【速報解説】イスラエルはなぜカタールを空爆したのか?/停戦交渉・国際社会・エネルギー供給への影響は?/アメリカや中東諸国はどう反応

皆さん、こんにちは。ピボットのお手森です。今回のニュース解説はイスラエルの攻撃で中情勢はどうなるのかというテーマでお話を伺っていきます。ゲストをご紹介します。え、地形学研究所の鈴木和所長です。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 え、鈴木先生、まずこの9 日にこうイスラエルがカタールを空爆したというニュースがあったんですけれども、この概要とですね、これがどれほど大きなことなのか教えていただけますでしょうか? あの、現在、え、アメリカ、ま、トランプ政権が主導して、え、このガザー地区での、え、こ戦交渉をしているという状態で、で、ま、アメリカの提案について、え、このハマス、ハマスは今ですね、あ ガザ地区にいるハマスは戦闘部隊なんです けれども、政治部隊、ま、いわゆるあの 政治指導部っていうのはカタールにいまし て、で、そこでこのトランプ政権が提案 する、え、停戦、ま、停戦の提案ですね、 これについての話し合いをしているところ に、え、いきなりですね、この空爆、ま、 おそらく、え、イスラエルの戦闘機によっ て、え、発射された、ま、空一地ミサイル による攻撃だっということのようです。で 、ま、このやはり、え、攻撃はですね、 いろんな意味で、ま、これまでの、ま、 中東における常識 というか、ま、本来あるべき 約束みたいなものを、まあ、全てこう なんていうか、塗り換えていくような、え 、ちょっと、ま、全く新しいに入ったそう いうこう大きな出来事だと思います。 全く新しいというのは具体的にはどの辺りが新しいんでしょうか? 1 つはですね、ま、これまでイスラエルは確かにあのレバノンですとかシリア、イラク、また、ま、イランに対してはこの攻撃をしてきましたが、ま、一応そこには自衛というこのあ、ある程度の、ま、どこまで政党化できるか分かりませんが理屈がついていたわけですね。 ところが、ま、このカタールに対しては、 カタールは全くその、え、ま、イスラエル に対しするこの脅威にはなっていないと いうことで、ま、低戦交渉をしている中で その低戦交渉を、まあ、担当する交渉官を 狙ったということは、ま、明らかにこの 停戦をする意思を見せない。ま、これまで は、あの、それなりに、ま、停戦について もですね、話し合いはするという、こう いう姿勢だったものが、ま、それを拒否 するという、こういう、ま、態度を見せた というところも、ま、これまで大きく違い ますし、またカタールというのはGCC 湾ン岸協力会議という、ま、このサウジ アラビアですとかUAEですとか、ま、 主要な山油国を中心として、え、作られて いるこの、え、湾ン岸の国々の1つなん ですね。で、カタ自体は、ま、あの、え、 天然ガスが、ま、非常に豊富に取れる国で ありまして、で、その湾ン岸諸国はこれ まで、ま、イスラエルとガザの問題につい てはできるだけこの介入をしないという、 こういう姿勢を取っていたんですが、それ をひっくり返すような、ま、行為であった ということ。そして最後に、あの、やはり 1番大きな問題はカタールというのは アメリカの同盟国でありまして、アメリカ の、まあ、中東最大、ま、おそらく世界の 中でもほぼ最大といっていい規模の、え、 空軍基地がありますが、この空軍基地の ある、ま、いわゆるこう、なんて言うん ですかね、納党以外の同盟国というこう いう分野の一刻であるカタールに対して ですね、え、この、ま、予告もなしに攻撃 をするということはやはりこれまで ちょっと考えられなかったことではあり ます。しかも今回、ま、え、イスラエルは アメリカに通知したということを、ま、 言ってはいますが、え、トランプ、え、 トランプ大統領の、え、話を聞きますと、 どうも、ま、あの、アメリカ軍からの通知 があったと。つまりアメリカ軍には通知し たけれども大統領に直接話したわけでは なく、ま、言ってしまえばですね、あの、 ま、やりますよということは言ったけれど も、ま、アメリカの許しというか、ま、 アメリカと合意を作った上で協議をした上 で、え、この攻撃をしたわけではないと いうところはこれかなりやっぱり大きな 出来事で、イスラエルがアメリカを無視し たと言っても過言ではないような状況なん ですね。 これはやはりこれまでのイスラエルの行動から考えて、ま、大きくあの代わりしたそういう瞬間だったんじゃないかなと思います。 [音楽] ま、戦交渉の場を狙ったということ。そしてカタールという国が置かれている立場。ま、そのこのガ情勢に対して中立的であったりとかアメリカの同盟国でもあるっていうこういう立場にあるカタールを狙ったというのがもうかなりこれまでにはない全ネのないことであったということですね。 はい。 ありがとうございます。 これ一体そのイスラエルとしては何がしたくてこんなことしてるんでしょうか? ここからま、これまでの分かっている情報を集める限りですね、ま、明らかにスラエルはガザでの戦を拒否するというこの姿勢を明らかにしたということなんだと思います。 あの、トランプ大統領が低戦の提案をして 、そして、ま、あの、人質の交換と、ま、 入れ替える形で、ま、その停戦をして、 そして、え、ま、ガザ地区のですね、こう 、再開発を進めるんだというのがトランプ 大統領の、ま、ま、あの、仲海案だった わけですけれども、これを、ま、 イスラエルは否定したということは、ま、 今進めている、え、ま、武力による、ま、 ガザ地区、ま、特にガザですね、ここの 制圧。え、これをとにかく徹底して実行 貫追するということを、ま、目指していて 、そのためにはもうハマスは、え、政治 部門、つまりあの軍事的な共有威でなくて もですね、そういうこの政治部門ですら もうあのう、ま、抹殺するというこういう 、ま、あの立場というか、ま、そういう 姿勢を見せたのだろうという風に思います 。 ま、これでおそらくですね、あの、戦争を止めるものは何もなくなってしまったというような状況なのかなという風に思います。 なぜイスラエルとしてはこの停戦に乗っていくことができなかったんでしょうか?そのアメリカも今積極的に、ま、そこは、ま、そのやり方の是非は、ま、さておきですね、一応アメリカとしてもその停戦に積極的に関与していく中でここにイスラエルとしては乗りきれない理由としては何なんでしょうか? 1 つはですね、あの、ま、今ネタニアフ政権のこう、ま、ネタニ政権は連立政権なんですけれども、その中にやはりあの極の政党が入ってい ま、この曲の政党なしには安定した政権を 作れないということなんですね。で、あの 、イスラエルの曲っていうのはいわゆる この、ま、ユダヤ人によるこのイスラエル 支配、え、ま、いわゆるあのシオニズムっ て言われますけれども、このシオニズム 運動の、ま、極端なものっていうことで、 え、ガザ地区、それからヨルダ川星願と いうこのパレスチナ人が住んでいるところ はここはもうイスラエルのものであると。 で、さらに言えば、ま、あの、ヨルダン ですとかシリアの一部、え、これらも、ま 、イスラエルのものであるということを、 ま、そ、そういう風に聖書には書いてある という、これが、ま、彼らのいう約束の地 っていうものであって、この宗教シオニズ ムっていうような、あ、運動っていうのが 、え、この局の、ま、背後にはあるので、 え、そうした、ま、イスラエルの領土拡大 っていうことが、ま、非常に、ま、なんて いうか、色濃く出ていて、ま、それにです ね、ま、ネタニア 首相が、え、ま、今、あの、この政権を何 としてでも維持したい、まあ、本人もです ね、この色々裁判にかけかかっていると いうか、ま、裁判を受けている状態で、で 、ま、彼自身が最終的にもこの状態で、え 、自分の、ま、内しはこの今のイスラエル の状況を打破するにはもう一気にですね、 このパレスナ人が、え、住んでいるこの ガザ区とヨルダ川星願をこう支配すると いうことに火事を切ってしまったという ことなんだと思います。で、これを実行 するためには、あの、やはり停戦をすると いうのは、ま、言ってしまえばノイズで しかないというか、え、それを送らせる だけでしかないので、え、それを拒否する という、こういう立ち位置なんじゃないか な。ま、あの、イスラエルがそういうこと をっきり言ってるわけではないんです けれども、ま、そういう風に理解するのが 、ま、適切なのではないかという風に思い ます。 これに対して、え、ま、今回のそのる攻撃に対して、え、アメリカ側はどのように反応しているのかということと、今後の低戦交渉からアメリカはもう引いてしまうんでしょうか? トランプ大統領の言論を見ていますと、ま、かなりあの、え、なんというかネガティブというか、ま、起こっていると言ってもいいかもしれないぐらいの、まあ、ちょっと誤調というか雰囲気はあるかなと思ってます。 ま、あの、ただやっぱりアメリカは イスラエルを支持するという立場もこれも 外せないところなので、今や中立ですね。 ま、このカタールも同盟国ですから、え、 カタールに対して、ま、アメリカの、ま、 アメリカと協議することなしに攻撃した ことについては、あ、ま、極めて非判的で はありますが、ただ、あ、それでも イスラエルがこのハマスを攻撃するという ことは理解できるという、こういう立場な ので、ま、完全にそのイスラエルに対して 、え、こう、なんて言うんですかね、え、 ま、マイナスの、え、立ち位置ではないと いうことだとは思います が、ま、ちょっとですね、あの、低戦交渉をしてもイスラエルがこういう立場に出るのであれば、ま、アメリカが停戦交渉ということに乗り出すということは、ま、今後ちょっと考えにくいのではないかなという風に思います。 ありがとうございます。そして今後の カタールであったり、その周辺国の反応が どうなりそうかというのもお聞きしたいん ですが、その周辺の国の中には、ま、 イスラエルをこう明確に批判している国も あれば、こう少しあのガ情勢からこう距離 を取って中立な立場を取っているような、 ま、アルブの国もあるわけですけれども、 それぞれどんな動きをしていきそう でしょうか?そうですね、あの、いくつか 、ま、あの、パターンは分かれるんです けれども、1つは、ま、UAEとバレンは イスラエルと国を結んだ、ま、アブラハム 合意というこの国を正常化するということ をもうすでにあのこの、え、2023年の 10月ハマスのま、テロにの前からもう それは進んでいたことなので、え、UAE バレンは、まあ、今でもですね、ま、 かなりあのイスラエルに対して刺激をし ないというこの立場を取っています。ま、 なのでカタールに対する攻撃ということは 、あ、まあ、なんて言うんですかね。今回 、ま、私が見ている限りでは明治的にあの 、避難するということはしていないと。で 、他方、ま、サウジアラビアとイスラエル というのは国常化の交渉が始まると言われ ていたんですが、ま、この間ですね、 やはりガザ地区でのこの人道危機ですとか 、ま、今回のカタールへの攻撃については サウジは非常にあの強く避難をしています 。あの、ま、サウジからすればですね、 やっぱりこう、ま、元々このアラブの名主 というか、このイスラエルに対してですね 、え、あまりこの積極的にいいを、ま、ま 、いい関係を持っていたわけではない。え 、非常に、ま、難しい立場に立たされてい て、で、ま、今回だいぶこれでですね、ま 、イスラエルを擁護する余地はなくなった のかなというこんな感じの、ま、立ち位置 になってきてるかなという風に思います。 ただですね、あのカタールという国も ちょっとこれまた湾ン岸の中では特殊な国 でありまして、えー、ま、あの湾ンガ アラブ諸国においてはですね、1番結構 問題になるのがあのムスリム同胞団という 、ま、あのこれムスリムの中でもどちらか というとまあなんて言うんですかね。え、 ま、我々の感覚で言うと中道差波っぽい、 ま、要するに民主家ですとか、あの、ま、 大衆化されたこの、ま、社会みたいなそう いったところをこうあの強調する、ま、 同胞団という、え、この運動があります。 で、これはあの、ま、同胞弾系の、え、 運動の中に、ま、テロリストなどもいたり して、え、そういう意味で、ま、サウジと かUAEはこの同歩弾を非常にこの警戒し ているんですね。で、このム法団を、ま、 ある種にこう、なんて言うんですかね?え 、行為というか、ま、あの、便利を図って いるのがカタールでありまして、ま、故え にですね、カタールは、ま、そのムスリム 同胞団系のハマスですとかタリバンといっ たこういうグループも、あの、一応この なんて言うんですかね、中立的な立場で 受け入れていて、そして、ま、あの、 カタールがこうした、あの、ま、ハマスや タリバのような武装グループのこの交渉の 場として、え、こう提供していると、ま、 カタール自身はその彼らに積極的に支援 するという立場ではないんですけれども、 ただま、そういう意味ではこうやや テロリストに近い存在であるというのが この我がの中ではちょっと特殊な性格を 持っている国なんですね。で、この カタールとサウジUAEは一度あの国交 団光っていうのを、ま、2010年代に やってまして、で、ま、これはあの後に 解消されるんですが、え、ま、ちょっと このサウジアUEとカタールの間にも距離 感があるというところも一応ある程度こう なんて頭の片隅に入れておく必要があって 、ま、ゆえにですね、この今回のカタール 攻撃についてはGCCとしては反対という か、ま、あ え、避難はするけれども、ま、こう心情としてはカタールがやられたからっていうので、まあ、なんて同胞意識というんでしょうか、そういうのが、ま、強いかと言われるとちょっとそこは距離があるという、ま、そんなニュアンスの関係にあります。 かあるサウジUEがこう1 枚はというわけでもなくて、必ずしも同じ動きをするとも限らないということですね。 そうですね。 あの、ちょっと今のカタールサウジ、 UAE という組み合わせは実はこれ、あの、え、トランプ大統領が、あの、先日、え、この最初の、ま、いわゆる外優という形で、あの、 2国間訪問をした時に回った国ですね。 え、ま、あの、いずれもこのサウジUAE と、え、カタールとは、ま、大きなあの、 こう契約ですとか、武器の輸出、それから アメリカへの投資の約束といったような ことを、ま、した相手で、ま、言って しまえば、あの、カタールは単なる アメリカの同盟国というだけではなく、 アメリカにこのなんて言うんですか、1兆 近くのあの、投資してくれるそういうあの 相手でもありますので、これをま、 イスラエル が攻撃したというのは大きな問題ですね。はい。 これらの国、その声牛であったり、その資源を供給している国も多いわけですけれども、例えばそういったところで、ま、今回の動きに対して抗議すると言いますか、ま、供給を止めたりですね、なんかこうエネルギー面にこう影響が出てくる可能性っていうのはありますでしょうか? いや、ま、それはないんじゃないかなと思います。 ま、イスラエルをアメリカが支援している から、だから例えばあのその1973年の 第4次中途戦争のようにですね、石油 ショックをやるみたいなことは基本的には ないだろうという風に思います。ま、あの 、湾ン岸諸国もですね、やっぱり、ま、 石油職の時代、あの頃は資源 ナショナリズムというのが非常に激しくて 、で、ま、その石油天然資源を武器にして この他国に圧力をかけるということをやっ ては見たんですけれども、ま、それは結果 としてですね、ま、あの、石油の消費を 減らすですとか、ま、他の対抗措置を取ら れるということで、いろんな意味で、ま、 あの、石油、ま、ま、石油金融をやると ですね、あの、逆にいろ失ぺ返しもあ るってのよく分かっているのでそういう手 は取らないだろうという風には思います。 ただ、ま、あの、これまでですね、 やっぱりこう、ま、ま、今回はアメリカも 、あの、イスラエルに、ま、通報された だけということでアメリカと共暴したわけ ではないので、え、これらの国々が例えば もうアメリカへのその当初をやめるとか そういうことにもならないだろうという 思いますが、ただまあいろんな意味でです ね、やっぱりこうギ なっていく可能性はあるかなという風に 思います。そもそもですね、このま、背景 にはこのガチ地区の情勢があるわけです けれども、最近このガ情勢っていうのは どういう風になっているのか、その、ま、 停戦の話もあり、あった一方でそのガ市へ の前面攻撃というような計画も、ま、報道 されてるわけですけれども、現状どうなっ てるんでしょうか?そうですね、あの、今 、ま、あの、ま、ちょっとガザの中にあの 外国のジャーナリストが入れないという ことで本当に今何が起きてるのかという ことを、ま、十分にちゃんと、え、報じる ようなあの体制ができてない。ま、中にい たアルジャーラの、え、パレスチナ人ほど 、ま、パレスチナ人記者もですね、今もう 次々に殺害されているという状態で、 なかなかこう情報が出てこないんですが、 あの、ガザの状況というのはですね、ま、 まずはやっぱりあのイスラエルがガザ市の せ、その制圧に向けて今、あの、構層の 建物を壊しているという状態ですね。高層 の建物っていうのはこれ紫街線になると上 から打たれちゃうので、あの地上軍のこの 兵士がま、言ってしまえばですね、この、 え、上からのこう狙撃にさらされるという ことで、ま、要はその紫外線を楽に進める ためにもう市街地をとにかく壊しまくって いるというのが現状で、え、このところ ですね。ですから、イスラエルのあの戦加 報告っていうのはあの構層の建物をいくつ 壊したみたいなそういう話になっています 。でそれはやはりもうあの地上軍を送って そしてそこをま、あの面で支配するという ことをま、今やっているということですね 。ま、これまではあの空爆による点での 攻撃とそれからま、あのフィラデルフィ 回路ですとかそういったいろんなま、あの なんて言うんですかね。こう周囲をこう放 するようなそういう線でのあのこうま なんて言うんですかね。携帯を、ま、地上 軍の出し方をしてたわけですけれども、え 、それが面になってくということが、ま、 これからのあの展開になっていくという、 ま、そういう状況で、ま、これが最終的に どこに行きつくのかってのはまだまだ見え ない状況ですが、ま、当面は、え、北部の ガザ市、これをガザシティをこの制圧する という、こう、ま、方向で今進んでいると 。ただ、あの、構想ビルを壊してもですね 、やっぱりこうハマスというかパレスナ人 の抵抗、これはハマスとは限らないんです けれども、あの、いわゆるIEDという いわゆる手正爆弾ですね。あの、ま、あの 、イラク戦争の時に出てきた要は、あの、 なんて言うんですかね、すごく相末な、 あの、爆弾なんですけど、携帯電話で起動 させて、で、ま、あの、兵士とか戦車が 通ると、ま、それを爆発させて、え、その 、ま、なんて言うんですかね。え、相手に 、ま、イスラエル軍にこう、ま、ある種の 損害を与えるという、こういうことを今、 あの、パレステナの人たちはやり始めてい て、ま、今後あのガザ市の制圧を進めると いうことになれば当然ながらいろんな、ま 、抵抗運動も起きてくるだろうということ にはなっています。で、もう1つやっぱり 、あの、このガザの状態、ま、ガザ市に 限らずですけれども、ガザ全体で今、あの 、やっぱ飢我の問題ってのはすごく深刻で 、ま、やっぱりあの、そもそも外部からの 、ま、食料ですとか生活物資に頼っている 、ま、水もそうですけれども、え、そう いう場所なので、このガザの人達っていう のはもう常にですね、この、ま、2023 年以来ずっとこう、あの、ま、ガザ地区の 中をずずっとこう移動させられてきたわけ ですね。で、家もない、住むところもない 、水もない、食料もないという状態で、え 、ずっとこう置かれているというような、 あ、ま、状態は続いていて、ま、これが 人度的な危機を、ま、引き起こしていると いうのが、ま、現状だと思います。 唐突が始まって、ま、間もなく2 年になりますけれども、もうこう最近はこうなかなか日本のメディアでもこの画情勢の話を聞くことが少なくなってきてるなっていう風に感じるんですけれども、これは日本だけなんでしょうか?それとも結構世界的に慣れと言いますか、無関心みたいなものが広がってきてるんでしょうか? いや、そうだとは思わないですね。 やっぱりあのガザ地区の問題ってむしろ逆 に当初は日本の方がすごく報道量が多くて 海外の方が少なかったような気がちょっと しています。やはりあのイスラエルに対し てですね、やはりあの正面切って批判を することが難しいというような、ま、 ドイツのような国もありますし、ま、 アメリカでもそうなんですけれども、ま、 イスラエルを悪く言うことができないと いうことで、ま、かなりその控えめだった のが当初なんですが、最近になってですね 、やっぱりこうガにおける人道的な危機が こう、ま、もう隠し用もない状態になって きて、で、これはさすがにということで、 え、かなり、ま、厳しくこのイスラエルを 、え、避難するような、あ、そういう報道 も、ま、出てきているので、ま、海外 メディアはそんなにこう、なんというか、 あ、力、まあ、なんて言うんですかね、 この、え、勢いを失ったという感じはし ないんですが、先ほど言ったように やっぱりちょっとなんていうか、直接この 、ま、ジャーナリストを送ることができ ないということで、え、ま、イスラエル側 の報道に頼ってしまうっていうことが、ま 、かなり、ま、大きいので、それでですね 、あの、ガザの状況というのをこう きちんとあの、報じるっていうことが なかなか難しいっていうのは一方ではまだ あの、これは最初からずっとそうなんです けれども、それは続いているということで 、ま、関心は薄れてはいないんだけれども 、やはりその取材の困難さいのが、ま、 あって、なかなかこう報道のなんて ボリュームが出てこないっていうところは あるかもしれません。 世界的にはこう関心は薄れていないというところで、ま、最近ですとそのフランスですとかイギリスですとかこう要な国がパレスチナの国家商人にをこう表明したという動きもありましたけれども、これもこうした動きの中でのことなんでしょうか? 2 国家解決っていうのはこれまでみんな言ってたんですが、 2 国家解決という割にはあの、まあ、なんて言うんですかね。 え、パレスナ国家を認めないと、ま、 パレスチナ国家、パレスナ国家で色々あの パレスチナ実政府のま、ま、お食とか腐敗 の問題ですとか、ま、統治能力っていう 観点からもですね、なかなかこう国家承認 しきれないという、ま、これパレスナ側に も問題はあったと思うんですけれども、え 、そういう意味ではこれまでちょっとそれ をペンディングにしていたというところは あったんだと思います。ただやはりこの パレスナが、ま、あの、独立した国家に なることでイスラエルからの攻撃を、ま、 内政干渉というか、ま、国境を超えた戦争 にさせてしまうっていうか、今の状態だと その国際法上、ま、戦争には該当しない 状態になってしまうので、え、この国境を 超えた戦争という風な立付けにする意味で もパレスナ国家を承認するということで、 ま、イスラエルの違法な入植ですとか、ま 、過剰なそのガザへの攻撃、こういうもの を、ま、やめさせるっていうのが、ま、 あの狙いだと思います。じゃあそれで イスラエルがやめんのかと言われると おそらくその可能性は低いと私は思ってる んですが、ただこれまで、ま、パレスチナ 国家を認めるということ自体が、ま、政治 的ななんて言うんですかね、タブーとまで は言いませんけども、すごく政治的な ハードウェルの高いものだったものに みんながこう動き始めているということは 1つの流れを作ることにはなるだろうと いう風には思います。ま、それが、まあ、 今の問題の解決には直接影響しないかも しれませんが、将来的にですね、今後、ま 、仮にこの今の紛争が、ま、ある程度どこ かで収束して、そして、ま、パレスチナ 国家とイスラエルが共存をするということ が可能になれば、え、こうした国家承認と いうのは意味があるのかなという風に思い ます。 ま、じゃ、短期的にはこの国家商人というステップで何かがこう大きく駒が進むということは考えられないかもしれないですけど、長期的にはこう意味の大きい動きなんじゃないかっていうところですかね。 そうですね。はい。あの、いろんな意味で、ま、今後に向けてのインプリケーションのあるあの動きだと思います。 本日は続きか先生にお話を伺いました。ありがとうございました。 ありがとうございました。 お [音楽]

収録日:9月10日 14時

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<ゲスト>
鈴木一人|地経学研究所 所長
東京大学公共政策大学院教授。専門は国際政治経済学。英国サセックス大学ヨーロッパ研究所現代ヨーロッパ研究専攻博士課程修了。2013年から2015年まで国連安保理イラン制裁専門家パネル委員。

<目次>
00:00 オープニング
00:30 イスラエルのカタール攻撃の概要
01:45 カタール攻撃はこれまでとは違う?
04:54 イスラエルの目的は?
06:30 なぜイスラエルは停戦に応じない?
08:44 アメリカの反応
10:13 アラブ諸国はどう動く?
15:22 エネルギー面への影響について
17:05 最近のガザ情勢について
21:00 メディアや人々の関心は?
22:52 パレスチナ国家承認で何が変わる?

サムネイル
左写真:istock 右写真:StringersHub/アフロ

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