、ほとんど成人 ばっかりが、え、受信したいという風に かなりニーズがあるんだ。じゃあ、もうの 発達来部門をあの解説しようというんで、 こんにちは。 お願いします。ちょっと遅くなっちゃいました。 どうぞ。 加藤さん51歳。7 年前にこの外来で発達障害だと診断を受けました。 ちょっと気分が落ちてたのはいかがですか? そうですね。あの私がしたあの広くない現についてですね。 父さんこんなことしてたんだよというですね。うん。 いくつかのエピソードをですね、ぐとあの話されてですね、 ちょっと辛い思いをしたんですけれども、 それでも最終的にはあの、ま、そこはまれてこってですね。 こだわりが強く人の気持ちを読み取るのが苦手な ASD自閉スペクトラム症。 さらに衝動的な行動やうっかりミスが多く、片付けなどが苦手な ADHDとの診断も。自宅を尋ねると [音楽] あ、めっちゃ綺麗に。あ、可愛いですね。 すごい整理 妻と子供と暮らすは整理頓されているように見えます。い ですか? しかし そうですね。 ま、ちょっと部屋の状態がですね、こんな風になっててですね。おお、 結構汚い状態ですね。 ここがあのいるスペースですね。 そうですね。あの布団を引いて寝てるスペースですね。 ちょうど布団分くらい綺麗に [音楽] そこ 布団以外のスペースは床が見えないほど物で溢れ返った地質。 小さい頃から片付けが苦手で物をなくす ことも多かったと言います。ただ受信する ほどに困ることはないまま大人になりまし た。 [音楽] 状況が変わったのはある業務命令が きっかけです。 職場であの処理をしっかり整理にし ましょうとかですね、上の方からの命令で ですね、全員がですね、取り組むことに なった時に私だけやっぱりうまく整理が できないのですごく目立ったんですね。私 もそれは他の人の机と私の机を見たりとか するとすごくそれは違いが分かったので これはただごではやっぱり私はないんだな と思ってですね。 たごではなかったというその机の状況を書いてもらいました。 足元の棚が、ま、これぐらいある棚でもう びっしりびっしりずっとあって、で、ここ の横にもケースを置いてですね、ケースを 置いて、こういうケースを置いてですね、 で、そこの中にもわーっといっぱい いっぱいあの積み上がって、ま、もちろん この辺もわーっとですね、こんな感じで 積み上がって、この机をあの、上から見る とPCがあって、で、ショール 類、書類、書類、書類でこの山 必要な書類が見つからないこともよくありましたが、 1 週間も経てば出てくることが多いので、まあいいかと考えていたと言います。片付け方も分かりませんでした。すれば [音楽] そして受けた発達障害の診断。 ありがとうございます。 全くっていうことは考えていなくて、でもちょっと違うなっていうのは思ってたけれど いざ診断されると腑に落ちることがありました。それが子供との人間関係。 [音楽] 小学校1 年生の時に本を読めっていう風でで読んだよって言ったらじゃあ感想文を書けって言うんです。 感想文を書いて初めて本を読んだことになるからそれは本を読んだことにならないっていう風にとこと追い詰めるっていう感じです。あの 本当はそういうつもりはないんだけどね。全 そう。本当はそのつもりはないけれど本当にそこまで言うっていうようなあの 結構きつい言葉で言っちゃう。 え、 で、子供たちももう怖いという風にてたので、 実はこれ加藤さんの発達障害の特性がよく現れた会話。 1 度になると衝動を抑えるのが難しく相手の気持ちに配慮できない傾向故えだったのです。 時に家族関係にまで大きな影響を及ぼす発達障害。発達障害自身はえっと直す必要がないっていう風に党員ではお伝えしてるんですよね。うまく付き合っていく方法を一緒に話し合う。診断を受けた後、加藤さんが続けていることがあります。 急にちょっと合わなくなっちゃった。え、やっぱりなかなか見つくまでやるのが難しいですし、私の困り事を解決する風にあの役に立つと 発達障害とうまく付き合っていくにはどうすればいいのかの勉強会。集まっているのは皆大人になってから診断を受けた人たちです。 こう片付けるっていうことについて改めて考えていきたいと思います。 いろんなもの食べちゃってるんですけれど、あの飲み終わった後の牛乳パックが全然片付けられなくて、 もうノープランで入れてしまったから何がどこにあるか分からなくなったっていう感じです。今後はそこが発見できたっていうだけでもまずは一歩全進っていう風にここでは考えていけるといいかなっていう風に思いますね。 子供が診断を受けた場合のような領育の過程はないため特性への向き合い方を学べる場は貴重。同じ障害がある人とも出会います。 [音楽] 情報が共有できるありがみ自分が知らなかったことも知ることはできてとてもいいかなと思っております。 これからの人生においても対策を取れるなっていう風な思いがあったので社会性をもう一度学び直すがという風に [音楽] こうした学びを通じて家族や職場と特性があることを前提に話ができるようになった加藤さん一緒に対策を立てられるようになった一方でなんかその障害ですって公表しした がなんかみんなにサポートしてもらえるって私は思ってたんですけど、安けを求めようとしてもなかなか理解がされなかったりとかするんですよ。 そこはやっぱり辛いなっていう風に物が溜まって 勉強会の参加者からも 顔とその体とか隠したいなとどういう理由からですか? え、社会的に、え、いい目で見られるとは思ってはいないかなですね。 [音楽] こうしょ抱えてるからあの人はできないん だとかそういうことを思われるのが嫌だ からです。 発達障害というものはよく知られるように なったけれども、じゃあその人たちにどう 接していったらいいのかっていうのは、 まだ手作りどんな配慮をしたらいいですか とか、え、どんな仕事をしてもらったら いいですかみたいな、こうハウツを求める ような雰囲気がどうしてもあるので、まず はご本人がどういう発達障害なのかって いうのをしっかり聞いて考えてもらったら ちょっといい社会になっていくんじゃない かなと思いますけど はい。

今、大人になってから発達障害と診断されるケースが増えています。

結婚して家庭をもったあと、40代になって診断されたある男性を取材しました。

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