なぜいま?Discoverを買収するCapital Oneの野望に迫る
なぜ今ディスカバーを買収するんでしょう かとキャピタル1の野望についてお話を 進めていきたいと思います。 買収額ですけれども353億ドルと日本円 にして約5.3兆円という巨額になるわけ ですけれども、これ、え、発表したのは ですね、2024年の2月19日なんです ね。ちょうどこの2月19日というのは 米国の休日プレジデントデにあたるんです けれども、米国の大手銀行のキャピタル1 がこの日を狙ってですね、国際決済 ブランドのディスカバーを買収すると発表 したんです。国際決済ブランドの一角が 買収されるということから世界中の金融 関係者の間に衝撃が走ったんですね。で、 その時点のケピタル1の自価総額が 522.63億ドルディスカバー の時価総額が311.12億ドル ということで、この353億ドル というのはですね、2024年2月16日 時点の株価ですね、ディスカバーの株価に 26.6%のプレミアムをつけたという形 になりました。ま、発表してからですね、 すぐに買収が完了するかなと思っていたん ですけれども、実は結構そこに大きな ハードルがありました。1つがバイデン 政権の大規模銀行に対する否定的な姿勢。 2つ目が反トラスト法に定職する可能性が あるという規制当局の対応でした。 ということでなかなかですね、キャピタル 1 の買収という野望はですね、途中ではひょっとしたらこれもう無理じゃないかなと思われるぐらいの領域に行ったんですね。 これ反トラスト法っていうのはあの米国の独法に当たる法律ですよね。 はい。 なので、ま、かなり決済陣としては大きな陣営になりますので、ま、この両者がくっついてしまうとちょっと競争環境的にあのどうなのかというところの懸念があって、なかなかこうスムーズには進まなかったっていうところもあるかもしれないんですよね。 はい。 はい。 で、ま、実はですね、大規模銀行合併というのはですね、キャピタル 1 もそれからディスカバーも銀行を持ってるわけですよ。 なので2つの銀行が統合することによって 弊害が出るんではないかと大規模銀行の 合併というのをですね、規制していたん ですね。で、その発表から1年3ヶ月後の 今年2025年5月18日、FRBや財務 省等の規制当局から買収を承認ということ でキャピタル1はディスカバー買収を完了 しました。やはり政権がバイデンから トランプ政権に変わったというところが 大きいですよね。で、トランプ政権になっ て、え、規制緩和、特に、ま、金融業界に おける規制を緩和しようという動きが出て きた中でですね、一気に進んだというよう なイメージですね。なんかこうイメージ的 にバイデン政権は新しいものに対して若干 こう否定的というか二の足踏むような姿勢 があって、あの、ま、なんかあるとこう星 的なイメージでしたけれども、ま、 トランプ政権の場合は、ま、あの、 いろんな見方けれども、結構 イノベーションには関用というか、なんか こう新しい競争関係を作れるんだったら 是非こうトライしてみなよっていうような 、ま、そういうところもあると思いますの で、やっぱ政権交代ていうのはこれ 大きかったですよね。はい。はい。なので 、ま、新日鉄がUSチールを買収完了 いたしますけれども、ま、これも同じよう な感じですよね。ちょうどバイデン政権 最終の時にですね、バイデンさんがあ、 禁止するという発表して、え、ま、 トランプも反対否定的だったんですけれど も、ま、粘り強い交渉のついにはですね、 え、まとめてしまったわけですけれども、 ま、それにちょっと似てる感じはしますよ ね。そうですね。はい。 で、え、キャピタル1とディスカバーが 統合することによってどうなるのかという ことなんですけども、この下の方に キャピタル1とディスカバーがグローバル 結成プラットフォームになるんですね。ま 、元々ディスカバーはそのものが グローバルペイメントプラットフォームな わけですけれども、そこにキャピタル1が 加わることによってさらに強固なあ、 グローバルな決済プラットフォームが 出来上がるということで利用者は1億人を 超えますと。で、展開国は200カ国、 そして麻数は7000万件ということに なるわけですね。 これですから、ま、あの、ま、対局的に見ると、ま、米国数のクレジットカードイシュアと国際決済ブランドがこうタックを組んだって形ですもんね。 はい。 なんでま、かなりあの大きな顧客基盤がそこにもあるというところになりますよね。 はい。 で、え、統合後の組織体制ですけれども、 まず1番上にはですね、キャピタル1 ファイナンシャルコーポレーションという 組織。ま、ここがホールディング カンパニーになりまして、その下に キャピタル1バンク、つまり銀行ですよね 。え、銀行がその下に入りますと。その ケピタル1銀行のもで今回 ディスカバーそしてディスカバーが持って います。パルスというデビット ネットワーク、そしてダイナーズクラブ インターナショナルもこの参加に入ると。 そして1番右側キャピタル1書いてあり ますけども、今までのカード一アーとして のキャピタル1ビジネスということで、 この4つがですね、このキャピタル1銀行 の下に入るわけですけれども、これはあの 、1番下は組織ではなしに、あくまでも これはブランドなんですね。それぞれ会社 ではなくてブランドが入ると、もう会社と してはもう、もうキャピタル1バンクと いう形になります。はい。ま、そこに4 つのブランドがあるってこう考えていくと分かりやすいかもしれませんね。 そうですね。相当もうばいいて豊かですよね。 はい。日本人のこう視聴者の皆さんの感覚 ですと、ま、ダイナストディスカバーは 国際ブランドとして有名で結構見る機会も あって、ま、キャピタル1は石アとして 米国大スと有名ですので、ま、これも見る 機会があると、ま、パルスというのは ちょっと後ほど出てくるとは思うんです けれども、ま、なかなか見慣れないもので はありますが、かなり強力なネットワーク を持ってるということで考えるとこの4つ がこうずらっと並ぶっていうのは、ま、 相感とこれ強いよね 。はい。一般的にね、その金融業界、特に 米国の金融業界においてはなんでケピタル 1が今更ながらディスカバーを買収するの かなと、もう本当にこの合併の効果って あるのかなと疑問する声多かったんですよ 。はい。それはなぜかって言うと ディスカバーそのものがですね、なかなか やっぱり当初の目的であるグローバル化あ が進まないとビザやマスターカードからも 引き離されていくという中でですね、本当 に価値があるのかどうかっていう声が 多かったんですよね。なので、ま、そう いう中でキャピタル1はディスカバーに 新たな自分たちがそこにパワーを注入すれ ば生まれ変わるとこの業界地図を 塗り換えることができるという熱い思いを 持って買収をしたんですね。ま、それが なかなか一般の米国の金融業界の人たちに は理解されなかったわけですけども、我々 はこれはすごく大きな動きだなという風に 思いますよね。はい。 で、ディスカバーが買収されるわけです けども、キャピタル1がディスカバーを 買収する目的は4つあります。
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Capital OneとDiscoverの歴史をひも解きながら、両者の統合でどんな化学反応が起きるのか、グローバル決済の視点から検証します。日本の決済事業者にとっても、今後のネットワーク戦略・サービス構築における重要なヒントとなるはずです。
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