【新型コロナ】尾身会長ら、五輪について「無観客が望ましい」【ニュース】和田耕治×荻上チキ
TBSPodcast TBSラオ上 TBS954 ここからは最新のニュースをお送りするデイリーニューセッション。まずはこちらのニュースからです。文化会のお会長がオリンピック開催に関する提言を提出。 政府のコロナ対策文化会のお会長は今日 東京オリンピックパラリンピック開催の リスクについてまとめたを大会組織委員会 に提出しました。提では無観客が最も リスクが少ないとした上で観客を入れる 場合には他のイベントよりも厳しい基準で 行うべきなどと指摘しています。お会長は 政府にも提言を提出した後、夕方記者会見 を開き説明する方針です。一方組織委員会 の橋本会長は今日組織委員会の新型コロナ ウイルス対策専門家会議の冒頭で観客数の 上限について政府の方針のもで運営する ことが基本だと述べました。その上で蔓延 防止等措置の解除後1ヶ月程度は大 規模イベントの参加人数を最大1万人と する政府方針に基づいて検討する意項を 示しました。 では、え、政府のコロナ対策文化会のお会長が、え、東京オリンピックパラリンピックの観客受入れなどに関する提言を提出。え、このニュースについて公衆衛生学がご専門。国際医療福祉大学教授の和田浩司さんに先ほどお電話でお話を伺いましたので、そちらをお聞きください。和田さんこんにちは。 こんにちは。 よろしくお願いします。 よろしくお願いいたします。 さて、今回、え、新型コロナウイルス感染拡大リスクと東京オリンピックパラリンピック、こちらに関しての低限というものが提出されました。この提を提出するにった経緯というのはどういったものだったんでしょうか? はい。ま、あの、私はあの、厚生労働省の、ま、アドバイタリーボード等にも参加させていただいておりますが、ま、通常であれば国内の感染状況をきちんとモニターするという役割になっております。 うん。 ま、今後の予測も含めて、ま、この今インドからのデルタ株と言われるものも増えてきつある中で、ま、この夏をどう、ま、乗り越えていくのかというような状況の中で、え、このオリンピックといったものがどういう風に国内の状況に影響があるのかといったことを、ま、考えるというのがきっかけです。 はい。 ま、これはあの先生が国会でもあのお話になられていたように、ま、徐々にこう少しこう注目度が非常に高くなってきたところも、え、あります。ま、その一方でその国からこれをやってほしいという依頼は直接にはなかったものですから、ま、今回はどちらかというと独立した、ま、会議隊ということで、ま、知的にということで、え、提供をまとめています。 ですので今回名前をつげている方々おりますが、あくまでその個人としての参加であって、あの、書面にもあの組織が書いてないように、あの、個人として意思として、え、医学者としての、ま、作成という位置づけになっております。 なるほど。ということは自的な勇資としての発信ということですか? そうですね。ま、あの、有資の発信ということで、あの、お考えいただいて結構です。 ただこれまで常にこう議論を一緒にしてたメンバーでのあの議論だということになります。 はい。これ言を出すという話 2 週間ほど前からあのなさってたと思うんですけれども今日でのタイミングというものについてはいかがですか? はい。あの、ま、基本的に腰のような ところは、ま、比較的こう早くできており ましたが、やはりその、ま、語尾をどう するか、ま、どういう風に伝えていくと 1番伝わるのかという議論そして、え、ま 、皆さんのコンセンサスを得るという ところに、ま、一点の時間がかかって しまったという風には思います。ま、より あの、私たちもその性格性というものが いわゆる、ま、学術におるものとして、ま 、極めて重要でございますので、え、 データについても、ま、一度出てきた データだけではなくて、より性を持って、 そしてより、ま、皆さんに分かって いただけるようにといったところにどうし ても時間がかかってしまったところはあり ます。ま、そしてあの、ま、ついでながら 申し上げると、あの、多くの人は本業をし ながら、ま、これはああ、いわゆるとして 、ま、副業でもなくその、ま、 ボランタリーでやっておりましたので、え 、多くは、あ、空いた時間を使ったり、ま 、修業時間が終わってからの、ま、仕事に なりましたので、ま、時間がかかったこと は本当に申し訳ないとは思っております。 その今回あの政府からの依頼やあの指紋がなかったということで自主的に研究発表された、あ、提をされたということなんですけれども、このオリンピックパラリンピックの開催の安全性や是非について指問がなかった点についてはいかがですか? そうですね、あの、基本的に会議は政府からの質問の中で、ま、行われるものでありますので、ま、政府もその、ま、私たちに、ま、指問していいのかどうかってのは非常にちょっと迷われていたところは、え、あるのかもしれません。 うん。 わったとで、あの思っておりましたところはやはりその組織委会の知感といったものがどうも私たちの知感とは大きく違うだろうとそっいたところが 1 番の、ま、あの、ま、問題点であったという風に思います。 やはり、あの、組織委員会はご自身のそのいわゆる大会をどう運営するのかっていったことに注力を本当にしていただいてるのはプレイブックと見ても、え、分かりまして、これから本当に大きなオペレーションがあるのは分かっておりますが、その周辺の国内の状況にどういう影響があるのかというのをあまりこう組織委員会として発信してこられなかったんですが、やはりこうした大きなイベントをされる際にはその影響も含めて、ま、考える。 それは、ま、政府だったのか死会なのか分かりませんが、ま、この夏を迎える中でのこの危というものが、ま、だいぶ違うところが、ま、今回のこういった限を出すところにもつがってるように思います。 うん。あの、その提の中身について伺いたいんですけれども、まず、あの、観客の収容については無観客開催が、ま、望ましいリスクが、ま、下がるというような話がなされています。この無観客についての判断についてはいかがでしょうか? はい。あの、観客を入れるということに ついて、もちろんその観客例えばじゃ、 1万人を入れるとそこでじゃあどんどん 感染が広がるかというと、それは様々な こう対策をしていくことによって、ま、 コントロールはできないわけではないん ですが、やはり全国から人が移動してくる 、特に、ま、東京だけではなくて様々な 場所で今回大会が行われますので、ま、 特に北海道のようなところではですね、 特にこう、ま、争だとか恐怖だとかそう いったものが、ま、行われるとすると かなり多くの人の移動が、ま、見込まれ ますので で、え、そういったことを考えると、ま、観客はできるこ少ない方が、ま、リスクが低いだろうということで望ましいとは書いています。ただやはり、ま、開催する場合の、ま、条件といったことも今回一応記載はさせていただいております。 うん。 これ、あの、開催するならば無観客がいいというような書き方ではあるんですけれども、これあの逆にですね、その無関客なら開催していいという風に例えば人によって受け取る可能性もあるんですが、ここはどうでしょうか? 無観客なら開催して良いということ。ま、そうです。 それはあのどういう風に囚われるかによりますが、ま、今回のその提案減の中にはあの、ま、既でにあのご批判もいただいてるようにも思いますけども、つまりその中止のようなところにまでは、ま、あの、踏み込んでいないではないかというような、あの、ご指摘は確かにいいております。 はい。 あの、私はあくまでその冒にも書いてりますようにそこの判断をする立場ではないということをまず申し上げておりまして、特に私たちは、特に私たちそして医療住者というのは市の命を守るということで、ま、これまでずっとやってきておるわけですので、ま、その中でやはりその国内をどういう風に守っていくのかという観点での、ま、勝ちぶりということになっています。ですからこれを見た上で、ま、あとはもう組織委員会や政府にどうするかを考えていく。 当然我々もその今後、ま、もう 1 回都合に迫っておりますけども、あの、必要な対策は所なく打っていただけるように、え、していくつもりでございます。 なるほど。あの、いろんな感染対策をしてくださいということを大会の、ま、組織委員会そして政府に対して予防していますけれども、政府に対して感染対策の継続と経済的資源というものを強力にして欲しいということが書かれています。これ具体的にどういったものが想定されるんでしょうか? はい。あの、経済的支援は今回特に、ま、 今医療者で書いておりますので、どういう 風にすると1番配っておられる方が公平に 、構成にこう支援が伝わるのかっていうの はちょっと私たちもあのできておりません 。ですので、そこはあ、また経済の詳しい 方や政府にしっかりとそこは考えて いただきたいという風に考えておりますが 、ま、私たちとしては生活がやはり、ま、 根しまいますと、これもまた健康の問題に つがりますので、ま、そこも含めて、え、 国に考えていただきたいという風に思い ます。うん。 なるほど。また、あの、観客を入れた場合はどうするのかというこちらの点についてはいかがですか? あの、ま、1 つにはですね、観客を、ま、入れるっていうことの前にですね、やはりこれから 7月の23という1 つのこう開会式、そしてその後 8 月、その後のパラジンピックと考えるとかなり厳しい状況が想定されています。 今ある程度東京もこう刺さってるのでどうしても皆例えばその今飲酒をどうするかっていうところでですね以外でも日常の生活の中でも、え、ま、難しい判断もありますけども、あの、やはり飲酒が始まってきて、また人の動きが出てきて、そして、ま、オリンピックというこう、ま、ムードが出てくる中で私たちやっぱ人の行動というものが大きく急にこう変わってくるんじゃないかっていうところが非常に大きな危としてあります。 はい。 ですのでやはりその、ま、観客を入れる入れないよりもですね、やっぱりまずはこう国内で起こり得ることを想定してこうなったらやはり、ま、場合によってはやめ、ま、あの観客を入れることはやめるだとか、ま、そういったこう考え方をですね、今のうちから、ま、組織委員会には持ってしたくということが重要です。 特にあの自然災害と違って、ま、感染症の 、ま、大体2週間後が分かりますから、 大体その大会においてもこの2週間後を こう見ながらやっていくとですね、あの、 どこでやっぱり止めなきゃいけないの かっていうのが、ま、それほど、ま、 難しくなく判断はできるわけですが、それ を当然、ま、判断して行うとなると、これ がまたよくこう政治の中でこう時間が経っ てしまって、え、やはりこの1週間、2 週間の遅れで、ま、大きな感染拡大をして しまうということが、もうこれまで起きて おりますのでうん とこがないような、あ、厳格な、あ、体制であったり、判断であったりということが今後求められると思います。 なるほど。あの、今回田さんが今伝えたいことというのはどういったことでしょうか? はい。あの、ま、オリンピックということで、まあ、もう 1 ヶ月をもう少しすると、ま、あるわけですね。で、その中でやっぱり私たち今日本は非常に世界からの注目を上げています。ま、その中で様々なメッセージを出すチャンスがあります。 特に、ま、世界の若い方にとってはですね 、このオリンピックを通して初めて日本 っていうのはこういう国なんだということ を知るきっかけにもなります。ま、当然 色々な課題はありますけども、あの、こう いった重要な時期において、ま、どうして もこう、ま、オリンピックをやるという中 でも、あの、できるだけ世界に、ま、あの 、メッセージを出してほしいなという風に 思っております。ただ、やはりその、特に やっぱ感染対策と考えると、例えば途上国 においてもですね、まだまだワクチンの 人届かない国同士での例えばサッカーの 試合がある、ま、南米のある国とアフリカ のある国とで、まあ、試合があるとなると やっぱりそのそれぞれの国でですね、 やっぱ人がこう集まって、え、試合を見る となると当然そこでの感染の広がりをこう 上させることにもなります。 界めてもう直しがらですね、ま、あの感染のあり方だとか、ま、それこそ私たちがこういう風に見ると、ま、感染を抑えながら見せ、ま、オリンピックを楽しめるんですよといったことも含めて、え、ま、このパンデミック化の、ま、応援の仕方という中で、え、人々の記憶に残れるような、あ、形を目指せられないかなという風には思っております。 ただやはり厳しい状況があるということは是非あの組織委員会政府にもしっかりとして理解していただいた上で、え、このオリンピック終わった後にですね、やっぱりオリンピックであの亡くなる方増えたじゃないかということがならないようにしっかりと感染対策はしていきたいという風に思っています。 うん。分かりました。田さんありがとうございました。 ありがとうございました。 え、お見会長ラと共に提を提出、え、国際医療福祉大学教授の和田浩司さんにお話を伺いました。 TBS [音楽] [拍手] [音楽]
「分科会の尾身会長らがオリンピック開催に関する提言を提出」。このニュースについて公衆衛生学がご専門、国際医療福祉大学教授の和田耕治さんに伺いました。(TBSラジオ『荻上チキ・Session』2021年6月18日(金)ニュースコーナー「Daily News Session」より)
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