「おまえらそれでも人間かい」渡哲也/藤原紀香/徳重聡
しぺちゃんどこ行ったんだろう? 聞こえないでしょう。 はい。何して現代の中国というのはこんな感じになっちゃうのかな。 [音楽] [音楽] お父さん した。行くぞ。 者です。 帰るぞ。 え、 東京へ帰る。 ここに住むって決めたばかりじゃない? すぐに仕事を見つける。心配しなくてもいい だってお父様の その必要ももうないよ。この大荷物を見ろ。ここに住む気なんだ。 親父の世話もあの子がやってくれるだろ。 でも私だって長男の嫁だし。せめて 隠しなんかですか? 親父と住むのも本当は嫌なんだ。その上あんな あの子に罪はないじゃない? [拍手] それはそうだけどたいちゃんそれは理屈よ。 [音楽] ほらくれ。 あ、けない少女アピール。抜けがよつ。テがってたから孫は置いてけ。 [音楽] ここの後トルだ。文句ある。 お姉ちゃん帰ろう。 そうね。 [音楽] すいません。用ちで。これママが母が買ってくれたもので母の匂いがするからどうしても捨てられなくて。 片か [音楽] しずちゃんのお母さんは 去年亡くなった。 [音楽] それで おばの家に預けられたんだが、おばと 折り合いが悪くてね、 いづらいらしいから ここへ呼んだんだよ。 [音楽] お孫醤油だ。はい。 はい。 しくにもな。 はい。 はい。 ありがとう。 シ田醤油。 お父様。 お、 離れのお部屋本当に私たち使っていいんですか? おお。もう好きなように使え。 ありがたいね。しぺちゃん。 隙間風に吹き込むった小屋だけどね。しちゃんほらご飯ちゃんと食べときなさいね。今日はね父さんと一緒に東京のお家から勉強机とかランドセルとか運ぶからね。 変更するんですか? そうだよ。鎌倉の小学校に通のおしゃれだよ。女の子にモてる、持てる。ゆ、 その女の子も鎌倉の小学校に通ってるんじゃ。 [音楽] そうだね。それ まボ醤油。 [音楽] おいおい。孫しか。 あ、くんおめ高校探さないとな。 いいの?パパしずく高校やめてるから働くの。 遠慮するなよ。改めて高校だな。 うん。うん。いいの。しずく本当に働きたいの? そうか。そうは言ったってな。米屋がしずに似にねえかね。 [音楽] よし、今度はパパが超一流企業をめっけやるよ。うん。今日はどこ行きたい? [音楽] うーん。そうだな。な んでその置き方? どうした?シた。 アンサムでしょう。パパよ。 この人があなたのパパの ママの大好きな大好き 海みたいに大きな パパ。 [音楽] [音楽] どうしたんだ?静 [音楽] どうしたんだ?なんだこりゃ? [音楽] これはどういうことなんだ? その状態でゴミ捨てばに捨てやった。 誰がやったんだ? 知るわけないだろう。誰かが静な部屋から持ちして切り裂してたんだろうな。 それがどうして私たちの誰かなのよ。 お前らの誰やこんなことすんだ。僕たちはて証拠もないでしょ。なんだいなしずの死んだ母親の片だ。おめらがしのことを気に入らないってんだら。そりはそれでいいってんだよ。だらってよ。こんな不足なことをすることはねえだろ。 [音楽] 私の子にそんな秘裂くませんよ。 そうかよ。 [音楽] あちゃん、あの子がどれだけ苦労してきたか。おめらに分かるか?どこも行くとこがねえ。あの子の気持ちがよ。 [音楽] お前らそれでも人間かい?誰がやったか言えよ。な [音楽] んだ? 腰の知らです。 それが何だ? [音楽] 公書じゃ。 そうか。おめらるか?台の大人寄ってたがってよ。 [音楽] 17 歳の小娘いじめて楽しいか?お前ら覚悟しとけよ。犯人が名乗んでるまで返さねえぞ。さん、さん [音楽] ごめんなさい。パパ。図々ずしく上がり込んだ。が悪いの。本当皆さんすいませんでした。 しちゃ しく。 これデム満足か気がすんだか。ごめんなさい。私がやりました。 [音楽] 帰えて。 お前 待って待って。しずくちゃん帰ったって居場所ないんでしょ? [拍手] [音楽] おめがやったのか? はい。 どうして? 自分でも分からない。 [音楽] 2階の1番いい部屋が彼女の荷物で埋まっ てた。じっと見てたら衝動が抑えられなく て気がついたらぬぐるみを切り裂いてた。 と思ってる。殴るなりるなり焼くなり好き にしたよ。 もういいだろ。 あの子はな、あの子はおめらのことをおめらのことをお兄ちゃんお姉ちゃん社長 [音楽] 出てけ、出てけ。 私だってやってたかもしれない。カエルじゃなくて私がやってたかもしれない。あの子がどれだけ苦労してきたか分かるかですって。あの子に苦労させてきたのもお父さんでしょ。何もかも父さんのせいでしょうが。 [音楽] ああ 。
おいしいごはん 鎌倉・春日井米店
余貴美子、羽田美智子、水川あさみ、土井洋輝、星井七瀬、高島礼子
脚本:古沢良太
監督:吉田啓一郎
