【日本のドラマ】 渡る世間は鬼ばかり 年末二時間特別企画(橋田壽賀子ドラマ) 【フルムービー】
[音楽] お2組2人枚ずつ追加です。 はい。 追加上がってます。 はい。 まあ、お待たせいたしました。早速ごゆっくり。あ、申し訳ございません。ただいま席で年末は予約のお客様しかお受けしてないんです。またよろしくお願いいたします。申し訳ございません。 [音楽] [音楽] お調子3本。 はい。かしこまりました。あ、おれいります。ちこちは はい。どうも。 はい。お願いします。 はい。どうも。どうも。 お父さんいつになったらお湯夕飯食べさせてもらえるの?もうひな寝ちゃうわよ。 そんなこと言ったって見た通りのお客様なんだよ。お前たちことしてる暇なんてないの。外でなんか食べてきたらどうだよ。 [音楽] そうなん。申し訳ございません。 [音楽] さっきから気になってたんですけれども、 なかなか手が開きませんで、あ、 支度してございますから、あの、ご自分で 運んでいただけますか? 回で召し上がっていただかないと はみんな使っておりますので お待たせいたしました。ありがとうござい ました。ありがとうございました。 はい、チャー。 お疲れ様でした。 お席来ましたのでどうぞ。ません。お預かりします。 どうもお待たせしてすいませんです。 ご注文は まずビール。 はい。 はい。 これから餃子かな?5 番テーブが上がりました。 はい。 はい。お待たせしました。どうぞ。 いらっしゃいませ。 いらっしゃいませ。 はい。肉ただいま席でお待ちいただけますか? あ、ほんま先生 いらっしゃい。 まったな。 病院の若い年中連れて忘年会のつもりでご馳走してやるって 3人ほど連れてきちゃったんですよ。 電話さったらお席取っといたのに。 え、忘年会だったらおかさんでおやりになればいいのに。 いや、それはちょっとおか倉に迷惑かけるわけには。 おむこさんだからって何もそんな炎慮することなんかないんですよ。 いや、岡倉こんとこを混んじゃって 12 月に入って鍋料理だけを安く出すことにしたらしいんです。忘年会事期は客が増えるでしょ。その方が手がかからないとかってそれが当たっちゃってやっぱり冬はダメなんですかね。 とても我々なんて割り込みはしませんよ。 いらっしゃい。飲めるんだ。 いや、あの病院の方ご一緒なのよ。 忘年会だっておっしゃってんだけどお席がなくて。 じゃあ上使っていただいたらいいじゃないか。そのが落ち着くし料理運べば住むことなんだ。 いや、そんなあの他の店探しますんで。 そうですよ。この忙しいのにあんた誰が料理運ぶってんだよ。もしもいるだろ。 そうよね。かずちゃんもいるし。十分なことできませんけど。それでよろしかったら。 なんだか悪いな。あいちゃんたちの居場所を占領しちゃって。 ここ今誰も使ってないから。 プラスト取りざはここにあるので間に合わせてくださいって。 ご苦労様。私とかずちゃんは国場さんがいたとこ使ってるの。ここはお店上がってみんなが戻ってくるまで開いてるの。 あ、自分があります。 あ、すいません。遠慮なくゆっくりなさってください。 勝手に飲んで。私料理取りに行かなきゃならんならないから。 私もすぐ行く。 はい。 かずちゃんずっとここにいるんだ。 うちの子になっちゃったの。新務私も後楽ないからかずちゃんに期待してるの。 しんちゃんやっぱり大学行くんだ。まだ諦めてないんだ。 ちゃんと塾へ通ってるし。今夜もまだ帰ってこないもん。 しんちゃんはサラリーマンの墓さなんて全然分かってないんだ。俺たち医者だってサラリーマンなんだ。つどうなることか見通しく暗いもんな。よし、乾杯。 いただきます。きます。 うわあ、美味しそう。ジさん、こんな料理も作れるんだ。見直した。 はいよ。 行ってきます。 お願いします。 はい。 中華チャーハ行っといてください。 はい。 あれだもんね。やってらんないわよ。 さんの気持ち分かりますよ。自分の妹向こならさツ木さんが遠慮して断るのが本当ですよね。 女将さんは嫁の親戚に冷た的にならないんですから。ずすぎますよ。さ木さん 分かってくれるのはせい子ちゃんだけよ。私が今までどんな思いをしてきたんだ。強い嫁には叶金やしないわよ。イむだってさ、尿房の身内を大事にしてね、今日だってどうせんたお感情なんかもらえないんだから。そんなバカな。私がしっかりだきます。女さんに悔しい思いなんてさせはしません。 [音楽] や、 ごちそう様。 ごちそう様。 ありがとうございました。 平成11年も12月に入り、 世間には不の数が吹いていて、企業の 5年など少なくなったとは言っても、 小倉や楽には年末らしい忙しさがやってきていました。 今のところ岡倉大吉地も大吉地の 5人の娘たちも 返した波も立たず平穏無事に今までと変わりのない暮らしが続いているように見えましたがそれぞれ皆相変わらずつ何が起こるかわからない爆弾を抱えているような毎日だったのでした。 [音楽] [音楽] まあ、今夜は店が混みまして生き届きませんことばかりで申し訳ございませんでした。怒りにならずにお越しお待ちしております。ありがとうございました。どうか良いお。 え、まだ早いよ。クリスマスイブには家族サービスでお願いしてあるんだから。 さ用でございました。奥様によろしくお伝えくださいます。お気をつけて。 やっと上がったみたいね。はい。おかげ様で今日も無事で。あ、私も手伝しになってください。私には私のやり方があるんです。だから旦那が忙しい時アルバイトでも頼んだらっておっしゃってくださっても帰ってやりにくくなるんでお断りしてるんですよ。余計なことなさらないでください。 そうご苦労様。 どうも大勢様来ていただいたありがたいことでございますね。 けど親方のアイデアで年末は鍋料理で行くって決断していただいて助かりましたよ。 いちいち料理こちらへ取ったらとってもこれだけのお客には間に合いませんでした。 私もお運びするのは助かります。 1 品一品お出ししてたら食器を出したり入れたり大変ですけれども扱う食器も少なくてすいましね。 鍋だけにしたらお客減るんじゃないかと心配してたんだけども出安くしたのは良かったんですかね。 ええ、家族的なところも喜んでいただけるんじゃないですか。 ああ。 お鍋って一品料理ない美味しさがあるのよね。材料の味が溶け合ってさ、最後に入れるおうどんとかお餅とかあのご飯入てお雑炊にしたりとかも答えらんないわよね。 私たちもたまには食べさせてもらいたいな。 あ、じゃあ今夜の親色うどスキンでもたしましょっかい。 よかった。ちょうどそれぐらいうどん残ってました。 おお。 そのつもりで残しといたんじゃないですか。 私たちって違うわね。私もちょうど今夜はうどん好きっていう気分だったのよ。 A作さんも帰って見えるといいですね。 A作もいいのよ。どうせ忘年会じゃないの。 こことこなん忘年会にして飲んじゃうんだから。え、そういうことを何にも話さずに出てくのか君が。 うん。朝出る時に今夜なんかあるのとか何時に帰るのって聞いてた時もあったけど医者は患者次体で思う通りにはならないんだって言われてからもう特に聞くの諦めたの。ま、その代わり待たないでいいから気が楽だけどね。 それで夫婦かい。 おい、出かける時はわかんなくたってさ、途中で遅くなるとか、今日早く帰るとか電話してきたってさ。お父さん自分のしてきたこと忘れたの? 何? お母さんいつもこぼしてたわよ。お父さんに朝帰りの時間を聞くとご機嫌が悪いし、 1分と10 円があれば連絡できるんだから、遅くなる時はいつでも電話してきてくださいねって言っても知らん顔だし。いつもお夕飯の支度をして待っていてもすっぽかされるって。 [音楽] お母さんかわいそうだった。 おかげで私はね、男っていうのはそういう身な生き物だってことはよくわかったから、もう待たないことをね、したの。お父さんに作のことを責める資格なんかないのよ。けどね、私は作に外からうちに電話なんかしてきて欲しくないの。よくいるのよ。奥さんに電話するのが。今から帰るから風呂沸かしとけとか子供はもう寝たのかとかそういうのを見わなくて嫌なんだよね。 [音楽] 旦那だってそういうのがおでなさらなかっ たんでしょう。 でもおむ子さんにはやっぱり厳しいんです よね。作さんもたまたまじゃあありません よね。 奥さんの実家で同居なさるのも大変ですね 。 ありがとう。 ありがとうございました。 せい子ちゃん、もういいからとっくり帰る時間過ぎてるわよ。はい。 もう店暇になったんだ。帰っても大丈夫だよ。遅くなると答えるよ。明日とも忙しいんだから。 いいの。2 階の客が帰るまで頑張ってるの。 俺もさ、医者になるかなって思ってるんだ。 ゴールフレンドがさ、男の最高の職業は野球選手か弁護士か医者だなんて言うんだけど、野球選手は絶対ダめだし。 ま、医者はやめとくんだな。大学残って好きなことしたいと思うんだったら安い給料で辛抱しなきゃならないし、金儲設けしたいと思うんだったら開業しなきゃ無理だしな。開業するには金もかかるしさ。 真面目に相手にしないの。やりたいこと毎日変わるんだから。 あい、お店上がったよ。夜食の準備できてんのかい? 今すぐ腰から。あの、調理はもしめましたし、もうみんな上がってきますから。 あ、遅くまでお邪魔してしまって、あの、ごちそうさでした。 本先生はもっとゆっくりしてっていいんでしょ? 明日病院が終わりになるのよ。お引き止めしちゃ迷惑ですよ。はい、ありがとうございました。あの、おかのお父さんや、あの、長子さんによろしくお伝えください。 お帰りだよ。 え、なんだ?これから一緒に飲もうと思って楽しみにしてたのに帰るってこがないでしょ。 今夜は連中と一緒なんで、また改めてあの料理美味しかったです。 あ、いい。 大丈夫ですか? から お姉さんごちそうさでした。 お気をつけて。 どうもお前もできませんで今日はお店で召し上がっていただけなかったのでその分はサービスさせていただいてます。 ねえ、こっちゃんいいの言うんす。ご親戚だからってそういうわけには いや、とんでもない。私ちゃんと払いますんで。じゃないともう来れませんので。 いいんですよ。ほんま先生 今日は私が経理お預かりしてるんです。ご親戚だからっていただかずにいたらけじめがつきません。 [音楽] はい、 ありがとうございました。今お釣りお持ちいいたします。 [音楽] [拍手] う、美味しい。 うまいか。 うん。やっぱお鍋が当たるってのよくわかるよね。 でもさ、お鍋ばっかりは 1 人で食べちゃ寂しいもんね。家族がいてよかった。 [音楽] A作さんを飼ってればいいのに。 にこんなにゆっくりお鍋だくなんてことないんですものね。作なんかいいのよ。もう私にはね、こんな素敵な家族がいるんだから作なんか当てにしてないの? 何を言ってんだ? ばあちゃんあたりのことおっしゃって尿部の実家でご一緒に機嫌よく暮らしてくださる殿方なんてそうはいません。大事になさらないと。 あ、たくさんがね、大事にしてくれてるからそれで分です。 うん。 あ、お帰りになりましたよ。 よかった。間に合って お帰りなさい。帰りました。ごめん。マ一緒に食べよ。 あ、夕飯済ませてきたんで、あの、おやすみなさい。 え、お、おい、おい。 あ、じゃあお風呂お入りになってください。旦那まだ召し上がってらっしゃいますから。う ん。疲れてるんで風呂はいいです。 何?もうみんなが心配してるんだからもうちょっと愛くしたっていいじゃないの?あいつにはね、思いやりっていうものがないのよね。何面白くないことが終わりなんですよ。虫の居が悪いだけですよ。 [音楽] [音楽] でも私たち夫婦だけで暮らしてるんじゃないんですよ。もうちょっとみんなのことも考えてもらないと。 おいおいおい。余計なこと言うんじゃないよ。 仕事で疲れて帰ってきてるさ。は民主楽しそうに飯食ったりしてたらね、に寂しくて嫌なもんなんだから。おい、 [音楽] [音楽] 何が気に入らないって言うのよ。 別に だったらいくら英作がお腹いっぱいでもみんなは気を使ってくれてるのよ。一緒に座って付き合うくらいの心遣いがあったっていいんじゃないの? 勘弁してくれよ。 笑いたくない時笑って喋りたくない時喋らなきゃいけないんだったら 1人で暮らした方がよっぽどマしだよ。 作同居が嫌だっていうの? いや、そうじゃないよ。少しは俺の 10 にもさせてくれって言ってるだけだよ。 よく言うわ。好き勝手なことしてるくせに英作に文句言われる覚えありません。 おふから電話あった? ありません。 一体何考えてんだよ、お袋のやつ。俺には電話を 1本もよさないでさ。 遠作お母さんのことが気になるの?お母さんなどうでもいいんじゃなかったの? いや、それは何しようと買ってたよ。やけどさ、別に親子の縁ったわけじゃないんだよ。大阪に帰ったっきり梨しのつぶてって方はないだろ。 病院の立て直しにお忙しいんでしょ。看先生の方にも何の連絡もないみたいだし。 神林と俺と一緒にするなよ。今日さ、病院で雪に用がったんでサ婦人が電話したんだよ。 うん。 そしたら休暇取って大阪帰ってるって。いや、それはさ、同じ病院に至ってお互い忙しいし違う方とめったに顔わせることもないけどさ、ゆだって俺に黙ってお阪帰るなんてさ、 A作にいちいち断なくてもいいでしょ。ゆきちゃんの問題なんだから。 いや、それはさ、よそ行くわけじゃないんだぞ。大阪帰るんだったら一言ぐらい俺に行ったって他人じゃない。俺兄貴なんだからさ。 ゆきちゃんは大阪の病院を継ぐつもりになったのよ。 色々とあるんじゃないの? A作はほんまいつうんじゃないんだから A作に相談するわけにもいかないし。 それはないだろ。 俺だってほんまイン通権利だってあるんだよ。勝手なことされてたまるかよ。 A作ほんまに未練あるの? あるんだ。 いやいやそりはさ農家科家の仕事がやりたくて大学病院残ったんその気持ちは今も変わらないよ。できれば一生続けたいと思ってるさ。 [音楽] けど大学病院の一緒なんて初詮はサラリーマンだよ。つか何があってお払い箱になるか分かりゃしない。その時のことも考えとかないとな。やっぱり自分の病院があるっていうのは強いんだよ。 [音楽] 分かった。今夜 A作が機嫌悪いのはお母さんとゆきちゃんのせいなんだ。もうだったらかけて文句言ってないで大阪に行ってちゃんと話し合ってきなさいよ。 [音楽] 違うよ。そんなことで怒ってんじゃないよ。 ね、コ羅君も変わったなと思ってさ。 いや、あの、なんて言うの?あのせ子ってやつ。もちろんあの後楽のおふさんの差し金だろうけどね。世の中が義も人もなくなってせくなるばかりだな。なんだか寂しくなっちゃって。 [音楽] 後落でなんかあったの? いや、別にくだらないこと。お休み。 ちょっと何があったって言うの? いや、もうなんでもないよ。もう寝かしてよ。もう本当に頼む頼む頼む。ちょ、 ああ、 とにかくせ子にはやめてもらいます。それでいいわね。 いい加減にしろよ。せ子は後楽も従業員として成功子なりに店のこと考えてやったことなんだよ。責めたらかわそうだな。 そんな甘いもんじゃないわよ。あれはお母さんの差し金で。 お前お袋悪にすんのかよ。 そうとしか思えないわよ。お母さんに取り行っててお店の中これ以上引っかき回されたんじゃ私の立場ないわ。 [音楽] それお前の神だよ。俺はね、よく働いていい人に来てもらったと思ってるよ。お袋だってよく気のつく優しい子だって喜んでんだよ。それをお前が気に入らないからってやめさせるわけかないだろう。 [音楽] A作君の感情だってよく謝っ済むことなんだから。 くらないことで店の中ゴタゴタするの ごめんだよ。せ子が来てみんなそこ少し そこじゃ楽になってんだよ。お互い円満に やってくれよ。もう頼むよ。 よいしょ。 だからね、私しっかり取ってやったのだっ て。今まで嫁内からお感情もらったことな いって。感情もらったりしたら嫁に何言わ れるかわからないって。大きい女将さんが 遠慮してるんだもんね。 嫁だからって大きい顔してるさ木さんに向カットしてさ。さツ木さん私のこと睨みつけてたけど大きい女将さんすっと下顔してた。私もなんだか胸の使いが降りた。 こちらにはこちらのやり方が終わりになるんだ。君が余計なことをしない方がいい。 私が間違ってるとでも言うの。いくら嫁の身内だからってこっちは商売なのよ。食べた分は払うのが当然でしょ。身内だからって甘える方が間違ってるのね。しちゃん。 ああ。 ケ二さんたら私をここへ紹介した癖して私のこと目のけにしていっつもさツ木さんの肩ばっかり持つんだから大きい狼さんだってさツ木さんも健け二さんもお互い付き合っててやりにくいってこぼしてたわよ せ子ちゃん しちゃんも私が悪いっていうの?それじゃ立つ手がないじゃない。やだやややこしいとこやめちゃいたい。 せい子ちゃんの方が正しい。 せ子ちゃんまっすぐな人だからそれでいいんだよ。 やっぱりしちゃんだ。ありがとう。これで私もまた頑張れるよ。話がある。俺が帰る時いつものとこで。 ん? はい。もしもし。 あ、長子どうしたのよ、こんな朝。びっくりするじゃないの。 だってこんな時間じゃないとさき姉ちゃんと話もできないだらし。お父さんに聞かれたら困るさ。うん。まだ貸日に帰ってないのねえ。夕べ後楽に作行ったのやっぱなんかあったんだ。 新しくお店に入った人がね、 A作さんとちの事情知らないもんだからお感情もらっちゃったのよ。 え、作さん感じ悪かったでしょうね。今日ね、病院の方に電話をかけて謝って昨日大したお感情返そうと思ってたの。そう気悪くしたわよね。申し訳ないと思ってる。 何ってんだよ。せい子ちゃん間違ったことしてないわよ。変なこと言わないでよ。 うちも朝早いの忙しいの。うん。ごめん。じゃあね。はい。また。 おはようございます。朝っぱらから指べ 取った感情の文句かいけどね。いくら身内 だってね。今までただで食べてた方が おかしいの。 バカバカ。もう心配して損しちゃった。 もう感情取ったの取られたのって。もう 取ってくれた方がいいのよ。だって今まで はお金取ってくれないから後に食べに行き たくたってお母さんに着替していけなかっ たのよ。これからはお金払えるんだったら 堂々と大きな顔していける。ありがたいわ よ。今度は編集者との打ち合わせに後落る 。美味しくて安いから助かっちゃうわ。で もなんだか寂しいですね。せめてお身内ち ぐらいただなんて中華料理でいくら食べ たって大したことないでしょうね。安い から払わせてもらいたいんでしょ。あんな ものご馳そうになったくらいで頭下げてた んじゃ引きしないわよ。A作もA作よ。 そんなことで怒るなんて音げがない。怒ることが間違ってるの。よく言っとかないと。 おかでございます。まあごぶ沙汰いたしました。はい。はい。 A作さんまだお休みですがお母さんから 私はいないから今起こしてくるから。 遠く起きて起きて。 あ、もうね、今朝ね、朝飯食わないで行くから寝かしても。 いや、いや、あの、ちょっとほんまのお母さんが電話買ってきてんの。 ほんまのお母さんから電話。 え、 それを早く言えよ。本当に? うん。分かった。何があっても断って今夜は早く帰ってるから。うん。待ってる。じゃあね。うん。今日お風呂東京出てくるって。今夜ここが来るらしいからそのつもりね。あ、俺も今日早く帰ってる。 よかったわね。 お母さんに覚えていただいて 当たり前だろ。長男の俺に黙って勝手なことするお袋じゃないよ。 あの 神林先生もご一緒でしょうか?お夕食の支度の都合ございますので。 あの神林市に内緒で行くから知らせてくれるなんて看林ともう付き集めないみたいだな。 ねえ。お母さんがどんなお話でいらっしゃるかわからないけどもし作にほんまいを継ぐつもりがあるんだったらはっきりと言っといた方がいいわよ。 それぐらいお風呂だって分かってるよ。 ちゃんと病院のことで話があるって俺のこと立ててるんだ。 はい。 おはようございます。 おはようございます。 おはようございます。 おはようございます。 そも無事弁当出ました。 はい。お疲れさん。 たっちゃんとサ田は配達先からそのまま帰らせてもらうって言ってました。 あなたたちも早く帰って寝なきゃ。 はい。店の方の用意も少しあります。 ああ、いつも疲れてんのに悪いな。助かるよ。今夜もよろしくね。 はい、じゃあ失礼します。こ こちゃんよろしくお願いします。 よろしくお願いします。 私表の掃除行ってきます。今月も足りないんじゃないかと思って。 やだ。もうなんとかやってきます。 いつもつも修平さんにそんな 俺の気持ちなんだよ。 悪いよ。私は平さんのこと何もしてあげられないのに甘い手ばっかりで 俺はさ、せ子ちゃんさえよかったらいつか俺のところへ来てもらうつもりでだから好きなだけ甘えてくれていいんだ。俺待っててもいいんだろ。 まさか私のこと?あ、そんな 一生大事にするよ。 ありがとう。そんなことを言ってもらったの修平さんが初めて。嬉しい。 よかった。いつ切り出そうかって随分迷ったんだ。思い切って言ってよかった。 じゃあ今夜にでも女将さんや旦那に話して。 だめよ。私みたいな女。集平さんの奥さんになる資格なんてないもん。 俺じゃ不足なのか?他にいい男でもいるのか? そんな人いるはずないでしょ。たらこんな苦労してないわ。 だったら 修平さんのことが好きだから結婚なんてできないの。 しちゃいけないの? 修平さんにはいくらだっていいお相手が いる。 私はただのお友達でいいの。それで幸せな の。 これからもいいお友達でいてください。お 願いします。あ、じゃあこれは友達として すみません。本当は助かるの。じゃあ言葉 に甘いて いつか後落で認めてもらってもっと給料 もらえるようになったら今までお借りした 分のお金少しずつでもお返始しますから。 せい子ね。しちゃんと会ってるんだよ。 お互い好きならさ、何もコそこそすることないのにね。 好きかどうかあんなこと分からしないじゃないか。 でも2 人がその気だったら一緒にさしてやったっていいじゃないの。私が中に入ってやったっていいんだからさ。だってしうちゃんはさ、ずっとうちで修行して今じゃ後楽にはなくてならない人なんだから。 ま、いい人がいたらね、初対を持たして やるのがうちの責任だと思ってたんだけど 、まあなかなかいい縁に恵まれなくてさ、 母ちゃん胸痛めてたんだよ。でもね、神様 はちゃんと見てるわね。あんなせい子 ちゃんみたいなね、優しい働き物の娘を よしてくださるんだもの。だからさ、しう ちゃんとね、せい子ちゃんが夫婦になって 助けてくれたら、この放落も安泰だよね。 早速話してみようかね。うん。 はあ。 今日は冷えますね。あ、水使う仕事がし ます。女さできるだけあったかいとこで 冷たいとか寒いとかそういうのが一番血圧 に良くないんですよ。ありがとう。 いつもあんたそうやって私のことかってくれてね、ずっとせい子ちゃんうちにいてもらいたいわ。置いていただけるんでしたら一生こちらで働かせていただきます。 [音楽] でもさ、あんただっていつまでも 1人でいるわけにいかないでしょ。 いえ、私1 人でいいんです。結婚なんて特の昔に諦めてます。それにもらってくれる人なんていませんし。 あら、そんなことないわよ。 ね、しちゃんなんてどうかしらね。しちゃんもあんたのこと気に入ってるらしいし。 とんでもない。私結婚なんてしなくたっていいんです。できれば一生 1 人で女将さんのそばで働かせていただけたらそれが 1番 あんたあのしちゃん嫌いなの? しうちゃんと結婚しなかったらこちらへは置いていただけないんですか? いやいやそういうわけじゃん。 だったら今まで通りこちらで働かせてください。さんのためだったらどんなことでもさせていただきます。一生懸命勤務めさせていただきますから。 あら、そう。私しちゃんを好きだとばっかり思ってたんだけど、私平さんのこと大好きです。よくしてもらってます。でも好きと結婚とは別なんです。 私は狼さんのそばで働かせていただけたら もうそれで あ、私には 両親がいませんだからなんか女将さんの ことが母親のような気がして お嫁になんて行きたくありません。 分かった。わかったね。 私だってさ、実の娘や嫁よりあんたに大事にしてもらってるんだからね。いい娘ができたと思って喜んでんのよね。 おかりさん。 もういい。もういい。あ、泣かない。泣かない。分かった。わかった。 けど何時に見えるのかね。ほんまあのお母さん 知らない。 今夜おめになるっていうことだけで英に話があるんじゃない?急にそうおっしゃられてもね。今夜も予約のお客様で下は奥の今まで使うことになってんですよ。そうそう。 表なするお部屋がないんです。 お前たちの部屋へ通すよないだろうな。 そんな私たちの部屋ひっくり返っててひどいのよ。な こと言ってられないだろ。今からそういうすりゃ間に合うよ。 うん。もう掃除なんかしてたら1 日潰れちゃうだろうな。年内に仕上げなきゃならない仕事があるっていうのにいい迷惑だ。 おいな子 シャ おはようございます。 おいしい 朝っぱから何なの? 年末はゆっくり話してる暇なんてないから年が開けてからって言ったでしょ。 そんなのんびりした話じゃないんだ。仕事しながら聞いてくれればいいんだから。 どうせろなことじゃないんでしょ。皆さんだっていらっしゃるの。みもない話やめて欲しいわね。どこのうちも自分の子供には厳しいんだな。せっかくらしたんだからお話ぐらい聞いてくれた。 いいんです。自分のことは自分で始末しなきゃ。私に話したって私は何にもしてやるつもりないんだから無駄だわよ。 俺離婚することになりそうだ。あいつとうとうと子供たち連れて実家に帰っちまった。 どうしてまた? お聞きかと思いますが、私自分でやってた事業を失敗して会社は整理したんです。 その時住んでた自分のマンションまで 手放しまって 取引先だった会社の社長が私の技術の腕を 見込んでくれて住むとこもなくなった私に 社作まで用意してくれて入社させてくれた んです。ところが ニ母がどうしても社の暮らしになれなくて それは今までよりもずっと狭くなったし他 の社員の家族との付き合いもらしかったん でしょう。 新聞も限界だって切れちまってと言って今の私には他にマンション借れる余裕もありませんしね。つまり愛をつかされたんです。 上等じゃないの?親の反対を仕切って結婚してお金も財産もなくなったから見限るような女。本当はあんたのことなんて愛してなかったの。別れてくれてよかったじゃない。 そんな女と一緒にいたって仕方ないわよ。 なんだよ。一言だと思って。 子供たちは彼女の実家で面倒見てくれんでしょね。任しとけば楽でいいじゃないの。子供なんて苦労して育てたって何にもなりゃしないの。私とあんたたち見てりよくわかるでしょ。 俺に力がないんだから尿房や子供に出ていかれたって何も言しないさ。 でも家族がいなくなったら急に何のために働いてるのか分からなくなっちまってさ。何かなこと言ってんの?家族がいなくなったってあんたは食べていかなきゃなんないのよ。 今の仕事やめたりしたら最終職なんて 2 度とできないの。社宅だって出てかなきゃならないだろうし。どうやって生きてくって言うの?私のこと当てにしてんだったら心え違いもいいとこよ。 分かってるよ。ただこれを機かに俺自分の好きなことをやってみたくってさ。 何でも好きなことやったらいいだろう。今までだって好きにしてきたんだから。 母さんの言う通りだ。ただ俺絵を描きたい んだ。 俺物心ついた時から絵を描くのが好きだっ た。中学の時は芸大に行くつもりだった。 でも親父から絵描きで飯が食っていけると 思ってんのかって頭しに反対されてさ。 親父の建設会社の後を継ぐのが長男の責任 だって。 大学も陸行家に入ることしか許してもらえなかった。でも何もかも失って今もう 1 度絵を描くことにかけてみたいって長い間果たせなかった夢をやっと叶える時かなって。 すごい絵を描く才能があったなんて。好きだからって才能があるわけじゃないんですよ。 けど書きたかったら書いたらいいじゃない 。私に相談することないでしょ。 うん。ただ絵に打ち込むためにはある程度 の余裕がないと今の会社やめたら立ち住む とこもなくしばらく の間母さんになんとか協力してもらえない か。何バ鹿なこと言ってんの? 好きなことしたいんだったら 人に頼らないでやらなきゃ。まず1人で 生きてくことを考えて それから始めることだろう。 けど いい絵がかけたら私が買ってやってもいい 。 その代わり値段を私がつける。それでいい なら。 それ以外に私はお金出すつもりありません からね。 いつまで至って無駄よ。今度来る時は書い た絵を持ってくる時ね。 分かったらさっさと帰りなさい。そこにい られちゃ邪魔なの。あきさんお茶く出して ああげたって。いえからおみ苦しいところ お見せしました。失礼します。 またゆっくりしてください。ほど切ぱ詰まっておいでだったんじゃないんですか?それでも絵をいて人生をやり直そうって踏ん張ってらっしゃるの。母親だったら少しぐらい力になってあげたって今が 1番辛い時なんだから。 それを乗り越えられないでどうするんです か?何が絵を描きたいですか? 確かにあの子は子供の頃から絵を描くのが 好きで 絵描きになりたいって父親と大喧嘩した時 もあったんですけど結局父親の言いなりに なって父親の建設会社ついて 潰してしまって あの子にとってどん底の今が1番大事な時 なんです。本当に何もかも失ってしまった のせめて絵を描く情熱だけでも取り戻して 欲しいんです。たいたって誰にも相手にさ れない絵だと思います。 それでも本当にお金に困ったら絵を書いて 持ってくるでしょう。どんな絵だっていい んです。絵を描いてくれさえした。 あの子だって少しは救われるでしょ。今 あの子にとって必要なのはそういうこと じゃないかって。絵を書くことでどん底 から生え上がる気力を持ってくれさえした 。だからたきさん絵を描いて持ってきたら 買ってやるって書く気になるかどうだか だったらそれだけの男なんです。 生きただって仕方ないでしょ。 すごいそんなの。 それがほんまの母親の愛情もんかもしれませんね。金出してやるのだけが脳やないんですね。 私はね、子供命の母親で生きてきて 3人の子供にしてしまったんです。 今やっとそれに気がついたから 不傷の息子でまたご迷惑おかけする時も あると思います。 よろしくお願いします。 いつまでそんなとこでぼんやり釣ったってんだ。早くしないと掃除間に合わないぞ。あ、ほんまのお母さん見えるんだったけどさ、同じ母親とも色々あるよね。ほんまのお母さん何しにくるんだ。もうってやらかに願いたいな。 [音楽] ちょ、失礼します。 どうぞ。 さ、かけて。 いや、大したことじゃないのよ。一度ね、 しうちゃんの気持ちを確かめておきたくて 。 しちゃんさ、せい子ちゃんの面倒よく見 てるようだけど、あんたせい子ちゃん好き なんでしょ? だったらさ、私が間に入一緒 にさせてやってもいいのよ。 そういうことでしたらお気遣いなく結婚申し込んできっぱり断られました。 そんなバカな。 あんたが直接申し込んで断るなんてだってさ。本とせい子ちゃんは結構あんたに甘えてるじゃないの。その辺のことは私だって差しはついてたわよ。好きでもない男にさ、面倒を見てもらうなんてそういうことできるはずないでしょ。あ、分かった。 いや、結婚だなんて急に聞かされてさ、 あの子戸惑ってね、心にもないこと言っ ちまったんだよ。 いやね、ま、しちゃんの気持ちをね、 はっきり分かればそれでいいのね。あと私 に任しとちょうだい。悪いようにしない から。ちゃんとしてあげるからね。 しちゃん、あの女とは結婚しない方がいい よ。あんな嫌なやついないもの。 いきなり何なのよ。 牛乳飲もうと思ってきたら話してたから入れなくて聞こえちゃったの。しちゃん断られてよかったじゃない。 子供のくせに余計なこと。せ子のどこが悪いのよ。何も知らないくせ。 知らないのはおばあちゃんの方だよ。おばあちゃんにはいいけどすごい裏表あるんだから。しうちゃんはせ古子が好きだって分かってるからうまく騙してお金巻き上げるだけの人なの。 [音楽] あいつの本当の狙いはおばあちゃんがさ木おばさんを嫌いだってわかったもんだからさ。おばあちゃんにこますって後楽を自分の思う通りしようと思ってるの。 よくもそんなこと。自分がいくらね、せ子が嫌いだからってね。言っていいことと悪いことがあるんだよ。 おばあちゃんがあの女を信じてるなら何言っても仕方ないけどさ。 俺もせ古子かずちゃんが考えてるほど悪い女だとは思っちゃいません。けど断られた以上未練はありません。 2 度ともう成功子の方色々ご心配をおかけして申し訳ありませんでし ょっとしうちゃん ねえしちゃん 大人ってバカだね子みたいななんどこがいいんだろうですけさせていただいていいですか? [音楽] あ、 せい子ちゃん、あんたしうちゃんの結婚の申し込み断ったんだって。 あ、はい。 どうして?しうちゃんじゃ不足なの? いえ、いい人だから私みたいな女結婚する資格なんてないんです。私はこちらで働かせていただけたら 1人でいいんです。 1 人がいいんです。私には大き狼さんがくださるじゃないですか。 こちだな。までした。 ありがとうございました。 ありがとうございましございました。 ただいました。 お帰りなさい。 あのお袋は 今お見えになりました。ア肉のところご予約がいっぱいでお去ご用意できなかったもですから 2階の方に申し訳ございません。 いや、いいんです。いいんです。久しぶりに親子水入らでうんです。 色々話もありますし、店より私たちの部屋の方が お夕飯ご用意させていただいておりますから 色々ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。 あ、お帰りなさい。おじさん持ってくから。 あ、 ま、入っちゃった。お母さんだけかと思ったら 3人もいらっしゃるんだもん。 お湯夕飯外で食べてもらった方がいいわよね。うん。鍋ならなんとかなるだろ。おい、 初めての人もいるから。 あ、 ああ。お母ちゃん、久しぶりやないか。 全然連絡ないからさ、心配してたけど元気そうやないか。 元気でなかったらこんな大事な時持ちえられますかな。おとにかく忙しいてな。ま、おかげさんでうちの病院もお母ちゃん帰ってからな。患者さんも昔のように来てくれはってなあ。ま、ゆがほんまいについでくれということになってとにかく産婦人から検証を得て帰ってくるまで昔なんほまにしてな。その 1年で頑張ってますがな。 何も急ぐことないの?研修はまだ来年の 8月までかかるんだもの。 大阪は帰ってたんだって。まさかお前まで今夜来るとは思わなかったよ。 あのな、大阪な、あの未見合に帰ってきてもうたんや。で、話がまとまった境酒にま、 2 人であんた岡倉さんにご挨拶させようと思って連れてきたんやがな。こちらの春が信彦さんで昨日な婚約式済ましたんや。うん。 春信彦です。 あの雪の兄の英作でございます。 婚約ってよ、随分急じゃないか。俺全然知らなかったよ。相談もないさ。 そりそうやから。3 日前にあんた見合してすぐ決まったんやから。 そんなバカな。 母さんが選んでくれた人なの。 うん。 ほんまにも一緒にやってくださるって言うし。私が文句言ったりしたらバチ当たるもん。 お前そんないい加減なことでいいのか?えか減なことどういうことやの?それは本幕の向こうとしてこれ以上の人はいたりしまへんで。ま、それな。 信彦さんな目で偉い雪ゆのこと気に入ってくれはって。 うん。 ゆきさんの話はお母さんから伺ってましたからおめにかかった時私が想像していた通りのお嬢さんでした。 それですぐ受けして ああても嬉しいてな。であんたにも喜んでもらおうと思って出てきたんやがな。で、今夜はおか倉さんであんたたちとお祝いしようと思って来たのに。これなんですね。こんなとこに押し込められてからに 仕方がないでしょ。 年末なんだからどこか他の店行って いいえ岡倉さんにもな一緒に喜んでいただけたかった。ま、ほんまいもか様で無事あと次の向こが来ましたにま作は倉の後とりとして差し上げますと正式に申し込んででまあのご一緒にな宿愛あげようとこな思ったのに知らないな。ほんなわらだけで出かけよっかな。 俺は行かないからな。 なんだその言い方。 A作ほんまにもゆにもな、岡倉さんにもあんたにもこれ以上でたいことあらしまいな。 俺にはめでたいことだと思えないんでね。 3人で仲良くどうぞ。閉じ君 失礼します。 ほお。それはそれはおめでとうございます。 ありがとうございます。 けどなんや夕飯の支度をしていただいたそうでそうやけどちょっと急いでますのでこれで失礼させていただきます。 申し訳ありません。もうガタガタしておりまして。 ええ。 でゆきさんの結婚式はいつ? はい。ま、幸があの3 藤からの研修を得て大阪海底からですにまあ来年の 10月頃になると思います。 それまでは信彦さんも今勤めた大学病にいていただいてで、ま、あの結婚してからゆと 2人であの本マ員をやっていただくと ああ、なるほど。それまでは私1 人で持ちこえんとちょっとしんどいお話でございますけどな。まあ、ついでくれる人がいるということが思うたら、ま、ほんまに働きが思ますわ。 [音楽] 本当におめでとうございます。 ありがとうございます。 それじゃあ失礼します。 またどうぞ。 どうもありがとうござ ごめくださいました。 おいたします。 どうもどうも。 また皆さんでごゆっくりいいらしてくださいませ。 はい。あのね、さんか作に言うてちょうだいな。 え、何が面白いか知らんけどぶっちずらし て信さんかてあんた雪かて気分ありでしょ 。そうでしろ。ま、これからのこともあり ます酒な。あのA作に是非雪たちの食事 招待してもらうように。それやっぱりさん しっかりしてもらうな。ちゃんと言うて ちょうだいよね。ま、こういうことは な早い方がよろしい。もうねったらねんも まが抜けてありがみななくなります。 わかりましたな。え、食べます。 ありがとうございます。ありがとうございました。 はい。ね。 はい。 せ子ちゃん、もう8 時帰ってちょうだい。いいんです。忙しい時は閉店までおります。私がいなくなったらおきさんが大変だから。 私は大丈夫よ。せい子ちゃん私たちと違ってね。 ほら、朝弁当ね、手伝ってるでしょ。だから早いのよ。睡眠不足は体に良くないのよ。私は若いし、体力もあります。くらだって頑張れます。 私より女将さんの方が大事なんですよ。あんたって優しいんだから。 あ、何応してんだ。立ち、立ち。はい。 ちょ、ちょ、これで そっち。だめだ。 ちょっと蓋。あ、あ、 どうしたんだ?おい、しっかりしろよ。 申し訳ありません。俺の不注意です。全くらしがないよな。女に振られたぐらいでぼっとしちゃってさ。挙げにやめるなんていらして。 ラメの油が燃えただけなんだよ。やめて責任取るようなことじゃないだろ。 しちゃん順だから答えてるんだよ。やめるっていうのもミスした責任取るんじゃなくて子と一緒の職場にいるのが嫌なんじゃないの? そうよね。しちゃんかわいそうに。せい子ちゃんにやめてもらいましょう。それが 1番。 せ子のどこが悪いってんだよ。 しうちゃんの気持ち考えたらしうちゃんがお店やめたら立ち待ち困るんですよ。 せ子ちゃんがいなくなればしちゃんだって少しは落ち着いてくれるでしょし。振られた女と一緒に働くのが嫌だなんてさ。そんな児のない男ならね、やめてもらって結構よ。 ああ、じゃあせ子の方がよっぽど役に立つんだよ。私にだったあんたよくしてくれるしさ。せっかくあんたいい子が見つかったってのにそんなやめさせるなんて。 しうちゃんは10 年以上も黙って働いてくれてるんですよ。しちゃんを守ってあげるのが後楽の責任でしょう。 せい子ちゃんの代わりてもしちゃんの代わりないんです。お店のこと思ったらせ子ちゃんよりしうちゃんの方がはるかに大事な人なんです。 あんたさ、私とせ子が仲がいいもんだから面白くなくて追い出そうと思ってんでしょう。 じゃ、しちゃんがやめてもいいんですか? 修平のために成功をやめさせることはないって言ってんだよ。 それじゃお店が迷惑するんです。 よさないか。 おばあちゃんはごまが好きなんだよ。何言ったって無駄だよ。 そうよ。せい子ちゃんやめさせたら一生恨まれるわよ。 誰に恨まれたって?母さんはしちゃんのが大事なの?お店が大事なの? いい加減しろよ。お前こんなくだらないことで嫁と姑ト目が張り合って何なんだよ。 くらないこととは何よ。 俺が集平説得するよ。修平も政もやめないようにすりゃいいんだろ。 そんな簡単な問題じゃないでしょう。これ以上店引っかきまされるのはごめんですよ。な んだって せい子ちゃんやめさせるんでしょ?せい子ちゃんの代わりがいるじゃない。私がやるから。 かずちゃん しちゃんのためにもせ子なんていない方がいいの。お店のためにもね。 うん。 ジンゴベジンゴベジンゴベ え、もう飲めるの? まだ飲んでんの? いい加減にしないと。釣らんわよ。 [音楽] うん。店の酒持ってきてるわけじゃあまいし。自分の金で買った酒飲んでる誰に文句言われるつ筋合いもないね。 ちょ、ちょっと。あ、あ、 私ね、まだ仕事するから。 お疲れ様でした。 おはよ。 もうすぐお役食にいたします。よろしかったらさんもご一緒に。 何が気に入らないんだか1 人で黙って飲んでる。私も相手してらないから隣で仕事してたんだけどさっき覗いたらもうベロベロだった。ま、 いくら急ぐ仕事があるからってさ。 たまにサ君早く帰ってんだよ。相手ぐらいしたっていいだろう。 お湯は一緒に食べたのよ。けど僕に口巻きかないで私が何か気に入らないのって聞いても君に俺の気持ちを話したって分かりゃしないとかうるさいとか あんなに待ってらお母さんにお会いになったのに何か終わりになったんですか? A作の知らないうちにほんまいの後とりを決めちゃったからじゃないの? A作には蝶なんだっていうジフもあるだろうしほんまいの未練もあるだろうし。 そりゃそうだよ。 普通のサラリーマンとでも言うんならともかくさ、餌君は医者だよ。いくらね、ほんまのお母さんのお許しが出たからってね、姿に来てもらうつもりはないよ。お前は本まけ嫁にやったの。お前はそのつもりでな。あら、 やっと部屋から出れた。 あのお客はとっても下なんか降りてこれませんよね。ご苦労様です。 お父さんいっぱいやりましょう。いいから。もういいから。 ですね。そんなお酒召し上がらなくたっておっしゃってくださればいいらでも持ちますのに。 とんでもない。私はいろの身ですからね。そんな図しくことはね。 [音楽] え、そうて けどね、俺にはもう帰るとこもない。ここ出ていくもない。一生ここでお世話になるより他ないの。 え、さ、バカなこと言ってないでもう寝よね。 もうたまにはね、お父さんとね、ぐらい伸ばしてくれよ。 俺はね、お袋に見捨てられてもお父さんしかいないんだから。あの、お父さん はい。 よろしくお願いします。 はい。はい。はい。 もうねえよね。ねえよ。 あ、もうね君はね、俺の悲しさや寂しさなんて分かってないんだよ。あの男がユと結婚してほんまに入ってみろ。 俺はもう2 度とほんまの家には帰れないんだから。おふはね、俺のこと見切ってあの男をほんまの後りに呼んできたんだから。僕らってね、そんな女なんですよ。 [音楽] お母さんが悪いんでも冷たいんでもないでしょ。 A作は農家科家をやりたいからほんまには継がないってお母さんにはっきり言ったんじゃないのよ。ほんまいよ。ゆきちゃんたちに捉えたくないんだったら今の病院やめて大阪に帰ったらいいじゃないのよ。 今だったらまだ間に合うわよ。お母さんたちだってお喜びになるわよ。 分かってるよ。分かってますよ。 けどね、俺3分人からできないんです。 だったら仕方ないでしょ。諦めなさいよ。男だったらぐチぐチ言わないの。 今帰らなかったら俺は一緒サラリーマンの医者で終わっちゃうんですよ。 遠作農家科やめて介業員になりたいの? うん。 それともお給料安くてもいいから好きな農家科を続けたいの?どっちか 1 つに決めれば住むことじゃないのよ。どっちなのよ?会議員になるんだったら今しかないのよ。 も ただし私は大阪にはついていきませんからね。 よく言うよ。 俺が君との結婚を袋に許してもらう時、大阪へ帰って本ま委員をつぐって条件飲んだ時君はそれでもええ俺と一緒にいるってついてきてくれてたじゃないか。 [音楽] だから懲こりたのお母さんに毎日文句言われてお母さんの顔色見ながらオドしてたの。そんな暮らしはもう 2 度と嫌なの。離婚したって大阪には戻りませんから。もし大阪に帰るんだったらお母さんの沖に召す人を連れてったらいいでしょ。 あ、 君はもう俺のことなんてもう愛紗いないん だよ。俺はね、もうお袋にも捨てられて俺 を大事にしてくれるのはもうお父さんと たしないです。もう頼りにしてます。 見捨てくださ は A君は私の息子だね。例えと離婚したって ね。一緒のつもりでいるから。 私だってさ君のこと頼りにしてるんだよ。 お父さんよった。はいはいはいはいはい。 [音楽] [笑い] 4連絡をします。 小歌の先生、深先生 11番の 何かよ、もうすぐ子宮のオペがあるの。ゆっくり話してなんかいられないのよ。 やだ、お酒臭い。 2 日酔い。うん。下界がそんな不切せなことでどうするの? うん。夕べ悪かったな。一緒に行けなくて。 いいのよ。 母さんは信彦さんと一緒にお夕飯食べられたらそれでご機嫌なの。 お前さ、本当にいいのか?あの男で 好きだった人への夢が壊れてからもう結婚には期待してない。やりたかった 3 婦人家に戻れたんだものを仕事を大事にしたいだけ。 母さんが気に入った人だったら余計なことに真旧使わないで仕事に打ち込めるし彼男なんだし母さんが見込んだだけあって結構腕立つみたいだからいいパートナーになれそうだし心配しないでうまくやってくから そうか俺は何も言うことないなお袋にご意に押し切られたんじゃないかって気もしてさ 大丈夫だってもう子供じゃな 私は私なりに納得して決めたんだから。 ほんまイもおさんだけじゃない。不人家の あらゆる医療に対処できる病院にしていく つもりなの。彼ならやれそうな気がする から。 で結婚するんじゃないのよ。 いやいや 。はい。 じゃあ気をつけて。はい。 さ、よろしく。 はい。 お疲れ様。 店さん。 え、 本じさんには世話になった霊を言うよ。俺今日限りで偽やめる。 本気で言ってんのか?あんなこと気にするやつあるか?調理場じゃよくあることだよ。家事になったわけじゃあまいし。 これ以上ここにいる自信がないんだ。 そ田ちゃんもたっちゃんも配達出ました。お疲れ様でした。 分かった。もうしばらく待ってくれ。悪いようにしないから。おはようございます。 おはようございます。おはよう。 おはようございます。 キャストも無事弁当出ました。 はい。こ あ、申し訳ありません。ちょっとせい子ちゃんとプライベートの話があるんで 1時間ほどお借りします。 え、私に話って何? 俺のことならもういいから。 俺とせちゃんの問題なんだよ。 へえ。え、ケジさんも私にプロポーズ なんかしてくれたりなんかした。 せ子ちゃん 後落やめてくれないか?俺が世話したんだ 。俺の言うことは聞いてもらう。 確かに私は健二さんのおかげで後楽へ勤務められたけど今は後楽の従業員なの。後楽からやめろって言われない限りやめることないしやめるつもりもないわ。 いや、俺に責任があるんだ。俺の言うことは聞いてもらう。 私が何をしたっていうの? しちゃん君に結婚断られて後楽にいるのが辛いんだ。後楽やめるって言ってる。 だったらやめればいいじゃない。 どうして私の方が読めなきゃいけないの? せい子ちゃん、 私何も悪いことしてないもの。健二さんにやめろなんて言われる理由ない。じゃあ ちょっと待てよ。 俺は君が男と同棲してたこともその男に貢ついで今も借金取りに追われてることもその借金のためにしちゃんから金を巻き上げてることも知ってる。 だからしちゃんが君に結婚断られてよかっ たと思ってる。ただそんな女だとも知らず に後落に入れたこの俺の馬カさ加減が 恥ずかしいから今まで誰にも何も言えずに いただけだ。でもこれ以上黙ってたら後落 にこれからどんな迷惑がかかるか分かりゃ しない。 君からやめるつもりがないんだったらそのはっきりと後楽の人たちに話すより他には あの男とは特に別れた。捨てられたのだから後楽で新しい人生やり直したかったの邪魔しないで。 やり直すんだったらよそでやってくれ。今でもおかしなところから金借りて追われてるような女後楽における通りがないだろう。すぐにやめるんだ。 いいよ。じゃあ私集平さんと結婚する。そしたら後楽にいられるもん。 せい子ちゃん。 私の勝手でしょ。後楽みたいなあったかいところ今まで知らなかった。後楽ならやり直せる。やり直したいの。 そんなことが許されると思ってんのか。 俺がさせない。絶対に 結婚するしないは集平さんと私が決めることでしょう。誰の感渉も受けない。あ、すいませんでした。あれ?しゅちゃんはさっき帰ったわよ。しちゃんに何かよう。 女将さん。 うん。 私集平さんのお話受けさせていただきます。 え、 いくら集平さんがおっしゃってくださっても私みたいに身よりもお金もない女なんてもらっていただく資格がないって断ったんです。 けど修平さん結婚できない私と後楽にいる のが辛いから後落やめるっておっしゃって るってケ二さんから聞いて そんなに思ってくださってるんだったら もらっていただこうって私も心を決めまし た。そう。それじゃああのしちゃんと一緒 になってくれるのね。よかった。シちゃん と夫婦になって後をね助けてくれたらね 心強いわよ。それにあなただって私のそば に一生いられるもんね。嬉しいわ。 ありがとう、せい子ちゃん。あ、そう。 あの、しうちゃんにね、早く知らさなきゃ ね。きっとしちゃん喜ぶわよ。 あけさん、あなたがせい子ちゃんを説得し てくれたのね。せい子ちゃんね、しちゃん とのことやっとその気になってくれたのよ 。あなたのおかげです。オンにします。 修平さんと一緒になれたら夫婦で後落の ために一生懸命働かせていただきます。 よろしくお願いします。 お帰りなさい。お帰り 腹減ったかず早く店から何かもらってきてくれ。 はい。しせ子ちゃんとしちゃん結婚するんだって。 せ子のやつやめさせられるとばっかり思ってたのにさ。しちゃんと結婚したら後楽やめさせるわけにもかないもんね。 さっきお店私たちのお夕飯取りに行ったらしちゃん嬉しそうでさ、前上がっちゃってた。 シューちゃんが幸せならそれでいいじゃないか。おばあちゃんだって機嫌いんだろうしさ。円満解決で何よりだよ。 しうちゃん幸せになれるはずないと思うけどな。 数が心配することじゃないの。 私はお店やさつきおばさんのこと心配してるの。あいつせっかくやめさせられたのにバカだよ。しちゃん 早く飯。 はい。 数のやつよっぽどせ子のことが嫌いなんだな。 せい子ちゃん人見るのよ。数のことうちの厄介者だと思ってるのね。数を馬鹿にして意地悪したり冷たく当たったりするらしいのだから。 それだけじゃないような気もするな。数のやつ可愛いから。行ってきます。 はい。中華定職上がりました。 はい。待っていく。 あ、じゃあお願い。 はい。 通過定職待した。 ラーメン上がりました。 はい。 え、何うろうろしてんのよ。 あんたたちのお夕飯はさっき上持ってたでしょ?やたらとお店来られちゃ目よ。 し兄ちゃんが塾から帰ってきたからお誘派お願いします。 [音楽] どうぞ。 お疲れ様です。 お疲れ様。 仕事中悪いね。ま、どうぞ。 はい。 いやね、もう1 度はっきりしちゃんの気持ち聞いとこうと思ってさ、本当にせ子と一緒になるつもりなんだね。 はい。 ご心配をおかけしましたが、せ子が気持ちよく受けてくれたんで。 せ子ちゃん、どんな女か承知して結婚すんだね。あ、俺もいろんなこと耳に入ってくるから心配でさ。 なんか悪い噂聞いてんのかい? いやいや、別に だったらあんな変なこと言いなさんな。しちゃん気にするじゃないの? せ子が今までどんな生き方をしてこようと私は今のせ子を信じています。過ぎたことをとやかく言うつもりはありません。子は私を信じてついてきてくれるんです。 私もそういう成功を信じて功を裏切らないように 2 人で新しい人生を踏み出したいと思っています。 そうよ。しちゃんにそれだけの誠意と覚悟があったらね、せい子ちゃんが例えどんな女であってもね、立派立ち直るわよ。しちゃんにふさわしい奥さんになるわよ。ご苦労様 なんだ?まだ起きてらっしゃるんですか? ちょっとけ二さんに聞きたいことあって。 はい。 どうしてこういうことになったか聞いときたくて。 あ、申し訳ありません。お役に立てなくて。色々と話し合ったんですが、しちゃんとせい子ちゃんが決めたことですから、今となってはせい子ちゃんと話したことを一生私の胸の中に収納めておいた方が無駄に波風立てるだけですから。 しうちゃんの愛情でせい子ちゃんが立ち直ってくれるのを祈るだけです。 分かったわ。賢二さんがそういう気持ちになったなら私も何も聞かない。しちゃんとせ子ちゃんの幸せを黙って見守ってる。 ハカち持ちましたか? はい。 今日も帰そうですか? まいったな。君と同じこと言うようになっちゃって。尿房が 2人いるみたいだよ。 あんまりお酒飲むと壊しますよ。 分かってます。 分かってないよね。パパね。 年末はね、色々付き合いがあるの。あ、そう。ユのさ、婚約祝なんだけどできたら年内にしてやりたいな。 そういう気持ちになってくれたの? うん。ゆきとさ、話し合ったんだよ。あいつさ、思ったよりもずっとしっかりしてて。ほんまには雪に任せて大丈夫だな。 定の尻り叩いて立派にやってくれるだろ。あの男も大人しそうだからユのいいパートナーになるだろ。 そうね。誠実そうな人だしお母さんが気に入ってらっしゃるのもよくわかる。何よりも本ま県ではそれが 1 番の条件だからね。私も良かったと思ってる。 これで俺たちもお袋から解放されるしな。俺は農家科 1 筋で行きますから。あ、なんだかそう決まったらほんまインなんて何の未練もなくなっちゃったな。 ただ亡くなった親父とほんまに命をかけてきたおのためになんとかしてほんまインが残ってくれることを願うだけだよな。 よかった。私ねお母さんに頼まれてたの。ゆきちゃんと信ぶ彦さんの婚約のお祝をやってくれないかって相手の方に気を使ってんのよね。けど A 作には言えなかった。だんて結構落ち込んでたんだもん。 はでやっと肩の荷が降りた。 A作は偉い。よく割り切ってくれました。 ありがとうございました。 君も俺のこと心配してくれてたんだ。なんだか自分のことしか考えてないと思ってて。 辛かったんだから私だって。 じゃあにするか黒とゆの都合のいい日聞いとくよ。 うん。 あ、どこにするかは君が考えといてくれよ。 うちだったらいいんだけど、年内は予約でいっぱいだって言ってたけど。ま、お父さんになんとかならないか聞いてみる。 ああ、いいよ。いいよ、いいよ。そんなことでさ、迷惑かけたくないから。俺たちで祝ってやるんだよ。ここでやったら金も取ってもらえないしさ。俺たちの気持ちは通じやしないよ。 お父さんに相談してどっか適当な店選んどいてよ。 うん。じゃあ日にが決まったら知らせて。 お父さんにさ、 出ていただくのは無理かな。出ていただいたらお風呂喜ぶと思うんだけど。 それも聞いたく。 ああ、やっぱりやっぱりいいや、いいや、いいや。あのさ、お願いしたらどんなことしても出なきゃならないと思われる方だよ。俺たちだけでいいからさね。うん。 そうね。余計者って気もするし。じゃあまず日に日が決まったら知らせて。 あ、そうですか。はい。はい。わかりました。あ、すいません。失礼しました。村も予約でいっぱいだって。 [音楽] あらあら。3元ともダめですか? 考えてみたらさ、 12月の23 日って言ったら天皇誕生日の休日で翌日がクリスマスイブだからイブの家族サービスを 1 日繰り上げてする人が多いんじゃないかな。 はい。 そういえばこちらも23 日のご予約はご家族か会社でないお仲間のご予約ですね。 そうね。 私の知ってるレストラン日曜お休みってとこばっかしたし。 どうしてそんな日に決めたんだよ。 [音楽] 不興教不教って言っても金持ってる人もいるんだ。うん。 1 年に1 度のクリスマスでその家族サービスで張り込むんじゃないんですか? うん。 こんにちは。 あい、こんにちは。久しぶりじゃありませんか?お忙しいんでしょ? 2000 年問題でね、今年の年末年始の海外旅行を控える人が多いのよ。だからお客を取るのが大変。 [音楽] お客集めに走り回ったのもヘロヘロ。あ、 うん。みこ姉ちゃんもその年になって苦労しなきゃいけないなんて因果だね。オルの時も管理食に乗るの厳しいものあったし自然食品も大変だったけど今の仕事は品物と違ってその日のホテルの部屋をその日に売らないと明日に取っとけるもんじゃないでしょ。時間売ってるようなもんなんだもん。それだけに 1番厳しいのよね。 でも日本のお客さんだけ相手にしてるわけじゃないんでしょ。 だって何もふみこ姉ちゃんだけが頑張ることないじゃない。 そりゃそうだけどホテルのオーナーの 1 人である限りトルにもノルマみたいなものもあるらしいしそりゃねハワイにホテルを立てな夢だったんだろうけど尿はたまらないわよね。 なんだいぶちこぼしに来たのか 今日おトルがハーへ行ったのをほっとしたら急にお父さんの顔が見たくなっちゃってうこと言うな 何か美味しいもの食べさせて なんだお目当てはご馳想かなあいいわよね前末前で好きな仕事して兄弟の中で一番幸せだわよこで暮らすのも楽じゃないのよ作とほんまのお母さんに気を使ってお父さんと作の板みになったりして [音楽] こんにちは。 あ、いらけ。 珍しいね。海みこ姉ちゃんとよ子姉ちゃんが一緒になるなんて。お、 どうも いらっしゃいまし。あ、ごぶ沙汰してます。あ、お嬢様方 3 人お顔がお揃いでお昼休みでちょうどよろしくございました。村里さんもよ子さんもお食事まだでらっしゃいましょ。 はい、 申し訳ありません。よろしくお願いします。私たちこちらに伺う時はいつもこの時間にしてるんです。 今ならゆっくりお父さんのお料理食べさせていただけるでしょ。 村方さんおか倉の料理が一番お好きなんですって。毎日でも飽きないってはまっちゃってんだから。 もう年末は手のかからない鍋もんだけにしてるもんで大した材料はないんですよ。お気に召さないかもしれませんがね。 あ、私あの家庭料理に植えてるんです。いつものように簡単なもので。 ふみこもそれでいいか。 ただでご質問になるんだもの。贅沢言えないものね。 方さん、そんなにいらしてるんですか?ここへ。 ええ、よ子さんとおちけするようになって、 あ、ついお父さんに甘えることになってしまってね。 ああ、いつもよ子と一緒に。 あ、今私のベストの方やっていただいてるんで、よ子さんとお会いする時はどうしてもこちらに伺えようになっちゃうんですよね。 胸方さんには仕事以外にもよくしていただいてんの。お芝居やコンサートに誘っていただいたり。 よ子さんは仕事人間だから少しは気分転換 に遊ぶことも必要なんですよ。私も なかなかそういうチャンスがなかったし 1人じゃ遊ぶ気にもなれなかったんですが 子さんと親しくなれたんでやっと私もそう いうゆりを持てるようになったんです。 うん。よ子さんと巡り合わなかったら私も 無み感な仕事人間で終わってしまうとこ でした。いや私も方のおかげでちょっと 人間らしい暮らしを取り戻したって気がし てんの もう長いこと仕事のことしか考えてなかったからそういうお付き合いしてるんだ。良かったじゃない。マンションのことまで心配してくださってるの。 [音楽] 私はまだ迷ってんだけど。 あ、よ子さん今山口のお母さんって方と一緒にいるでしょ? そこ仕事間も兼ねてんのに 1 人になれないからどうしても集中できないらしいんですね。 山口のお母さん立派なご自分の家があって もお嫁さんが自分の漁師の面倒を見なきゃ ならなくて引き取ってるからその人たちに 占領されてご自分の居場所がなくなっ ちゃったのね。ま、それで私のところを いら私の世話することで寂しさを紛らせ てらっしゃうの。そういう気持ち分かって て私が出てはいけないじゃない。うん。 仕方ないのよ。それがよ子さんのいいとこ なんですからね。山口のお母さんて人に 気使 にされてるよ子さんがなんだかわいそうだ よ。 これでいいんですよ。仕事場なんか持って 10位になったら僕なことないんですか? でも近頃が詰まりそうで 思い切って仕事場持ちなさい。あ、ちょっと失礼します。よ子が胸方さんとそういお付き合いしてるだって知らなかった けどね。中田さんには気をつけた方がいいわよ。 別れた奥さんと今でも会ってるみたいだし 、女性の噂も多い人なの。騙されないよう に。ただのお友達よ。今みたいに甘えて たらただのお友達では済まなくなるの。 よ金持ちに弱いんだから。 ふみこ姉さん 焼き持ち焼いてんだ。ん?1度は再婚し たいと思った人だもんね。私には取られ たくないんだ。あ。 失礼なこと言わないでよ。よ子のこと心配してるから。 じゃあ大きなお世話。私は私で胸方さんのことしっかり見てる。誰のせか向けない。 どうした? え? 今日は帰る。 おい。 ああふみこ姉さんのぞみちゃんの帰ってくる時間に間に合わないといけないからって書いちゃった。あ、しっかり尿房と母親やってるんですよね。 [音楽] でもふみこさん幸せになってよかった。眉より落ち着いて綺麗になったし。 ええ、そんなことがあったのか。結構激しいとこあるんだ、ふみこ姉さんも。 うん。でも私なんだか羨ましかったな。ふみこ姉ちゃんもよ子お姉ちゃんもまだ青春やってるんだなって。 [音楽] 私なんかさ、解きめく気持ちとか焼き持ち焼く情熱とかもなくなっちゃったもんね。 [音楽] 君には俺がいるだろう。それで十分だろ。あ、そう。ゆきの婚約祝後楽にしたから。 後落。 うん。今日遅い昼飯食いにさ、後楽行ったんだよ。そしたらたまたまその話が出てさ、婚約祝する店がないって困ってるってこぼしたらさ、うちでよかったらってマスターが言ってくれたんだよ。 そんな後楽なんて帰ってゆきちゃんたちに失礼じゃな。 いや、ちょうどね、後楽でもお祝い事があって 23 日の夕方店貸し切ってパーティーやるんだそうだ。 それに便するの? いや、だって仕方ないだろう。それしかないんだから。いや、俺はそれでいいと思ってるよ。俺たちの気持ちなんだからさ。もう決めてきたからどうぞ。 どうぞ。 ええ、見事なお料理ですな。こんな L でもったが痛知りませんでしたがな。これやったら一流の中華料理店できますがな。 ニューヨークで本場の中華料理修行してきたのがおりまして。 今日は長い枝間詰めてくれてるうちの従業員が婚約したんでもう盛大に祝ってやりたいって腕振ってくれましてね。 そうですか。まあまあ正直言いましてな。 後楽さんでうちの娘の婚約言おうとあるて聞いた時人かにせとちょっとムっとしましたけどな。このお料理見せてもうたら大阪から来た会がました。 さにも失礼だって叱られたんですがうちの方も婚約の祝ですし 2 組婚約のお祝いがするのもいいんじゃないかって勝手に決めて [笑い] この度おめでとうございます。 こんなところでうちの従業員の婚約祝と一緒だ失礼だと申し上げたんですけど、ほんま先生がそれで十分だって言ってくださったもんですから。 どうせ大したことはできねえんだし、俺の気持ちだけ分かってくれたらそれで ありがとう。ありがとうございます。お祝いなんてしてもらえと思ってなかったから嬉しくて。はあ。いらっしゃいませ。 わあ、ご立派なおむこさんがお決まりになってほまさんもご安心ですわね。 あの、うちもこの人たちが一緒になってくれますのでほっとしております。 しえさんやっと一緒に巡り合えてよかったですね。 お召し物を支度できました。早くらしてください。 A作さんのおさんなんですよ。旦那が知らんかてわけにはきませんでしょ。 鍋の材料の仕込みはできてるんです。あは出すだけですよってたくさんと 2 人で十分間に合います。安心していらしてください。 旦那分かりましたよ。 本番のお母さんへの手前もある。ちょっと顔出しますか? お祝いつ包つんでございますから。 はい。どうもありがとう。おいらっしゃい。 何しに来たの?あんたの相手してる暇なんかないから来たって無駄だって言ったでしょ。 絵を持ってきた。絵がかけたら来てもいいって言っただろ。 書いたんですか?拝見できますか? お急ぎにならないか? いやいや、まあまあまあまあ。ああ、いい家だ。 なんかこう爽やかな風が肌に感じられる ようで 心が現れる絵ですね。 あなたが絵を描きたいっておっしゃった 気持ちよくわかりますよ。もうくらない 食士なんかなさらないでおかきなさいよ。 あんまりお立てないでください。素人なん ですから。この絵私が譲っていただきたい な。 後で相談させてください。 かず何してるんだ?もう始まってるんだよ。 やっぱりやめた。出たくない。 またそんなこと だって私はちっともたくなんかないんだもん。 一緒にご馳を食べてればいいの。出なかったらせい子ちゃんに憎まれてまた意地悪されるよ。つまらないじゃない。 いいもん。あんなやに意地悪されたっていじめられたって痛くも痒くもないもん。 [音楽] 平気だもん。 おばあちゃんにも睨まれるよ。 全然怖くないもん。い いやいやいや。 ありがとうございます。 あ、ありがとうございます。 出たくないって。 あの子合場だから シが付き合うって。 お腹でも痛いことにしてあげて。 おじいちゃん 父さんどうしたの? どうもどう? おお。 こんにちは。おめでとうございます。 来てくださったんですか?お父さん。 うちにとっても大事な親戚だからね。一言お祝いのご挨拶が 1くて ああ、忙しいのにわざわざ来ていただいて いえ。 うちには父親がいてしまへん。そやから岡倉楽さんに身内になっていただいて第 2 にしてもらったらゆきも心強いと思います。はい。おめでとう。 ありがとうございます。 江作の代わりにあなた方お2 人でね、お前員を守ってくださいよ。私も身内の 1 人としてね、これから英の分まで力にならせていただきます。もう遠慮なくなんで申し合ってくださいよね。どうかおせに ありがとうございます。 ありがとうございます。え、 今までも色々ありがとうございました。お世話になりました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。 こちらこそよろしくどうぞ。 どうもおめでとうございました。 お倉さんに来ていただいてよかったな。 どうも沙汰しまして。 いや、びっくりしましたよ。私の集平君が結婚するなんて。いつまでも 1 人でいるからね。どうするんだと思ってね。一言ながら心配してた。 [笑い] もうおかげ様でやっといいご縁に恵まれました。 ああ。 ああ。まあ明るくて元気そうな娘さんじゃないの?今まで辛抱した会があったね。 これからはもう夫婦で後楽を助けてくれますので私どもも喜んでおります。 あ、そうですか。 修平君にはね、今までさが随分と世話になってるんですよ。これからあなたにもさが世話になると思います。さはもう不傷の嫁でね、後楽のお母さんにもご迷惑をおかけしてきました。 あなたにだって気に入らないこともあると思いますけども、そこはまあ女同士 1 つさの力になってやってくださいね。よろしくお願いします。そろそろ時間よ。店開けていいわね。 はい。 旦那がおいでにならなくてもちゃんとできるってとかお店しなくちゃ。 あ、いらっしゃいませ。こんにちは。 まあやよいさ、 お久しぶりです。まあ、たくさんも便んちゃんもお元気そうで何よりね。 お父さんは 今夜は作さんのお本さんの婚約でそちらの方に [音楽] なんだないの?あ、じゃあ待たせてもらおうかな。 [音楽] お帰りのお時間がえさんもな子さんもご一緒なんでごゆっくりなさるんじゃないか。 あら、せか来たのについてないな。 でも早くお帰りになるか。どうぞご ゆっくり。 野田のおばあちゃんもお元気で いらっしゃいますか?おかげ様でしっかり してくれているんで私をまた外に出られる ようになりました。お酒帰る帰るって言っ てたんだけどね。私が頼りにしてるもんで 帰れなくなっちゃって今は諦めてお留スし てくれています。 よしさん、またお勤めに出ておいでなんですか? あ、すいません。え、訪問看護の資格取れたでしょ?そしたら野田のお母さんがせっかくそういう仕事がしたくて資格取ったのに生かさなきゃもったいないってうるさくってここんとこツボツ行ってるの。お母さん 1 人にすの心配だったんだけど不思議ね。お母さん帰って元気になっちゃって。 責任持たされるとお元気になるもんなん ですよ。でも良かったじゃないですか。 やいさんのためにも野田のお母さんのため にもでもね、いろんなお年寄りのとこに 出入りして年を取るって大変だって思っ ちゃった。お嫁さんが面倒見てたり80代 のご主人が奥さんの介護なさってたり本人 も周りも辛いのよね。それじゃそういうお 仕事なさってるやいさんも辛いでしょ。 うん。自分自身の老語のことなんか考え ちゃったりして。たきさんは母親も姑トめ もやめたっておっしゃってたけど1人で 年取って病気になったらどうするの?私は 他人様にお世話になって死にます。その つもりでお金も用意してございますから。 いくら家族が至って家族に面倒かけるの はかわいそうですもの。最後まで1人覚悟 決めております。 それができたらね、 お父さんだって再婚した方がいいのかも しれない。1人で年を取るって辛いもの。 は5人もお嬢様いらっしゃるんです。ご 安心ですよ。娘なんて何人いたって結婚し たら相手の親抱えてるんだもの。あ、私 帰る。おばあちゃん待たせて。 こんなとこでぼんやりしてるわけにはね。これ届けに来ただけだから父さんへクリスマスプレゼント渡してください。 はい。 嫁にいた娘のできることはこれくらいのことなのよ。はい。 お釣りゲット。 はい。すいません。 はい。 お帰りなさいまし。 ああ、まだいてくださったんですか? べんちゃんには帰ってもらいました。お人ですか? うん。あの映子たちはね、ほんまのお母さんがホテルに泊まるっていうんで送ってきました。私ちょっと人は先にいやあもうすっかり遅くなっちゃって顔出したらすぐ帰るつもりがたそうも行かなくてね。 とうとう最後まで合わせれちゃってご迷惑かけしました。あい、とんでもございません。ですに、あよいさんがお見えになりました。旦那にクリスマスプレゼントを届けに来たっておっしゃってお優しいですね。 [笑い] [音楽] やっぱりいい家だ。 ここへかけさせてもらいたいですね。ええ 、 ありがとうございます。 そうおっしゃっていただけたらも喜びます 。 は 買ってやりました。 そこにかけさせていただけたら私も嬉しい ございます。 あの子には申し訳ないことしたと思って ます。 好きな道を済ませてやれたら もっと別の人生があったでしょうに母親と しては失格です。 謝っても謝りきれません。 今からだって遅くは会いませんよ。 これだけの才能を持っておいでなんだよ。 これからですよ。 母さん、 今日もね、無事1日が終わったよ。あ、 娘たちもね、それぞれ自分の暮らしを 精生きてる。うん。いや、そりはまあ みんな色々あるさ。 けどね、母さんの育て方は間違ってなかっ たと思うよ。うん。私はそう信じてるよ、 母さん。 あと1週間で2000年を迎えようとして いました。 平気末だと世間が騒いでいても別に何が 変わるわけでもないのにと大吉地はに 苦しく思っていました が修平とせ子そして幸と信彦とのそれぞれ の婚約がさ木や長子にどういう変化を もたらすのか またやよいやふみ子洋子たちがどう 変わろうとしているのか もちろん今は思いも及ばない大だったの でした。
渡る世間は鬼ばかり 年末二時間特別企画(橋田壽賀子ドラマ) – 橋田壽賀子脚本の国民的人気ホームドラマの第４シリーズ終了後、同年の冬に放送された年末スペシャル版。今回は２組のおめでた話が嵐を巻き起こす。
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