若者たち ザ・ブロードサイド・フォー テレビドラマ主題歌特集 No.1

[音楽] 君の行く道は 果てし なく通り だのに なせ 歯食い縛 [拍手] 君は行くのか。 そんなにしてまで 君のあの人は 今はもいない のに。 なぜ 何を探して 君は行くのか 当てもないのに [音楽] 君の行 道は 希望へと続く 空に また 日が登る 時 若者 はまた 歩き 始める 空に また 日が登る 時、 [音楽] 若者 はまた 歩き 始める。 [音楽]

青春レコード、ドラマ主題歌特集の幕開けを飾るのは――ザ・ブロードサイド・フォーの名曲「若者たち」。
この歌は、フォークソングらしいシンプルで覚えやすいコード進行に支えられ、誰もがギターを手にして口ずさむことができる。そんな「歌いやすさ」こそ、この曲の大きな魅力のひとつです。

1966年、フジテレビドラマ『若者たち』の主題歌として誕生したこの曲。
藤田敏雄の詞と佐藤勝のメロディ、そしてザ・ブロードサイド・フォーの力強い歌声が重なり、当時の若者たちが抱えていた夢や葛藤、そして社会へのまなざしを鮮やかに映し出しました。
ドラマは社会問題を真正面から描いた硬派な作品で、途中で幕を閉じることになりましたが、その主題歌は独り歩きを始め、日本中に広がっていきます。

やがて学校の教科書にも掲載され、世代を越えて歌い継がれる存在に。
50年以上を経た今もなお、「若者たち」は青春の応援歌として色あせることなく、聴く人の胸に深い共感と勇気を届け続けています。