【神戸女性刺殺事件】事件3日前~当日の「谷本将志容疑者とみられる男の足取り」独自検証 前日には10回以上「女性の勤務先周辺」の防カメに映る(2025年8月27日)

現在午前5 時過ぎです。兵庫県の捜査員が谷本容疑者が住んでいた会社の量の一質の価格捜作に入ります。 今日午前5 時過ぎ兵庫県警は東京都新宿区の会社員谷本正容疑者が住んでいた金勤務先の量の片創作を行いました。 捜索はおよそ2時間行われ、警察は欧州し た証拠品から事件の同機の解明などを 進める方針です。 殺人の疑いで逮捕された谷本正容疑者。 今月20日、神戸市中国のマンションで 片山恵さんの胸などをナイフで数回さし、 殺害した疑いが持たれています。 今日で事件発生から1週間現場の マンションでは花束をたける人の姿も いやもうただただ無念で誠実に毎日過ごし ている女性がこういう目に会うっていう ことがもうあるんだ。捜査関係者により ますと、現場マンションの北側にある駐車 場からはナイフが見つかっていましたが、 付着していた血液を鑑定した結果、片山 さんのものと一致したということです。 また取り調べに対し谷本容疑者は被害者と の関係について 全く知らない人です。 面識がなかった可能性があるということ です。 谷本者は事件当日勤務先から出た被害者を 50 分以上に渡って後ろから追い続けたと見られていますが、 MBS の取材で事件の足取りも徐々に見えてきました。 女性の勤務先近くの防犯カメラにはこの道で谷本木者と見られる男が女性を追う様子が移っていました。 事件があった今月20日の夕方片山さんの 金務先近くで撮影された防犯カメラの映像 にはリュックサックを背負った男がシ道を 横断する様子が 今回逮捕された谷本容疑者と見られてい ます。 6後にビルから3人組の女性が 男は片山さんと見られる女性の後を大用に 歩いていきました。 同じ防犯カメラには事件の前日、谷本容疑 者と見られる男が電話をしながら歩道を 歩く姿が女性の勤務先の方向を眺めている ようにも見えます。 そして事件の2日前には電話をしながら 歩く様子。 さらに3日前には歩道を直進する様子が 捉えられていました。 捜査関係者によりますと、事件の3日前 から容疑者と見られる男が片山さんの 金務先周辺を歩くなどの様子が防犯カメラ などで確認されているということです。 特に事件前日の夜に撮影された映像には長 時間勤務先の近くをうろつく様子が複数回 捉えられていました。 午後7時半頃、男は物影から突然現れ横断 報道を渡り、片山さんの金務先の建物の方 へ。 その後入り口近くを歩く様子も映像を分析 したところ事件前日には少なくとも10回 以上谷本容疑者と見られる男が防犯カメラ で捉えられていました。 また新たに分かったことも捜査関係者に よりますと事件の3日前谷本容疑者と見 られる男が別の20代の女性の跡をつけ マンションのオートロックをすり抜けてい たということです。女性は男の存在に 気づいて避難し怪我はなく谷本容疑者の 逮捕後が警察に情報提供し発覚したという ことです。 強制にも動きが神戸市の久本市長は今日の会見で事件を受け新たに 100 台防犯カメラを設置する方針を示しました。 初めに防犯カメラがあの犯人逮捕につがった。これはまず間違いなく言えることだろうと。 有効性が認められるのであれば、あ、これを増設をしてですね、実際に犯罪が起きた心を中心に、え、増設をして、え、体感治安を高めていきたいということです。 神戸で女性が殺害された事件から 1 週間。今後の捜査のポイントなどをこの後解説します。 神戸で女性が殺害されてから 1週間です。 この時間は元大阪県健事弁護士の亀井正先生に解説をしていただきます。先生、どうぞよろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 お願いします。 派生から1 週間神戸女性事件、え、谷本疑者が逮捕され、現在取り調べを受けています。え、今回のこの事件につきまして、え、今朝ですね、固が行われました。 え、容疑者が務めていた会社の社員量ということで、東京都内になるそうですけども、一体どういうことを調べたのかということなんですけども、教えていただけますでしょうか? えっとですね、これ反抗の客観的状況っていうのはビデオ等で物的証職行で抑えられるってもうあんまり意味がないんですね。大事なのは反抗同機ですね。何を目的としたかということと、何を考えていたか、つまり計画の内容なんですね。で、事件の筋からしたらおそらくこれは性的欲望と関係するというに事件の筋みすると思いますから、捜査機関なく。 そうすると、例えばネットでですね、そう いう性的な動画とかそういうものを検索し ていないかどうかとか、あるいはLINE メールで、え、関係者の間でそういう やり取りをしてないかとか、場合によって は安数で他にも予罪があるかもしれない から、その辺をとかメモで書いてないか どうかとか、そういったようなところです ね。 もしくはまたあのビデオとかですね、あるいは雑誌とかいわゆる性的思考を下げるのというのとあと反抗の計画の関係で言うとどういうところまで事件の筋書きを考えていたのかつまりこういう風にして展開がするだろうということについてどこまで考えていたのかを示すような物的証拠はないかというとこですね。 計画性みたいなところも重要視されるということ。 計画性が非常に重要なポイントですね。つまり主観的な事情の証拠を探ろうとしてるんです。 うん。はい。え、では改めて事件当日の 犯人の、ま、足取りというところもおさい をしておきたいんですけども、え、神戸 中央三宮があってこの辺りが元町です。え 、そして被害女性の職場がこの辺りにあっ たんですが、え、ここから郵便局によって 電車に乗って三宮スーパーで買い物をして 、え、その後ポートライナーで貿易 センター駅、そこから徒歩2分ほどで片山 さんの自宅のマンションということです。 その間およそ50分間谷本容疑者は被害 女性の後ろをつけていたということです。 MBSの取材もですね、防犯カメラの映像 取り寄せて、え、検証しています。改めて ですね、え、皆さんにも見ていただきたい と思います。え、まずはこちらからです。 え、事件当日の様子なんですけども、はい 。え、今月20日ですね、先週の水曜日な んですけども、防犯カメラの映像です。え 、今歩いてる姿が映っています。シャドウ に今出ました辺りを見回しながら反対側に 渡ります。その先にはですね、え、被害 女性の務め先会社があるということです。 小で道を渡りまして、その会社の辺りを ちょっと覗き込んですぐに右に移動しまし た。するとその後すぐにですね、え、片山 さんと見られる女性が出てきて、え、赤の 丸が片山さん後を追いかけていくという 様子が捉えられていました。そしてこれが 事件前日の様子。え、被害女性の会社の 反対側、ま、同じこれカメラで撮影をして いるんですけども、え、その前に しゃがみ込んだり、あとは電話で通話をし ている様子、ま、本当に通話しているか どうか分かりませんが、え、その前を通り 過ぎるという様子も取られていました。 これが2日前の映像です。切り替わって、 これもですね、え、ちょうど会社の反対側 の歩道を歩いていると、この映像では会社 を意識しているような様子は見られません でした。はい。え、これも逆に、え、東 から西に向かって歩いてきてる様子です。 これは3日目ですね。3日前ですね。え、 3日前もこの歩道を歩いている。はい。え 、谷本容疑者と見られる男性の姿が、あ、 男の姿が繰り返しこの防犯カメラに移って いたということです。事件の当日は7回 このカメラに移り込んでいた。谷本容疑者 と見られる男が映り込んでいた。前日は 10回以上、2日前に2回、そして3 日前に1回ということで、え、 MBS で、ま、あの、この防犯火美だよというものを検証した結果、このような、あ、回数で移り込んでいた。かなり多く移り込んでいた。 え、この谷本疑者ですけども、 3日前、17 日に東京から神戸に来たばかりということです。ですから例奈さん、ま、何度も何度もこの前を生きしている。 で、これが計画的なのかどうか、その被害女性を意識しているのかどうか分かりません。で、え、谷本容疑者はこの現場の近くのホテルに滞在していたということも分かっているんですが、その辺りまだちょっと分かってないんですが、繰り返し映ってるということですね。 あの、どうしても自分だったらって考えてしまうんですよね。自分だったら気づいたかなと思っても、絶対気づかないだろうなって思うんですよね。自己防衛力でどうにかなるような話ではないと。 [音楽] で、イギリスなんかでは防犯カメラにその AI 解析技術を使ってアブノーマルな行動、その通常から離れた行動、例えばうろうろしているとかなんか美行しているようだっていうものを自動的にあの検知して、ま、警備員だったりとか警察に通報するような仕組みも試験的に試されているんですよね。 やっぱりこう、もう自分だけじゃも防げないと言いますか、やっぱ技術を使ってこう一歩先にその危険でしたりとか異変を察知して守るっていう風にこう世界的にもそういう意識がこう広がっているので日本においても制度だけじゃなくて制度と技術を組み合わせた何か対策が必要なのかなと本当に強く感じますね。 さっきの地図見ましてもぐるっとあの神戸をですね乗って移動する感 50分ずっと後ろつけられてる。 これ自分で気づけというのはもう無理な話ですものね。あの、さっきもあの映像でありましたけども、神戸市長が 100 台防犯カメラを増設するということですけども、先生、ま、これは犯人を特定するのには有効な手段という風に考えていいですか? そうですね。ま、ただ一定のその犯罪抑は一定程度はあると思いますから、ま、それなりに意味はあるんだろうと思いますけどね。ただ、ま、今回の場合ですとそのカメラは抑にはなってたかどうかというとちょっと疑問でしょ。 うん。 これあの多分計画のものって出してますけども、つまり犯罪を実行するためには彼見してる可能性があるし、狂器を準備している可能性があるから一定の計画、犯罪を実現するための計画性はあるんですよね。だけど計画っていうのは何かというと、その後証拠を隠滅してバレないようにしてそこまで含めて計画がなんですけども半分かけてるんですね。だからその意味ではあの地密でもないので寝られてるわけでもないのでやはりず産である施設であるというに言わざれ得ないと思いますね。計画としてはですね。 はい。観光の後、え、新神戸駅まで移動し て新幹線に乗って東京に帰り、さらにです ね、そこから奥町という、ま、東京の西武 まで移動していた。その時も、ま、特に 隠れるもなく防犯カメラにまた姿が映って いるとこはやはりそこまで考えていたか どうかというのはちょっと疑問だという ことです。そうですね。ま、捕まると思っ てないんかなと思うんですよね。だから そこまでえっと頭回転が回んじゃないかと 思うんですよね。はい。ま、その辺りに 関してもこれから取り調べ、え、明らかに なってくるかもしれません。では、改めて ですけども、この谷本容疑者と見られる男 が防犯カメラに移っていたわけなんです けども、今回の事件です。被害者をおよそ 50分間尾行して友れで侵入。要するに オートロックのマンションに、え、住民が 入る時に後ろに一緒に続いてすっと入って しまうということなんですけども、それで 殺害したのではないかと見られています。 で、新たに分かった情報としましては、この今回の事件の前にこの谷本容疑者と見られる男なんですけども、事件の 3日前、別の 20 代女性を備行していた。そしてマンションに同じくその友ず連ずれ、オートロクのマンションに一緒に入っていた。で、女性に怪我はなかったという風に言われています。 これですから事件が発覚してからこの女性 が警察に、ま、連絡をしたということで、 これもまだ谷本容疑者とドイツ人物かどう か分かりませんが、ま、こういったことが あったと。え、そして、え、今回のこの 事件ですが、え、もう少し振り返りますと 、これ2022年ですけども、神戸市内の 20代女性に対して5ヶ月間突きまとい、 そして5回連れで、え、同じような、あ、 手口ですね、侵入していると。 で、え、この時はその女性の部屋に押入りまして首を閉めるという行為に及びました。殺人未水用儀で逮捕されています。で、え、その裁判が行われました判決は障害やストーカー規制法違反などで執行猶予付きの有罪判決がだったと。あ、結果的には障害ストーカー規制法違反 で、え、思行猶予用がついたと。 では、あ、再半なぜ防げない?今後どうすべきというところですけども、同じようなケースがあって有罪判決だったのに亀先生な防げなかったらなんだか悔しいなという思いもあるんですがいかがでしょうか? えっと、前回の判決は殺人ミスであればいいんですけども結局財名が障害とスト制保険と重新入ですからこの財名で初犯で実系が来ることはほぼありえないんですね。 もちろんその障害の結果が重ければありえますけども通常の場合で自来ることはありえない。これがもう両計相場なんですね。 両一応公平の観点からやってるのでそれをなかなかずらすのは非常に難しいと思います。ただ思行をつけるんだったら、あの保護観察ぐらいはつけといたらどうかなと思うんですよね。 うん。 ああ、 その判決の時にこういう、ま、判決文の中にありました。ちょっと注目していただきたいんですけども、え、思考の歪みは長である再半が強く具されてると、これ 2022年にそういうことが言われてる。 そうですね。 これあの初犯でその初犯の事実だけえっと認定されてここまで踏み込む判ではなかなか難しいと思うんですよ。 だから他にも何らかの事情があると思うんですよ。前にも同じようなことをやってるかとか。だからその再の可能性ここまで言ってるんですよね。 [音楽] で、思考の歪みが顕であるというのはおそらく私がさっき言ったようなところだと思うんですよね。犯罪実行までは向かうんだけどもそれ以外のところまで知恵が回ってないということやと思うんですよね。 だからただ保護というのをけばですね、定期的に保護がそれをケアするし場合によってはその種事項というのを決めることができるんですね。 [音楽] 例えば正犯罪に関係するような教育を受けるような種事項決めとけばそういう措置が取れるんで 前は保護観察つけといても良かったのかなという風には思いますね。 保護観というのは分かりやすく言うとどういうことなんですか? 分かりやすく言うとその執行用ってのはもそのままし出しっぱなしになりますからま自由になるんですけどもあの保護観察を関与して保護 師産が定期的にえその被告人ですね、もう被告人じゃないですけども全下のある人たちをケ案していくんですね。だから収労支援もすることもあるし、え、正犯罪の場合には純事項があればあ、一定のプログラムをして教育的な指導をしていくということで一応ケアしていくので再を予防するという可能性がありえるとその判断ではなかった。 え、ちなみにじゃあなんでというところな んですけども、2022年は、ま、本人は ですね、あの、ま、反省もしているし、 被害女性も幸い重症には至らなかったので 、え、今回は執行猶予付きの有罪判決と なったということでございました。え、 ここまで豊富豊田さんはどのようなご意見 でしょうか?あの、上先生っ 、ま、犯罪学的には、あの、いろんな分析 ができると思うんですけど、いずれにして も通常考えて、あ、理解できるわけですよ 。 そうそ何かがおかしかったわけですよね。 で、今回ちょっとやっぱ本当に悔しいのは、あの、こう過去の積み上げがあって繰り返していること、エスカレートしていること、そして判決の中でもあの再販が起されるってことであればやっぱりあのこのじゃ思考の歪みを直せるかっていうことだと思うんですけども、それやっぱ医療で、ま、認知行動療法とかいろんな精神療法で、ま、直せる場合もあるし、直せない場合もあるんですけれども、いずれにしてもそういうリスクがある人をどうやってその医療につげて、それはその人を直す、あるいは多 ほど改善することで社会を うん。 ね、犠牲になる人を出さないっていうとても大切なことなので、やっぱりあのそのプロセスの中に 1 回組み入れそうになったのに組み入れられなかったっていうところをどうやってあの 次やっていくかっていうことを考えなきゃいけないと はい。今トヨ田さんからもご指摘があったその再半というところで言いますとこんなデータもあります。 え、警報の再半率ということで警察署のデータですけども、 2003年は35.6% だったのが2023年は47% ということで、この20年でおよそ 11.4% 亀先生増えているというデータになってます。 うん。そうですね。全体としては多分減ってると初犯の関係は減ってると思うんですけども、だからその増えてるというのは収労の問題とか、ま、いろんな要因があるんだろうとは思いますけどね。 うん。 減てないので、ま、この確率が上がパーセンテージが上がってしまってるという見方はできます。 うん。そうですね。だ、あの、収労してると収労してない人の再判率もやっぱり収労してない人の再半率は高いということ。 はい。え、では最後に今後のポイントを先生に教えていただきます。えっと、同機と主観的な事実というところではないかということですね。先生。そうですね。 あの、先ほど申しましたけども、性的な欲求の実現じゃないかという事件の筋としては推測されるんですけども、それを頭に入れながら同機が何かということを探っていくという物的証拠から下ぎっていって教述を引き出すと、 それからえっと被疑者はですね、何を考えてたのか うん。 入ってから次にどういう展開までを予測してたのかでその後逃げるとか消化隠密はどこまで考えてたのかその計画の時系ですね、それをどこまで考えてたかというのを教述と物的証拠で探っていくという操作になると思います。 はい。 え、また新しい情報が入りましたら番組でお伝えします。この時間は上井弁護士に解説をしてもらいました。どうもありがとうございました。 ありがとうございました。 [音楽] [音楽]

8月20日、神戸市中央区のマンションで24歳女性がナイフで刺され死亡した事件。発生から1週間がたちました。

殺人容疑で逮捕された谷本将志容疑者(35)は事件当日、勤務先から出た被害者を50分以上にわたって後から追い続けたとみられていますが、事件前の足取りも徐々に見えてきました。

捜査関係者によりますと、事件3日前から被害女性の勤務先周辺を歩くなどの様子が防犯カメラなどで確認されているということです。

MBSは今回、事件3日前から事件当日までの「4日間」の谷本容疑者の足取りを独自検証。さらに、今後の捜査のポイントについて元大阪地検検事の亀井正貴弁護士に聞きました。

◎亀井正貴:元大阪地検検事 弁護士として民事・刑事裁判を多数担当

(2025年8月27日放送 MBSテレビ「よんチャンTV」より)

▼MBS NEWS HP
https://www.mbs.jp/news/

▼最新ニュースや特集を毎日配信 チャンネル登録お願いします!
https://www.youtube.com/c/MBSnewsCH?sub_confirmation=1

#神戸 #刺殺事件 #防犯カメラ #MBSニュース #毎日放送