吉永小百合、映画館「丸の内TOEI」最終日にサプライズ登場 高倉健さんとの「動乱」当時を振り返る

[拍手] え、皆様、え、本日はですね、丸ノ内東映 の最終営業日同の上映にお越しいただき まして本当にありがとうございます。 [拍手] 私は現在東映の7代目の社長を務めており ます吉村文と申します。どうぞ今日は よろしくお願い申し上げます。 先ほどあのスクリーンの方でもご覧 いただきました通りこの、え、丸ノ市東映 のある東営会館は1960年、え、昭和 35年にオープンいたしました。え、9月 20日がオープン日ということになって おりまして、え、最初に上映された作品が 海賊バ線という作品です。佐島監督、それ から主ár主演は大川橋さんという時代駅 でございました。それから65年間に渡り まして、ま、あの震災もあり、コロナも ありましたけれども、ここまでですね、 65年間銀座の地で映画をずっと上映し 続けてまいりました。本当にこれは皆様の ご支援のおかげということで、え、改め ましてこの場をお借りしてお礼を申し上げ ます。え、この道乱でですね、ヒ院を演じ られました、溝口カ役を演じられました吉 さんにですね、え、駆けつけていただいて おります。え、吉長さ、え、どうぞ、あの 、センターまでお越しください。 [音楽] それで、あの、吉さに、え、ご挨拶を いただきます。よろしくお願いします。 皆様、今日は丸ノ内東映の最後の日に こんなにたくさんいらしてくださいました 。本当にありがとうございます。そして このお世話になったこの丸の東映の色々な セクションで働かれた方たちにも今心から お礼を申し上げたいと思います。嬉しい です。そしてこのような形で皆様にご挨拶 できるということ大変私は恵まれており ます。今日はあのみちょっとの短い時間 ですけれども皆様と映画のことをお話しし たいと思っております。私が、え、初めて この劇場でご挨拶したのは1980年1月 15日、この道乱の初日でした。 高倉さんがその時いらしたかどうかって いうのがちょっと定かでないんですけど、 高倉さんはなかなかこういう場所にお出に ならないということがありまして、え、 その時は哲の部屋というあのテレビ番組に はご一緒に入れてくださったんですけれど 、その時いらしたかどうかでも私はこの 道乱という映画で映画作りの素晴らしさと いうのを心から感じました。1979年の 冬から撮影が始まって1年間で素晴らしい 撮影をしました。スタッフの方たちも本当 に一生懸命で。そして最後に高倉さんとの 2人の刑務所のシーンを取り終えた時に 真夜中だったんですけれども、お食事に スタッフの方たちと高倉さんに誘って いただいて、え、みんなで 検討称え合いました。 その時私はもう1度映画の世界でしっかり と仕事をしていこう。映画俳優として 頑張ってみようという風に思いました。 大切な大切な作品です。 そして1番辛かったのは命の停車場の時に コナ禍になってしまい、この東京では劇場 で映画を上映してはいけないということが 言われました。本当に悔しかったです。 そして映画館では秘末は飛びません。 スクリーンからは秘末は飛びませんという 私は過激なことを、え、申し上げました けれども、それからまた皆さんが落ち着い てからその映画も見ていただいて、え、 20本の映画のご挨拶をこちらでやらせて いただいたという ことを覚えております。なんだか 窓口で切符1枚くださいって言ってそっと 入って多分そこにいらっしゃるあの後ろの 方に座ってらっしゃる方あたりに座りあの 皆様がどういう映画の反応なさるかしら 笑うかしらそれともしんみりなさるかしら というようなことを感じながらこの劇場で 見たこと 今も忘れられません。本当に本当に素敵な 素敵な劇場でしたし、亡くなってしまう ことは辛いです。で、ここで働いていらし た皆様にも先ほども申しましたけれども心 からお礼を申し上げたいと思います。皆様 どうぞ今日はごゆっくり映画を干渉なさっ てください。ありがとうございます。 吉さん、ありがとうございました。 あの、最後でございますので、吉永さんとあの、記念の写真撮影も行わせていただきたいと思います。すいません。すいません。 よろしく。手振りお願いしてもいいす。 あの、最後に吉永さからあの、締めのご挨拶をお願いいたします。はい。締めというかはい。ご挨拶をお願いします。すいません。 今日はきっとこの空の上で高倉健さんも それから森谷史郎監督も岡田裕介 プロデューサーも皆様のこと映画のことを ご覧になっていらっしゃると思います。 映画を映画館で見るという 楽しさをいつまでも私は忘れたくないし皆 様にもまたあの違う形でこの劇場は なくなりますけれども映画館にお運び いただいて映画を見ていただきたいと願っ ております。本当に今日はありがとう ございました。 ありがとうございました。 [音楽] [拍手] それではこれから丸東営での最後の上映と なります。道乱を皆様に、え、ご覧 いただきます。え、本日は本当にあの2階 まで満員のお客様に、え、見送って いただいて本当にあの 、あのちょっと胸が塞がる思いでござい ます。え、これまで65年間本当に ありがとうございました。 それからこれからも東映画を続けて作り 続けてまいりますので是非今後とも東映の 作品をよろしくお願い申し上げます。本日 は本当にありがとうございました。 [拍手]

俳優の吉永小百合さんが7月27日、同日をもって閉館する映画館「丸の内TOEI」(東京都中央区)で行われた映画「動乱」の舞台あいさつイベントにサプライズで登場した。

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