【日本株の投資戦略:三大バリュー株を狙え】今の株価は割高か?/日経平均は年末4.4万円/GPIFに学ぶポートフォリオ戦略/金融の3銘柄/資源エネルギーの3銘柄/製造業の3銘柄/J -REITの4銘柄

皆さん、こんにちは。ピボットの佐々です。今回のピボットマネーは日本株の投資戦略をテーマにお話を伺います。ゲストにお迎えしましたのは楽天証券チーフストラテジストの久保田正幸さんです。久田さんよろしくお願いします。 よろしくお願いします。 はい、久保田さん、この株価なんですけども、ま、埼年を更新したり、ま、 4万超えてきて、4万2000 円も超えてきてということで、ま、加熱気味という声もありますけど、この現段階の株価を久田さんどう見てらっしゃいますか? はい。 あの、短期的には上昇ピッチが少し早すぎる、や加熱してるから警戒が必要と考えてるんですけれども、ま、中長期的な流れを考えると、ま、日本株が上昇してくっていうのは、え、自然な流れだという風に思ってるわけですけど、 そこでちょっと見せただきたいのが、えっと、今年の、 え、日経平均の予想なんですけど、こちらあのグラフ見ていただきたいんですけど、これ去年の年末にですね、え、私が、え、作った日経平均の の予想がこの赤い線なんですね。 え、で、それに対して実際の動きをつけてるわけなんですけども、え、去年の年末ですね、え、今年、え、一旦トランプ完税ックで日経平均が 3万7000 まで下落するという風に予測して、 で、その後世界経ソフトランディングを折り込んで、え、日経平均 4万4000まで上昇するという 風に考えています。 うん。そうすると今の上昇、ま、 4万4000、4万5000 を狙っていくというのは予想通りだけどもちょっとピッチが早いだけで はい。 あの、流れはこのバイオリズムは変わらないってことですね。 はい。ただですね、その 4万4000 円という水準はですね、来年の企業績まで折り込んだ、え、形で出してるんですね。え、というのは、あの、今期原ですよね。あの、東京証券取全体の利益は現役になる。 うん。 な、日本企業がんとかトランプに対応して増に戻っていくというに予想してるわけなんですけども、ま、それを売り込んで年末日経平均 4万4000 円とで年末になると今期ではなくて大体大期の企業績のイメージで株価って動くものですから、ま、そういう風に、え、予想してます。 うん。 それがですね、え、もうこの 8月の時点で1時4万4000 というのはちょっと早すぎるんで、え、少し加熱してるなと思います。その加熱してる 1 つの要因がやはりその外国人投資家の王勢な会ってとこは大きいんですかね? はい。そうなんですね。今あのご覧いただいてるのが、え、トランプ完税後の日経平均の動きなんですけど、左側に、え、赤い暴グラフつけてるのは外国人投資家の、え、売買ですね。 え、上がで下が売り越しで右側に水色の線で出しているのがこれは個人投資化の、え、売買同向なんですね。え、ご覧いただくと分かるように、え、トランプ関税でショックで暴落した後、え、世界経ソフトランディングの見通しが、え、高まる中で外国人は日本株をどんどん買ってきてるんですけど、それに対して個人投資化がどんどん売っていると。 うん。 え、ま、あの、長期的にはや加熱、いや、あの、短期的にはや加熱してると思うんでいいとは思うんですけど、少し売りすぎてるんじゃないかなというような感じ。個人投資が売りすぎてるんじゃないかなっていう気はしますね。 これ両者はなんでここまで対象的なんですか? これですね。あの受給同向を見ていると大体過去 [音楽] 30 年以上、え、外国人が買えば個人投資家が売って、え、外国人が売れば個人投資化買うていう傾向がはっきりしてるんですね。これ分かるんですよ。外国人って買う時は上値を追って買ってくるんですね。そうすると個人都市家は上値の方に売り差し値してるんで、それで結果的には外国人が買って、え、個人投が売ってることにな。 あるんですね。で、売る時は外国人は下値を叩いて売ってくるんで、え、個人投資家は下値に買差し値してるから結果的に売ってくる時は、え、外国人が売って個人投資から買うっていうことになることが多いんですけど うん。 ただ今回ですね、あの、信用取引残高が 1兆円超えたりして、 え、ちょっと個人投資かもなんか、あの、少しあの売りすぎてるんではないかなっていう気がします。 なんでこんなに個人投資化売るんですかね。思ったよりも上がってきてるんで、今のうちに利益確定したいって思ってるんですかね。 ま、それはあの普通の感覚だろうと思うんですけど、ま、トランプ関税がどうなるかっていうことに対する見方とあとそもそもですね、日本株が外国人の投資家から見て日本株がどう見えてるかっていうこととあとま、日本人自身がいや日本株ってダメだよねって言って見てるその見方の違いが原因だと思います。 へえ。こういう構図になる国って珍しいんですか?外国人ばっかり買って個人を売りまくるっていう。 自価総額がそんなに大きくない国では、え、大体こうなりますね。 はい。ああ。 で、日本株の自価総額が世界でものすごく大きかった時ですね。 1980 年代ですけど、この時は日本人の買で上がり、日本人の売りで下がるということですけど、 1990 年代以降また世界の中で相対的に日本株の市場が小さくなったんで、ま、外国人投資家の動きで、え、動くという風になってますね。 うん。逆に言うと日本人の個人がもっと強気になったら日本株に対してさらに上がりうるってことなんですか? え、あ、それは当然ですね。 [音楽] はい。 あの、ただ、あの、株価には適バエョンていうのがあるんで、適バリエーションを超えるところまで株が買われすぎてしまうとこれはあの受給要因だけではなく、え、どこかであの下がるってことになるんですけど、ま、私は過去 25 年以上、え、日本株のファンドマネージャーをやってきましたけども、え、今日本株の投資価値っていうのは非常に高くなっていて、 え、ま、株価は割で、ま、短う 的には加熱してるんですけど、中長期的には上昇用地大きいという風に考えてますね。 うん。うん。そこの今そのちょっと日本株に強気であるっていうことをおっしゃいましたけど、これ外国人投資家から見た日本株の魅力としてもこれ 3点上げられてますけど、 これはどういうことなんでしょうか? はい。はい。 はい。 ま、私ですね、ファンドマネージャーの時に、 え、ま、海外によく行って、あの外国人の日本株ファンド担当者とよく話をしてたんですよ。 だから、あの、欧米の年金とかオイルダラーとか、あと、ま、中国だとかあの、そういったところの国家ファンドを、え、やっているところの考え方は分かってるんですけど、で、最近はあの、お会いしてないですけども、ま、多分こう考えてるんだろうということで、え、外国人が今めちゃくちゃ買ってきてる 1 つの理由、え、日本の株価が割りやすっていうことなんですけど、これよく言う PERの議論とはちょっと違う。 んですね。PBR 買収価値から割安な会社が多いということなんですけど、ま、日本株の場合は、え、ま、財務内容が非常にいいだけではなくて、持ち合い株式で、え、福がすごいあって、さらに、え、賃貸賃貸不動産なんかでも何兆円という含みがあって、ま、買収価値から、え、割り安と、え、いう中で、え、今あの自社株がすごい増えてるということですね。 これ米国企業と比較するとよく分かるんですよ。米国企業っていうのは自社株やりすぎてしまって 借金してでも自社株やって債務釣化になってるっていうような会社が結構あるんですよ。 スターバックスとかそうらしいですね。 そうですね。 うん。 で、そういう中で日本企業を見るとなんでこんなに財務内容、あのピカピカなのに自社株がやらずに株価が安いんだっていうことで、え、ま、そういうことで日本株買ってなかったんですけど、今年は日本株で自社株が増してるんで、 え、じゃあ少し日本株を買っていいんじゃないかなっていうのが 1つですね。 うん。ま、あと2番目としてはトランプ関 の対応として、え、ま、いろんな困難が あるとは思いますけど、日本政鉄がUS チールを買収したり、ま、あとあの三菱 商事が、え、北米で同山の開発をやります て言ったり、ま、これからも米国現地の 対応ということですと日本企業が1番実績 があって、え、ま、対応しているんじゃ ないかということですね。ま、ああ、これ ですね。 え、日本は金融はなかなか日銀が、え、こんなにインフレ率高くなってるのになかなか日銀が利上げしないっていうことで、え、アメリカに比べると金融が緩和的 で、え、財政についても、え、ま、アメリカは今完税収入を増やして財政、え、収入が一時的にプラスになったりしてるんですけれども、え、日本の方が財政拡張的で、ま、非 製造業中心に日本の方が影響が良いといったことが、え、今外国人 が日本株を買ってくる理由だと思います。 うん。そうですよね。まさしく今副明の話もありましたけど、それは特に不動産会社なんか顕ってことですよね。 そうですね。うん。 ま、今ご覧いてるのは賃貸不動産の含み液が大きい、え、上位 4社なんですけども、JR は伝説ですけども、 ま、あの、過去10 年以上ですね、福が右肩上がりで増えてるってことが分かると思うんですけど、ただですね、不動産株ってところが過去、え、 10 年以上不動産株価指数って全然上がっていないんですよね。 リーもね、鈍いですよね。 で、その結果として、その結果として、あの、含をの 7 割を自己に達して、え、計算し直した実質 PBRで見ると、ま、三つで福意が 5兆円以上あるんですけど、実質 PBRだと0.66 倍ですね。住友不動産だと実質 PBRで0.58倍。 ま、これぐらい買収価値見て安くなったっていうのは私はあの不動産株のこういう計算はあのファンドマネージャーの時もずっとやってましたけどもんなに安くなったっていうのは、え、かつてないですね。 うん。ああ。なので海外のファンドがかなり今大手ロッパーの株を買ってんですね。 そういう流れだと思います。 で、あと日本っていうのは、あの、昔体的買収って言ったんですけど、これを完全に拒否する国ということで買収ファンドがかつて撤退したあのことがあった。 2006年頃なんですけども うん。 今、あの、日本政府も、あの、買収提案があった時はそれは企業価値を高めるものかどうかきちんと検討して回答しなさいっていうことを言ってるようになって、それであの、ま、昨日なんかも日に対して、ま、買収ではないですけども海外の企業が、 え、ま、出資比率を引き上げるというようなことを出てますし、ま、これからも海外から、え、ちょっと株価値が買収価値から安すぎる企業に対しては、え、ま、 その買収のオファーなんていうものも出やすくなってきたっていうことがあると思います。 もう昨日の三菱正商司の幼風力発電撤退なんかもやはりこの ROE とかそういったものをより意識してるようになってるからこそああいう意識決定になってるってのもあるのかもしれませんね。 はい。 ま、三菱正商司は、え、私が、ま、アナリストとして海水取している銘柄ですけれども、え、それはあの、いい事業に投資して価値を上げてるっていうことと、もう 1 つ、あの、失敗したと思った事業はきっちりあの、撤退するとこの両方ができてるっていうところが意思決闘をするプロセスがきっちり出来上がってるというところが私が三菱商事を評価してる理由であり、え、ウォーレンバフェットさんが あの、三菱事中にも投資してるわけですけども は ウォーレムバフェットさんも三菱長ジが、え、そのようにグローバルに有望なものを買ったり売ったり、 え、非常に爆ハザウと似たビジネスモデルなんで分かりやすいって言うんですけど、 え、ま、そういったところを、え、バフェットさんも評価してるんだろうと思ってます。 なんか日本企業の変化を象徴する意思決定ですね、あれは。 まあ、そうですね、照者の場合は、え、実はもう 2000年代の頃から、だから 20 年ぐらい前から、え、このプロセス考えたんですよ。 あの、え、見込みがないとなったら撤退するというルールを幻格化したのはもう 2000年、20年ぐらい前ですね。 うん。 けど批判は国内では批判浴びそうですね。こんな大事なプロジェクトを撤退して無責任だみたいな感じでなんで株主の利益と国内世論のなんか意見ってかなりズれが出てきそうですね、今後。って。 えっと、 ちょっと風力発電話。いや、言うと長くなってしまうんですけど、日本は風力発電に向いた国じゃないんですよ。 うん。 その国であの風力発電が向いてるか、太陽発電が向いているか、地熱発電が向いてるか、国のあの地理的環境で決まるわけなんですよ。で、日本はそれに対して、え、例えばデンマークだとかアルゼンチンのように、え、強い風が一定方向で安定して吹くっていうようなところがあんまりないんで、え、収益が上がりにくい上かつ漁業がすごい盛んな、え、国ですから。う ん。 あの、どこでやっても必ず漁業権との対立が出てくるっていうこと、 え、もあり、あんまり はい。 だから幼風力をめちゃくちゃ増やすっていうコンセプトについてはやるんだったら国がもっとルールを整備して、 え、この地域に関してはもう漁業はやめます。 はい。はい。 ここは情風力にして 1 番いい調子のきとかまももしそれができるんだったらそれできちんとやればいいんですけど環境問題とかいろんな問題がきちんと整理されない中で、え、とりあえずあのこれだけやりますっていうのは国の計画の立方に問題があると私は思いますけど、これ言うと全然違う方向に議論がいっちゃうんで。 すいません。戻しますね。すいません。ちょっとません。 その意味ではこの今個人にとってもよりこの日本株を投資するって意味も含めてちょっとポートリオを変えなきゃいけない時期に来てるんでしょうかね。 そうですね。 あの短期的視点に立つと日本株が今加熱してるから、え、少し売るっていうの。 これはあの別に悪いことではないと思うんですけど、もっとより長期の視点に立った時に日本の家計のアセットアロケーションって適切なのかどうかってことを考えなきゃいけないんですけど、ま、それでちょっと見ていただきたいのが、え、 2025年3 月末時点の家計の金融資産のアセットアロケーションなんですけど、これ私が分かりやすく色つけてこう、あの、ボグラフにしたんですけども、え、これで言うと、あの、 2195兆 の金融資産の半分以上、え、 1120 兆円が現金預金に置かれてるんですね。うん。 で、株式等いのは12.2% しか、え、持っていない。これ実はですね、デフレ時代のものすごい、え、良いポートフォリオなんですね。デフレ時代っていうのは物価がどんどん下がっていく、え、株も下がっていくっていう時代ですから、え、ま、この、え、ポートフォリオが最強なわけなんですね。 ただ、あの、私は構造転換でこれから日本 も、え、かなりのインフレが、え、定着 する国になるという風に考えてますんで、 インフレになると現金預金が目りしていっ てしまうと、え、またインフレによって 株式の値上がりが、え、続くという風に 考えられるから、ちょっとこれだと長期的 に考えると、ま、あまりあの、株が、え、 持たなすぎてるんじゃないかなという風に 私は思います。 で株ブームが来ているようであってもまだ 51%も現金予金なんですね。 ま、そうですね。 1人1 人はいろんな方がいらっしゃるので、あの場合によっては株を持ちすぎてる方もいらっしゃるかもしれないんですけど、え、日本の、え、家計個人全体を、え、平均すると、ま、こういう図になってるということですね。 うん。そういうことですよね。それで、ま、 1つ参考にできるポートって GPIFなんですかね。 はい。えっと、ま、私もファンド マネージャー時代に公的年金の運用をやっ てたんで、GPIFではないんですけど、 他のところやってたんですけど、え、公的 年金の運用の仕方っていうのは個人も参考 にしていいと思ってるんですね。 え、それで、え、ま、 260兆円の運用資産を保有する、え、 GPIF の基本なんですけど、え、国内株式、外国株式、外国債権、国内債権に、え、 25% ずつっていうのが基本になってるんですね。 え、で、こういった、あの、当たり前の、え、運用をやって、え、 260兆円の運用資産のうち 2001年度以来累積 165 兆円、え、運用で稼いでるんですよね。 え、どんな特殊な運用してるかっていうと、そうではなくて、ま、このごく当たり前の基本リオ、途中で 1 回ポート変えてはいますけども、ま、これで、え、主にインデックスファンドですよね。 主にインデックスファンド中心にこういうポートでも、え、ま、高い利益を上げられるっていうんで、ただ株が上がりすぎた時は株をちょっと、株が下がりすぎた時にちょっと買うっていう、こういったリバランスをきっちりやってるってことも大きいんですよね。 うーん。実際これリバランスやった例ですかね。 あ、これは私がですね、え、2005年 から2013年っていうのは、え、私が、 え、公的年金の運用をのファンド マネージャーを実際にやっていた時なん ですけども、ま、私が担当していたファン ドっていうのは、え、国内株式が40%、 え、で、国内債権が60%っていう ファンドだったんですね。それで株が 値上がってくると株の比率が高くなる。 5%以上、45% になったら、え、株を売って再権を買わなきゃいけない。で、逆に株が下がってくると株の比率下がりますんで、え、 5%ずれる。35% になったら株を買って再権を売らなきゃいけないっていうんですね。で、それでやっていたらこれ売りって書いてあるところですね。 日経壁が高いところで、え、株を売って、 え、国際を買うとで、買いって書いてある ところでは、え、ま、あの、国際を、え、 売って株を買うってことを実際にやったん ですけど、これって私、あの、別に自慢し てるわけでも何でもなくて、ただルールに 従ってやったらこうなる るっていうことなんで、だから、ま、ああ 、個人投資家の方はもうこういったことを 参考にして増えてきたら今株が加熱してる と100万円日経平均のインデ バンド持ってるとしたら120 万円になってるっていうならちょっと 20 万円今加熱してるから売るよというようなことはあのやっていいと思うんですけども、 え、ま、全部売ってしまうとかあのそういう極端なことはしない方がいいと思いますね。 なので、そういったGPIF を参考にしながらリバランスみたいなものもまず自分でやってみたらいいってことですね。 そうですね。 はい。 あの、トータルポートフォリオを管理するのが理想的なんですけど、 ま、それが難しければ 含兵がものすごい大きくなったらうん。 はい。だけ売る で大きく下がってたらちょっと買うっていうようなことを心がければいいんですけど難しいんですよ。 株がすごい上がってる時はもうよいよ世中バラいのだって話がいっぱい出てるし株が暴落した時はいよいよバブルが崩壊しました。これから暗黒の時代が来ますみたいにね言う人は多いから難しいんです。それはルールとしてきっちりやったらいいと思いますね。 [音楽] うん。そういうことですね。分かりました。 そして、ま、その先ほどの、ま、個人が買うべき理由、ま、ポート理を変えるべき理由としてインフレの話ありましたけど、やっぱこの構造変化のところはやっぱインフレ今 2%から3% ぐらいですけど、これが続くと見ればいいんですかね。 今の日本の総合フレ率は 3.1% でアメリカよりちょっと高いっていう感じになってるんですけれども、 え、私はあの 3% 以上のインフレ率がこれから定着するんじゃないかと思ってるんですけれども はい。 で、インフレになってくると原油金がメりして、え、それで、ま、株が値上がりすることになるんですね。株は、あの、企業は値上げできるようになるんで。 いや、これですよね。 そうなんですね。 うん。 だから、あの、これから日経平均が年率何%センぐらい上がってくかということですと、年率平均で 6.3% ぐらい上がってくだろうというのが、え、私の予想なんですけども、 え、ま、その予想に基づいて 2030年には日経平均が5万6000 円、え、以上になるっていう予想なんですけども、その根拠に説明させていただくと、 ま、企業の1 株当たり利益がどれだけ増えるかということで言う と日本企業はこれまでもこれからも、え、 海外で、え、利益を拡大してきましたんで 、ま、年立2.3%ぐらい、え、増やし てくだろうと。それとインフレですね。 インフレになると物の値段が上がっていく んで、え、名目GDPの伸びが高くなって 、それで株が上がってくということになる 。その効果が2.4%。 え、あとですね、え、やっと日本企業も自社を大量にやるようになったんで、それによって発行済み株式が減るんですよ。 だ、利益の総額が変わらなくても発行済み株式が減ることによって 1株当たり利益が、え、 1.5% 増えていくと。で、これ合わせると年率 6.3% ぐらいの、え、上昇という風に予想しています。 ああ、そしたらもう4% はもう構造変化でもうほぼ確率に起きるものになってきてるんですね。 ま、私はそのように予想してますね。 で、よくあの、え、日経兵器の予想言う時にこのインフレを結構極端に言う人がいるんですよね。あの、もし、え、インフレが、え、年率 5%だったらとか10% だったら日経平均が10万になるとか20 万になるとか、え、そういう計算する方もいらっしゃいます。 ま、私もあの、株ってのはインフレにあの連動していく、え、資産なんで、え、ま、当然あのインフレをあの 5%とか10% とかって置けばそれは、ま、とんでもないターゲットが出てくるわけですけど、ま、私はあの、今んところ見通せる範囲内で言うと、え、ま、控えめに 2.4% ってインフレが置いてるんですけど、ま、確かにちょっとこの予想低すぎて実際は 3% 以上になる可能性があると思いますね。 お、あと肌感覚で言うともっと高いって感じる人も多いですよね。日品需品を品 そうです。このインフレ率って、ま、いろんなやサービスの平均値のようなものなんですけど、でも特に値が率が高いのが生活必需品なんですよね。 うん。 食料品だとか、あと電気ガスだとかそういった生活品はもっと値上がってるんで、肌感覚のインフルってもっと厳しいですよね。 ですよね。いや、分かりました。 その意味じゃやっぱりこのちゃ株式投資とか何かをしとかないとインフレヘッジができずに自分の資産がどんどん目りしていく恐れがあるってことですよね。 そうですね。え、だから、ま、例えば食料品の値上がりが厳しいというならば、え、食料品の価格が上がっていくことによって利益が増えて株価が上がるような株を買えばいいし うん。 え、あと電気ガス料金とかエネルギーの、え、ガソリンとかの値上がりが厳しいっていうならばエネルギー関連株に投資をしてエネルギーの上昇で株価が上がってくっていうようなものを買うといったことがインフレに対するヘッジになると思います。 お、今週もニュースであの金融庁からの 要望として、ま、NISの適用を全世代に 広げるべき子供も含めて広げるべきって ニュースが出てたりであるとか、ドイツで もやはり年金が危きりになって、より民間 、あの、より家計にもっと株式投資して もらいたいってことで子供に対して6歳 から18歳ですかね、子供に対して投資を 省令するための補助金を出すみたいな話出 たんですけど、こういう流れはどう思われ ますか?私はあの、いいことだと思うん ですね。 あの、子供の頃はあんまりお金の話をしない方がいいっていうのが、あの、かつての日本のあの家庭の一般的な家庭の考え方だったと思うんですけども、で、それもいいんですけど結果として大人になってからもあの投資の原理が分からないで簡単な詐欺に引っかかってしまうみたいなことがあるんでで投資の教育って儲かりますよみたいな話じゃないんですよ。 [音楽] え、リスクを取りすぎたら下がってしまう、上がってしまう。 今、あの、日本の高校で、え、家庭化で投資の教育が始まってますけども、え、そういうの実践っていう意味で限られた範囲で、ま、親子さんが事してる中で、 え、そういったものを経済の動き、実際に学校で学んでいる社会家とか、え、経済とかっていうものがその株っていうことではどういう風に動いてるかっていうことを肌感覚で小さな金額で経験していくっていうのは私は良いことだと思っています。 うん。分かりました。 その中でインフレヘッジの手段として、ま、株式投資がある中でこれどういった株に投資するのがいいのか個別株の場合ですね。これ成長株と割リア安株の議論ありますけど、これどっちがいいんですか? はい。えっと、日本で今のタイミングでは私は割リアス株の方がいいと思ってるんですね。 うん。 成長株で考えられるテーマって言うと、今 AIエージェントとか、 え、ま、AI反動体とかAI 関連が多いんですけど、ちょっと残念な、あとバイオとかですね、残念ながら AI とバイオで、え、世界を動かしてく企業っていうのが日本の中で今あんまり出てきていない。 うん。 え、一方割リア株の 4 では、え、先ほども言いましたように財務内容が、え、ピカピカで、え、それで利益もしっかり出してる。 し配当も出していて、え、それで最高なんか出してきてるのに株価が安いっていうな会社がありますから、え、割株の方は、え、特に今あの注目して買ってっていいんじゃないかなという風に思ってます。 うん。そうすと成長株は S&P とか含めたアメリカとかそういうの中心に買って割株は日本で中心で物色するとかそういうみ分けもありなのかもしれませんね。 はい。その通りです。 ま、私はあの成長株は米国株、割リアス株は日本株を原則として、え、やってくっていうのが今いいんじゃないかなと思ってます。 あ、それいいですね。分かりました。具体的に VAL リュー株としてどのセクターを狙うべきなんでしょうか? はい。 えっと、私はレポートなんかでもつもあの 3大V valリー株って勝手に呼んでるんですけど、あの VAL リュー株が多いセクターとして金融セクターと 資源エネルギー関連と、え、製造業っていうのがあるんですね。 この3 つっていうのは、え、そこそこ利益なんか出してるのに、え、ま、人気がなくて、え、株価が、え、低くなってるために結果的にあの排り回りが高かったり、 PERが低かったり、PBR が低かったりっていうのが多いんですね。 で、これってインフレの局面で、え、値上がりしやすいんですよ。なぜかって言うと、インフレになると金利が上昇しますよね。 で、金利が上昇すると、え、利益が増えるということで、え、金融株が上がりやすい。 うん。で、え、ま、エネルギー価格が インフレで上がると、え、ま、資源 エネルギー関連株も上がるしで、そもそも ですね、デフレというのは製造業が物作っ てる時に物の値段が下がってしまうから 厳しいわけですけど、インフレになると 値上げできるようになるんで、ま、製造業 も最高っていうのが出てくるということで 、え、インフレの時期は金融、資源 エネルギー関連、製造業、この3つから 選んだいいと思うんですけど、ただ金融は ですね、過去2年ものすごく値上がり率が 大きかった。 で、逆にその資源エネルギー関連と製造業は、え、今も株価がかなり低いものが多いんで、え、そこら辺がね、狙い目だと思ってるんですけど うん。 ま、金融ですと、ま、代表的なもので、え、私が海水してるのは、え、三菱 UFJフィナンシャルグループ、 え、東京会場ホールディングス、あと、え、オリックスなどがあります。 ただこれって、ま、最近かなり株価が、ま、上がってきて、え、元々は非常に悪い安だったんですけど、最近は、ま、普通の割安株ぐらいになってきてるってとこですね。 うん。で、資源エネルギー関連は最近あの 原油価格が低明してるんで、今とても安く なっていて、え、狙い目だと思うんです けど、特に1605のインペックスは、え 、日本最大の、え、原油ガス開発生産企業 なんですけど、PBRが0.6倍って とても安くなってるんで、え、ま、今、 あの、投資していく、え、良い時期じゃ ないかと。ま、あとは、あの、先ほどお 話ししました三菱商事とか、あと日本優先 なんかも、あの、今LN、LNG戦ですね 、あの、これから世界で、え、LNGの 利用が、あの、非常に増えてくると思うん ですよ。生成AIが、あの、活用が増える と世界中で電力需要が拡大して、電力が 足りなくなる。 で、それを作るのに、え、今あの LNGが1番有望ですから、ま、その LNG を運ぶ船をなんかを強化してる日本優先なんかもいいと思ってます。 うん。 ま、あと製造業はこれいっぱいあるんですけれども、ま、あの、これくつかの例を出してるだけです。 再推奨してるもの出してるだけですけど、 3861 の王子ホールディングスっていうのはこれ面白いんですけれども、 え、紙パルプの会社なんですけど、日本って紙の消費量がピークから半分に減ってるんですよ。 はい。 ま、そんなことで株価が長期に低明していて、え、 PBR なんかも低いんですけれども、今インフレによって、え、値上げが通るように、家庭士なんかで値上げが通るようになって、今まで利益が出なかったのが出るようになってきてる。 また イコマウスの発達でダンボールなんかも、え、境であるということで、え、収益が急速に良くなってきてると、え、いうことで、え、ま、王子ホールディングスなんかも買っていける。ハ取り回りも高いですよね。 うん。で、え、ここにあのブリジストンと 、え、ホンダーをあげてるんですけど、 これトランプ関の大丈夫って思われるかも しれないんで、ちょっと一言説明すると、 ブリジストンは米国の現地生産比率が、え 、9割あるんですよ。 こんなにあるんですか? で、これをあの、ま、近い将来 10% にしてくっていう方向なんですけどで、こうなるとトランプ関税の影響がないだけではなく、え、今あのアメリカで中国製の輸入タイヤなどが安く売られてるっていうようなところが競合になってるっていうことも考えると逆にトランプ関税でメリットになってしまうっていう可能性もあると思っていますね。 ああ、 あとについても、あの、米国の現生産比率が、え、 70% ありますんで、え、短期的には、あの、極めてネガティブな大きな現役になりますけれども、中長期では対応していけるという風に、え、予想しています。 うん。分かりました。いや、こういう風に見ていくとどこにチャンスがあるのかよく分かりやすいですね。 最後にちょっとリートについてお伺いしたいたいんですけど、ここ数年ずっと明していた中でここ数ヶ月ちょっと上がってきましたけど何が起きてんですかね? はい。 えっと、今、あの、不動産全体に、え、株も見直されているし、あと不動産に投資する上不動産投資信託である、え、 J リートも見直されて上がってきてるんですけれども、えっと、ちょっとあの指数で見ていただくとこちらなんですけれども、赤い線は配当込み称指数ということで、え、分配金が出るんで、その分配金もパフォーマンスに入れて出した指数がこちらで赤い線ですね。うん。 で、分配金を除いただのリート指数で言う とこの、え、青い線なんですけれども、 これ見ていただくと中長期ではよく上がっ てるんですけれど、2020年以降、え、 全然上がってないんですよね。え、当初 リート指数ずっと下がってきてるところが 足元急に上がってきてると。え、金利が 上昇すると不動産にはネガティブっていう 見方で、え、ずっと下がってきたんです けど結果としてリートがすごい割り安に なったということ。それと金利は上昇する んだけども最近あの不動産の上がる はい。え、マンションなんかでも 契約公開するごとにえ、家賃が上がる。 え、で、不動産価格も上がるっていうことが、え、都市部で見られるようになってきたところから、ま、あの、不動産株が変われ、え、またリートも見直されるっていう流れになってるんですね。 うん。 で、平均分配金利回りが 8月22日時点で4.6% なんですけど、これ1時5.2% まで上がってたんですけど、あの、ちょっとあの、え、価格がポっと上がったんで足元ちょっと下がってるんですけど、今まだあの、良い会場だと思ってます。 うん。 え、私はあの大体平均分配金利回りが、え、 4% ぐらいが妥当だという風に思ってますんで、それより高い時は、え、割り安でも、あの、買われすぎると今度平均分配金利があの 3.2% とかなったりすることもあるんで、そうなったらリートは売った方がいいという風に思うんですけども、 え、今はあのリートも、え、投資対象として、え、買っていっていいんじゃないかという風に思っています。 おお。 ここに、ま、ちょっと注目の海水症銘柄も書いてますので、これが参考になるってことですね。 はい。うちのリートナーのアナリストが、え、海水晶してる銘柄をこちらに出してますけど、ま、私がファンドマネージャーだったら、え、ま、こういったものもファンドで少し買ってみたいなという風に思います。 だからJ リーってちょっと受給が弱いというか、買う人が、ま、チ銀とかよく出てきますけど海外投資家ってそんなに買ってない感じがするんですけど、そんなことないんですかね? 海外投資家から見ると少し日本の J リートの市場っていうのはあの自価総額は小さすぎ、 小さすぎて ていうとこですね。だからあの実物不動産を買うというような動きはこれからも出てくるという風に思います。うん。 うん。 そもじゃ、個人が手出した時になんか結構値動きが激しくて怖いと思う方もいると思うんですけど、そこあんま気にしなくていいんですか? え、ま、あの、リートで短期トレーディングはやんない方がいいですね。 リートを買うんだったらば、え、割な時に買って何年も長期で持つという風にした方がいいと思います。 短期トレーディングやろうと思うと、あの、なんかショックあった時に、え、金融期間の売買なんかでボンって下がったり、ボンと上がったり、株と同じで短期的にあの、大きく値動きする。 ことはあるんで、ま、値動きではなくて、え、中期投資ということで、え、ま、割安な時に買ってくのがいいんじゃないかという風に思います。たら、もう中長期投資専門で買った方がいいですね。どっかで分かりました。ということで今回はこの VALリュー株のお話とこの J リードの話も伺いました。こういったものも生かしながらうまくインフレヘッ置をしていく。そして中長期的に考えていくと。そして日経平均自体は中長期的にも、ま、ずっとある程度伸びていくっていう前提でいいんですかね。 インフレのこともすると はい。これからはあのインフレサプライズが起こると いうこと。 それとあの日本企業の海外進出がどんどん加速すると思うんで、 え、そういったことをあと自社株も増えるっていうことを考えると、え、今あの日本、え、株への投資タイミングとしては、え、短期的な加熱を除けば、あの、中長期で、あの、じっくり買っていくべき時だという風に思います。 私日本株のファンドマネージャー25 年間やってたんですけど、あの、今からやりたいとこですよね。そうことですね。 もうちょっと年取りすぎ。 いや、い2030年の5万6000 も変わってないってことですね。予測として。 はい。えっと、先ほどの予想に基づいて、え、 2030年に、え、5万6000 円という風に予想しています。 うん。これインフレ率を年率 5% とかげればこれターットいくらでもあの上がるんですけど、ま、あの 23% のインフレという、え、前提で作っている予想です。 はい。 分かりました。ということで今回は国バさんに日本株の投資戦略について伺いました。ありがとうございました。 ありがとうございました。 [音楽] お [音楽]

収録日:8月28日 10時

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<ゲスト>
窪田真之|楽天証券 チーフ・ストラテジスト
1984年に慶應義塾大学経済学部卒業。住友銀行、大和住銀投信投資顧問などを経て2014年より現職。日本株ファンドマネージャー歴25年、1000億円以上の大規模運用で好実績をあげたスペシャリスト。

<目次>
00:00 オープンニング
00:45  2025年の日経平均、動きの振り返り
02:33  外国人投資家と個人投資家の売買が対照的
05:36 日本株の上昇余地は?
06:15 外国人投資家から見た、日本株の魅力
11:24 三菱商事の洋上風力撤退に対する見解
14:06  投資ポートフォリオを変えるタイミング
19:37 インフレとどう向き合うか
23:49 日本も子どもから投資を学ぶべきか
25:54 割安株を買うべき理由
26:18  三大バリュー株とは?
27:45 投資参考銘柄:金融
28:10 投資参考銘柄:資源エネルギー関連
29:10 投資参考銘柄:製造業
31:28 J-REIT指数の今後の動き
33:15 J-REIT銘柄
34:58 今日本株は買い時か?

サムネイル
写真:iStock

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