酷暑復活のニッポン列島 新型コロナ「ニンバス」猛威 カミソリ飲むようなノドの痛み【スーパーJチャンネル】(2025年8月18日)

今、猛威を振るっている新型コロナの変異株「ニンバス」です。まるでカミソリを飲み込む様な激しい喉の痛みがあるというんですが、実は、猛暑と感染拡大に関係がありました。

■新型コロナ「ニンバス」猛威

 新たな変異株「ニンバス」。中国や台湾などで2月ごろ流行し、日本へ持ち込まれて広がったとみられます。

 最大の特徴は、喉の強烈な痛み。

国際医療福祉大学 松本哲哉代表教授
「海外ではガラス片を飲み込んだような痛み。おそらく喉の細胞にウイルスが付着する力が強い」

 16日、ニンバスの感染が分かった50代の男性は…。

ニンバスに感染した人 50代
「首を上げて喉を突っ張らした時に結構、強い痛みが出た。ひたすら水分がない状態、喉に刺激物をはり付けたような感じ」

 ゼリーや果物しかのどを通らず、あとは水やお茶でしのぐしかなかったといいます。

 ただの夏かぜと思って油断していると、喉からはじまり、呼吸器へ広がるリスクも…。

ニンバスに感染した人 30代
「隔離期間が終わった翌日ぐらいから、せきが結構、出始めて、再度病院に受診してせき喘息という診断を受けた。横になるとせきが出て止まらなくて、夜寝られない状態」

 では、なぜ今コロナが増えているのでしょうか。