検証なきコロナ禍 〜いまこそ「下水サーベイランス」(北島正章さん・兪炳匡さん)【山岡淳一郎のニッポンの崖っぷち】20250716
 
 山岡純一郎の日本の崖プチ。今日は感染症 対策の切り札について、え、皆さんにお 届けしたいと思います。え、新型コロナ 感染症が、あ、いわゆる5類ということで ですね、一般のインフルエンザと同じよう な扱いになって、え、対策が緩んだんです けれども、その後ですね、実は定期的に 毎年ですね、大きな流行を繰り返している っていうことがなかなか今世間から見え なくなっています。その見えないウイルス をどうやってキャッチするかということで 、今こそ下水サーベイランス実はですね、 あの皆さんのね、毎日お手洗いへ行ったら 当然出すものは出します。それが流れて いる先にですね、ウイルスがあってそれを しっかり検知することで2週間も3週間も あるいはそれより先もひょっとしたらあ、 どういう風になるかっていうのが分かると いうこの新しい技術を開発されたあを2人 お招きしました。 ではゲストの方々をご紹介したいと思います。私のお隣から東京大学任教授で環境ウイルス学の専門の北島正明さんです。よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 そして、え、そのお隣は早稲田大学神奈川県立保険福祉大学教授で医療経済学の第 1 任者のゆ兵教さんです。ゆ先生よろしくお願いします。 よろしくお願いします。 はい。今日はですね、このお2人の先生に 、え、この下水サーベーという非常にこう 新しい、え、実は欧米では普及してんだ けども日本では全くまだごくごくわずかな ところでしかですね、え、取り入れられて いないというこの技術について、え、触れ ていきたいと思います。え、もう先ほども ちょっと申し上げましたけども、コロナが 終わりました。終わったというかですね。 え、ご類になって、え、2年が経過したん ですけれども、一体コロナでどのぐらいの 方がなくなったのかという数字なもですね 、実は不正確で、え、よく分かってないと ご会になって換期戦対策が、あ、緩和され た以降にですね、4万人以上の人が実は なくなってるんじゃないかという話ですと か、あるいはワクチン、これも1日 100万回摂取ということで、え、皆さん どんどん売ったと思うんですけれども、 あの、おミシゲさんがですですね、え、 政府のコロナ対策を一生懸命推進された方 ですが、この方が実はワクチン、新型 コロナワクチンは防ぐ効果は残念ながらあ 、あまりなかったんですよと。高齢者に おける重症化予防の効果は、ま、あるん ですけどねと、こういう風なお話をされ たりですとか、あるいはワクチン接取後に お亡くなりになってですね、え、因果関係 が認められて脂肪一次金を払われた人が もう1000人を超えたりとか、ま、 いろんなことが起きています。で、え、 今日はコロナ対策終わったこととされて、 え、検証がなかなか進んでいない中で、え 、U先生、北島先生はですね、全国規模の この下水サーベーということに着目されて 論文を発表しています。え、このサーベー というのはですね、え、感染症を流行も 早く1週間から3週間早く検知できて、え 、高齢者施設などでその後に、え、 ピンポイントでですね、スクリーニング 検査、公減検査をするとより、え、 タイミングが早く分かって、ここで何を手 を打たなければいけないかっていうのが 最適化できるというような考え方です。と いうことで、え、マジはこのぐらいにし まして、え、お2人の先生方に具体的に 質問をぶつけてですね、これからお話を 伺っていきたいと思います。まずですね、 この下水サーベーのやり方なんですけれど も、え、下水の中にその人が持っている ウイルスが実はあ、あってそれをこう実際 にこう感知してえ、そしてどのぐらい先で こう流行るかってのをこう予測されると いうことなんですけども、これはまずこの 方法を開発された北島先生からこの辺に ついてお伺いしたいんですけどもまずです ね、コロナの患者さんですけれども、 あの、唾液とかですね、あと便、ま、運賃の中にですね、あの、ウイルスを出します。で、ま、コロナの患者さんはですね、少が出ない方もいらっしゃいますし、症状が出てもお医者さんに行かないっていう方も今はですね、ま、数多くらっしゃるという風に考えられます。 で、このようなですね、少とかあとは、ま、受信行動ですね、お医者さんに行くか行かないかに関わらず、ま、皆さんうん。 トイレにも行きますし、 え、お手洗いも使われる、歯磨きも毎日されるということで、え、あらゆる人がですね、え、感染者は下水中にウイルスを出しているっていうことになります。 なるほど。 で、えっと、我々が住んでる都市にはですね、え、地下に下水毛が網の目のように張り巡らされていまして、 ま、この下水を伝ってですね、下水っていうのは、あ、下水処理場という 1点に集まります。 ですのでこの下水処理類上にはですね、その地域のあらゆる感染者のウイルスが集まってくるわけですね。 ああ、なるほど。 ですので、ま、この下水中に入ってるウイルスを調べれば、 あ、地域の感染流行状況が分かるというわけです。 うん。その一体の感染状況が見えてくると。 そうですね。非常に効率よく、ま、一の水からその感染状況が、ま、浮かび上がってくる、ま、いわゆる、ま、貸化ができるということ。 なるほどね。 どのくらいのその下水の量をこう採取して検査されるんですか? そうですね。え、我々あのバケツで取るんですけれども実際これ検査に使う水量というのはですね、ま、大体 50ml後でして、 あ、試験の本当に 試験の本当に一部の水を使うようなイメージですね。ですね、ま、こうこれよりもあの少ないような量です。 ですね。これは150とか180 とか入ってますよね。 はい。 これぐらいの量の下水を取るだけでその地域の数十万人時には 100万人ぐらいのです。100 万人まで ぐらいの感染状況が分かるということで、ま、非常に効率のいい液調査だということは、ま、これからですね、ご想像いただけるかなという風に思います。 なるほど。やり方としてはその取ってきた息をこう納縮して はい。はい。そうですね。 で、えっと、最終的にはですね、ま、皆さんもご存じの PCR 検査でウイルスを検出するんですけれども、我々使っているのはですね、定量的な PCR と言いまして、濃度まで分かるという PCRです。 実はこれあの病院の検査等で使われてる PCR と原理的には同じ全く同じものです。 ああ、なるほど。 ただですね、あの人の検ですね、唾液ですとかあとは鼻から取った検態とかに比べるとやはり下水中のコロナウイルスの濃度っていうのは非常に薄まってます。 うん。ウ要がポイントです。 うん。うん。 で、え、縮したにウイルスの遺伝子情報を持っています RNAをですね、抽出しまして最終的に PCRで検出すると で、ある程度濃度が高い資料についてはですね、え、実はこれゲノム解析をすると変化で分かるということで、先ほど申し上げたような非常に小さなボリュームの水からですね、変異株の情報まで取ることができそうでしたね。 え、コロナの時にあの武漢株から始まってもうどんどんどんどん変わっていっておミクロンだのなんだろ色々出ましたですよね。 あれがその都度分かってくる。 分かると。 おお。 しかも効率よくわかるということで 1人1 人の検を取らずに分かるということになります。 なるほど。なるほど。 はい。 はい。 で、実際にこのやり方を北島先生たちは開発して、 なんとあの東京オリンピックパラリンピックの選手村で実際にこれを使ってあの選手丸の中の感染を抑え込んだということなんですか? そうです。はい。そうですね。えっとまず我々がなぜこの東京オリパラの選手村でですね、下水サーベーランスを実用化できたのかっていう話から始めたいと思うんですけれどもうん。 と、我々が開発した手法というのはですね、非常に感度が高くてですね、 えっと、それまでに開発されていた手法の大体 100 倍ぐらいですね、感度の高い方法を我々あの、開発することができました。 感度が高いので、あの、感染者が少なくてもですね、え、ウイルスを制度よく検することができるというような方法を使を開発できたので、え、実用家まで、え、持ってくることができたということですね。 じゃあ正確に測れるようにしたっていうことがやっぱりこうブレークするというか、イノベーションというかそういうポイントなわけですか? そうですね。はい。 で、ご存知の通り東京オリっぱ原は 1年延期になって2021 年の夏に開催されましたけれども、 えっと我々この方法を開発したのがですね、 2021年の年だけで なんとかギリギリ東京立派の選手 半年前に確立して ということですね。はい。 で、これを実用化しました。 で、えっと、東京リラ選手村にはですね、え、ま、基本的には、あ、陰性照明がないと入れないという当時、ま、バブル戦略と呼ばれていた方法が取られていて、大きうこうバブルのように見立てて中にはい。 入ら入れないとな、ま、空港でも検査がもちろん行われましたし、この、ま、いわゆるバブルの中に入る前にもですね、検査を行われたというような体制が敷かれていたんですけれども、実際我々、え、この東京のオリパ原選手村で、え、下水を検査しましたところ、 取った下水のですね、え、 1/3 ぐらいからウイルスが実は検出されました。 おお。3割以上の3 割以上はい。 これはなぜかって言うと、ま、やはり我々の下水からの検出が感度が良かったからだという風に考えているんですね。うん。うん。 で、やはり、ま、折りパ原の時に実施されていた検査というのは高原検査でしたので、人の検査は高原検査でしたもので、 こうね、突っ込んだりとか色やってね。 はい。どうしてもPCR よりは感度の低い方法を使っていて ですね。 で、ま、すり抜けてですね、ま、入ってこられたような方も感染者もいただろうという風に考えられるんですけれども、 ただ我々はこれ毎日ですね、選手村に行ってマンホールを開けて下水を取って、で、先ほど申し上げました我々が開発した非常に感度のいい方法でウイルスを検出して なるほど。 で、その結果をですね、え、下水を取った翌日にはオリパラの組織委員会に報告してました。 うん。ほ、ほう、ほう。 で、ま、この組織委員会としては下水のデータを見つつ、それから、ま、市中の感染状況ですとか世界の感染状況も色々な状況を判断してですね、今感染対策を強めるべきか、それとも緩めてもいいのかっていうような判断をされていてうん。 そういう中で下水のデータを見ているとですね、オリンピック、パラリンピック後半の方ですね、パラリンピックの方ではですね、かなり下水中のウイルスの濃度も上がってましたし、 [音楽] 検されていた点数も上がっていたので、 組織会としてはパラリンピックの期間中はですね、やはり感染対策を強めようというようなことで実際に感染対策を取られたところ皆様ご存知の通りですね、え、コロナのクラスター、大きなクラスターは選手まで起こっ、あれやっぱり事実だったんです あの頃ですね、え、その菅さんがね、総理大臣で、え、とにかくどんどん枠チも打ち始めましょうっていうこと 1日100 万回先を申し上げたようなことやって、で、全体的な感じとしては、あの夏も 1つ大きな波が来てたと思うんですよ。 はい。 一般の我々世界ではあの時コロナがやっぱかなり流行っていてですね、大変だということがものすごく言われていてはい。 で、で、その中であの春見のこの選手村ですよね。東京の春見の そうは ちょうどあの うん。 パラリンピックの時にはですね、世界的にもデルタ株は流行っていた時出して はい。あの感染拡大のディスクが非常に高かった時期であってですね。 えっとおそらくそれもあって、え、 後半の方ですね。 パラリンピックの時には下からの検率も高かっただろうと思われるんですけれども、ま、この下水サーベーラスと人の臨床検査を組み合わせた検査戦略を取ったということがですね、感染対策に貢献したと。 なるほど。なるほど。つまり分かりました。そうすると例えば 3 割以上のところでウイルスが出てるぞということでそろそろ流行ってくるぞいことを毎日その組織委員会の方におっしゃると組織会の方がじゃああ、選手に対しての公言検査ってのをしっかりにやろうとはい。 強めにやろうと、 強めにやって、え、そこで引っかかった人はもう隔離しようと。 そうですね。はい。 いうやり方で抑え込んだということです。 そうですね。あとは外から毎日スタッフの方ですとか中のですね、あの方々入ってこられますので、その方々にもライブからバブの中に入ってくる方々への検査も強化しましょうというですね。そういう対策を取られた。 なるほど。やっぱり検査によってこれだけ抑え込めるかどうかってのがはっきりとこれ証明されたケースでもあるわけですね。 なるほど。はい。 そうすると、え、先生、このそうしたことが 1 つの大きな準備段階としてあって、で、経済を実際に図る上でこの考え方を高齢者施設でと組み合わせてやったらどうかっていう風に考えられたわけですね。 はい。そうですね。あの、ま、この東京オリパラ村っていうのも実は建物ごとにあの検査を下水の検査っていうのができるので、ま、それを応すれば、ま、高齢者施設 うん。 ま、なぜ高齢者施設に注目したかというと、ま、いわゆる介入、ま、政策ですね、経済を高くするためにはハイリスクの人を対象にした方が経済上がるんですね。 で、ま、ま、1 番ハイリスクな人っていうのはやはり高齢者 施設に入ってる入居者ということで、ま、え、ま、どのようにその予防するかということで、ま、これはもうコロナが始まった 2020 年からずっとあの全国で問題になっていたんですが、ま、いろんな自治体、ま、日本の厚労者もそうなんですが、ま、高齢施設のスクリーニング 10で国が補助金を出すということで、 ま、いろんな施設であのスクリーニング やたわけですね。公言検査でね。はい。 ただこれずっと陰性が続くとですね、あの一部の議会などでこれ医療費の無駄じゃないかという批判を受けるんですね。 で、その批判を受けると、ま、予算があの縮小されて、ま、実施が減って減ると今度これ設てクラスターが次々で起こると 検査してないから今度は流行り始めたらいつ流行るかわからないから。 そうですね。 次は、あの、非常に大きなあの、 影響が感染者が爆発するという、ま、これを繰り返していたので、ま、要は、ま、もちろん感染レベルが高ければ、ま、毎日全員に高原検査をやった方がいい。 ただ低ければやらなくていいって言うんですけど、その高い低いのその境めですね。生地をどうやって 確かに今流行ってるのか流行ってないかっていうのは検査すれば分かるというけれどもじゃあざっくり今どうなるのかってとかまず分からないと検査のこの使用もないっていうか そういうことになるわけですね。 そうですね。 ま、その点、ま、先ほど北島先生もおっしゃったように、下水の場合は対象者があの、 100万人でも、あの、1 人でも、あの、サンプル1つで そうですよね。 できますので、ま、コストが安いので高齢者施設で下水を取って毎日 1 回取ってそこでウイルスがなければもう高原検査はいらないと、ま、ウイルスがあれば、ま、もう確定診断のために PCR検査までやるという やがいですよと というので、果たしてそれがあの経済学的にペイするかという研究をしたのがはい。 で、この、ま、あの、アメリカの CDC が出してるジャーナルで非常に影響力があるジャーナルに幸いされまして はい。 ま、私が知る限りでも、ま、下水サーベーランスについて最初の経済評価論文になりました。 お、実士で初めて そうですね。さ、経済評価については先生のこの論文が はい。 で、これ、あの、何を計算したかというと、ま、そもそもこの単独施設で下水サーベレーションをやるためのいわゆる損益分岐点ですね。 ああ、はいはいはい。 それ例えば入居者数 80人とか人件費、ま、コストが 20万円未満とかですね、 ま、いろんな分岐点を計算したんですが、ま、最終的な結論としてはですね、実は単独の施設でやるとなかなか経済的にうん。 え、が生徒化するのが難しいということで、なぜかと言うと、やっぱり地域全体で、ま、人口 100万人あたりで、 え、500人とか1000 人を超えたレベルで、 え、高原検査をやった方がいいんですが、で、それを分かるためには、あの、単独施設でやってもですね、施設入居者が、え、少なくとも 1000人から2000 人必要なんですね。ただ日本の高齢者施設って、 ないですね。生500 人ぐらいでほとんどが100 人ぐらいのレベルなんで、 これでは単独でやっていては、ま、経済効率が悪いということで、ま、あの、下月下水処理上だと、ま、通常 30万人、大きいところで100 万人以上の人口をカバーできる。 大体あれは処理上ってのは大体数十万人単位に 1つぐらいの感じなんですか? 大都市では数十万人ぐらいですね。で、大きいところだと東京とかだと大きいところで、ま、 100万人超え、100万人。じゃあ、1 か所も下水処理上のうんちを調べただけで 100万人分が分かると はい。はい。はい。 それぐらいの代表性があるサンプルが取れるということですね。はい。うん。で、ま、そちらでやった方が良いだろうとこで、ま、それをやった時の、ま、どれぐらいあの弁疫というか、あの、経済的な利益か というのが、あの、今年、あの、あの、 6月に、え、出した論文、 論文で、で、これも掲載されたと はい。そうです。 いうことですね。 はい。 で、もうよいよこのことについて、まあ、オープンに話していいということになっていたということですね。 はい。 で、結局こういう経済をじゃどのくらいのものかっていうことを、え、突き進めていくと早く検知できた場合、それが 1週間前、2週間前、3 週間前である場合、もちろん早ければ早いほどいいわけなんですけれども、それぞれ、え、準備は、あ、 [音楽] 4週間後でそれぞれ 5億21億58.1 億円と推定されたということなんですよね。 ま、4 週間の期間ということですね。はい。ですから、ま、感染レベルが、ま、 4週間ぐらい高いレベルが続けば あ、続いてる間でこ、 その期間4 週間の間で、え、ま、少なくとも 5 億円、ま、日本全国レベルですが、あの、え、大きければ 58 億円と、ま、この開きがあるというのはうん。 え、これもあの、ま、仮想的なあの、ある一程以上そのうん、 え、感染レベルが上がるとですね、え、ま、自治体がその市内とか県内の高齢者施設にですね、え、高原検査のスクリーニングを始めてくださいという、ま、警報を出すという [拍手] はい。はい。はい。 で、この警報を出すためのあの基準として、ま、感染者が増えてるっていうのは、あの、今すでに、え、症状があって、熱があって、咳があって病院に行く人は、ま、診断のために必ず検査しますよね。 で、その検査をして病院の検査とで要請者を集める、 集計するデータっていうのは、ま、これはずっと継続して日本もやっていますので、ま、それを元にうん。 高齢者施設に警報を出してもいい。 うん。 ま、それも可能なんですが、ただ追加的に使うことでその報を出すタイミングがですね、ま、 2週間、ま、少なくても1週間、最大3 週間ぐらい早くなると なるほど。 はい。ということですね。はい。 じゃ、それだけ早く出せれば早く対応できるわけだから 早く検査なりして早く要請の人は少しずつその隔離していくと。 そうですね。 ですから早期発見だと早くあの隔離できるし治療も開始できる ということで、ま、あの医療費も削減になりますしなくなる方も減るということで、 これは58億円というのはその 4週間こう流行がついてる間としての はい。 免疫ということですか? そうですね。 え、ま、実際あの感染はもうあの 4週どころか8周とか12 週とか、ま、そういう長さで持続くことが多いですので、え、ま、別にこれは年間で 58億というより、ま、1 回の波でおそらくあの 8周とか10 周ぐらいは高いレベルが続きますので、 ま、これはさらに2倍、3倍です。 1 つ、1つの山で大体そのぐらい そうですね。これ2倍から3倍から 100数十億とか200 億とかっていうぐらいの 免疫はあるでしょう。これ全国で はい。全国ですね。 なるほど。 ということで、 そうですね、この今出ているグラフが、ま、シナリオ 1と2と3というのが うん。うん。 ま、下水サーベランスを使うことによって 1週間 あの、ま、病院のデータよりも早く感知できる。ま、要に警報を早く出せる。 ま、早法を出せるタイミングは早いほど、ま、便疫が大きくなっていて、ま、この はい。 ま、便疫もですね、医療費の削減とあと寿命延長による うん。 もの、ま、それをあの足し合わせて、ま、赤色のこのダイヤ印のところが、ま、実際の準便でうん。 ま、最大、え、4週間で58億、ま、1 つの波で、ま、1001億、150 億ぐらいにはなると思います。 うん。なるほど。 で、それをさらに、え、都道府県別でやってみたらこのぐらいですよというのがこのスライドですよね。はい。 で、ま、やはり、ま、今のところ、あの、先ほどお話があったように、ま、日本全国で実施してるのが、あの、 20箇所にも満たなくてですね。 ま、神奈川県で、え、実施しておりますが、あの、ま、自治体の首長で興味があればですね、ま、神奈、東京であればこの 4週間で、ま、3億円、ま、人口が 1番少ない鳥取県でも、ま、 800 万円の免疫があるということですので、 ま、あの、ま、この、え、都道府県ごとに出したこの便疫もあの、公表しておりますので、 え、ま、そちらを見て、え、ま、自治体の首 ま、議会が興味を持っていただければと思います。 うん。なるほど。 で、この実は検査方法アメリカやヨーロッパでは非常に普及してるということなんですけれども、どうも日本では遅れてるということなんですが、平島先生、これなんで日本ではこの検査の仕方が変り見られなかったんでしょう。 あ、はい。 えっと、まずどれだけ日本が遅れているかていうことをですね、示すデータをご説明したいと思うんですけれども、あの、こちらに示している図ですけれども、これ翌軸に GDP を取っていまして、国のですね、国の GDP ですね。で、縦軸が、あ、下水サーベランスが実施されている下水処理上の数を示しています。 ですので、え、右下にプロットがあるとですね、え、ゲス、えっと、 GDP の終わりにですね、え、あまり実施していないと。 うん。 で、え、左上の方は GDP が低いのに実施しているというようなことになって、右下が消極的、左上が積極的という風に見れるんですけれども、日本はですね、かなり右下の方にありまして、 え、GDP としては、ま、世界で、ま、トップレベルにあるのにも関わらず実施されてるゲス処理上の数というのは 20にも満たないということでですね。 なるほど。 え、ま、欧米含め、え、その他のですね、海外諸国から比べると、ま、かなり右下にプロットが寄っているということはお分かりただけるかと思います。 で、他の国々見てみますと、ま、大体ですね、え、先進国、欧米の先進国は、ま、 200 を超えるところにありますので、ま、日本もですね、 GDPのレベルから考えますと 200から400 処理証で実施するのが望ましい。 うん。 これ北島先生そもそも下水サーベーランスという考え方自体は はい。 どのくらい前からあったものなんですか? そうですね。あのこの考え方自体はですね、ま、 2000 年前後ぐらいからありまして、元々敵が進んでいたのがポリオですね。 ポリオ。あ、麻痺。 麻痺のウイルスですけれども、このポリオの世界のにおける撲滅の時にですね、え、ポリオが流行ってないことを確認するために、陰性明のような形で、え、使われたというのがウイルスについては歴史的な経緯として初めての適用例ですね。 これウイルスというと我々反射的に今はコロナとしか思い浮かべにくいんですけれども実は例えばコレラだとか あ、その他の感染症、ミングレスだとかいろんなものありますが全ての感染症ウイルスに対してこれは聞くということです。 はい。これはですね、下水に排出されるような特性を持ってるウイルスですと有効だということは分かっています。 ですのでポリオで始まってその後ですね。ノイル数はあの下痢を起こしますのではい。はい。はい。 ですので、ま、便の中に出てきて、え、下水処理上にも到達するということで、ノルエウイルスについて実は私、あの、もうこの下水サーベーランスコロナを始める前はですな対象ロウイルスだったんですけれども、実際ノロウイルスについてもこれは有効だっていうことはコロナ前から分かっています。 なるほどね。あれも辛いですもんね。ノイウズのあの中の痛いてね、もう運営したいっていう。 はい。そうです。 なるほど。そういうのに有効なのが 分かっていた。はい。 そして、え、欧米は早めにそれを、 そうですね、 実化していって、そうですね、 取り入れて、今回のコロナでドーンと増やして、どしたと。で、日本ではやはり、ま、あの日本は欧米に比べると臨床検査が非常に充実していて、 あの、データを比較的取っている国ではあるので、え、そういう意味でですね、他の感染症サーベーランスが充実しているので、ま、ゲスインサーベーランスが遅れていたというような面はあります。 はい。 あの、ゆ先生、やっぱり日本の医療会って 新しいものが入ろうとするとなかなかそれ に対してですね、こう拠 、え、帰得権をですね、持った方々なんて もいらっしゃるような気がするんですけど も、そこら辺の抵抗みたいなのもやっぱり あるんですかね。 ま、日本が特に強いとも言えないんですが、ま、どこも、ま、医療っていうのは、ま、アメリカが例外ですけど、大体会保険で国があの財政、ま、財を握っていますので、 ま、どうしても渋いと、ま、アメリカがこういうのが早いっていうのは 1 つは、ま、民間の医療保険というか、ま、 保険者も民間で、 ま、財政が比較的金はさらに実はアメリカ研究費が非常に大きいので、あの、研究としては限りなく実装に近いものが アメリカは進みやすいというのありますね。 うん。なるほどね。で、日本の場合は、ま、なかなか他にも検査方法があるっていうようなことで取り入れられなかったと。 ま、1つの理由ですね。はい。はい。 なるほど。他にも何かありますか? 他の理由としてはですね、これはやはりあの動き始めですね。 あのはかなり感染者が増えたんですけ本は感染者を低く抑え込むことが成功したので 実はこれ下水サーベーランスを実装するのが難しかったんですね。ですので私先ほど 2021年の年になってようやく あの感度の高い方法を 開発したという風に申し上げましたけれども欧米ではですね法を開発しなくてもそもそも感染者数が多かったので なるほど。え、ま、感度が100倍、 1/ぐらいの方法を使っても当時検出できたんですね。 あの、100 倍ぐらいあの感染者がいたのではい。 日本はやっぱり第1、第2 波の頃は、ま、国として感染症をやっぱり抑え込むことに成功していたので 我々としては実装するのが難しかったというところがあります。 なるほどね。 はい。で、え、実際にそうした非常に 少ないとはいえもその中でやっているのが この神奈川県の 実際の水液調査ということで、これはもう 本当にこの神奈川県の中で実際のこの 思考実践という形でこれやおられるとこ ですね。はい。 ま、あの、簡単にご説明しますと、ま、実際 2箇所の下水処理上で行ってますが、ま、 1つの処理上でカバーしてる人口が 120万4万人、もう1つで54 万人ですから、ま、合わせて約 180万人。 うん。 ま、神奈川県の人口の20% ぐらいはカバーできているということです。はい。で、こちら、あの、 2021年の11 月からずっと継続して行っております。 あ、つい最近までですね。 今年は現在までこのデータ、あの、全て神奈川県長のホームページにも公開しておりまして、 え、ま、横軸がですから 2021年の11月から今年の7 月までで、 はい。はい。 え、縦軸のこの左のこの緑色のカーブが下水中のあのサーズ個物、ま、コロナのウイルス、病原体のウイルス濃度 で、この赤の縦のバーがですね、え、前数調査をやっていた時の 1日あたりの新規感染者数ですね。 で、この相川域、ま、人口 180 万人ってどれぐらいたかというと、ま、多い時で、あの、もう実際あの 1000人、1日1000 人を軽く超える、ま、3000 人近くなってるんですが 途中で赤いこのバー、収のバーがなくなってるのは、あの、ご類に行こうしためにね、 2023年の5 月からデータがないんですが、これご覧になってうん。 あんまはっきりしてますが、ほぼ同じようなレベルでね、重なってますね、これは。 ええ、そうですね。非常に相感が高いんです。データ赤色。 が出たがでなおかつ緑のカーブが少し左にずれてるっていうのは分かると思います。 で、これはやはりあの実はコロナの場合、あの症状が出る前からあのウイル ウイルスが踏便に出るので、ま、それもあってあと、ま、症状が出てから病院に行って、ま、それが公評データになるのにあの 1週間から2 週間ずれがあるので、ま、緑色のカーブが左にずれてると、 あとさらに左から2 つ目のところ緑色のカーブがかなり上 飛び上がってますね。 ですから、これはウイルスの濃度が課題評価してるのか、ま、いわゆるこのうん、 臨床検査が過小評価なんですが、これおそらく過小評価なのでしょうね。 というのもこのあの2022 年の時の夏ですが、実は大学病院クラスでもですね。 え、検査機、PCR の検査の機会はあるんですけど、試役がない。 うん。 ああ。ああ。 でもで、あの、検査会社が、ま、そういうところは機械もあるし、市役もあるんですけど、スタッフが感染して出てこれないとことですね。 ま、かなり追いついてなかったですね。検査が検査が追いついてないので、あの、この緑のカーブが上に行ってるようですが、ま、もし前数調査があ、十分なキャパシティがあればもっと赤いのが上になっています。 これそうするとですね、5回以降はもう 完全にその停点観測みたいな形で決まった ところでしかチェックしてないじゃない ですか。ということはこの赤いような前数 検査的なものがなくなったということは そこが空白にはなってるけれども実際は この赤がそのままその後もずっとついて ことですよね。 おそらくあの緑色のカーブのピークはあのうん、 同じようなピークレベルですし、波自体のあの幅も同じぐらいですので、ま、大体年に 2 回ですね、ま、民族大移動するのがお盆とあの年末ですので、それに合わせて大体ピークが来るというのはそうですね。 あの、現在まで続いて 半年ごとにこう来てるわけですよね。そうするとこの夏も来る可能性 [音楽] そうですね。今もう少しずつまた上がり始めてます。 まだ完全に上がり切っていませんがはい。はい。こちらのスライドはい。北島先生から そうですね。あのこれを見ていただけるとですね、あの緑のカーブ、これ、ま、下水中のウイルスノートですけど、これはあのピークを見ていただけるとほとんど変わっていないということが分かると思います。ここで赤のカーブで示している停点把握で報告されている感染者数ですけれども はい。 どんどん右肩下がりでくがっています。 はい。 で、これ、あの、冒頭に申し上げました通り、下水の方はあらゆる人から出ているウイルスの濃度をウイルス量を反映していますので、ま、こちらが、ま、真の感染実態を反映しているという風に考えられます。うん。 ですので、ま、これから言えることはですね、真の感染者に対して、え、表に出てきている報告感染者が下べしているということを裏付けるデータです。 ですので、まあ、今身の回りあまりコロナの感染者が出ていないように日常生活していると感じますけれども、下水のデータを見るとそうではなくて感染レベルというのは、あ、この前からですね、あまり変わっていない、 変わってないということですね。はい。 これで私こうちょっとこう怖いのが、 あ、1 番右のこの山を見てみるとこれ赤い実際の患者報告数かなり低くなってますよね。 これは、あ、症状が楽になって、あ、病院にかからなくなった人が増えてこういう風になっているのか、あるいは同じようにやっぱり症状は悪いんだけれども、それを我慢して、え、病院にかかってない人が多いのか、この辺はどうなんでしょうね。 これはですね、両方あると思います。 1 つはあの変異株がどんどんあの変わっていますのでうん。 え、ま、1 つの可能性としては病性がない方向に変異しているっていう可能性。それからすに感染しして免疫ができて感染はするけれども重症化しないとかですね。ワクチンを売ったので重賞化は防げてる。でも感染はしてウイルスを出すっていう方もいるという風に考えられます。 で、あとは、ま、感染してもやっぱりあのコロナ自体に関する対する社会全体の関心が下がってますので、 ま、熱が出てもですね、あとは喉が痛くなっても、あの、ま、あんまりもうお医者さんに行かないという増えてきているという風に考えられます。複合的な要因で 感染者が下ぶれしてるだろうという風に考えられます。はい。 なるほど。 これもしそのちゃんとこれ補くすればもっと上に上がるとすると 実はそれはもう本当にいないことにされている患者っていう可能性もありますよね。 あると思います。はい。 うん。 あの、例えばですね、あの、釣化死亡なんていうことがですね、コロナの感染がこの始まっていよく話題になるんですけれども、要するに、あの、ある程度このぐらいの方が年間なくなるだろうっていうこの予想値に対して、え、それよりどのくらい破れの人がなくなってるかっていう話で、え、その調べ方もですね、感染、国立感染症研究所のやり方は何かこうナが始まって以降のデータをベースにして以降の年もやっているからどうも過小してるんじゃな かというような見方を東北大学の医学部の 先生たちがですね、質問としてぶつけたり なんかしてるんですけれども、これどうな んでしょう?全体的に見ると優先先生 やっぱりコロナのこの方々の数の実際より もかなり少なくこれは評価されてるのか どうなのか。 そうですね。その可能性が高いというのは、ま、あの、一連の論が出てまして、ま、ランセットに出た論文が 1 番有名なんですが、ま、それによると日本実は 6倍ぐらいいたんではないかと。公評、 そうです。公表してる数よりもなくなった方が 6倍。 今13 万人とか言ってますよね。公式にはそのぐらいの数。それでなおかつ 5類以下以降に4万4000 人ぐらいなくなってるなんて言ってるんですけれども、それよりも 6倍 いや、ま、可能性です。 ま、少なくとも、ま、あと別のこの小だ先生のあの調査では、ま、交代をきちんと測ってますのが、これだと 4 倍ぐらい少なくと、ま、感染者はいたということですね。 なるほど。じゃあ亡くなってる方も実は 13万人どころではないぞと。 そうですね。あの、交代検査がの同じ比率であれば隠れてるなくなった方 3倍ぐらいいるということ。うん。 なるほどね。これも感染実態ということを捉えようと思えばやっぱり下水サーベランスだとこういう風に分かるということですね。 そうですね。 ま、やはりもうコロナの経験を経って言われてるようにですね、ま、このサーベランスというのも重的なサーベランスが必要だと考えられます。 そういう意味では、ま、この下水サーベーランスで全体の感染者数の推定値を出してそれと実際に報告されている方の日がどう変動してるかっていうことを把握することでですね。うん。うん。 え、今のウイルスの、ま、病性ですとか、あとは、ま、人の受信行動とかですね。 そうとを把握できるっていうことが、ま、つの、 あの、この下水サーベーラスの今後の使い方だと思います。 やっぱり下水サーベーラスで掴むウイルスのこの感染状況っていうのが非常に基礎的なデータとして使えるということですかね。いろんな対応をしていく上でまずはこれを見て今どうなのかっていうのを、 ま、言ってみれば現在値がどこなのかみたいなのを知るためのはい。 保事みたいなもんですか? あ、それ通りですね。はい。 うん。思います。はい。 なるほど。 ではこれを使ってやるとして今後の課題は何でしょうかということなんですけれども、え、まず優先生から、 ま、あの、これ、これもすでに神奈川県で行ってますが、ま、コロナ以外にもあの、季節性フルエンザですね、これもあの実施してまして、ま、このグラフで見ると、ま、オレンジ色があの停点あたり、ま、医療期間から出される数ですが、ま、緑色がこれは下水中のインフルエンザのあの、ま、 A型、B型ありうち、ま、A型ですね。 青色がB 型ということで、え、ま、このシーズンですね、去年のあの冬からの季節性インフルエンザ、ま、 10年に1 回というぐらい感染者が多かったんですが、ま、それについても、ま、非常にあの相関性の高いデータが出ているというので、ま、インフルエンザも継続していますよと、 え、公表してます。はい。あともう 1 つ非常に重要なのが、あの、先ほども、ま、お話が出ましたが、この下水中からうん。 取れるサンプルからですね、え、あの、え、遺伝子解析もできますので、変異株の解析ということで、ま、先ほど出た、ま、アルファベタデルタとかですね、ま、オミクロン、オミクロンとかこれ何が大事かというと、この株が変わるとですね、ワクチンを変える必要がある。 さらにやっぱ治療法も変える必要があるかもしれないということで、 え、どのようなあの変異株が今流行っているか、 これもあの臨床検態では日本も継続して取っているんですが、やはり感染者今でも あの神奈川県だけでも1000人どころが 1万人単位の感染者が1 つの波で出てますからそういった時にですね、 実際取ってる検態が生ぐらいしかないんですね。 あ、ということは、あの、代表性が非常に低いので、え、本当に新しいこの株が出てきて、それが うん。 どのタイミングで増えたかっていうのも やはりこの下水であの変異株の解析をすべきなんですが、ま、残念ながらこれを継続して公表してるのもこの神奈川県 1箇所ということで ああ、 アメリカは非常に大規模にやって、ま、この結果を元に新しいワクチンの開発、ま、フリーワクチンの供給もう止めないとダメなんですね。 うん。そうですね。あの、今日の日経新聞だったかな。 あの、ワクチン関係の医薬品、これをですね、え、すごい量もう廃棄してしまって、え、 [音楽] 2200 億円ですかね、その分のコロナ薬ってのを捨ててしまったっていう話があるんですけれども、その辺もこれが分かっていればどのタイミングでどれを仕れとけばいいかというのことも見えてたわけですね。 はい。 おっしゃる通りで実際ですからもうアメリカがすごいなも今この変異も今出てるこれの 4 週間最先の予測でやってるんです。そうするとワクチンの供給 うん。 分配分の予測でつくわけですよ。日本はそういう意味でもあの立ち遅れてますね。 はい。 はい。あとすいません。 ま、簡単にお話したいんですが、ま、そもそも、ま、日本で進まない理由の人 1 つして、ま、お金がないという財源がないというつものお話なんですが、ま、そもそも最終的にこの、え、税金で実施してるわけですから、農税者そのものにですね、直接あの、こういう下水サーベーランスにいくらお金を払って良いですかという調査、ま、欧米ではよくされてるんですが、ま、私があ、ま、行った研究の紹介をしたいと思います。 で、え、ま、この調査によるとですね、え、 1世帯あたり、ま、中央地で 800円1 年間にこの下水サーベーランに払っていいと。 ま、この800円を全世帯に、 え、け合わせると年間 450億円 ぐらいは払っても良いと。 で、一方ですね、え、ま、日本のあの収要な書をカバーする下水サーベーランスの費用が年間 30億円ほどかかりますので、この 30億円より明らかにこの45 条件が大きいので、 たくさんお金が そうですね。ま、これぐらい出しても一応これは政策的なエビデンスになるということです。 なるほど。こういう尺度もありますよということですね。お金の使い方で。 はい。 で、国際空港での下水サービス。 こからはい。 そうですね。うん。 あの、これが最近注目を集めている下水サーベーランスの新しい使い方というにも言えるかと思います。 ま、あの、コロナもそうですけれども、ほとんどの病原体、新しい病原体がですね、海外から入ってきます。日本で生まれる病原体というのはそれほど多くなくてですね、大体海外で発生したものが日本に入ってくると。 そう考えますと、お下水を空港で取ってですね、その空港の下水を調べることで日本にどういう感染症が入ってきているかっていうことをモ的に調べることができるだろうと。 で、空港でももちん行われていますけれども、その疫の検査というのはいわば、まあ、抜き打ち検査のようなものになってしまっていて、全員をもちろん調べることができませんですけれども、下水はですね、先ほど申し上げたような理由でほとんどの人がですね、ま、ある程度長い いだとですね、え、ウイルスを出しているだろうという風に考えられますので、ま、様々なウイルスを調べることでですね、え、日本に入ってくるウイルスを また他の病原体もそうですけれども早めに察できるんじゃないかと。 これそ右水際対策の一て感じしますね。 対策にはい。貢献できる取り組みだという風に思っています。 で、実際どのような病原体が今検出るかということですけれども、ま、こちらに上げているのは今我々の研究室ですね、 あの下水から検出ができる病原体こちら上げていますけれども、下水処理上、個別施設空港、ま、どの適用先であってもこれだけいろんなですね、 え、病原体が今検出できるようになってきていて、先ほどご質問にありましたけれども、どういう病原体が検出できるかっていうことですけ、 もこれらのウイルスまた最近ですね、下水中に排出されるっていうことは分かってますので、え、調べることができます。呼吸系のウイルスはかなりオープのウイルス。それから特に最近うん。 ニュースになっているのが100 日ですね。 100 日もこれあの中国で、え、感染者が増えて特に薬剤体制の薬日が今あの問題だという風に言われてますけれども 薬が効かない。 薬が効かない上限ですね。 で、この100 日税も下水から検出できるっていうことが、ま、最近我々の研究で分かってきていますし、 え、長系の病原体は先ほど申し上げたように様々なものがですね、え、検できます。それから最近は Mポックスウイルスもですね、 M ポックスっていうのはいわゆるサルトですね、 サル島も下水から検出できるとことが分かってますし、電狗ウイルスとかまさにあの海外から入ってくることが、ま、これだけ熱いとですね。そうですね、アフリカとか東南アジアとかですね。 元々熱帯で流行っている熱帯感染症ですけれども、やはりこれだけ熱いとですね、熱体感染症が日本に入ってくるリスクっていうのもかなり上がってきているということですね。ま、あとは HIV とか倍毒とかですね。ま、青感染洗症関連、これはもうあの感染症の質上なかなか表に出てきにくい いい感染症ですけれども、このような感染症もですね、下水サーベーランスで調べることができそうだていうことも分かってきています。 なるほど。 これは本当にこう転先の杖じゃないですけども、 あ、かなりのこの種類の そうです。 感染症をこれ、え、検知できるということですね。 [音楽] はい。 分かりました。で、下水サルベランスから国内の状況としては今後色々な手を打っていこうということにはなってるわけですか? そう、そうですね。はい。うん。 あの、国としてもですね、やはりこの下水サーベランスの重要性にはですね、あの、ま、認識を深めておりまして、様々な取り組みが現在進んでいるところです。 ま、例えば新型インフルエンザ等対策、政府行動計画にも下水サーベランスが始まって色々やってるぞと はい。書き込まれていますし、様々なですね、取り組みが今、あ、国 の中で、え、厚労省、国交省中止にですね、あの、進められているところです。 なるほど。 これはやっぱりあれですかね、優先生、こう自治体の人たちだとか都道府県の人たちにはやっぱり特にこれ注目して欲しいという ね。やはり自治体からも是非あの厚労省とか中央政府にあの強い要望を出していただきたいと思いますね。 うん。うん。 やっぱりこうあとは日本でこれを普及させるためにま、コストパフォーマンスっていうことを研究されて、そして実際の技術はこうですよということでこう裏されてる。 [音楽] わけなんですけども、1つこう日本の場合 こうコストパフォーマンスをですね、え、 特に医療の世界でそれを強調しようとする と例えば薬やなんかのですね、コスト パフォーマンスのチェックってのも最近 流行ってます。えー、ついこな間だもあの 認知症の薬でですね、え、歴っていうやつ ですかね。あ、天滴でやるやつで、え、 非常にこう成り物入いでですね、え、しょ 、承認された薬だったんですけども、どう もこれが、あ、言ってるほど効かないぞと 。で、しかも高いすぎるぞということで、 え、厚労省関連の研究機関のチェックが 入ってですね、値段を15%下げなさいと いう風な、あ、こうチェック結果が出たと 。そうするとAというあの制約会社はです ね、それ開発してるもんだからもうすごい 勢いでですね、もうそれに対してのですね 、反論をするわけですよ。そうするとそれ に周りのあの 制約系の俗議員が動いてですね、え、話を こうひっくり返そうとしたりだとか、ま、 非常にそういうとこがあるんですよね。 この帰得権みたいなものはどうなんですか ね。 ま、やはりその利益の相にならないように、ま、あの、できるだけ政府がデータを集めて、ま、特にもう、 あの、かなり多くの患者さんに対して実施した場合は政府がデータを集めることができますから うん。 そういったあの利益の相送犯がない。ま、制約会社から研究費を直接もらっていないとかですね。そういう方が中立的な立場からやるのが、 ま、世界的な調流ですので日本もやはりそこあのうん。 ま、ルールを確立した方が良いかと思います。 そうですね。医療のコストパフォーマンスってのは非常にこれから日本も医療費がものすごく膨らんでいるので、え、大事になるのかなという感じがしますですよね。 ま、そのためにはこの下水サーベーという ですね、え、非常にこの有効で、え、早く 分かって、え、しかも、え、その正確で、 え、そして安いと早い、安い、うまい。 まるであのどっかのね、なんかみたいです けれども、でもそういう風な、あ、 ウイルスの検査方法です。え、今日はお2 人の先生方、どうもありがとうございまし た。ありがとうございました。 [音楽]
 
 のど元すぎれば〝コロナ禍〟忘れ、毎年、夏と冬に流行の波は拡大。国が、23年5月、新型コロナ感染症をインフル並みの「5類」にし、対策を緩めて以降、4万4千人以上がコロナで死亡している。そこで感染の流行を数週間前に予測し、拡大を抑える「下水サーベイランス」をご紹介。ヒトの糞尿にひそむウイルスを下水から検知し、早めに高齢者施設など感染症に「弱い」施設や地域で対策を講じれば経済効果も大。下水サーベイで、3週間前に早期検知すれば、その効果は58億円! 専門家が技術と経済効果を解説する。
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 番組中で紹介した下水サーベイランスの経済効率を評価した最新論文について、2025年6月23日に出た早稲田大学の和文プレスリリースは以下です。
 東大工学部、早稲田大学、神奈川県立保健福祉大学が共同で出したプレスリリースは以下です。
 https://www.kuhs.ac.jp/cip/att/03123_39273_010.pdf
 上記論文の補足資料の一部、主要都市・47都道府県ごとの下水サーベイランスの便益の日本語版へのリンクは以下です。
 https://www.kuhs.ac.jp/cip/att/03123_39275_010.pdf
番組中で紹介した下水サーベイランスに対する納税者の支払い意思額を調査した論文の、2024年に早稲田大学、神奈川県立保健福祉大学、東大工学部が共同で出したプレスリリースは以下です。
 https://www.kuhs.ac.jp/shi/att/02634_32491_010.pdf
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