『阿修羅のごとく』映画とNetflixドラマを比べてみた

アシュラのごとく映画とNetflix ドラマを比べてみ たということで今回取り上げるのは アシュラのごとですホームドラマの最高 傑作の1つと言われている向こうダニさん 脚本のアシュラのごとく1979年 1980年にパート1パート2として NHKで放送されたドラマは4姉妹を中心 にしながら昭和の時代の家族が描かれてい ます向田邦子さんといえばたくさんの監督 が1度は手掛けてみたいと思っている脚本 家でもあってそんな彼女の傑作の1つが 今回取り上げるアシュラのごとですで そんなアシュラのごとくが2025年1月 からNetflixで配信が始まっていて 監督を務めたのはこれまでそして父になる 海まちダイヤリー万引家族などで様々な 家族の方を描いてきた小枝ひか監督ですな ので今回は小枝監督が手掛けたアシュラの ごとを原作と比べてみようと思うんですが この作品は2003年に森田義光監督に よって映画化もされていますので向田邦子 さんの書いた脚本が映画版とドラマ版で どのように変化したのか映画とドラマを 比べながら紹介していきたいと思い ます向こう田子さんが書いた脚本アシュラ のごとくは1979年にパート1として3 話がそして1980年に続編パート2とし て4話が放送された全7話のドラマになり ますそれをまず2003年に森田義光監督 が映画化しそして2025年にコダ監督が Netflixでドラマ化しましたこの リメイクした監督2人に共通しているのが 1度は向田さんの作品を手掛けてみたいと 思っていた向田国さんのファンだったこと でまそんなたくさんのホームドラマ家族 作品を描いてきた2人の監督がアシュラの ごとを手掛けたという点ですでオリジナル 版は長女加藤治子さん次女八草香さん3条 石田さん4条吹純さんが演じていて映画版 だとそれぞれ大竹しさん黒木ひさん深え さん深田京子さんNetflix版では 宮沢さん小野まち子さん蒼井ゆさん広瀬 すずさんが演じましたちなみにオリジナル 版で長女を演じた加藤はる子さんは映画版 のナレーションさらに事情を演じた八草香 さんは映画版で母親役で出演していて森田 監督のオリジナル作品への愛を感じる キャスティングにもなっていますで物語は 映画版もNetflix版ももちろん向こ 田子さんの原作をベースにしているんです が映画版が原作向こだニコ脚本ついともみ となっているのに対してNetflix版 は原作脚本向田国子脚色小田ひかになって いてちょっとした違いではありますがこれ が同じ作品を原作にしながらも2つの作品 の大きな違いになっているような気がし ますまず映画版は元々7話あった物語を2 時間弱の物語にしなければいけないという こともあって原作から省かれたエピソード がいくつかあります森田監督はドラマは 駅伝映画はマラソンのようなものと考えて いて原作をベースにしながらも映画版アの ごとくはドラマとは違うものと捉えていた そうですでその大きな特徴の1つが映画版 のコメディー的要素の多い演出のような気 がしますただそれは意図的に笑わそうとし ているよりは当事者たちは至ってで真面目 だけど第3者から見ると思わず笑って しまうというそんなシーンになっていまし たその中で女の不活えりさんの相手役を 演じた勝又役の中村指導さんのキャラは 原作よりもかなり強く描かれていてこれは 映画版オリジナルのキャラクターのように も感じるくらいかなり癖の強い人物に 変わっていましたでもう1つ映画版と原作 の大きな違いを挙げるとそれは母親の存在 だと思います原作ではかなり早い段階 オリジナルドラマだと3話目でお母さんは 亡くなっているんですが映画版では後半の 方までお母さんは生きていて姉妹に起こる いろんな場面に母親の存在があります原作 では4姉妹と父親の話がメインでもあり ましたが映画版は母親を後半まで登場させ たことで父親と4姉妹だけではなく母親と 4姉妹の関係も見ることができるように なっていましたまたオリジナル版が放送さ れた当時は女性の怖さを描いたアシュラの ごとくは衝撃的な作品でもあったわけです が映画が公開された2003年にもなると 女性が怖いというのはすでに世の中では 普通のことになっていたので映画版は女性 の怖さアシュラの部分を原作よりもより 強く描いていたようにも感じますその代表 的なシーンが大竹しさん演じる長女と桃井 香さん演じる奥さんとの間に坂道三五郎 さん演じるサハが挟まれている描写でこの シーンは女性は笑ってみることができるん ですが多分男性にとってはかなり緊張感が あるシーンになっていたんじゃないかなと 思いますある意味映画を見終わった後に 感じる感想が女性と男性で違うのが映画版 の特徴のような気もします一方 Netflix版では和数もオリジナル ドラマと同じ7話とかなり原作に忠実な 物語になっていましたコダ監督も基本は 変えていません向こうダニコファンが不満 に思う改変はしていないつもりですと言っ ています最初小田監督は一時一変えずに やろうとしていたらしいんですが向田さん の妹さんにお会いした時にどう料理しても 好きにして構いませんと言われたそうで それで監督は舞台は同じ昭和54年ですが 登場人物の女性を現代に合わせて アップデートすることにしましたその時に コダ監督が参考にしたのがグレタ ガーウィグ監督のスリーオブmylife 私の若草物語で4姉妹の次女ジが分泌業で 自立するという着地のさせ方は見事だった とコダ監督は言っていますもちろん作品の 内容は違いますがコダ監督はアシュラので も自立した女性を描こうとしていて4姉妹 それぞれが自分を肯定していく流れを ちょっとずつ太く脚色していったそうです 原作は時代もあって運命に翻弄される4 姉妹の姿が描かれていますが Netflix版では自分の力で運命を 切り開いていく強い4姉妹の姿が描かれて いて女性の怖さというよりも女性の強さを 強調している点が現代にアップデートされ 部分になっているように感じましたその 現代版へのアップデートは後半に行けば 行くほど増えてきていて特に6話そして 最終回の7話はコダ監督が追加した オリジナル部分が多くなっていたような気 がしますその中で最終話の小野まち子さん 演じる次女と元木正弘さん演じる夫の やり取りはホラー的な演出になっていて その時女が口にするセリフはコ監督が追加 た言葉で怖さと同時に原作にはない女性の 強さが光っている部分になっていましたな のでこの映画版とNetflix版には それぞれに原作と違う部分があって各監督 がこの作品で描きたかったテーマに沿って 原作を変えているわけですが実は2つの 作品が原作から変えた点で同じ変え方をし た部分がありますそれは次女の夫が言う女 はアシラだよといういうセリフで原作だと このセリフは前半に出てきますオリジナル のドラマの3話の最後に出てくるセリフな んですがこれが映画版でもNetflix 版でも物語の最後に登場するセリフになっ ていましたただこれには理由があって オリジナルのドラマは本来3話で終了する 予定だったんですが人気が出たために続編 後半の4話部分が作られることになりまし たなので本来であればオリジナルドラマも 当初は最終回の最後の部分で女はアシュラ だよと言ったことになっていたので映画版 もNetflix版も原作に合わせて物語 の最後に女はアシラだよというセリフが 来るように変更しましたそう考えると映画 版で母親が後半に亡くなったのも オリジナルドラマの3話最終回のはずの エピソードで亡くなったという流れと一緒 にしたのかなと感じられる変更でもあり ますなのでそれだけ森田監督も小田監督も オリジナルを尊重しながら自分たちの アシュラのごとくを作っていったんだなと 感じるそんな変更演出になっていまし たということで今回はアシュラのごとくを 取り上げて映画版とNetflix版を 比べてみましたどちらの作品もオリジナル の向こう田子さんの脚本を尊重しながら 2003年202年とそれぞれの時代に 合わせて主人公の4姉妹を書き直してはい ますがベースにあるのはそれぞれの時代の 女性の姿そして家族であってそれはどの 作品にも共通する部分ですなので1979 年の作品が2003年2025年と時代が 変わるにつれてどのようにアップデートさ れていったのかそして時代が変わっても 変わらない部分共通する部分は何なのか それを確認するためにも是非原作映画版 Netflix版とそれぞれのアシラの ごとに触れてみてくださいということで 今回はアシラのごとについてのお話でした

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*参考文献*
森田芳光全映画
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*関連動画*

==動画情報==
画像:映画.com
Filmarks
音楽:shimtone「Radix」

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