中学生 熱中症犠牲から2年 両親がリーフレット
写真の中で優しく微笑む女性島奥葉さんです。 全国10 歳。うん。そん時もあの秋の宮様にスピーチしたみたいでだ。もう全然緊張しなかった。 妹のね、面倒はうん、見てくれて時には厳しく時には優しくそんな感じのね、しっかりした長でした。 当時米沢市立第 3中学校の1 年生で将来は地元の豊かな自然に関わる仕事につきたい。そんな夢を抱いていた 13歳。 あの日もいつもと同じように帰ってくる はずでした。 元気に学校に出かけた当該生徒さんを 無事に返すことができず 言葉もありません。 昨年7月28日、 お葉さんは米沢市の国道121号の森面に 倒れている状態で発見されました。 部活動を終え自転車での帰り道でした。 知らせを受け現場に駆けつけた父直さんは 当時をこう振り返ります。 ま、顔も赤かったし。 そうですね、やっぱりちょっと足とかにも ちょっと火傷みたいな形で多分 アスファルトにあたってちょっと焼けたの かなっていう後はありました。 発見された午前11時頃の米沢市の気温は およそ32° 自宅まではあと1.8kmの場所でした。 搬送先の病院で懸命な治療が続けられまし たがその日の午後9時49分さん は熱中症のため息を引き取りました。 声かでも全然反応ない状態でで、それで やっぱりなんか本人がちょっとスーって涙 が出てきたんでした。 やっぱりそう考えると本当に マサ川の出来事だったので本人もやっぱり 悔しね悔しかったんだろうしちょっとねむ してごめんなさいっていうのをやっぱり それが1番やっぱ感じて これから先同じことが起こらないように 両親は市の教育委員会に働きかけ、熱中症 対策を呼びかける独自のリーフレットを 作りました。 タイトルは音派リーフレットです。 派っていう名前をこう公開するっていうところで勇気のある勇気のいることだったのかなと思うんですけれども はい。 それどうでしたか? まあ2 年経つんですけどやっぱりちょっと忘れて欲しくないっていう気持ちが 1番ありましたの。 表紙には母育さんが描いた剣道木姿で 微笑むお葉さんのイラストが そして熱中症対策もイラスト付きで分かり やすく紹介されています。 こちらのイラストを書いたのはお葉さんの 母米沢さん中の前行生徒です。 事故から2年。学校には 3 年生になった葉さんの机が今も教室に残されています。 お父さんと一緒に熱中症っていう ものに対してこうみんなで気をつけて いこうという風なそんな気持ちをこう みんなで確認しながら 山中をこう発信源にしてみんなとこう考え ていきたいなってそんな 思いでこの事故教訓に教育現場で熱中症 対策が進められています。 米沢市では全ての小中学校の体育館に スポットクーラーを設置した。他、ここ 米沢中を含む3つの中学校には厚さ指数を リアルタイムで計測し、情報を共有する システムを導入。 国外の授業が可能かなどの判断材料として 活用しています。 ハード面の整備が進む一方で熱中症の予防 には生活習慣や水分補給のタイミング など個人の意識や日頃の心がけも欠かせ ません。 1番優しい柔らかい 温かい雰囲気のリーフレットになったなと いう風に私は考えています。小さい 子たちからおじいちゃんおばあちゃんまで みんなにこう見てもらって意識を高めて もらいたいなという風に思います。 リーフレットはお葉さんの誕生日に合わせ 今年6月15日に発行され、用意した8戦 部は市内全ての小中学生に配られました。 同じことが起こらないように お葉さんを思うたくさんの祈りが込められ たリーフレットは優しくしかし確かに命を 守ることその大切さを伝えています。
2023年7月28日、女子中学生が部活動からの帰り道、熱中症で倒れ、その後、亡くなりました。
あれから2年。
遺族が中心となり、熱中症対策をまとめたリーフレットを作成しました。
タイトルは「乙葉リーフレット」。
あの日、帰ってくるはずだった娘の名前がつけられました。
写真の中でやさしく微笑む女性。
島扇乙葉さんです。
「全国育樹祭に参加したとき、秋篠宮様の前でスピーチしたが全然緊張しなかったって。妹の面倒も時にはやさしく時には厳しく見てくれるしっかりした長女でした。」
当時、米沢市立第三中学校の一年生で、将来は地元の豊かな自然に関わる仕事に就きたい、そんな夢を抱いていた13歳。
あの日もいつもと同じように帰ってくるはずでした。
「部活動を楽しみにし元気に学校に出かけた当該生徒さんを無事に返すことができず言葉もありません。命を守ることができずこの度は大変申し訳ない気持ちです。」
2023年7月28日、乙葉さんは米沢市の国道121号ののり面に倒れている状態で発見されました。
部活動を終え、自転車での帰り道でした。
知らせを受け現場に駆けつけた父・直人さんは当時をこう振り返ります。
「顔も赤かったし、足にもやけどみたいな感じで多分アスファルトに当たって焼けたのかなというあとがあった。」
発見された午前11時ごろの米沢市の気温はおよそ32℃。
自宅までは、あと1.8キロの場所でした。
搬送先の病院で懸命な治療が続けられましたが、その日の午後9時49分、乙葉さんは熱中症のため息を引き取りました。
「声かけても反応がない状態だが、本人からすーっと涙が出てきたんでした。そう考えると、まさかの出来事だったので、本人も悔しかったんだろうし、無理してごめんなさいってことかと、それを一番感じました。」
「これから先、同じことが起こらないように。」
両親は、市の教育委員会に働きかけ、熱中症対策を呼びかける独自のリーフレットを作りました。
タイトルは「乙葉リーフレット」です。
「名前を公開するのは勇気が必要なことだと思いますが。」
「2年が経つんですけど、忘れてほしくないという気持ちが一番ありました。」
表紙には母・郁美さんが描いた剣道着姿で微笑む乙葉さんのイラストが。
そして熱中症対策もイラストつきでわかりやすく紹介されています。
こちらのイラストを描いたのは、乙葉さんの母校・米沢三中の全校生徒です。
事故から2年、学校には「3年生になった乙葉さんの机」が今も教室に残されています。
「乙葉さんと一緒に、熱中症というものに対して気を付けていこうというそんな気持ちを確認しながら、三中を発信源にしてみんなとかんがえていきたいとそんな思いでつくっていました。」
この事故を教訓に、教育現場で熱中症対策が進められています。
米沢市では、全ての小中学校の体育館にスポットクーラーを設置したほか、ここ米沢三中を含む3つの中学校には、暑さ指数をリアルタイムで計測し、情報を共有するシステムを導入。
屋外の授業が可能かなどの判断材料として活用しています。
ハード面の整備が進む一方で、熱中症の予防には、生活習慣や水分補給のタイミングなど、個人の意識や日頃の心がけも欠かせません。
「一番やさしい、柔らかい雰囲気のリーフレットになったなと考えています。小さい子たちからおじいちゃんおばあちゃんまでみんなに見てもらって意識を高めてもらえてれば。」
リーフレットは乙葉さんの誕生日に合わせ、2025年6月15日に発行され、用意した8000部は市内全ての小・中学生に配られました。
「同じことが起こらないように。」
乙葉さんを思うたくさんの祈りが込められたリーフレットは、やさしく、しかし確かに、命を守ることその大切さを伝えています。
【山形テレビニュース】
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