事件/ヤバい映像/松田聖子〇撃事件!/昭和芸能界事件/聖子ちゃん九死に一生…聖子ちゃんを手に掛けた未成年
え、私どもの取材違反が、え、その瞬事を捉えておりますんで、え、ちょっとあの、せ子ちゃんが襲われたニュースから、え、参りたいと思います。 これ沖縄のコンサートでしたね。 そうなんです。 この ああ、 犯人はあの19歳の少年ですからね。 ええ え、少年法によってあの顔を今隠しますけどね。画面ではね。 は、しかし、あの、これ見てってそのもうかなりぶたれてますよね。 そうですね。 やっぱ舞台が大きいとなかなかその警備の連チャあるいは観客も うん。 あの、影に持ってくの時間かかったんでしょうかね。 そうですね。ま、この子はなんかあれらしいですね。 え、というか有名人を襲えば自分も有名に なれると
1983(昭和58)年。松田聖子さん(当時21歳)が沖縄市営体育館での公演中、舞台へと駆け上がってきた19歳少年にスチール製の棒(約30cm)で襲われるという事件が起きました。
事件が起きたのは午後6時30分に開演した「松田聖子スプリングコンサート」の真っ最中。
夜7時40分ごろ、聖子さんが前年の大ヒット曲『渚のバルコニー』を歌唱中、最前列でコンサートを観ていた男が突然、左側から舞台へと駆け上がり、手にしたスチール製の棒で聖子さんを殴打。
犯人に気がついた聖子さんは、すぐに両手で頭部をかばい逃げましたが、頭を5、6回にわたって殴られました。
このコンサートは地元テレビ局が後援し、夜8時ごろからは日本テレビ系の人気歌番組『ザ・トップテン』で全国に中継される予定。
しかし、この暴行事件により約6,000人のファンは騒然となり、場内は悲鳴に包まれ公演はそのまま中止となりました。
聖子さんは、すぐに近くの病院へと運ばれ、検査を受けた結果、かすり傷程度と診断され、骨などには異常は見られず、間もなく宿舎のホテルへと戻りました。
沖縄署に傷害の現行犯で逮捕された少年は埼玉県在住。熱烈な聖子さんのファンでした。
聖子さんの公演を追いかけて3月26日に羽田空港から単身、沖縄入り。凶器となった棒は、陳列ケースなどの棚を支える金具で、この日になって沖縄市内の金物店で購入したものでした。
大ファンである聖子さんを襲った理由は「聖子ちゃんを襲って、自分が有名になりたかった」‥
参照 : 昭和58年3月29日付の読売新聞朝刊