小松菜奈がマネキン役を演じる、特別アーカイブファッション展に潜入!【後編】
[音楽] 今回、ま、小松七さんを起用した、ま、これまでないちょっと見せ方に挑戦してるんですけども、まず全体感として、ま、どんな印象だったか、これまでのエキシビションもご覧いただいてると思うんですけれども、比較してどういった印象でしたか? 壁がカラフだったりとか、ま、小松さんのポージ も、あの、多種多様で、ま、そういった 全体の空気感がすごくポップで雑誌のあの ファッションページを見ているような感じ でした。あの、もちろんこう正感なあの 白いマネキンがたくさんこうシンプルな 空間にあって、ま、服を着てるっていう あのスタイルもすごくニュートラルに全て を見れて面白いんですけども、ま、小松 さんが着ることで、あ、これってどこの服 だろうって興味を思ったりとか、あとこう よりこう深いディテールを知りたくなる ような感じがありましたね。 ま、特に結構竹感みたいなところで言うと、やっぱりこう西洋の服着た時、また日本人が着る時の竹缶とマネキで見せる竹って違うなと思っていて。 ま、そういう意味で、あの、私が気になったとこで言うとこの先にある 黒モンタナですね。 はい。クロドモンタナ、あの知らない デザイナーさんだったんですけども、西洋 のモデルさんがキルフォルムと小松さんが キルフォルムっていい意味で違くて、こう 自分が来た時にこういう竹感になって、 こういうこなしになるんだっていうところ がすごく面白かったです。で、多分 マネキンが来ていたら割と、ま、 カジシャルではないんですけども、ま、 洋服としてそこまでこう目を見張らない 自分の場合は服なんですけども、小松さん が着ることで、ここの胸にある グラフィック何なんだろうとか、後ろは どうなってるんだろうとかっていうところ にすごく興味が持てて、で、今この後ろを 見ると、あの、スナップボタンが上から下 までついていて、ま、こういったのをこう 全部開けてくとよりこう挑戦う 的なスタイリングになるなとか、 1 つの洋服としての魅力みたいなものを深掘りできるような入り口が小松さんが着ることであるなっていうのは感じました。 僕もこの作品すごく今回のエキシビション だと印象的で、ま、なぜこの作品がって いうところで言うと、クロードモンタナっ て、ま、80年代テリーミュグレと並んで そのパワーの、ま、2代挙闘として、ま、 一斉したデザイナーなんですけどなので 当時のランウェイだともう真っ赤なレッド リップで真っさなしてハイヒールを ランウェイで合わせてるんですよね。うん 。 なんかこんな新鮮に見えるんだっていうところもちょっとあの個人的には いやそうですよね。でもこういう見せ方を多分欧米の人って求めてると思っていて日本のエトリアルとか日本のカメラマンと一緒にやりたいモデルとやりたいみたいなところで望む空気感ってまさにこういう感じなのでそれをすごく対現してますよね。 素敵ですよね。他に何か気になった作品ありますか? はい。あの、この先のあの AF のパンデボーストのあのこの素敵なワンピースはすごく気に入りました。 こちらもね、あの、バがこう807と数字 が書いてあって、で、キャプションには なんかあのお馴染みのあのシグネチャルの 赤い十字もあの主張してるってやもう一生 懸命あのアップしようとしてこうどこに あるのかなっていうのを見つけたかったん ですけど見つからずっていうとこもあり つつでもこうマネキンが切るよりもやっぱ ヌーディカラーなんで特に肌とのこの相性 というかこの人間の肌と合わせてまさ にこの小松さんが透明感のある肌で切るとよりこう ヌーディにシンボリックに見えるみたいなところも素敵だなと思って印象的な一着です。 素敵ですよね。こちらの作品は先日あの 渋谷でフィジカルをやった時にも実際に あの作品展示されたものなんですけどあの ま実物で見ることであの初めて気づくこと もあるんですけどやっぱモデルが切ること でこうまた新しい表情が洋服に宿るのか なっていうのを今回の展示で改めて感じ ましたね。このダークバンさんのワン ピースもあのベルギーデザイナーでま、 あのこのユニークさというかアプローチ 大好きです。 で、これも結構着なきゃ分からなかったりするんですけど、 ま、すごく小松さんお似合いだなと思って。 で、特にベルギーファッションね、 90 年代すごく日本で人気で、ま、かつそういったこうエディトリアルをそれこそ雑誌でうんと見てきたんで、ま、その時のムード感みたいのも思い出して好きです。 これ、あの、まあ、95 年の作品なので、ま、本当にもうアーカイブピースではありますけど、このデザインであの新作ですって出てきても十分身というか普通に期待ですよね。 確かになんか新たなインディペンデントブランドがあってわけてもおかしくないぐらいのでもね、ダークバンさんも今でもやっぱりこう出すアイテム割とぶれてないというか、もちろんこうデザイナーが大人になって、ま、提案するものも、ま、大人が着るものに変わってってはいますけど、なんかこう袖の膨らみとかなんか異常なホルム感とかやっぱり当時からこうどこか追かけたいみたいな気持 を今でも感じるので、そこのこうぶれなさみたいなのはやっぱかっこいいですよね。 かっこいいですよね。そしてなんかそういうデザイナーに会えるのもま、こういった、ま、ファッション点というか、ま、副食店のなんか面白いところでもありますよね。 ちなみにそれこそもカリンさんもその ファッションとテックそのま、双方をこう つげながらこうシナジーをこう生み出す ようなことをあの主軸として動い てらっしゃるのかなと思うんですけどその 目から見て今回の展示を見てもっとこうし たら面白いんじゃないかもっとこういう ことをできたらこういう可能性がないか 開けるんじゃないかみたいなもしご意見が あれば是非伺いたいなと思うんですが ポジティブな感想もまだあって例えばあの その日本らしとか東京らしさみたいな ところで言うと今までこう雑誌でも たくさん目にしてきたアプローチだと思う んですけど私今までそれってやっぱ カメラマンさんとかスタイリストさんとか あと撮影みたいなところの絡んだからこそ できるそういったこう空気感なのかなと 思ったんですけどこういうデジタルな まニュートラである種ミニマルな空間の中 にまさんというモデルとあとこう 洋服しかないしまこれだけミニマの中にで もなんなんかそういうこう日本らしさ みたいなものが引き立ってることはうん、 なんかこうハテロテク関係なくすごく 面白い心みだなと思っていてなんかこう どんどんこうデジタルが進化していけば 面白いのかいいのかみたいなところで言う となかなかそうでもないなっていうのは 改めて感じたことですね。なのでなんか もちろんどんどんこうテクノロジーと共に なんか武装してくというか拡張してくこと もすごく大事なんですけどなんかこういっ た見せ方も非常にこう新しい洋服の魅力と かなんかこう洋服と着る人よ人との 掛け合いみたいなところでの面白さとかが すごくこう見えてきて新しい可能性感じ ましたあの今っしゃるように ラミュージアムのそのコンセプトとして まあ種そのファッションの歴史を データベース化してその構成に継承して いこうというところで言うと、あの、ま、 こういった見せ方になるのかなと思う。 一方でただカりんさんの今のお話聞いてて 、その目線もあるなと思ったのがこれが 例えばユーザーの好みによって ロケーションを変えられたりだとか、昼の 光の中で見たいとか、ちょっと暗がりで スポットライトが当たった状態で見たいだ とか、なんかそういったその閲覧環境と いうかエンバイロメントまでこれだけ西月 でこうデジタルテクノロジー進歩してる中 でそこまで行けたらまたちょっと それはそれ で、新しい面白い資格体験ができるんじゃないかなっていうのを今聞いてと思いました。 うん。うん。そうですよね。 なんかこう、ま、自分が今リアグの世界に いると私の場合美術館に行くと結構こう 好きな絵を見つけてで、あ、すごい迫力だ なとか美しいなって、ま、感じることが 先行して、ま、その後こう説明を読むと、 あ、やっぱそうなんだみたいな具合に ちょっとこう直感が肯定されるみたいなの を味わうのがすごく好きなんですけど、 ラミュージアムは、ま、そういう ファーストイン プレスみたいな部分ではこれからこう技術進化によってあの保管されてくのかなって思ったところはすごく楽しみですね。 [音楽] この辺りのゴルチとかのポージングすごいですよね。 ちなみに今回の小松7さんを起用した エキシビションでは、えっと、モデルを こう360°で撮影するっていう、ま、 これまで、え、やっていなかったな ミュージアムのあのアプローチに挑戦した んですけども、この展示に限らずもう本当 に広い視野で見てファッションと テクノロジー、今後こう仮さんがなんか こういうフィールドでなんかこういう進歩 を遂げたら何か面白いことが起きるんじゃ ないかみたいな何か期待していることで あったりだとか、ま、それがもし ラミュージアム とリンクできたら、あの、それはそれでちょっと非常に興味深いんですけれども、是非ご意見を伺いたいなと思うんですけども、なんか今興味があること、ファッションとテックというフィールドにおいて、 なんかこう私的には例えば [音楽] AI とかによって、ま、業務効率化されて多分デザインの現場とか生産の現場も変わっていくし、 より持続可能なファッション業界のあり方に変わっていく、そういった部分はすごく期待している し、そうなるだろうなと思ってます。一方 で多くの人に見てもらう必要があるみたい なところで、ま、今SNSマーケを駆使し て、ま、様々なこうファッションブランド さんとかが発信したり面白いこと仕掛け たりしてると思うんですけど、ま、そこに 対するちょっと限界みたいなものも感じて いるところがあります。特に私も元々 メディアにいたんで、知り合いと話したり しても思うんですけど、メディアも たくさんこう動画が見てもらいたかったり 、コンテンツが見てもらいたいみたいな ところで、ま、賞に行くとこうタレントの 人だったりとか、ま、けの人にコメントを いいとか、来場したこうセレブリティを 撮影してみんなにこう見てもらったり みたいな、ま、そういったところで もちろんオーディエンスが楽しんでる部分 はあるとは思うんですけども、ま、一方で これをずっとこのままやっていかなきゃいけないのかだったりとか なんかもっとこう伝えたいことあるんだけどなみたいなところは多分どのメディアさんもどの発信者の方も思ってる部分かなと思うので、ま、そういった時に先ほど岡部さんがおっしゃったようななんか新しい見せ方みたいなものを開発してく必要があると思うんですね。 それが多くの人に届かなかったとしても、 一部の人に、ま、理解されたりとか 面白がってもらえるみたいなところに やっぱこう立ち戻る、そしてそれをまた 多くの人に知ってもらうっていうのは結局 もう繰り返していかなきゃいけないって いう中で、ま、1つのこう技術によって 作れるイメージがまたこうファッション 業界を盛り返す、ま、次の一手になるのか もなと思ってます。今のお話って、あの、 僕はものすごくあの、共感できるところが 多いというか、エディターっていうお仕事 、ま、出版社だったりメディアサイドに いると、ま、やっぱりそのこの15年 ぐらいかな、え、2010年あたりから ブログが出てきて、SNSが出てきて、 YouTuberが出てきてっていうので 、やっぱりそのオールドメディアを主体と したその出版業界のあり方がもう土台も 変わっちゃったっていうのが、あの、1つ あるのかなと思ってるんですけど、その中 でえっと、カリンさんから見で、あ、この 試作、この取り組み、ま、もしくは ブランドでもいいんですけど、すごい テクノロジーうまく駆使して、そのなんて 言うんでしょう?伝えたいことをうまく 伝えてるなっていうなんかだったりだとか 、なんかキャンペーンなのか、ま、媒体な のかとかもし思いつるところがあれば是非 聞いてみたいんですけど。うん。 もちろん多くの人にこう知ってもらうとか伝えてくってことも大事だと思うんですけども、昔ほどれぐらいの人が見たかとかどれぐらいのフォロワーがいるのかってあまりこう意味をなしえなくなってきてるのかなと思ってます。 分かります。 はい。 むしろ数よりも、ま、コミュニティというか、どれだけ強い強固な共感できるコミュニティがあるのかみたいな方が重要だなと思っていく中で、オンラインの試作よりもやっぱりこう深く仲良くなれるのってオフラインの試作かなと思うので はい。 SNSは活用する。もちろん例えばこう ここに集合するよみたいな発信だったりと かこういうことやるかもよみたいな発信は もちろんSNSありきだと思うんですけど も、ま、そこの先にちゃんとこうリアルに 集まれるオフラインのままらみをしてる MSUさんとか面白いなと思いますし、ま 、その方がオーガニックですよね。 なんかそういうこう両方オフラインオンライン両方の力をこうマッシュアップしたような試作の方がなんか本質的で面白いなと思います。 今おっしゃった話僕はま、常々思ってたん ですけど実際にそのITのフィールドに いるカリンさんからあのその数だけが目標 ではないっていうのを聞けて僕はすごく心 の中でガッツポーズをしてたんですけど、 もちろん、ま、数はある程度の指標には なると思うんですけど、ま、それそこから どれだけの人の心を動かせたかっていう のってなかなかこう貸視化しづらいところ があるのかなと思うので、なんかそこと今 の時代はもっと向き合っていかなきゃいけ ないのかなということを改めて僕も思った んですか、 ファッションとデジタル業界の人間の視点から言えることはファッションにまつわる現象はみんな興味あるんですけども、ファッション自身を大事に思ってる人っていうのは、ま、非常に実際のとこ少ないと思うんですね。 ま、どういうことかと言うと、私も、ま、 ファッションすごく好きでたくさん買い ますけど、同時に感動する映画があったり 、ライブに行きたいアーティストがいたり 、行き方とか思想とか文化とか仲間とか今 ファッションと同じぐらいいや、それ以上 に大事なものがある世中になったなと感じ ていて、そういうこうファッションが なかなか生活中のポジショニングであまり こう下がっている中でやっぱりこう力を 取り戻すためにはファッション以外の、ま、どういうものをこう取り込んでくのかみたいなとこもすごく大事だと思うんですよね。ま、そういう意味では例えばこうアートみたいなものをこう持ってくる JW アンダーソンとか、ま、どんなコミュニティをこう自分の物づりに絡ませていくのか、ま、そういうことを発信していく上でもファッションショだけだとクローズドですし、ま、展示会みたいなとこでも限ら人しか見れない。 ま、だからこそSNS を利用したりとか、じゃあウェブサイトで世界観を作ったりとか、ライブを配信したりとかでもお店に行けば同じようなこう主義主張が見えるみたいな、ま、こういうやっぱこう多格的に自分たちを伝えたいメッセージとか思想を伝えていくっていうのが今は大事なんじゃないかなと思います。 今名前出されたジョナサンアンダーソン なんか本当に象徴的で昨日ちょうどあの 2016年クルーズの展示会があったん ですけど新作の洋服と合わせて彼がキュレ とした19世紀のアンティークの ジュエリーだったりだとかあの絵画をこう 買い集めてこうある種キュレートしたもの をJWアンダーソンのお店の中でこう売っ ていったりだとか村のグラスとコラボした 特中のグラスを売ったりだとかなんかこう ファッションがそのただ可 いいお洋服を作る、美しいお洋服を作る、かっこいいお洋服を作るからもっとこう多的でありた化しているのかなっていうのはシーズンを重ねることに思うところではありますよね。 [音楽] はい。 え、ではかりんさん、本日はお忙しい中お時間いただきありがとうございました。 ありがとうございました。 ということで、本日は大平カリンさんにお 越しいただきましたラミュージアムの エキシビションはお手持ちのスマート フォンやパソコンのアプリからお楽しみ いただけます。詳細は概要欄に記載して ありますので是非チェックしてみて ください。そしてこの動画が面白いと思っ たらチャンネル登録、高評価もよろしくお 願いします。ではまた次の動画で。 [音楽]
前回に引き続き、ファッションエディター・大平かりん氏をゲストに迎え、俳優・小松菜奈が“マネキン役”として登場するエキシビション「LA MUSEUM NANA KOMATSU」における、特に印象深い作品を取り上げ深堀りしていきます。
さらに、ファッション業界およびメディアにおけるSNSやデジタル技術の活用が加速する現在、表現手法やコミュニケーションの在り方は今後どのように進化していくのか。現場での知見を交えつつ、その可能性と課題を掘り下げていきます。
▼ゲスト
大平かりん(ファッションエディター)
———————————————-
【LA MUSEUM NANA KOMATSU】
『1950s – 2010s History of Modern Fashion Design』展から抜粋したルックを含む、1960年代から2010年代にかけて発表された計54体に及ぶ歴史的衣服の数々を展示致します。
本展覧会ではマネキンに服を着せ付けるのではなく、日本の俳優、小松菜奈を被写体として迎え、3D撮影を敢行。全ての作品は、彼女が“マネキン”役を演じ、彼女自身が創出する自由自在なポーズとともに展示されます。生きた人体が纏うことにより、服自体の持つシルエットを最大限に引き出しているのです。フィジカルな美術館では不可能なだけでなく、ファッション展示の未来に新しい解釈や大いなる可能性をもたらす、ヴァーチャルミュージアムならではの展示形式に取り組んでいます。
詳細はこちら
https://www.la-museum.com/lp/nana_komatsu
———————————————-
【LA MUSEUM】
LA MUSEUM(ラ・ミュージアム)は「Art of Fashion」を掲げ、衣服に宿る芸術性、創造性、クラフツマンシップを後世に伝承していくことを主たる目的とした世界初のオンラインミュージアムです。
▼Website / https://www.la-museum.com
▼Online Store / https://store.la-museum.com
▼Instagram / https://www.instagram.com/la_museum
▼App Download
iOS / https://apps.apple.com/us/app/la-museum/id6472040882
Android / https://play.google.com/store/apps/details?id=com.lamuseum.app
Windows / https://api.lam-app.com/api/DownloadWindowsAppAsync