谷本将志容疑者（35）が被害女性の勤務先近くを歩く姿が「50回」 8月18日～20日の3日間 防犯カメラ映像を独自解析 犯行心理を専門家が考察（2025年8月29日）
これはMBSが入手した事件2日前の朝の 映像です。谷本正容疑者がビルに向かう 女性の後ろを追っている様子が確認でき ます。 殺人の疑いで逮捕された谷本容疑者。今月 20日神戸市のマンションで片山恵さんの 胸などをナイフで指し殺害した疑いが持た れています。 谷本容疑者はこれまで片山さんについて全く知らない人と共述していましたが、事件 2 日前に片山さんに目をつけていたことが明らかになりました。警察の調べに対しこうした趣旨の教述をしているということです。 事件の2日前の朝に金崎近くで片山さんを 見つけ好み のタイプの女性だと思いをつけてビルに 入っていくのを確認した。 谷本容疑者の知人はこう話します。あの まさかっていう感じですね。明るくてそう いう風な感じには見えなかったですね。 とミはやっぱ高成年に見えますね。だ、まさかそういうことをするっていうイメージがなかったです。しかし谷本容疑者の教述は知人が知るかつての姿全く違うものでした。 初めて認識していこう、仕事が終わる時間帯に被害者が出てくるのを待ったり朝に出勤するのを見ていた。 必要なほどに突きまといを繰り返していた 谷本容疑者。MBSが入手した防犯カメラ の映像を独自に調べたところ、3日に渡り 、女性の金務先近くを歩く姿が確認され ました。その数およそ50回。事件2日前 。殺害された女性の金務先近くにある防犯 カメラの映像には谷本正容儀者が横断歩道 を渡る女性の後ろを追っている姿がこの 女性が亡くなった片山恵さんと見られてい ます。 女性が会社のビルに入ったことを確認する と谷本容疑者はキビスを返し入り口を 覗き込むような仕草を見せました。 そのおよそ9時間後の午後5時頃、体金 する人が多くなる時間帯には勤務先の向い の歩道を歩く姿。 さらに事件前日の朝午前8時半頃会社に 出勤する女性らに急ぎ足で近づく谷本容疑 者。道路を横断し、片山さんの勤務先の 様子を見ているようにも見えます。 さらにこの日は午後4時過ぎから午後9時 過ぎまでおよそ5時間で確認できた限り 合わせて24回も姿を表した谷本容疑者。 オフィスの伝統を確認しているのかビルの 上を見上げながら道路を横断する様子など が捉えられていました。 3日に渡り被害者周辺を必要に突きまとっ ていた谷本容疑者。 警察によりますと、反抗時以外、谷本容疑者と片山さんの接触は確認されておらず、谷本容疑者が一方的に狙った可能性があると見て捜作しています。 神戸で女性が殺害されてから 1 週間以上が経っています。少しずつ新たな情報が明らかになってきました。犯人像一体どんな人物なのか新たな教述が判明しました。え、そして MBS の取材が調べました防犯、え、捉えた新映像も皆さんに見ていただこうと思っております。 では見ていきましょう。まずはこちらです 。え、谷本正容疑者35歳です。え、事件 の2日前金務先近くで歩いている女性を 見つけ好みのタイプの女性だと思って後を つけて金務先ビルに入っていくのを確認し た。そして金務先近くで女性が出てくるの を待ったり、朝に出勤するのを見ていたと いう風に話しました。ま、元々全く知ら ない人物だと話していたんですが、2日前 にもうこの片山さんのことを見つけていた ということが分かりました。え、筑ば大学 犯罪心理学の原田先生によりますと、 見知らぬ女性と関係を築づきたい目的で 追いかける典型的な関係球型ストーカーだ と先生は解説をしています。ただちょっと 珍しいケースだとおっしゃっているのが、 え、ストーカーは通常その人間関係があっ たり、例えば恋愛関係であったり、そう する人にこうストーカー校に及ぶことが ほとんどなんだけども、今回の谷本容疑者 のケースで言うと全く知らないのにこう いうストーカー行為に及んでいるというの が非常にちょっとレアなケースではあると いう風に先生は指摘をしていらっしゃい ます。え、そして当初は殺害目的では なかったと考えられるが、なぜ殺害に至っ たかは不明だと原田先生は話しています。 今回ですね、この防犯カメラの至るところ に谷本容疑者の姿が映り込んでいます。 MBSの取材犯がこの防犯カメラの映像を 入手しまして徹底的に調査しました。え、 3日間で50回以上ですね、谷本容疑者の 姿が確認できたということです。では 改めてこの谷本容疑者が話している2日前 に勤務先で女性を見つけて好みのタイプだ と思ったという。ここから防犯カメラもう 1度見ていただこうと思います。こちら です。 事件発生の2日前の午前8時半頃です。 はい。え、青い丸が谷本容疑者、そして赤 の丸が被害を受けました片山さんだと見 られています。え、ちょうど朝の出社時間 ですね。 え、今この会社に入っていこうとする女性の後ろを谷本者かなり近い距離で、え、追いかけているのが分かります。え、そして女性がビルの中に入ったところを行きすぎて立ち止まり、そして戻ってきます。どうやらこの建物の中を確認しているようにも見えます。覗き込んでるように見えます。はい。え、これが 2 日前の午前、ちょうど出社の時間帯でした。 そしてこれがその次の日事件発生の前日の 朝同じように出社の時間帯ですね。え、 複数の女性がいるんですけども、おこの 会社の方向にちらっと目線をやったように も見えます。谷本容疑者と見られる人物が 行きすぎました。そしてこれが同じ日の夜 ですね、午後8時頃ちょうどま、代謝する 時間帯だと思われます。え、暗狩りの中を ですね、え、ちょうど会社の反対側の歩道 に立ち止まって辺りをキョロキョロと 見渡してるようにも見えます。え、これが 前日の夜の様子です。え、そしてこれも 同じく前日の夜午後8時半頃会社のある方 からこちらの手前に寄ってきてちょっと今 上を見上げるような仕草見据えました。 会社の建物の上のフロアを覗いてるように も見えます。 分かってる段階で武田さん、ま、過去に 2 度同じようなことがあって、で、ま、今回は、ま、殺害をしてしまったという最悪の事態になってしまいました。 これ、ま、この後やりますけども、とにかく同期が分からないんですよ。なぜなのかっていうのが分からない。だから、ま、ある意味知ってる異感でですね、知っててストーカー行為を働いてその後怪我を忘せる、あるいは殺害するっていう事件はあるんですよね。残念ながらまにある。 [音楽] それからさっき丸田先生ちょっとおっしゃったけども、知らない人だけども、ま、見かけて気になって追いかけるっていう人もいるんですよ。だけど見知らぬ人を追いかけてって、そしてその人をイフで刺すで、今回の場合は殺害する。これがこの事件の極めて特殊な得意なところですよね。 うん。そうですね。これところには防犯カメラがあって、その殺害現場となったワンルームマンション、あ、マンションのエレベーターの中にもカメラがあった。ア、エレベーターの外側にもモニターがあったよ。 なのに、ま、その抑にはならなかったって いうところも1つ、あの、考えなければ ならないポイントかと思います。で、今 おっしゃってたその同機なんですけども、 今ある情報の中で専門家はどう見たのか、 原田先生はストーカー行為を再半、ま、 えっと、先ほども言いましたけども 2020年、2022年にもありました。 え、再半どうなったのか。女性を 追いかけること自体に性的興奮楽しみを 感じていたのではないかと先生は見て いらっしゃいます。では、え、この谷本 容疑者住まいは東京です。なぜ金務地の 東京から三宮までやってきて犯罪を犯した のか。東京に馴染めなかったのではないか 。そして土地なる神戸の女性に愛着を感じ ていたのではないかと話しています。え、 谷本容疑者過去に神戸で、え、仕事をして いました。で、生まれは大阪だったという のもあります。 のある場所で犯罪を犯すのは自然な流れだと原田先生は見ています。だから東京に馴染めなくて地元に戻ってきたという仲間、ま、 1 つその、ま、気分的なものみたいなものがあるんじゃないかなみたいなことは先生おっしゃってます。では一体どんな人物だったのか。え、犯罪心理学の原田先生によると後先を考えない衝動性、そして人との距離感は謝り、相手の気持ちを理解できない。過去の裁判でも思考の歪みは顕という指摘もありました。 再半の可能性もこの時には指摘されていた んですけども、今回止めることができ なかったということです。そして、再販を 防げなかった。ま、これ我々がもう 繰り返しになりますけど、なんでこれ止め られなかったんだろうという風に思って しまいます。執行猶予で保護観察をつける 割合はおよそ6%。これ2021年の データですけども、裁判官が構成 プログラムを強制できる制度が必要ですか ?武田さん、ま、そういった制度自体が やっぱりまだちょっとこう完成されてない というか、ま、足りない部分が多いという ことかもしれません。 ただこれは防ぎ用は全くないんですよ。だって同機が分からないんだから。ただ気になんかこの人見ててちょっと気になるな。じゃあ殺そうとかナイフで刺そうって思う人を防ぐことはできないからそれはまあま裁判官ももちろん警察もな何とかできたっていう気もするけどもだけどじゃあ防げたかっていうと私は防げるのは難しいと思う。だもうちょっと同機の面をちゃんとやってくれないとはえ、今後のポイントです。 [音楽] エレベーター内で何があったのか、なぜ競技を持つようになったのか、精神鑑定が必要と思われるとつば大学の原田先生は話しています。え、また新しい情報がありましたら番組でもお伝えしていきます。 [音楽] [音楽] [音楽]
8月20日、神戸市のマンションで女性（24）の胸などをナイフで刺し、殺害した疑いが持たれている谷本将志容疑者（35）。
MBSが入手した、事件2日前＝8月18日の朝に被害女性の勤務先近くを捉えた映像では、ビルに向かう被害女性の後ろを谷本容疑者が追っている様子が確認できます。防犯カメラの映像を独自に分析したところ、事件発生までの3日間で少なくとも「50回」も、勤務先近くを歩く姿が確認されました。
谷本容疑者は「被害女性を初めて認識して以降、朝に出勤するのを見たり、仕事が終わる時間帯に被害者が出てくるのを待ったりした」という旨の供述をしていて、執拗さがうかがえます。
筑波大学・原田隆之教授の見解も交え、谷本容疑者の犯人像に迫ります。
（2025年8月28日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より）
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