最新作 全話フル| 没落令嬢がイケメン御曹司の家に居候、犬猿の仲が同棲してみたら、甘いラブストーリーが始まった!?💗​ #恋愛ドラマ #ラブコメ #日本語字幕

兄さん 謝インへイって兄さんの宿敵でしょ 彼らの家、うちよりも ずっと大きいよね あいつは別荘が うちより大きいだけだ それ以外、俺に敵うわけないだろ さっき兄さんが どう言ったか覚えてるか うん 貧乏を装って 哀れさを装って か弱さを装って 謝インへイの 氷のように冷たい心を溶かすんだよね そうだ うちは今破産したんだ お前が大豪邸に住めるかどうかは ここにかかってるんだからな うん がんばろう 君たち、どうしてここに 謝インへイ お前は俺の妹に責任を取れ 俺は君の妹の髪の毛一本だって 触ってない 何を責任取るんだ 関係ないわけないだろ お前のせいで 塗家は破産したんだぞ 塗家の破産は 君が投資詐欺に遭ったからだろう 俺に何の関係があるんだ なんてひどい奴なんだ 塗家の別荘は 差し押さえられちゃったんだぞ 泣け 俺たちは今 行く当てもないんだ 俺は地下室に住めるけど 妹はどうするんだい 小さい頃から甘やかされて育ったから どうしてあんな環境に 住めるんだい 謝インへイ 頼むからさ お金ができたら 妹の世話をしてくれた分は 倍にして返すから 兄さん、恥ずかしいよ 放せ 嫌だ 妹を引き取ってくれるまで絶対嫌だ 手元にお金が少しでもあれば こんな風に頭を下げて この宿敵の謝インへイに頼むなんてありえない でも残念なことに俺の周りで 女性に興味がないのは謝インへイしかいないんだ エンちゃんはこんなに可愛くて綺麗なんだ あんなクズどもに渡してたまるか 兄さん今 私に目配せしてた? 兄さん、彼に頼むのはやめようよ ワタシ、地下室に住めるよ 行かないぞ 京城の夏はあんなに暑いのに 地下室は汚くて散らかってて エアコンもないんだぞ どうやって耐えられるんだ 絶対にお前が住む場所を見つけてやる 塗ユエは人情に訴えかけている でも困ったことに 兄さん 今日はどうしてこんなに帰りが早いの 彼女の頼みを断れなかった いいだろう 妹さんはここに置いていっても構わない エンちゃん、 ちょっとだけ我慢してくれ 謝家に数ヶ月間、住むことになる 不満があるなら 出て行けばいい さあ 兄さんが人の家に居候するならって、 愛想よくしないとって言ってたから 謝お兄さん、 お世話になります 塗謝両家はもともとが悪かった 彼女と結ばれるなんて 贅沢を望むべきじゃなかったんだ 俺を お兄さんって呼ぶな 俺とお前の関係は そんなに親しくない ワタシ、 ただ、思っただけで 私たち、もうすぐ 同じ屋根の下で暮らすのだから お兄さんって呼んだ方が 親しく見えるかなって お前は一時的に借り住まいをしているだけだ 数ヶ月後には 出て行くだろう 俺に媚びる必要はない 兄さんのせいで 謝インへイは私のことが嫌いみたい この先どうなるんだろう どうしよう? なんで泣いてるんだ? まさか俺がさっき 言いすぎたのか? 彼女、今すごく落ち込んでるし、 俺には会いたくないだろうな お前の妹が泣いてるぞ うちの妹が泣いてるのに、 慰めてやらないわけ? あんたも一応 妹の兄みたいなもんでしょ このドラマ、泣けるわねぇ 私の泣き声でうるさいからって、 追い出そうとしてるんじゃないでしょうね? 謝お兄さん、 もう二度と泣きませんから、 私を追い出さないでくださいね 君を追い出したりしない あの、 今日は俺がひどいことを言いすぎた ごめん 謝インへイは、私が彼が原因で泣いたと 勘違いしているんだ 大丈夫です 謝お兄さん あなたは私が好きじゃないと知っています でも、私を置いてくださるだけで、 もう感謝しかありません 君は一つだけ要求をしてもいい 合理的なものであれば、 何でも叶えてあげよう 本当ですか ずっと聞いていました 謝家私人庄園で 作られるワインは格別だと 今日、ついに味わえるんですね 塗エンは成人している 少し飲ませても 大丈夫だろうか 謝お兄さん 美味しいです でも、少し酔ってきました 今後、 謝家は禁酒だ 白昼から 何浮かれてんだよ? 何の用だ? 資料を届けに来たんだ 妹が今お前の家に住んでるだろ 彼女の好きなブランドとか お気に入りの菓子、 それから普段の 娯楽を 全部リストにしたぞ お前、塗家が破産したって自覚あるのか? 妹が幸せなら 俺の面子なんて どうでもいい まったく おい せめて目を通してくれよ お前の妹はうちにいるんだ 当然、俺がちゃんと世話をする お前が心配する必要はない なんで心配しなくていいんだよ? あいつは俺の妹だぞ お前の妹じゃないだろ どれだけ気にかけてくれるって言うんだ? 警備! 今すぐ俺のオフィスに来て 目の前のこいつを追い出してくれ 言っとくぞ 妹を迎えに戻るまで もし妹が少しでも痩せたら ただじゃおかないからな 言っとくぞ 妹を迎えに戻るまで もし妹が少しでも痩せたら ただじゃおかないからな 十一時だ 謝お兄さん もう成人してるんだし 遊びに出かけて 帰りがこれっぽっち 遅れたくらい 問題ないでしょ これっぽっちか 俺の記憶だと 塗家の門限は九時だったはずだが なんで知ってるの 兄さんが言ったんだ あの裏切り者 これから 謝家の門限も同じだ え? 八時だ 前から聞いてたけど 謝家は家訓が厳しいって まさか私みたいな 居候の可哀そうな子が この規則に縛られるなんてね もう 兄さん いつになったらお金取り戻して 可愛い妹を 迎えに来てくれるの 彼女、もしかして 俺が口出ししすぎてるって思ってるのか 塗さん わあ 全部、最新作だ 世界限定のドレスまで 全部、適当に買わせたものだ 気に入らなければ捨てて構わない こんな偶然ってある 適当に買っただけで 私の好みにぴったりだなんて これらは全部君にあげる 君が持っていていい 謝お兄さん ねえ、これからも ずっとあなたの妹でいさせていい? 妹はいらない ええ これは君の小遣いだ 中に四百万円入ってる 四百万円? 謝お兄さん、安心して 絶対に兄さんを奴隷のように働かせて この借りを返済させるから 四百万円のお小遣いと、 あとは古着や バッグを売ったお金を合わせても、 せいぜい、 千四百万円にしかならないし、 これじゃ全然塗氏の 借金は返せないよ あのいまいましい卒業論文、 八百回も直したのにまだ通らないし ツキちゃん、 私ってなんで 企業管理なんか学んだんだろうね 今や塗家は破産しちゃって、 管理する企業なんて どこにもないし エンちゃん、 私たち二人とも本当についてないね なんか稼げる仕事 ないかな 紹介してよ お酒飲んだの? いや、 あなた今酔っ払ってるけど、 後でどこに送ればいいの 今ね、謝インへイの 家に住んでるの 謝インへイ? もしかして、あの謝インへイ? 謝家の、あの無口で クールで禁欲的な高嶺の花? そう、 彼だよ ちょっと待って あなた金儲けのルート間違えてない なんでまだバイトなんてしてるのよ 謝インへイをモノにして、 謝家の跡取りを手に入れちゃえば、 そうすれば、 欲しいものなんて 何でも手に入るじゃない? 謝インへイ 冗談でしょ 彼と兄貴ってどんな関係なの? 犬猿の仲よ じゃあ、私に対してはどんな態度だった? つれない態度ね ほら、やっぱりね こんな状況で、 私が彼を手玉に取れるとでも 思ったわけ? それに、 はぁ それに謝インへイなんて 全然タイプじゃないんだから あの人、 堅物だし、 ちょっと もういいから 何よ? 彼ったら、 私にすごく厳しかったんだから 門限まで作って、 夜八時には家に帰れって言うのよ 八時よ? まだ日が暮れてもないのに 何が怖いの? 謝家がそんなに嫌なら、 無理に引き止めない 謝家がそんなに嫌なら、 無理に引き止めないわ ホスト? ホスト呼んだの? ほんとイケメンね 好みだわ 謝さん ホストなんて呼んでません 私たち、やましいことは何もありません 昔はよく呼んでたんでしょ? この件は、ありのまま お兄さんに報告するから え? やめてください 帰ったらまたお仕置きよ ごめんなさい エンちゃん、 ワタシ、今自分のことで精一杯で、 あなたのことまで助けられないわ 行かないで! 塗エン、 自分が何してるか 分かってるの? 謝インへイ もしかしたら、 あなたを謝家に住ませるべきじゃなかった 昨日の夜 どうやって帰ってきたんだっけ? ホスト? まさか私が謝インへイを ホストと間違えたってこと? 終わった! ワタシ、荷物まとめて 謝家から出て行かなきゃいけないのかな? 謝家の家訓だ 七時の門限、飲酒は禁止だ 門限がまた早まったの? エンちゃん、ごめんね 昨日は助けてあげられなくて お詫びのしるしに 高給な仕事を紹介してあげる ピアニストね ヨウさん! 俺、見間違えてないよね? あれって塗エンじゃないか? はぁ 謝インへイの あの根に持つ性格だと ワタシ、謝家には長くいられないわ やっぱり自分でたくさん稼ぐしかないわね へえ? 塗家、破産したのか? かつて高慢だった 塗お嬢様が まさかレストランで芸を売るとはな いや、でもな このお嬢様が弾く曲って やっぱりいい音するよな ヨウさん 塗お嬢様の演奏、こんなに素晴らしいんだから お持ち帰りして 囲っておくとか 一人占めしちゃわないんですか? ヨウさんはね 昔からお優しいから 美人が苦しむのが一番嫌いなんですよ そりゃあ 助けちゃうでしょ ね 以前、塗エンが家柄を笠に着て 何度もあなたを袖にしたんだから ここで落とし前つけさせないと その通り 江様 お仕事の邪魔をしないでください 塗エン お前はもう昔の 高飛車な塗お嬢様じゃないんだぞ 俺に対する態度も 変えるべきじゃないのか? 何をするんですか? 江さま 申し訳ございません 私たちは仕事中ですので どうか邪魔をなさらないでください ただのピアニストが 俺の相手をして何が悪い? 孔さん お気になさらないで ちょうど七時だし もうすぐ退勤するから 塗お嬢様 そんなに急いで帰らなくてもいいじゃないか ヨウさんはね まだあなたの演奏を聴き足りてないんですよ 江ヒヨウ 一体何を企んでるの? そんなに怒るなよ 顔が青くなってるぞ ただお前が俺のために 曲を弾くのを聞きたいだけさ わかってるよ 塗お嬢様は今金に困ってるから 金さえ出せば弾くんだろ いくらだ? 百万円? 二百万円? それとも千万円か? 彼らの言う通りよ ワタシ、もうお嬢様じゃないから 私に必要なのはお金なの 千万円 弾くわ 千万円? 塗エン 俺はまだ好きだったのに 前にお前が俺を拒否した時の あの高飛車な態度が どうして今じゃこんなに 安っぽくなったんだ? 塗エンは戻ったのかい? 塗さんは午後に外出されまして まだお戻りではありません どうやら謝家の家訓は まったく眼中にないようだな 調べてくれ 塗エンは今どこにいる? 塗エン 俺は前のお前が好きだったぜ 俺を拒む あの傲慢な態度がな どうして今じゃこんなに 安っぽくなったんだ? あなたがお金を出して私が演奏するのは 公平な取引でしょ 何か問題でもあるの? お前の兄貴は地下室暮らしだろ お前は小さい頃から恵まれた暮らしをしてきたんだ 住み慣れたか? なあ 俺に付いてこいよ 俺を喜ばせたら いくらでも金は くれてやるぜ 触らないで 俺が親切にしてやったのが気に食わないってか? 急いで お前の今の身分で 俺が目をかけてやるんだ 光栄に思えよ まだ俺に焦らそうってのか その通りだぜ 塗エン ヨウさんに従えば 苦労せずに済むだろ? でなきゃな お前の兄貴がお前を ジジイに売り飛ばしたら 泣いても遅いぞ 売るのが好きだってか? 二千万円くれてやる 今夜は俺に付き合え 放して 私に手を出したら 兄が許さないわよ お前の兄貴みたいな役立たずが怖いとでも? 塗家は今やひとびとに忌み嫌われる 厄介者だ 私は今謝インへイの人間よ 謝インへイが京城でどれほどの地位か 知ってるでしょ? もし私に手を出したら 彼は決してあなたを許さないわ 謝インへイ? 彼が手伝ってくれたって? 謝家と塗家の関係を考えれば 足元をすくわれないだけでも上出来だろ まさかワタシ、今日こそ逃げられないってこと? だめ 彼とは一緒に行けない まだ逃げようってか? このキチガイ女 今日しっかりお仕置きしてやらないと お前は知らないんだな 己の分際ってやつを 誰の許可を得て、彼女に手を出したんだ? 誰の許可を得て、彼女に手を出したんだ? 謝 謝さま どうしてこちらへ? 謝さま 謝お兄さん、どうして今頃助けに来るの? やっぱりね 謝インへイの名前って、 兄さんよりもずっと使えるわ この人たち、私をいじめるのよ 私は今 あなたの人なんだから 必ず私の仇を討ってね 痛いか? 痛い 謝さま 本当に彼女があなたのお連れの方だとは知りませんでした 私が無知でございました どうかご寛大な心で、 お許しください どう解決したい? 彼らさっき、 私をビンタしたのよ だから今度は、彼ら自身に ビンタさせて 私が満足するまで まさか やれ 気が晴れたか? スッキリした どうやら噂は間違いだったようだね 謝社長が塗さんを嫌っているどころか、 明らかに甘やかし放題じゃないか 満足したか? 満足だ もし今後、お前がまた彼女をいじめたと 俺が知ったら 江家を京城から消してやる わかりました どうしてか分からないけど、 謝インへイ、今すごく怒ってる? 謝お兄さん 謝家は普段お前に冷たくしたのか? してないわよ 謝家は私にとても良くしてくれてるもの だったら、どうして、 ここの奴らのために、働きに来てピアノを弾いてるんだ? お前、分かってるのか? もし俺が今日間に合ってなかったら、 どんな結果になってたか? ワタシ… どうした? 謝お兄さん、お腹が痛いよ 病院に連れて行くぞ 塗さんはおそらく外で 不潔な物を食べて 胃腸炎になったのでしょう 夜、通りかかった 屋台の匂いが すごく強くて 我慢できずに一つ買ってしまったの 外で食べるとはな 謝家の料理人が 下手だからか 違うわ 胃腸が弱いと分かっていながら 外で変な物を食うとは 全く自分を大切にしない奴だ 今後、謝家の家訓として 衛生許可のないものは 食べるな 家訓ばかり立てて はあ 患者さんはこの期間 食事に気をつけ、あっさりしたものを摂れば 特に問題ないでしょう 謝お兄さん 私が病気になったこと 兄には言わないでくれる 彼、最近悩みが多いから 彼の重荷になりたくないの 君は重荷ではない 謝インへイにこんな 優しい一面があったなんて 塗ユエに能力がないだけだ やっぱりこれこそが謝インへイね 塗家が破産したら 今後、江ヒヨウのように 塗エンを狙う奴が どんどん増えるだろう 彼女を守るには 一番良い方法は 彼女に しっかりした後ろ盾の夫を見つけてやる事だ 謝インへイ 本当に彼女を 自分の手で他人に譲ってしまうのか? 謝お兄さん ワタシ 顔に何か付いてる? いや、何も 明日からレストランは来るな 謝氏に来い 仕事を用意してやる 本当? 謝氏って研修生への 要求が高いって聞いたけど 私にできるかな? できるさ お前には 個人秘書の役職を 月給よんじゅうまんで用意してやる よんじゅうまん?! 新卒の九割を軽く超えちゃうじゃん! 謝お兄さん、あなたって本当に優しい! 家が破産して 両親が亡くなって 兄さんも頼りにならなくて 人に厄介になっている私を救ってくれるなんて! よんじゅうまん! 謝社長、どうぞ車に乗って! 俺の隣に来い はい 親愛なる謝社長 何かご用命はありますか? ん なんでもない 会社へ 社長 今日からここが君のオフィスだ はい いや 俺、数日休みを取っただけなのに 社長の隣に 女がいたなんて 礼儀正しくな あれは未来の社長夫人だぞ 白い真珠のネックレスを 買ってきてくれ 贈りたい相手がいる 予算はろっぴゃくまんえん 残りの金は お前の手間賃だ ろっぴゃくまんえん さすがは謝インへイね 気前がいいわ 塗さん、 仕事で 何か問題でも? 少しね 謝インへイさんの周りに 仲のいい 女性はいるかしら? 社長夫人、 もう社長の異性関係を 探り始めたんですか? 買い物はね 事前に探りを入れておかないと そうすれば、 喜ばれるものが贈れるでしょ 塗さん ご安心ください、 社長は普段潔身自宮していますから え? あっ、いえ、 潔身自好です 周りには 女性は一人もいません もちろん、 あなたと謝さん以外は 女性が一人もいない? ええ ええ 謝インへイがまさかモテないなんて? あー、それは でも、そうね あんなに古風な人だもの、 女性が彼を 好きになるはずないわ 謝インへイに 好きな人がいないのなら、 ネックレスは おそらくお姉さんへのプレゼントね 謝姉さんは飾り気がなくてさっぱりしてるから、 シンプルで上品なデザインが 一番お似合いだわ 店員さん、 このネックレスください こちらのネックレスは五百万円です 五百万円 六百万円から五百万円引くと、 百万円も儲け 謝お兄さん 見て、私が買ったネックレス どうかな? 謝インへイ、近すぎない? すごく似合ってる え、謝お兄さん これ、誰かにあげるんじゃないの? 試着した感じを見てみたかったんだ うん ちゃんと留められた? なかなか留めにくいな どうして留めにくいの? 謝お兄さん もしかして、できない? 今まで誰かに着けてあげたことないから 君はネックレスがよく似合うね 前に俺が贈った 服とか、ネックレスとか どうして着けてるところを見たことがない? それは もったいなくて着られないの 壊しちゃいそうで だからしまってあるの じゃあ、私もう仕事行くね 夜、一緒に食事に行こう わかった 君へのプレゼントだ 謝お姉さん、こんにちは あら 今回のネックレス、 なかなかデザインがいいわね いつからそんなに、 センスが良くなったのかしら お母さん、わかったよ これ、叔母さんが選んだんだよね あ、あなた 人違いですよ 私はあなたの叔母さんじゃありません おじさんの、 個人秘書です わぁ、叔母さんすごいね おじさんと一緒にお仕事できるんだね それじゃあ、もっとおじさんとお似合いだね 子供が適当なこと言ってるだけだ 気にしないでくれ いや、 説明しないんですか ああ、彼女だったのね どうりで急にいつもの調子と違って、 プレゼントなんか送ったり、 食事に誘ったりするわけだ 下心があったってことね 塗エンと一緒にいたいんだ 塗エンと一緒にいたいんだ だから謝家で口添えしてほしい そうね 謝家の家風は伝統的だから 跡継ぎの結婚相手は 家にとって有利な人を選ぶはずだわ 塗家が破産したかどうかは別として たとえ塗家が破産してなくても あなたと塗エンが一緒になるなんて おじい様が絶対に反対するわ おじい様に証明してみせるよ たとえ政略結婚に頼らなくても 俺が謝家を頂点に導いてみせる 分かったわ ネックレスはとりあえずもらっておくわね だって 弟の幸せが一番大切だから ありがとう、姉さん シンちゃん ワタシ、あなたの叔母さんじゃないの 私の名前は塗エンよ エンおばさんって呼んでいいわよ エンおばさん うん いい子ね 人の見る目 悪くないわね 分かってる 行くぞ まさか謝お兄さんが 子供には意外と優しいなんてね あなたに対しての方が 子供より優しいんじゃないの 謝お姉さん シンちゃんがデタラメを言ってるんだから あなたまで一緒になって囃し立てないでよ 私はただ実家が破産して 行くところがなくて 兄に 謝お兄さんの家に放り込まれただけなの 謝インへイの家には どんな人でも 住めるわけじゃないのよ それはね 彼らがうちの兄みたいにずうずうしくないからよ 謝お兄さんは うちの兄にうんざりさせられて それでようやく承諾したんだから そうかもね さっきの謝お姉さんの言葉 彼に聞こえたかな どうか聞こえてませんように やっぱり説明しとこうかな だって謝インへイは 今私にとって最大のパトロンなんだもん こんなスキャンダルで 私たちの 純粋な金関係が影響を受けるのは絶対ダメ 謝お兄さん ん 今日のシンちゃんと謝お姉さんは ただ冗談を言ってただけなんです 誓います あなたに対しては絶対に これっぽっちも下心なんてありません これっぽっちも ないのか はい 分かった よかった 謝インへイに彼女がいないなんて でも、そっか あんなに古風な性格の人を どうして 女性が好きなわけないよね そんなに古風か こうしたらいいのか それともこうか まさか 謝インへイ 急に妖怪に取り憑かれちゃったの? なんでいきなりそんなセクシーな格好に? この胸筋、腹筋 見れば普段から鍛えてるのがわかるわ ん? この感触 どうしてこんなに懐かしいの? もう触り終わったか? わざと触ったんじゃないの ただ 足がもつれちゃって 足がもつれる? どうやら普段の運動不足だな 明日テニスコートへ来い 鍛えてやる え? 鍛えるって? ワタシ ラケット持ってないの 俺が持ってる ウェアも持ってないし 新しいのを買ってやる 謝お兄さんって私に 本当に優しいのね ワタシ、もう寝るね だめだ、もうだめ すごく疲れた、ちょっと休ませて 先に水を飲みな ありがとう ワタシ、もうできないからね ちょっと休みたいの 硬っ ただ硬いって思っただけよ 横にならないって言ったわけじゃないし まさか 横になれ 謝インへイ 私にそんなに優しいなんて もしかして私のこと好きなの ああ なんか気分悪くなってきた ワタシ、先に帰るね 兄さんのシェアハウス、 ひどすぎない? もう一回言ってみなさいよ 誰だ? こんな夜中に 兄さん 今日、ここに泊まらせて どうした? もしかして謝インへイのやつが お前をいじめたのか? 妹をいじめるなんて どうやってあいつに落とし前つけさせるか見てろよ いじめられてないよ 私なの 私ね うちの別荘が 明日競売にかけられるって思ったら、 気分が悪くなっちゃって 一人でいたくなかったから、 それで会いに来たの ごめん、エンちゃん 兄さんがダメだったな 大丈夫だよ、兄さん 確かに 兄さんは本当にダメで、 塗家を破産させちゃったし、 私にまで 大きな別荘に住めなくさせたけど、 でも、 でもね ワタシ、少しも嫌な気持ちになってないから 私も最近 ずいぶん稼いだんだ 全部兄さんにあげるから、 いつかきっと 家を取り戻そうね 分かったよ お前の金はいらないよ お前が自分で使え じゃあ、兄さんはどうするの? 俺も最近は 少しは稼いでるよ よんせんまんえん?! 別荘を買い戻すには まだ足りないけど、 俺たち二人を養うには 十分すぎるほどあるさ まさか 兄さん、どんな仕事して そんなに稼いだの? まさか、自分を 売ったんじゃないでしょうね?! 兄さん、 ねえ、 うちみたいな 今の状況だと、 ワタシ、これから どんな彼氏見つけられると思う? エンちゃん、心配するな 兄さんは必ず再起するから、 最高の彼氏を見つけてやるよ じゃあもし、 もしもの話だけど、 私の将来の彼氏が 謝インへイみたいな人だったら、 好きになってくれる? 謝インへイみたいなやつか、 俺を怒らせて、 さっさと俺の ポケットの小銭を継がせたいのか? ワタシ、 例え話をしただけじゃない びっくりした それに、 私もあんなやつは好きじゃないし そうだよな お前は俺が育てたんだから、 見る目は俺譲りで、 そんなに悪いはずがない おじさんの言うことは、 やっぱり信用できない 私を好きだなんて言っておきながら、 昨日の夜、家に帰らなかったのに、 メッセージの一つも 送ってくれなかった 何してんの? 別に? ちょっと見てただけ 何かあった? まさかネット恋愛とか? 私はそんなのないよ それよりあなた 顔がデレデレじゃん あなたこそ恋愛してるでしょ? よくわかったね 最近ね、イケメン配信者さんを 追いかけてるの 配信者? どんなタイプの配信者? セクシー系 魚さんって言うの 声もイケボだし、 腹筋も素敵だし、 とにかく腰の動きが最高なの 惜しいのは顔が見えないこと ちょっと見せてあげるね これって最近の 論文のストレス解消に最高の薬なのよ 普通の人には めったに教えないんだからね これって最近の 論文のストレス解消に最高の薬なのよ 普通の人には めったに教えないんだからね 何するの 塗ユエ なんで勝手に私の写真消すのよ 妹を悪くするからだ こんなきわどい 男の配信者の写真なんて 妹が見ていいものか お前は 妹の純粋な心を汚してるんだ うちのエンちゃんもういい歳なんだから 何を見ちゃいけないって言うのよ 見てはいけないんだ なんで彼のことを思い出したの この後ろ姿 謝インへイみたい へえ あのクズ兄貴と 一緒に来たのか なんで謝インへイとは 一緒に来ないんだ まさか謝インへイに 家から追い出されたのか ヨウさん これは彼にはわからないんですよ 実の兄貴と 愛しい兄貴は やっぱり違いますからね もし追い出されたとしても あなたには関係ないでしょ 関係ないだと この前お前のおかげで 俺は何日も顔が痛かったんだぞ もう謝インへイの庇護もないんだろ 塗エンはもう生贄同然だ それはあなたたちが自業自得よ 聞いたぞ 塗家は今別荘の売却金で 借金を返済するのを待っていると どういう意味 何を企んでるの どういう意味? 何をするつもり? 今日、オークションに来てるのは、 みんな京城の顔馴染みばかりだ 俺の一言で、 お前らの塗家別荘に、 誰も値をつけさせないことだってできるぜ? そうなったら、 お前らが頼りにしてる 落札金での借金返済は、 難しくなるぞ この卑怯者! この前言ったことは、 まだ有効だ お前が俺のものになれば、 落札価格を 釣り上げて、 お前らの塗家が 借金を多く返せるようにしてやってもいい 身の程知らずめ! 塗家はたとえ破産しても、 娘を売って栄達するような真似はしない! 人が多いよ 兄さん 強がりやがって 別荘が競売で売れ残ったら、 てめえに何が言えるか見ててやる! ただ今より競売いたしますのは 塗家別荘です 開始価格は、 一億円 一億二十万円! 塗家も本当に落ちぶれたものねたった二十万円しか上乗せしないなんて そうね まさか二十万円しか上乗せしないとは 一億二十万円 これより 高値をつけられる方はいらっしゃいませんか? これって塗さんへの嫌がらせじゃないか? ありえないわ! 塗家別荘の市場価格は、 少なくとも一億二千万円はするのに どうして誰も入札しないの? どうしよう? 兄さん 塗エン まだチャンスはあるぞ 俺の要求を呑めば 一億六千万円出してやる しぶしぶ塗家の 難局を乗り切らせてやるよ 謝社長 塗さんは今、 困っているようです 今、動きますか? 一億二十万円 一回目 時間が残り少ないぞ エンちゃん 大丈夫だ こんな奴に頼る必要はない そうよ 江ヒヨウみたいな 口約束を守らない人間なんて 私たち、彼の言うことなんか聞かないわ 無駄話ばっかり 一億二十万円 二回目 一億六千万円 今の塗家にとっては、 多くの問題を解決できる 一億二十万円 さあ 三 六十億円 誰だこれ一体誰だ信じられない 六十億円 これは市場価格より 三倍も高い ありえない 六十億円だぞ六十億円 誰がこんな大金使うんだ? 誰がそんな金持ってんだ? 本当に金余りだな、太っ腹だ 六十億円 これより 高い値段を付ける方はいらっしゃいませんか? 六十億円一回 六十億円二回 六十億円三回 この声は ねえ、誰が六十億円も出したの? 本当に気前がいいわね 申し訳ございません 購入者は身元を明かしたくないと どうぞ、お引き取りください 一目見るのもダメですか ダメです 謝社長 塗さんが先ほどあなたをお探しでした なぜお出にならなかったんですか もし彼女が知ったら あの別荘をあなたが落札したと きっと喜ぶでしょうに 彼女が喜ぶとでも思うか もちろんです だが、俺は確信が持てない エンちゃん 大丈夫だよ、エンちゃん 兄さんが金持ちになったら きっとあの別荘を 買ってあげるからね うん 彼なのかな ワタシ、大丈夫だよ、兄さん 別荘を売ったお金で 借金返せるかな 足りるさ よかった 今回はお前ら運が良かっただけだ 親切な人がいて お前らみたいな 貧乏人二人を助けてくれたんだからな 次は そうはいかないぞ ちぇっ エンちゃん 彼の言うことなんて聞いちゃだめよ 私たちの人生は きっとどんどん良くなるから うん 二人とも待ってろ 車を回してくるから うん 塗エン 墨ヤン いつ帰国したの どうして私たち誰も知らなかったの 昨日戻ってきたばかりだよ ごめん 昨日初めて知ったんだ 塗家が破産したこと でなきゃ、絶対助けたのに 大丈夫 もう終わったことだから 気持ちだけで嬉しいよ 今夜、友人が うちのホテルで 歓迎会を開いてくれるんだ 君も遊びに来ないか 私たちは親友なんだから もちろん行くよ ねえ 私もあなたの友達なのに どうして私を誘ってくれないのよ 君たち二人はいつも一緒じゃないか もちろん一緒に来るものだと思ってたよ さすがだね 小さい頃から一緒に遊んできた 幼なじみだもん やっぱり私達のことよく分かってる 謝社長 まだ塗さんを 一緒に帰るように誘いますか 彼女があんなに 楽しそうに笑ってるのを見てないのか 家になんか帰る気ないだろ ええと、そういうことになりますね どいて 墨ヤンお兄さん 塗エン 来たんだね さあさあさあ ここに座って ありがとう 塗家が破産したのに どうして墨ヤンは まだ私を見てくれなくて まだ塗エンをかばっているの? ふん ありがとう 塗エン 聞いたわよ あんた、最近破産したんでしょ 最近の生活 かなり大変なんじゃない まあまあかな 別に 認めたくないこともないでしょ みんなで 募金してあげようか どうせ毎年 貧しい人たちに お金をあげてるんだし 彼らにあげるより あんたに全部あげたほうがいいでしょ 宋インシ そうだよ、塗エン 塗家が破産したんだから そんなに面子にこだわることもないって みんな 昔からの友達のよしみで 多少は 施してあげるよ 彼女たち わざと騒ぎを起こそうとしてるな 個人的に募金したら 捕まったりしないのかな この福祉機関 手数料取るのかな 募金したお金 本当に全部私にくれるのかな ほらね あのどうどうたる塗家のお嬢様も 本当に落ちぶれたってわけね こんなに早く 募金を受け入れるなんてね ほらね あのどうどうたる塗家のお嬢様も 本当に落ちぶれたってわけね こんなに早く 募金を受け入れるなんてね タダでもらえるお金は、 もらわない方がバカだもんね 宋お嬢様、 アイディペイがいいの、 それともペイペイがいい? ま、いっか 両方スクリーンショット撮っとくね 受取コードは、 グループに送っといて 塗エン、 あんたって本当に面の皮が厚いね あら、 さっきはあなたが 自ら寄付するって言ってたのに まさか 後悔してるんじゃないでしょうね? 誰が後悔してるって? 今すぐ送金してやるわ 着金 二十万円 本当に振り込まれた お金持ちのお姉さん、 私も最近お金がないんです よかったら、 私にも寄付してくれませんか? あんたの家は破産してないでしょ 何首突っ込んでるの? もしかしたら、いつか あなたの家が破産するかもしれないでしょ 先に貯金してあげとくわ ちょっと、あんた この業界で みんながみんな塗ユエみたいに 無能じゃないんだよ あんな大金、 全部使い果たしちゃってさ 兄は人を信じすぎただけよ きっとそのうち借金を取り戻すわ それに、 たとえ借金を取り戻せなくても、 いつかきっと再起するわ そんなこと言って、 自分で信じてるの? 俺は信じないね もういい! 今日は俺の歓迎会だ これ以上塗エンについて話すなら、 出て行け ふん 顔を立ててやるか ツキちゃん、 ちょっとお手洗いに行ってくるわ 私も一緒に行く いいの 一人で少し休みたいの やっぱりね 江ヒヨウっていうバカが 我慢できないんでしょ ここは女子トイレよ 出て行って 塗エン 寄付金は受け入れるくせに どうして俺だけは 受け入れてくれないんだ 私 あなたのこと好きじゃないし なんで受け入れなきゃいけないの 塗家はもう破産したんだぞ お前にはもう 選り好みする資格なんてない そんなのあなたには関係ないでしょ 俺の前で 強がるなよ 俺と結婚すれば 別荘を一つくれてやるし 保証するよ 前と同じように いい暮らしができるって 夢でも見てなさい いいだろう 俺とお前が 穏やかに話すのを 望まないなら 強引になるのも仕方ないな 放して、放して 放して 放して 放して 塗エン 今夜あなたを必ず 破滅させてやるわ 見てなさいよ もう墨ヤンを誘惑できないようにしてやる フン 社長 塗さんは三階で 歓迎会に参加されてますよ 塗さんを見に行ってみては いかがでしょうか ついでに家まで送って差し上げては なんでも 墨社長と塗さんは 小さい頃からの同級生だとか つまりは 幼なじみってことですよね この幼なじみに 久しぶりの再会が加われば 昔の恋が再燃する まさに小説のような 展開ですよ 三階へ行こう 大変だ! お手洗いのほうで 揉め事が発生した 皆さん、早く見に行ってください エンちゃん…! 何があったんですか? 見に行けばわかるでしょう みんな一緒に行きましょう よし エンちゃんが 終わったかどうかもわからないし 今日はずっと気がかりだな 開けて! 助けて! 開けてよ! 開けて! 助けて! 開けてよ! 開けて! もう諦めな 今夜は 俺たち二人きりだ 誰も助けになんて来ないさ 何するの!? 助けて!助けて! 助けて! 助けて! この野郎! よくも妹をいじめるな! ボコボコにしてやるからな! 誰だか分からなくしてやる! 兄さん、ありがとう 怖かったよ もう大丈夫だよ 俺がそばにいるから もう誰も君をいじめない 塗エン 早く兄を止めろ さもないと今すぐ警察に通報してやる お前を社会的に抹消してやるからな! まだ妹を脅す気か 塗ユエ 調子に乗るなよ さもないと お前ら二人まとめて 裁判所に訴えてやるぞ お前ら二人を 塀の向こうにぶち込んでやる! やってみろよ 今すぐホテルの 監視カメラの映像を取り寄せてやる 男のお前が 女子トイレにいるなんて 一体何を企んでるんだ? しぇっ 謝さん あなたはもう謝家から 追い出されたって言ってませんでしたか 俺を騙したのか? この前 忠告したはずだ もしまた 塗エンをいじめたら 江家は京城から 抹消されると しぇっ 謝さん 今回は本当に 俺のせいじゃないんです あいつが あいつが俺を騙したんです あいつが俺を誘惑してきたんです そんなことしてない 私の見る目もそこまで悪くないわ 私の見る目もそこまで悪くないわ お前っ エンちゃん エンちゃん 大丈夫? 大丈夫 墨ヤン どうして入って見に行かないの? 時間的に言って 江ヒヨウもそろそろ 用事を済ませた頃でしょ? あれって謝氏グループの 権力者、謝インへイじゃない? どうしてこんな所に? 塗家はもう破産したのに 塗エンにどこにそんな力があって こんな大物と繋がれたわけ? 他に何があるっていうの? 相手の 裏の 愛人になったんでしょ エンちゃんはまだ 謝インへイと数日しか住んでないのに どうして彼女はよりにもよって 謝インへイという部外者の方を頼りにするんだ? まあいい しばらくは謝インへイに免じてやるか まずはこのクズを始末する 通報したいんだろ? 行こう 連れてってやる 塗ユエ 手を離せ 妹を家まで送ってやれよ 彼女の気持ちをしっかり見てやれ 行こう エンちゃん 帰ろう うん 怖がらないで 今夜は俺がそばにいるから 行かないでね 行かないよ 来ないで 来ないで エンちゃん ここにいるよ 来ないで 来ないで,エンちゃん 怖がらないで 俺がいるから もしもっと早く知っていたら 江ヒヨウが今日君に こんなことをするなんて 前回俺は 彼を放っておくべきじゃなかった 俺が君を守れなかったんだ エンちゃん 帰ろう うん あなたがいてくれると、 やっぱり安心する気がする 謝インへイ、 キスしたら逃げるつもり? 違う 違うって言うなら、 さっきのキスは どういう意味だったの? 近すぎるのよ 前、 俺に聞いたあの質問、 俺は答えたよな じゃあ、この数日で どう返事するか 考えた? みんな謝インへイは 禁欲 だっていうけど 私に対してはね 全然逆じゃない こんなに早く 承諾するなんて 普通、彼氏って お試し期間があるものでしょ お試し期間が終わってから ようやく付き合えるのよ まだ付き合い始めてどれくらいなのよ 分かった お試し期間は受け入れるが あまり長くはできない 適当な理由を 言ってみただけなのに 謝インへイ、彼ったら承諾したわ 以前謝インへイに会う時は まるで猫に怯える鼠みたいで いつもビクビクしてたのに まさかいつか こんな扱いを 受けられるなんてね これってまだ 私の知ってる謝社長なのかしら 彼がこんなに かいがいしく世話をするなんて これだから素人は分かってないんだよな 社長は今お試し期間中なんだ ちょっとでも気を抜いたら この正規採用の座を 奪われちゃうからね だから当然 しっかり頑張って見せないとさ 美味しい 美味しい 墨ヤン もしもし、墨ヤン 何か用 社長 この墨ヤンは きっと何か企んでますよ 塗さんから目を離さないでくださいね 分かってる 何か用ですか? エンちゃん 会いたいんだ 話がある 今ですか? うん 今 君の会社のビルの下にいる あ 分かった じゃあ下で待ってて 今すぐ降りる 墨ヤンが私に用があるみたいで ちょっと彼に会いに行ってくる 昼ご飯は戻ってきてから食べるね 行ってこい 社長 この墨ヤンが 裏があるって分かってるのに どうして塗さんを行かせるんですか? 塗さんが 墨ヤンに寝返らされるのが怖くないんですか? 二人を邪魔するよりも まずはその真意を探るべきだ 敵を知り己を知れば 百戦危うからずだ 誰が社長を古風だって言ったんですか? とんだ策士ですよ 電話で話す時は あんなに真面目だったのに 私に何が用? 相手の 後ろ暗い 愛人になるんでしょ もし宋インシの 言っていることが本当なら 直接 塗エンに手助けしたいって言ったら きっと怒るだろうな 昨夜の事故は うちのホテルで起きたんだ 俺の監督不行き届きだ お詫びを言いたい これは墨氏グループ傘下の ホテルのプレジデンシャルスイートだ 一年間無料で 宿泊できる これは墨氏グループ傘下の ホテルのプレジデンシャルスイートだ 一年間無料で 宿泊できる 俺は帰国したばかりで 身近に 秘書がいない 君は 俺の会社に来ることを考えてみないか 謝インへイが君に与えられるものは 俺なら倍出してやる 仕事と住む場所があれば 塗エンはもう 無理して 謝インへイのそばにいる必要もないだろう お前たちはどうしてここにいるんだ これは社長の 人生に関わることですから 俺たち二人はもちろん 少しでも力になりたいんですよ よく言うよ 自分が噂話を聞きたいだけだろう しかしこの墨ヤン ひどすぎるよ まさか親分の目の前で 目の前で 引き抜きなんて 本当に厚かましい 塗エンが彼を承諾するわけがない そうだ 塗さんは謝家にいて とても快適に暮らしている 彼女が墨ヤンの ルームキーを受け取るはずがない みんな昔からの知り合いでしょ 水臭いじゃない このルームキーは先にいただいておくね え マジかよ 塗さんがまさかルームキーを受け取るとは 彼女は本当に謝家から 引っ越すつもりなのか もしかして塗さんは 本当に好きなのは墨ヤンなのか 社長は実は当て馬だったとか 私にもわからないよ ちょうど兄さん住む場所ないし このプレジデンシャルスイート 兄さんのために取っておくね 俺の対応に ずいぶん満足してるみたいだね 満足 満足よ じゃあ、仕事は? 仕事は行かないわ どうして? 俺が出した条件が 良くなかったかな? 違うの もし数週間早く 私に言ってくれてたら きっと ためらいなく行ってたわ ただ ただね、今はもう 謝インへイのそばにいるのに 慣れちゃったの 慣れた? エンちゃんは俺が 現れるのが遅すぎたって怒ってるのかな? 社長 今回は塗さんがあなたを選びましたね 黙れ 聞こえている 何か用でもある? 何もないなら 仕事に戻るわ ああ 大丈夫だ 帰って来るのはやけに早いじゃない 墨ヤンとの話は楽しかったか? 何の話よ? 彼が一番分かってるんじゃないの? ほんとによく演じるわ 一体いつまで 演じられるかしらね! 楽しかったわよ 彼、私に 素敵なプレゼントをくれたの どんなプレゼントだ? 墨氏ホテルのプレジデンシャルスイートの 一年間滞在権よ あのホテルの プレジデンシャルスイートは 豪華な プライベートプールがあるだけじゃなくて 絶景の海も見えるんだって 毎朝目覚めるたびに 最高の気分になれるわね 行くな! なんでルームキー投げたの? 塗さん これは謝氏傘下の 全ホテルの プレジデンシャルスイートのルームキーです ホテルは 墨家の傘下だけじゃない 俺のところにもある もし君が ホテルに泊まるのが好きなら、 好きなホテルを選んでいい やきもち? うん 試用期間、前倒しで終了 本採用に同意します なんて言った? 嫌ならいいけど 欲しい 欲しくないわけないだろ? じゃあ本採用なら、 もっと ご褒美あげてもいいかな? エンちゃん 何か用? やばい なんで忘れてたんだろ 塗ユエを 呼んだこと お前たちは何してるんだ? 兄さん どこを想像してるのよ ワタシ、昨日の夜のことで 怖くて 謝お兄さんにまとわりついて 護身術を教えてもらってたの 俺が不甲斐なかった お前をちゃんと守れなかった 安心しろ 江ヒヨウはもう拘留された 江家も長くは持たない あいつが今後 お前に迷惑をかけることはない 江家がこんなに早く 潰れるなんて 謝インへイがやったんでしょ 人が 大切にされるって こういう気持ちなんだ 昨日お前に言おうと思ってたんだが お前はこれからも うちのエンちゃんとは 少し距離を置いた方がいい うちのエンちゃんが 誰からも好かれるのは知ってる だが、お前は結局 実の兄じゃないからな 将来エンちゃんの旦那さんが知ったら 嫉妬するぞ あなただって彼女の旦那じゃないでしょう どうして彼が嫉妬するか分かるんですか お前 もういいでしょ、兄さん 私が言ったじゃない 私が謝お兄さんにまとわりついてたんだから もう彼のことを言わないで お前もだ 男とはこれからも 距離を置け わかったわ、兄さん 怒りを鎮めて 私ね プレゼントを一つ あなたに贈りたいの 墨氏ホテルプレジデンシャルスイートの 一年間の居住権よ どうぞ もうね あなたのあの ボロアパートに住むのはやめて このプレゼント なんでゴミ箱に入ってるんだ? エンちゃんがこのスイートを欲しがってたのは、 塗ユエが泊まるためだったのか たぶん、 うっかり落としちゃったのよ うん 男なら、 大きなことを成し遂げなきゃ、 こんな些細なことにこだわっちゃだめよ 拭けば、 使えるわ 分かったよ でも、 そのルームキーどこで手に入れたんだ? 墨ヤンがくれたの 昨日彼の縄張りでトラブルがあったからって、 彼が気に病んでるらしくて、 どうしてもって、 持ってきたのよ ルームキーをか あの墨ヤンのやつ、 どうも下心があるな やっぱりあいつは一筋縄じゃいかない奴だ 入れよ、墨ヤン おっと 来てくれただけで十分なのに、 何お土産なんて持ってきてるんだよ エンちゃんが泊まると思って、 チェックインギフトを持ってきたんです なあ、兄貴に正直に話してみろ、 お前、うちの エンちゃんのこと好きなのか? お前らは昔からの同級生だし、 歳も近いし、 お互いのことをよく知ってる もしうちのエンちゃんが好きなら、 俺がお前らを取り持ってやるよ 他のロクデナシに 取られるよりはマシだ 好きです よし 明日すぐに手配してやる はい 謝インへイ 謝インへイ 入るよ あれ、いない? 見ちゃいけないものだったかな 何を考えてるの? これこそが素の謝インへイだね この前リビングで、 わざとその服を着て 私を誘惑したんじゃない? どうした? 気に入らなかった? この前、 ずいぶん嬉しそうに触ってたじゃないか 嫌いってわけじゃないけど 正直に言ってよ いったいいつから 私が好きになったの? それから、いつから 私を陥れようとしたの? 俺たちが初めて会って、 君が俺を 君の兄だと勘違いしたその時からだよ 好きになったんだ いつから陥れようとしたかというと、 たぶん 君の兄が君を 俺の家に放り込んだ時かな じゃあ、もし塗家が破産しなくて、 兄さんが私を謝家に放り込まなかったら、 私に一生 好きだって言わないつもりだったの? そうじゃない? 今はそんな選択肢はないよ 兄さん なんで急に ミシュランのレストランに連れてきてくれたの? まさか ただの食事改善 じゃないよね? 着いたらわかるさ 行くぞ 塗ユエってまさか? 墨ヤン、なかなかいいぞ 妹の婿になる 資格は十分にある ねえ、兄さん お見合いみたいなこと、どうして 前もって言ってくれなかったの? もし謝インへイに知られたら 私がお見合いに来たって 首を絞められるわよ? エンちゃん まさか本当に来てくれたんだね エンちゃん、何が食べたい? どうやって言い訳して 逃げ出そうかな? 適当でいい あれは塗さんじゃないですか? 塗さん、ご愁傷様ですね これは何の祝賀会だ? なんで俺を呼ばなかったんだ? 祝賀会って何がだ? これは俺が妹のためにセッティングした お見合いだ へえ お見合い か? 今日は俺と塗家の家事だ 謝社長 部外者のお前には 不便だろう? 俺だって今は エンちゃんの半分監護人だ 彼女が誰と恋愛しようと 俺が審査しなきゃな 誤解だったとは言え どうも謝インへイと塗エンは 塗ユエが言うほど単純じゃない気がする 前はどうして そんなにお節介焼かなかったんだ? それは誰のことかにもよるだろ エンちゃん 実はずっと前から 君が好きだったんだ 俺にチャンスをくれないか? 約束する 俺と付き合ったら 必ず君を甘やかす 愛する 最高の生活をさせてやる 絶対に苦労はさせない 彼女は俺のところで幸せに暮らしてる 何不自由なく 少しも嫌な思いをしてない お前には関係ないだろ? エンちゃん 俺と一緒になれば 墨家の誰も反対しない お前の兄さんも賛成だ 合法的な名分を与えられる え? エンちゃん どう思う? ワ ワタシ… ワタシ… エンちゃん、 お兄さんが話しかけてるよ 答えてあげな ごめんなさい、墨ヤン、 あなたの言うことは聞けないわ 理由を聞いてもいいか? そうだ 墨ヤンはスタイルも顔も、 家柄も全て完璧なのに、 なぜ彼が嫌なんだ? だってワタシ、 好きな人がいるの 何? 好きな人がいるだと? そいつは誰だ? なんで俺は知らないんだ? その、 友達よ どんな友達だ? まさかネットで適当に知り合ったような 奴じゃないだろうな? もう 違うわ 変なこと考えないでよ 彼とはまだ不安定なんだから 安定したら、 あなたに会わせるわ いや、 お前、どうやって保護者やってんだ? 妹が恋愛してるのに、 気づかなかったのかよ 俺も昨日知ったばかりだ まさかその相手って、 謝インへイじゃないか? エンちゃん 大丈夫だ 待てるよ 君が結婚してない限り、 俺にはまだチャンスがある 待たなくていいわ 社長は実の彼氏のはずなのに、 どうしてやることが、 まるでホストのようだよ? 相手はとても良い人よ もし何もなければ、 この人生は彼で決まりだわ さっきレストランで言ったこと 本当なの? どの言葉? 君は一生 俺のものだってやつ 本当じゃないとでも 思ってるの? 私が他の男を探すことを望んでるってこと? よくもそんなこと言えるな? もし他の男を探したら 今日みたいに引き裂いてやる 幼稚ね もし私が今後 他の人を好きになったら ワタシ その先の言葉は聞きたくない エンちゃん、心配しないで 墨ヤンが君にあげられる名分はね 俺もあげられるから なんでそんなに早起きなの? 俺、しばらく出張なんだ だからこの数日は君一人で会社に行きなさい 墨ヤンには会うな うん わかった エンちゃん、今日暇? 画展見に来ない? 暇だよ、今すぐ行くね 塗エン、 今日この画展に来てる人たちが どんな人たちか知ってる? そんなみすぼらしい格好で入ってきちゃって 何か問題でも? 私は今毎日出勤してるし、 仕事着を着るのは ごく普通のことよ 仕事中に抜け出してくるなんて、 あなた、よっぽど いい男見つけたいのね 残念ね 今日来てるのは お嬢様方や奥様方ばかりよ あなたが探してる男はいないわ 宋インシ、 誰が男を探してるなんて言ったの? もちろんあなたでしょう 考えるまでもないわ あなたはね 謝インへイに飽きられて、 捨てられて、 次の相手を探すのに必死なんでしょ 私を叩いたわね? そんな口の利き方をするから、 叩かれるのよ! 小さい頃から、 両親にだって叩かれたことないのに、 何であなたが私を叩くのよ? エンおばさんをいじめるからだ! エンおばさんをいじめるからだ! あんた誰よ、よくも押したわね 私が誰だか知ってるの? 誰であろうと関係ない エンおばさんをいじめたのは 君が悪いんだ なるほどね どうしてあんたがこんなとこの 招待状持ってるのかと思ったら 結局は 他人の継母にでもなるつもりってわけ? もう一度言ってみなさい? 何する気よ? もしまた私を叩いたら 警備員を呼ぶわよ エンおばさん 思いっきり殴っちゃっていいよ 警備員は止めないから その言葉があれば アタシは安心よ ガキの言うこと信じるの? 警備員、警備員! この二人、私を殴ろうとしてるわ! 追い出して! 彼女たち二人が僕を殴ろうとしたんだ 彼女たち二人を 追い出して かしこまりました、坊ちゃま 何するのよ! 離して、離して! 塗エン、覚えといてよ! やっと静かになったね どうしてそんなにすごいの? シンちゃん、どうして一人でここにいるの? お母さんは? あそこにいる お母さん! さっきね、僕が守ってあげたんだ おじさんの未来の奥さんをね 僕ってすごくない? 僕はもう男の子だよ えらい! 行くわよ やばい 謝インへイのお母さんがどうしてここに? さっきのワタシ、あんなに凶悪な顔してたのに 全部見られちゃったんじゃないの? エンちゃん、ちょっとおしゃべりでもしましょうか はい、おばさん さっきのワタシ、あまりにもひどかったかしら? 謝おばさん、まさか お金で解決しようとしてるんじゃないでしょうね 謝インへイと別れろって 大丈夫よ 何もないから ヘイちゃんが全部手配してくれたわ さあ あなたとヘイちゃんのことはね もう全部聞いたわ このところ彼と接してみて、 彼の人柄はどうだった? 謝お兄さんは私にとても優しくしてくれます 穏やかで、思いやりがあって あら、まさかね いつか、 彼のことで、 こんな評価を聞くとはね おばあちゃん、確かによ おじさんがエンおばさんを見る目は、 とーっても優しいの そうなの お母さん、 ヘイちゃんは、 エンちゃんにすごく特別なのよ 初めて見た時、 私もすごく驚いて、 ヘイちゃん、 誰かに呪われたんじゃないかと思ったくらい もういいわ、もういいわ あなたもヘイちゃんに買収されたんでしょ 彼の肩を持つために来たんでしょ でなければ、 今日だって、 わざわざ私を画展に引っ張ってこないでしょ やっぱり、 お母さんには何も隠せないね 初対面だから、 これはご挨拶の品よ おばさん、これはあまりに高価すぎます 受け取れません エンちゃん、 これはお母さんが、 未来のお嫁さんにあげる挨拶の品よ これを突き返すって、 もしかして、 将来謝家のお嫁さんになりたくないってこと? そんなことはありません 謝家は一番、 家柄が釣り合うことを重んじるんじゃなかったんですか? どうして、 こんなに早く私を認めてくれたんですか? それなら、 今夜、 実家で一緒に夕食をいただきましょう はい エンおばさん、お水です シンちゃん、ありがとう 出張じゃなかったの? ヘイちゃん 何かあったら エンちゃんに直接言えばいいのよ エンおばさん 叔父さんが心配すると思って 気を遣ったんだよ この間、おじいさんに認めてもらうために エンおばさんと一緒になるって言って、 おじいさんにひどく殴られたんだ えっ? 裴ショシン! お母さん、早く逃げて! 叔父さんが怒り出すよ どこ怪我したの?見せて ただのかすり傷だよ 大丈夫だ エンちゃんが見たいなら 今夜ベッドで 俺から脱いであげようか? おふざけばかり 謝インへイ、嘘ついたのね 怪我してないって言ったのに 大丈夫だよ 本当に大丈夫 君と結婚できるなら このくらいの怪我、どうってことないさ 今後、私に隠し事をしちゃだめよ わかった? ええ、もうしない 兄さんがまだ知らないの 私たちの関係 ねえ、もしね 兄さんに言ったらさ あなた、殴られるんじゃない? 俺の怪我が治ってから 話すよ うん、分かった 緊張するなよ おじいさんは、実はずいぶん気さくな人だから 謝インへイをこんな目に 遭わせたのに 信じられないわ 気さくだなんて おじいさん、こんにちは おじさん、おばさん、こんにちは お前が塗エンか? はい いいか ヘイちゃんは私が育てた 最も完璧な後継者だ 謝お兄さんは確かに素晴らしい方です だが、あいつはな お前と一緒にいるためだと言って 関係を断ち切ることをちらつかせ 俺を脅したのだ 申し訳ありません ですが、私は心から 謝インへイのことが好きです 彼と生涯を共にしたいと思っています もういい 彼があそこまで覚悟を決めたのなら、 俺が本当に 彼を勘当などできるはずもない ただ、頼むから と謝家を失望させるなよ これはお前への手土産だ ありがとうございます 謝氏の五パーセントの株ですか おじいさんはああいう性格だから 気にしないでいいわよ こんなに高価な贈り物 気にしないわけにはいかないでしょう 父さんからは特にないが 市街地に別荘があるから 結婚祝いにやろう みんな贈り物をしたんだから 私のも当然少ないはずがないよね 僕のもある ありがとうございます さあさあ、ご飯を食べに行こう これ、本当に全部 私にくれるの もちろん 君は謝家が認めた 唯一の嫁なんだから 謝インへイ、 あなたの奥さんって最高 約束するわ、 今度はちゃんと大事にするから、 絶対にもう売ったりしない うん? 今の話って、 前にもらったもの、 全部売ったってこと? だって、あの時 塗家の借金を返すために、 全部売っちゃったの でも誓うわ、もう二度と、 そんなことはしない 売ったなら売ったでいい 怒ってないよ 明日また人に 補充させよう 行こう、ご飯食べに エンちゃん 謝お姉さん、 何か私に用ですか? エンちゃん、 あと二日でヘイちゃんの誕生日よ 知ってる? はい それでね 両親が言うには、 ヘイちゃんはずっとあなたが好きだったみたいで 彼の誕生日に、 ついでにあなたたちの婚約式を 一緒に済ませたいって え? これって ちょっと早すぎないかなあ 兄さんには まだ言ってないし 塗ユエはまだ知らないの うん それは少し面倒ね 私たちはただ先に 婚約式をしたいだけなの 正式な結婚は 両家で話し合ってからにしようと思って それならいいけど 決まりね さあ ドレスを選びに行きましょう エンちゃん このドレス どう思う とても素敵だよ お客様 お目が高いですね こちらは当店の目玉商品で 純手作りのオーダーメイド この市でも 一点物なんですよ いいわね エンちゃん、まずこれを試着してみて 謝お兄さんはどうして来ないの 彼もドレスの試着はいらないの ああ 今回はね 彼に サプライズを用意してるの 誕生日パーティーの日まで 秘密にしておくのよ そうなんだ 早く試着しておいで エンちゃん、シンちゃんから電話があったわ ちょっと出てくるね 墨ヤン どうしてここにいるの もしかして婚約するの? うん 謝インへイと? どうして知ってるの あの日の食事の時にね わかったんだ 謝インへイが君を見る目が あまりにも独占欲に満ちてた 全然兄として 持つべき目つきじゃなかったよ 塗ユエみたいな 大雑把なヤツじゃないと 気づかないだろうね ごめんね 別に隠すつもりは なかったの ただこのことは まだ兄にも話してなくて でもね 確かに驚いたよ まさか謝家がこんなに早く 君たちの結婚を承諾するなんて きっと 謝インへイがずいぶん努力したんだろうね 彼は確かに君にふさわしいよ 謝インへイと一緒にいると 確かに彼の方が 多く尽くしてくれてる気がする 大丈夫 君の兄さんもきっと 二人のことを認めてくれるよ うん そのうち結婚する時になったら 招待状送ってくれよ 必ず盛大な お祝いをあげるから はい これって塗お嬢様じゃないですか ですね 私も塗お嬢様だと思います でも どうして塗お嬢様が 墨ヤンと関係を持ってるんですか 知るわけないだろ お前たち、何をコソコソ話してるんだ い、いえ、何もありません,何も 社長 今のニュースメディアって すぐ人の話を都合よく切り取るからな 裏にはきっと何かあるよ うん、そうだね エンちゃん 今夜は帰って来るのか この二日間は帰らないよ 兄さんが私に会いたいって言うから そっちに二日泊まるの 分かった じゃあ、気をつけるんだぞ お前、最近妹に会いたくなったのか なんだ、お前は妹が邪魔なのか こっちに送り返したいのか やはりエンちゃんは嘘をついていたのか いや、違う 謝社長 塗さんにはきっと理由があるはずです 信じてあげてください うむ 信じるさ もちろん信じるよ エンちゃん もういいんじゃない ケーキを注文するだけでいいよ そうだよ 顔がもう泥だらけだよ もう ダメなの 謝お兄さんが私のために たくさんのことをしてくれたから 私は絶対に自分で 何かしてあげたいの このケーキはね 私が手作りしなきゃダメなの もう、みんな安心してよ 誕生日パーティーの前に きっと完璧に仕上げられるから ヘイちゃんが知ったら きっと喜ぶよ そうだね 社長、大変です! 塗さんがどうやら 本当に婚約したようです! 社長 もしかして塗ユエが 塗さんに婚約を強要したとか? でなければ塗さんが どうして墨ヤンと婚約するんですか? へえ、 謝インへイの誕生日って そんなに盛大にやるんだな まさかお前がじきじきに送っていくのか? それは違うわ 何が違うんだ? 行けばわかるから まあいいか どうせ妹が奴の家にいるし、 顔を立ててやって、ちょっと行ってやるか ヘイちゃん、どうして こんなに早く来たの? 墨ヤンと 婚約しないでくれないか? 俺が年を取ってるのは分かってる それに面白みもない、 墨ヤンみたいに愛想がいいわけでもない、 だけど君なしじゃいられないんだ 本当に無理なんだ 何言ってるの? 私がどうして 墨ヤンと婚約するのよ? これって 君と墨ヤンの婚約披露宴じゃないのか? バカね、 入り口の看板に 誰の名前が書いてあるか見てみないの? ですから、 これは俺たちの婚約式なんだ? うん サプライズを仕掛けるつもりだったんだけど、 うまくいかなかったみたいね 来たからには、 さっさと着替えて来なさい もうすぐ式が始まるわよ へえ、 謝インへイの誕生日で こんなに盛大にするなんてね 知らない人が見たら、 結婚するのかと思うだろうね ヘイちゃんは確かに婚約するのよ 誰と? 聞いたことないよ 彼が女の人を好きだなんて 塗エンとよ 誰とだって 今日あなたを呼んだのは、 彼とエンちゃんの結婚について 相談したかったからよ もしあなたが賛成してくれたら、 今日この場で 婚約を決めちゃおうと だからあなたが言った「違う」って、 これのことですか 俺のこの格好どうか まあまあ もういいわよ この野郎 妹の面倒を見てくれって言ったのに、 よくも妹に手を出したな 兄さん、どうして人を殴るの お前、こういうタイプは 嫌いだって言ってなかったか 騙したな 私が怖かったのは今の兄さんの姿だから、 本当のことを言えなかったのよ これは俺の過ちだ 俺が先にエンちゃんにアプローチしたんだ もし何か怒りがあるなら、 俺にぶつけてください 俺がお前を叩けないとでも思うのか 俺がお前を叩けないとでも思うのか 兄さん ワタシ、本当に彼が好きなの あいつの一体どこがいいんだ? お前の見る目どうしてそんなにないんだ? 謝お兄さんは私にすごく優しいよ 彼に変な先入観持たないで それに、兄さんは 嘘ばっかり言ってる 彼は少しも悪くないよ 俺が反対だって言ったら お前はどうするつもりだ? 兄さん お願い ワタシ、本当に彼と一緒にいたいんだ 本当に 彼と一緒にいたいの 謝インへイ これからもし エンちゃんを少しでも泣かせたら 命を懸けても お前を許さないからな 兄さん、これって許してくれたってこと? まだ様子見だ もう、兄さん 兄さんは世界中で 一番最高の兄さんだよ 離せ この裏切り者め どうせ家族になるんだから ここに立っていないで さあ、座って そうそう 早く着替えてきなさい まだ痛い? 痛い あら、素敵 このケーキは エンちゃんが手作りしたのよ 何度も練習したけど やっぱり お店のようにはいかないね 謝お兄さんに 嫌な顔されないといいんだけど なるほど、帰らないって言い訳したのは 俺のためにサプライズを準備してくれてたのか もう、俺に隠し事はしないでくれ サプライズより ずっと君が 俺のそばにいてほしい うん もう絶対嘘つかない 塗家が競売にかけられた別荘が 元の持ち主のところへ戻ってきた やっぱりあなただったのね あなた以外に こんなに私に優しくしてくれる人いないもの 謝インへイ、あなたって本当に素敵 今まで知らなかった お前の汚い魂胆を 今から結婚するまで 俺はエンちゃんがお前と一緒に住むことに 同意しない ましてや彼女が お前の秘書になることにも同意しない 行くぞ、家に帰る 電話して 謝お兄さん エンちゃん 会いたかったよ 私も会いたかった 早く結婚しちゃわないか そうしないと これから 毎日会えなくなると思うと 辛くてたまらないんだ 謝お兄さん 兄さんが 塗氏グループを安定させるまで待ってから あなたと結婚したいの 謝インへイ、怒ってないよね 分かった エンちゃんがする どんな決定も 俺は尊重するよ 自分の会社にいないで、 こんなちっぽけな場所に何しに来たんだ? 用がなくても会いに来ちゃいけないのか? 兄さん、 お前いくつになったと思ってる? まだ俺を兄さんなんて呼んで恥ずかしくないのか? 兄さん、 隠してたのは悪かった エンちゃんと付き合ってたのは俺が悪かった 本当に申し訳ないと思ってる だから決めたんだ 個人名義で投資するよ 塗氏にじゅうおくえん これで謝意を表したい 偉そうに言ってるけど 何を企んでるか、俺が知らないとでも? お前、何を企んでる? エンちゃんから全部聞いたよ 塗氏が回復したら お前と結婚するんだってな こんなにご機嫌取りをして 早く 妹を嫁にしたいだけだろ 何か問題でもあるか? もちろん問題だ とにかく 塗家の事業に 謝家の誰も手出しはさせない 帰れ まさか京圈の禁欲系 謝さんが いつか 物置で私と こそこそするなんてね 兄さんに知られて また殴られても知らないよ? 兄さんに知られて また殴られても知らないよ? こうなったのは 全部君のお兄さんのせいだ 婚約してから 彼は君に 監視カメラでも付けたい勢いで ずっと俺を監視してるんだ 仕方ないよ 私たちが彼に 内緒にしてたんだから さっき塗氏に投資したいって言ったら それも断られた こんな調子じゃ いつになったら 君をお嫁さんにできるんだろう 兄はね 普段は結構ざっくりしてるけど 実はすごく繊細なの 彼があなたに助けてほしくないのは 塗氏が謝氏に 頭を下げて 私が謝家で 発言権をなくさないためよ 彼は彼なりのやり方で 私を 守ってくれてるの 謝家で君を いじめる奴なんていないよ 分かってる でも兄は そうは思わないわ 早く君を お嫁さんにしたいな 社長が最近 塗氏のニュースを見る回数 うちの会社のを 見るより断然多いですよね このままだと うちの会社 塗氏の支社にでも 改名した方がいいんじゃないですかね 謝社長ももう年だし 早く結婚したいのは分かるけどね お前たち 人の悪口言うなら もう少し 声落とせないのか 社長 社長と塗さんが 早く結婚できる方法が 一つ手がありますよ どんな方法だ? この塗社長と塗さんですが、 手助けを望んでいないとは言っても、 それは表向きの話ですよ いくつかいい プロジェクトを見つけて、 裏工作で、 塗氏を落札させるんです 俺たちが気づかれないように やれば、 彼らは知る由もありません 隠密裏に進めろ はい、 かしこまりました もしもし、 出前が届きました 江ヒヨウ、 あんた、本当にろくでなしね まさか本当にデリバリーの仕事をするなんて 宋インシ、 わざわざここまで来て、 俺を嘲笑うためか? もちろん違うわ あなたに 挽回のチャンスをあげに来たのよ そんなにいい人なわけないだろう? 私ってね 損をするような取引は絶対しないのよ 私の剣になるだけでいいの 塗エンに 汚点をつけさせて、 彼女と墨ヤンの縁談をぶち壊せば、 このお金は 全部あなたのものになるわ 十億円か、 随分気前がいいな どうやら、 お前は本当にあいつが 大切な人を奪ったことを恨んでいるようだな だが、どうして 俺が手助けするとでも思うんだ? あなたも塗家の人間を恨んでいるからよ 私たちは利害が一致しているのだから、 協力しない手はないでしょう? じゃあ、おめでとう 協力関係を結べたな 兄さん、見て見て! 私ね B市のAI構築の プロジェクトの招待状が届いたの! 本当か? このプロジェクトは 数億の資金が投資されるらしい これを手に入れれば、 塗氏は立て直せるぞ 本当だよ兄さん、 塗家 運が向いてきたと思うんだ! いきなりこんなに たくさんのプロジェクトが来たんだもん これらのプロジェクトが終わったら、 ワタシ、 謝お兄さんと結婚できるんだ! 目を覚ませ お前はいまだに 謝インへイというクソ野郎のことばかり 考えてるんだな? 謝お兄さんのことそんなふうに言わないで それに、 私を彼のところに 送り込んだのは兄さんでしょ? 俺はあいつの人柄を信じてたんだ あのクソ野郎にそんなもん まったくなかったとはな もう話したくない、 アルゴリズムの研究でもしててよ 謝お兄さん、 いいニュースがあるの 私と兄さん、 B市のAIエコシステム構築 プロジェクトの招待状をゲットしたの! 司フウ? 社長、 このB市の AIエコシステム構築プロジェクトは お前が塗家に与えたのか? そのつもりでしたが、 このプロジェクトの金額が あまりにも大きすぎて、 手を出せませんでした 謝お兄さん、私すごいでしょう? うちのエンちゃんが一番すごいよ このプロジェクトを成功させたら、 私たち結婚できるよね ああ このプロジェクトをしっかりマークしておけ どうも 簡単にはいかない気がする はい 魚はもう食いついたわ あなたの活躍に期待しているわ ご安心ください ご期待を裏切りません AI入札会だ 江ヒヨウ どうしてここに? 俺がここにいるのは当然 入札に参加するためだ お前みたいなくだらない 考えしかできない人間が、 まだ入札に参加するのか? どうあっても、 お前みたいな 自分の会社を 破産させた人間よりはマシだろ お前! 真の実力があるなら、 入札の時に 結果が分かる 安心しろ、 お前たちはきっと俺の 負け犬になる これが私たちの 全ての集計データです これは私がこれまで見た中で 最も完成された案と 推測データですね どうやら彼らが 最後の勝者になりそうだ 試合はまだ終わってない どっちが勝つか、まだ分からない 審査員のかたがた、異議があります こちらの候補者の方は どのような異議がありますか? お伺いしたいのですが、 塗氏のコアデータが なぜ私の会社のと,どういうこと? 全く同じなのですか? まさか私たちの データを盗んだのですか? 本当なの? 江ヒヨウ、 何をでたらめ言ってるんだ? このデータは全て 俺が自分で計算したものだ ご自分で計算されたと? 俺のデータを見てから 発言してはいかがです? なんてことだ、 こんなことが許されるのか? もし盗んでいないのなら、 これはあまりにも出来過ぎだ 同じだったとしても、 どうやって私たちが 彼をコピーしたと証明できるの? 彼が私たちをコピーしたんじゃないの? なぜなら彼の会社は 私が投資しているから そしてあなたたちの会社は 何もない うちの会社? 私が二億円を投じて作り上げた 最高のチームが やっとこのデータを開発したんです 皆さんに伺いますが 研究開発チームすら 持てないような零細企業が どうやって こんな正確なデータを作れたのでしょうか なんと宋家のお嬢様か 彼女は昔から羽振りがいいと聞く 彼女が投資した会社なら 資金も十分だろうし 人材も揃っているだろうな そう考えると 確かに塗氏の方が 怪しいな どちらも 新設の会社だが 塗氏はコネもなく 資金もない 数人の力だけで こんな完璧なデータを 作れるはずがない だから誰が誰をパクったかなんて 一目瞭然ですよ 宋インシはとっくに審査員を買収して 塗氏のデータを手に入れていたんだ 今日のこの盗作の罪は 彼らのせいに決まってる 証拠もないのに 調査もせずに よくそんな勝手な結論が出せるわね この盗作の汚点があれば 塗氏は絶対に 墨氏と婚姻できない 墨ヤンは私のものよ お前 私たちは盗作していません これは彼らをかばっているだけです お嬢さん 話すには証拠が必要だよ 証拠もないのに言いがかりをつけるな 警察呼んで逮捕してもらうしかないぞ 名誉棄損で訴えてやる 誰が証拠がないと言ったんだ 謝インへイ 彼どうして来たの お前 誰だ ここで虚勢を張るな 証拠があるって言うなら 証拠を出してみろよ 出せないなら お前も一緒に訴えてやる そうだそうだ ここまでずうずうしい奴は初めてだ 随分と自ら 命を粗末にするようだな 王クン あなたが 塗氏のデータさえ渡して そして入札会で 塗氏の邪魔をしてくれたら この二億円はあなたのものよ なんだって まさかお前たちが盗人たけだけしいとは 捕まるべきなのは お前たちだ あなた 謝インへイ 塗エンはもう 墨ヤンと婚約したのに どうしてまだ彼女を助けるの それとも あなたは尊厳のない 犬になりたいの 誰が言ったの 私が墨ヤンと婚約したって それどこから出たデマなの どういうこと 申し訳ないが 俺たちは婚約して すでにしばらく経っている そんな馬鹿な 江ヒヨウ、宋インシ、王クン あなた方は商業贈収賄および 不法な誹謗中傷の疑いがある ただちに逮捕します 何するの 放しなさい 放しなさい 話してよ どうして宋インシを 理由もなく尾行したの? それから、 会社にプロジェクトがたくさん増えたけど もしかして あなたが陰で手伝ったんでしょ? 俺じゃない、俺じゃないよ それは君たちが 実力があったからで、 向こうから話を持ちかけてきたんだよ うん 俺がやった 俺はただ、会社を 早く軌道に乗らせて、 君と早く結婚したかったんだ エンちゃん、 怒ってる? 本当に悪かったと思ってるよ エンちゃん、 ちょうど今 あなたに電話しようと思ってたの ホット検索見た? 宋インシと江ヒヨウが 審査員を買収したせいで、 逮捕されたんだよ 知ってる ふん、 あの二人、普段から あんなに悪いことしてたんだから、 因果応報ね あ、そういえば、 私に電話してどうしたの? あなたに 付き合ってほしいんだけど ウェディングドレスを選びに 婚約したばっかりなのに、 もう結婚するの? 仕方ないわ、焦ってる人がいるからね 本当に結婚してくれるの? 結婚したくないの? したいよ ずっとしたかった わーい、エンちゃん! まさかこんなに早く 結婚するなんてね! 私たちあの時、 一緒にウェディングドレス着て写真撮ろうって言ってたのに まさかあなたが結婚するなんて 私なんて相手もいないのにさ じゃあ、あなたも誰か見つけたら? ネットの配信者ばっか見てないでさ もう、それ言わないでよ 私最近見ようと しても見れないの 私の精神的な糧が 配信しなくなっちゃったのよ 配信しなくなったって? アカウント凍結されたとか? 違うよ なんか急にいなくなっちゃったの メッセージ送っても 返事くれないし もうムカつく! 最近は会社のことで忙しくて 俺にもファンがいたこと 忘れてたな 彼、ネット引退したのかな? もう待つのやめたら? だめ やっと見つけたんだから 私の推しを見つけたんだから 絶対彼が戻るのを待つもん お兄さんが紹介してやった たくさんの縁談相手、 適当に誰か一人と結婚すれば ネットの有名人よりマシだろ? いやだ! なんでそんなに意地張るんだよ? え、私が待ってるのアンタじゃないんだから 関係ないでしょ? 関係なくないだろ? お前が彼を待ってると 俺の心が苦しいんだよ エンちゃん 謝お兄さん! 今日とっても素敵よ 君も今日とてもきれいだね 兄さん、大丈夫? ダメだ 兄さん、もう結婚したのに、 まだ吹っ切れてないの? 吹っ切れるわけないだろ 一生、吹っ切れない 俺のかわいい妹が、 どうしてあいつに奪われちまったんだ 兄さん、泣かないで 兄さんが泣くと、私も泣きたくなる ああ 兄さんは泣かない 君がいい人だってことは分かってる 俺の妹を頼む だが、 もし彼女に 少しでもつらい思いをさせたら、 ただじゃおかないからな ご安心ください あなたに その機会は与えません やったわ 塗エンさん、 あなたは謝インへイさんを あなたの夫とし、 貧しい時も病める時も、 彼と共に 人生を歩むことを誓いますか? 誓います 謝インへイさん、 あなたは塗エンさんを あなたの妻とし、 貧しい時も病める時も、 彼女と共に 人生を歩むことを誓いますか? 誓います おじさん、やっと おばさんと結婚できたね! まだ飲むの! 謝お兄さん、 まだ飲むの! 飲みすぎだよ 明日また飲もう、ね? 飲みすぎたか うん、いいや 私たち、確かにまだ もっと大事なことがあるもんね 確かに 私たちにはまだ大事な ことがあるからね うん そうそう まだご祝儀を数えなきゃ あなた 私たち、いっぱい稼いだね! それがそんなに大事? うん 謝お兄さん 見てよ 墨ヤンがくれた ご祝儀、一億円だよ すごいお金だね! あいつはなかなか気前がいいな ん? 嫉妬してる? 何を嫉妬するって言うんだ あいつなんて、俺に負けたヤツだろ 嫉妬するわけないだろ 謝お兄さん 秘密を教えてあげるね 小さな秘密 実は学生の時 墨ヤンって結構イケメンだと思ってたの それで? それで、あなたを見て あなたが一番イケメンだって思ったの そんなイケメンが 君の夫になったのに 君の頭の中は ご祝儀のことばかり? じゃあ何を考えればいいの? そうだな

あらすじ:親が突然亡くなり、会社も倒産して、少女の生活は一瞬で崩れ去った。冷酷な兄はなんと彼女を自分のライバルである御曹司に押し付けた。新たな環境でどうにか居場所を確保するため、少女は仕方なく貧乏で弱いふりをすることに。様々なすれ違いを経て、御曹司はいつしか彼女に対して特別な感情を抱いていることに気づく。責任感から、そして本当の愛から

最もハンサムな乞食が風呂に入った後、最もハンサムな社長に変身!https://youtu.be/vWvzqoGvad4

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