【被害は約2億円】高齢者を狙い“金の延べ棒”を購入させてだましとる詐欺_手口は?被害者の70代女性は延べ棒を段ボールに詰めて玄関に…回収役は「顔を見るな」と指示〈北海道函館市〉【みやぶれ!特殊詐欺】

[音楽] 被害額はなんと2億円。同内の特殊詐欺 事件としては過去最高額です。事件の特徴 は高齢者を狙い金を購入して欲しいという ものでした。 今年1月函館に住む70代の女性の家に 警視長を名乗る男から電話がありました。 資金戦場を行った犯罪グループの操作で あなたのキャッシュカードが出てきた。 そしてその後新潟県を名乗る男からあなた の口座に犯人の資金が振り込まれた可能性 がある。 さらに事を名乗る人物などから次々と電話 があり、講指事があったと言います。 大座の資金を調べるため金のべ棒に変えて 自宅に置くように。 話を信じた女性は指示された通りに金を 購入。ダンボールに詰めて玄関に置きまし た。 そして回収係かりが自宅に訪れ、女性と 電話をしながら金を回収。その際海収 明係かりからは顔を見るなと言われ直接 会うことができなかったと言います。 女性は2ヶ月の間に3回総額およそ2億円 分の金のべ棒を購入し渡しました。 最後の被害からおよそ3ヶ月後連絡がつか なくなり不審に思った女性が新潟県警に 連絡し事件が判明しました。 なぜ金だったのか。 背景には価格の高等があると見られてい ます。金の平均小売り価格はウナぎりで 今年は10年前のおよそ4倍にまで上がっ ているのです。 札幌市内の金の買い取り業者に話を聞いてみるとかあった場合は緊急手配書みたいなものがメールで送られてくるのでご却身分証明書の提示をあのご提案させていただいておりまして高い金額になればなるほど転候保険証よりは運転免許やマンバーをご提示していただいており それともうこういうので電話を受けた際注意するポイントは 気づいたからなのか ね。偽警察詐欺による工学被害が相ついてるということで、ま、非常に危機的な状況だと認識しております。電話でお金の話が出たらもうそれはまず作業を疑ってですね、どのような内容であっても一旦電話を切って冷静になって誰かに相談していただきたいなと思います。 こんばんは。 こんばんは。 伝えします。 近年被害が増える特殊詐欺なんですが、竹森さん 2 億円分もの被害が出てしまいました。 すごいですね。今日本当まずお金にまつわるなんかそういった連絡はもうまず疑ってくださいっていうことですよね。 うん。ね。ど内でもそれしかない。 はい。ど内でも特殊詐欺事件が非常に増えています。 え、去年の同じ時期と比べた数字です。去年 76件に対して今年は先月 7月までに254 件かなり増えているんです。 被害額もおよそ11億53万円。1 件あたりの金額ですと平均でおよそ 454万円。ただ今回は 1件で2 億円近くが騙し取られたということなんです。 その手口なんですが、え、今年の 1 月です。警視長を名乗る男から資金戦場詐欺で、え、戦場事件であなたのキャッシュカードが使われたという連絡が入りました。 はい。え、その後新潟県警事など名乗る 人物を変えまして、あなたが事件に関与し ているかもしれない操作のため金のべ棒を 購入し渡すようにと促されました。え、 これを信じまして今年の3月から5月に かけて3回に分けて金のべ棒を購入し 合わせて1億9800 万円ほど騙し取られたと 私方も指定をされていました。 玄関に置いて、そして奥の部屋にこもった上で電話のやり取りをしてくださいと、その際に顔は見ないようにしてくださいという風に言われて結局この金のべ棒を持っていかれてしまったということなんです。 え、この手口のポイントを改めてまとめてみますと、え、警察を名乗って犯罪に巻き込まれたと思わせる。これによって正常な判断を奪ってくるわけなんです。 はい。 あとは現金ではなく事件が発覚しにくい。 足跡がつきにくい金を使用してきたという点です。 うん。 ま、振り込みですと限度額がありますし、あとは銀行の窓口で多額の取引ですとそれは詐欺ではないですかという声もかかるということで金を使用してくるんですね。 うん。うん。そこも考えた上だとね、知ると余計腹く感じますが、自分は大丈夫だと過信せずに少しでも違和感を覚えたら身近な人や警察に相談するようにしてください。 あ。

高齢者に金の延べ棒を購入させてだましとる。いま、こんな手口の詐欺が流行っていて、約2億円にもおよぶ被害も判明しました。

ターゲットは高齢者「金を購入してほしい」

 被害額はなんと2億円…北海道内の特殊詐欺事件としては過去最高額です。

 事件の特徴は高齢者を狙い「金を購入してほしい」というものでした。

2か月で“総額約2億円分”の金の延べ棒を購入し渡す

 2025年1月、函館市に住む70代の女性の家に警視庁を名乗る男から電話がありました。

 「資金洗浄を行った犯罪グループの捜査で、あなたのキャッシュカードが出てきた」

 そしてその後、新潟県警を名乗る男から…

 「あなたの口座に犯人の資金が振り込まれた可能性がある」

 さらに検事を名乗る人物などから次々と電話があり、こう指示があったといいます。

 「口座の資金を調べるため、金の延べ棒に換えて自宅に置くように」

 話を信じた女性は指示された通りに金を購入、段ボールに詰めて玄関に置きました。

 そして回収係が自宅に訪れ、女性と電話をしながら金を回収。

 その際、回収係からは「顔を見るな」などと言われ、直接会うことができなかったといいます。

 女性は2か月の間に3回、総額約2億円分の金の延べ棒を購入し渡しました。

 最後の被害から約3か月後、連絡がつかなくなり、不審に思った女性が新潟県警に連絡し、26日事件が判明しました。

背景には“金の価格高騰”が…

 なぜ金だったのか―背景には価格の高騰があるとみられています。

 金の平均小売価格はうなぎ上りで2025年は10年前の約4倍にまで上がっているのです。

 札幌市内の金の買い取り業者に話を聞いてみると…

 「窃盗があった場合は(警察から)緊急手配書がメールで送られてくる。売却時、身分証明書の提示をしてもらっている。高い金額になればなるほど健康保険証よりは(顔写真のついている)免許証やマイナンバーカードの提示をお願いしている」(玉光堂札幌四丁目店椎原彩華さん)

 では不審な電話を受けた際、注意するポイントは…

 「偽警察詐欺による高額被害が相次いでいて非常に危機的な状況だと認識している。電話でお金の話が出たら、それはまず詐欺を疑ってどんな内容でも、一旦電話を切って誰かに相談してほしい」(北海道警生活安全企画課 西中智則さん)