【金先物】本日のお取引ポイント(2025年7月28日)

皆さんこんにちは 金本日のお取引ポイントです 本日担当は 弊社商品アナリストの夏目がお送りいたします なお、 今後の相場見通しに関するご相談は、 この動画の後半にご案内いたします 弊社プレミアムオンライン取引のお客様 専用サービスとなっておりますので、ご検討いただければ幸いです それでは、金標準取引の28日付取引の流れと 本日の夜間立会のポイントについて見ていきたいと思います 7月28日、国内標準金先限の終値は 1万6044円、前日終値比 39円高と反発しました 取引レンジは 安値1万5944円から 高値1万6073円まで 129円幅でした 続きまして、夜間 立会からの動きを5分足チャートで見ていきましょう 夜間の寄り付きは 前日終値から20円高の1万6025円と やや上振れて寄り付き、序盤にこの日の高値となる 1万6073円まで買われたものの、 1万6100円台を回復できずに地合を緩めると、 26日未明にはこの日の安値となる 1万5944円まで売られました 夜間立会終盤にかけてやや持ち直したものの、 1万6000円台を回復するには至らず、前日比 11円安の1万5994円で 夜間立会を終えました 週明けの日中立会では、 10時台に一時1万5945円まで 売られたものの、週末の夜間中につけた安値 1万5944円割れを回避して切り返すと、 1万6000円台を回復 終盤にかけて1万6000円台で堅調に推移し、清算値段は 1万6044円前日比39円高で終了しました 先週末は、 日米通商交渉の合意をきっかけに、EUとの交渉においても 15%関税で落ち着くとの見通しが広がったことなどから、ドル建て 金主導で頭の重い展開となりました 足元では、トランプ政権の高関税政策を巡る 不確実性が国内外の金相場を 下支えしていたとみられ、交渉が難航すると予想されていた EUとの通商合意間近報道は、 安全資産としての金買いを後退させた模様です また、トランプ大統領とフォンデアライエン 欧州委員長は27日、 貿易交渉で合意に達したと発表 トランプ氏によると、アメリカがEUにかける 相互関税や自動車関税の税率を 15%に下げる代わりに、EUはアメリカからの 7 500億ドル相当のエネルギー購入や 6 000億ドル超の対米投資を約束しました この合意により、世界経済の不透明感が 後退したことなどから、ドル建て金は本日のマーケット オープン直後に一時3 310ドル台まで下押ししました しかし、午後にかけて 3 340ドル台へ買い戻されるなど、底堅さも見られました EUとの通商合意は 事前に織り込まれていたこともあり、下げは 限定的となった印象です また、今日明日と 米中間で通商協議が予定されていることと、 今週はFOMCや7月の米雇用統計など 重要イベントも控えているため、3 300ドル割れを一旦回避して 下げ渋っているのかもしれません 一方、ドル円においては 148円台へ乗せるなど 円安地合いは維持しているものの、FOMCを 前に明確な方向感が出にくい状況になっている模様です 今週のFOMCでは 金利据え置き予想となっておりますが、ウォラー 理事やボウマン副議長などは直近の講演で 7月の利下げを除外しない旨の発言をしているため、 今回は据え置きでも次回FOMCでの利下げの可能性に パウエル議長から言及されるかどうかに注目が集まっているとみられます また、国内では 自民党が本日15時30分から 両院議員懇談会を開いていることや、主要メディアにおいても 次期首相に関する世論調査が行われるなど、 次期政権を見据えた動きが活発化している印象です 今週はFOMC以外にも 日銀金融政策決定会合、 米雇用統計など重要イベントや経済指標の発表が控えるものの、 日本の次期政権が財政拡張的な 政策を取るとの思惑もあり、円安地合いが 継続しているとみられます 本日は ドル建て金の軟調地合いに圧迫されたものの、 ドル円が円安地合いで運ばれたことに国内金は 下支えされた格好です 続きまして、日足チャートを見てみましょう 日足チャートを見ますと、6月中旬から 下旬にかけては、中東情勢の緊迫化に伴う 急騰と沈静化に伴う 急落を挟みましたが、7月にかけて アメリカの財政悪化懸念や新興国中 銀による金買いなどが下支えとなる中、トランプ関税への警戒感による 安全資産の金額が追い風となり、国内金にとっては 円安を支援する格好で7月14日に 清算値段ベースで初めて1万6000円台へ乗せました その後は、欧米の通商リスクや 米長期金利の動向などに影響を受けながら、7月23日に1万6326円まで 史上最高値を更新し、高値圏で用いております が、清算値段ベースでは14日以降 1万6000円を割り込んでいないことから底堅さも感じます 再び史上最 高値の更新が続くのか、調整を入れるのかどうか、注目が集まります さて、今後の動きが気になるところではありますが、弊社 プレミアムオンライン取引では、さらに詳しい 1日4回の相場分析レポートをメール配信しているほか、 アナリストと相談しながら、ご自身のパソコンや スマートフォンでマイペースにお取引いただくことができます また、現在1週間お試しサービスも実施しております 実際のプレミアもオンライン取引のサービスを 体験することができますので、興味はあるけどちょっと迷っているといった方は 是非ご利用を検討してみてはいかがでしょうか 詳細はこの動画の概要欄にもリンクを貼っておりますので、ページをご参照の上、
どうぞお気軽にお申し込みください 最後に、今夜の注目材料です 今夜は重要な経済指標発表予定はございません 今日から明日にかけて 米中通商協議が行われますので、協議の行方に注目です また、日本国内の政局が ドル円の動向に影響を与える可能性も高いため、本日は 国内外のニュースヘッドラインに注目です また、引き続きトランプ大統領や米財務長官の発信内容にも 注目したいところです 以上、金 本日のお取引ポイント本日担当は夏目がお送りいたしました ご視聴いただきありがとうございました

商品アナリストが読む「金・本日のお取引ポイント」では、金の夜間立会のポイント等を、北辰物産プレミアムオンライン取引の商品アナリストがわかりやすく解説いたします。

本日の動画内容
00:00 ご挨拶
00:32 寄付から大引けまでの流れ
07:40 北辰物産プレミアムオンライン取引 1週間お試し情報サービスについて
08:25 今晩から明日未明にかけての経済指標・経済イベント

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商品先物取引は価格変動等により元本以上の大きな損失のおそれがある取引です。委託に際して委託者証拠金の預託が必要となり、最初に預託する委託者証拠金の額は商品により異なります。最低取引単位(1枚)当たり片建証拠金の額は、株式会社日本証券クリアリング機構(JSCC)が算出したVaRパラメータに基づき弊社が定めた額です。商品先物取引の取引金額(商品価格×倍率)に対する委託者証拠金の割合は常に一定ではなく、実際の取引金額は委託者証拠金の十数倍から数十倍(オプション取引を除く)という著しく大きな額になります。また、委託者証拠金は、その後の相場変動により追加の預託が必要になることがありますので注意が必要です。その額は、商品や相場の変動によって異なります。
商品先物取引の委託には委託手数料がかかります。その額は商品によって異なり、プレミアムオンライン取引においては最低取引単位(1枚)当たり片道最高1,980円(税込)セルフコースにおいては345円(税込)です。

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