『俺たちの旅』 第7話(1975年11月16日)、第8話(1975年11月23日) ※期間限定:7月27日まで

夢の旅地は小 の空と海交わってただ遠い果て 輝いたという 記 だけで ほの小さな1番にれ て消える なのです。 夢の坂道はこの模様の石畳み まゆ白い 長い壁 足跡も影も 残さないで たどり着けない山の中へ 続いている なのです。 背中の夢に 向かう小舟に あなたが今でも手をくるようだ。 よいしょ。帰ってきたぞ。はい。おめだ。おめだ。ただいま。 入った。入った。入った。 はい。ムさん。 よし。使えたな。 あれ?もう1組は? いや、意外と高いんだよな。布団な。 ええ、組買えると思ったんですけどね。 1組しか買えなかったんですよ。ちゃん だからねって言ったろ。 待って。いらね。うわあ、い いなあ。新しい布団っていうのは本当 女と布団は新しい方がいいって言うからね。ああ。よし。こんばんは。このトンで俺が寝るぞ。 だってよ。金出したのは俺だろ。この布団に 1番に寝る権利は当然俺にあるんだよ。 いや、ちょっと待ってくださいよ。ここのアパートの家人はさ、俺のアバイトのお金前にして払ったんじゃない? それがどうしたよ。 だから俺は1番最初にね、2 人に出るんだよ。 俺だってさ、食品ちょこちょこちょこちょこちょこちょこ出してるよ。 いや、とにかく俺だ。 俺だって権利あるよ。 じゃ、じゃんけしよ。じゃんけん。 よしよい。 じゃんけんぽい。 ちょっと待っ、ちょっと待って。 よし。 じゃんけ待て。 あ、 じゃ、 よいしょ。 お足りないでしょ。これ使ってください。 え、 私のね、友達が一緒だけ使ったんだけど、新しいのよ、まだ。 友達ってあのガールフレンド 当たり前です。 美人。 え、でもそれ何の関係があるんですか? いやいやいや、どうも。わざわざありがとうございました。 どうも。どうも。 ああ。あ、俺これにするから。 何? あの、新しいの使っていいよ。 待てよ。待てよ、待てよ。待てよ。 待てよ。お前 ちょっと待って、ちょっと待って、ちょっと待って。 待て、 ちょっと待って、ちょっと待って。よし、よし、よ、じゃんけンにしよう。じゃんけな、誰がどの布団を使うかはじゃんけンによって決めよう。じゃんけ これでいいからいい。ほら、ほら、じゃんけじゃんけな、なんかじゃんけにしよう。はい、はい、はい、はい、はい。 け あこでしょ。 あ、こういないね。うるさいじゃないか。 うるさいだ。うるさいだ。うるさい。 うるさいよ。 っぱからくだらないことな。意間にしてくださいよ。 もだね。な んだらお前誰に持っていったんだい? 何が 何がって 3 人のうち誰のために布団を 関係ないでしょ、そんなこと忙しいんだから撤退なさい。 はい。はい。 おいさんおはようございます。 おはようございます。 来た来た来た。おはよう。 いやあ、いい日曜日ですね。 お前は日曜日も月曜も関係ないじゃないの? 関係なくても日曜日はいい。 あさんよれよ俺の若目みたいな寝来たやつ誰?あれ? よれよれの若目。 隣の部屋の あ、 あれ浪人生 東台目指して3年も頑張ってんだけどね。 東台は狭きもんだからね。 え、いよ。うん。あの、布団、どうもありがとうございました。 いえ、 僕がめでたくじゃんけに勝ってあの人に寝るようになりました。どうもありがとうございました。 これか何ですか? はい。お田様。 あ、あの、これだけお肉半端になっちゃったの。熊田さんだけはあの、お勤めなんでしょ? こ、これかな?何が?あ、随分触るな。俺たちの倍以上あるよ、これ。 信じられない。全く持って信じられないよ。この手の顔が持つるなんてよ。 おい、男性日の基準が変わったのかな? 何を言ってるんだ?俺は会社でもかず子さんやじこちゃんにモてるんだ。それにのり子ちゃんにもモてた。今だってのり子さんは俺のことを忘れられずにも悶々としているに違いないんだ。悪いけどな。俺はお前たちとは腰が違う。キャーリアが違う。 お前らみたいな青臭い男にはない。大人の 男としてのセックスアピールが俺にはある んだ。あ、 大人の男としてのアピールね。信じあるな 。 そうだ。あの女目が悪いんだよ。が何? そうとしか思えないよな。 あ、 そうだよ。 よし、お前たちそんなに俺のことバカにするんならな、これからここで 1つの実験をしてみようじゃないか。 おお。何を? ほら、か子ちゃんがいっぱい通ってるだろ。 おお。 これからな、1 人ずつ順番にお茶飲みませんかって声かけてみるんだよ。 え、 おお、そりゃ面白い。やりましょう。 どうしよ、そんなこと。 どうしてもないよ。いい時って いい年だからやるんじゃないの? おめだ。 はい。 お前行ってくれ。 おい、行く。 俺が行きます。 おお、ちょうどいい。あそこにほら黄色いのがいるだろ。あれがちょうどいいから。おい、 行け、 行けよ。おめだ。な んだよ。あのな、何て言えばいいんだよ。 あのな、お茶を飲みに行きませんか?それでいいんだよ。 あれきたりだよ、そんなの。 素晴らしい日曜日を僕と一緒に過ごしてください。これでいいんだよ。 膝ですよ。なんかもっといいも文句ないですか?なんか ごちゃごちゃ言わないで。ほら行ってこいってんだよ。 あの、 あの、 あの、お茶 だめだよ、俺。なんかこうかっかしてた。 よし、接交代。よし。 あれ?あれ?白いの。白いの。おお。なぜか心が騒ぐぜよ。あ、何してんの? 何って?ブラブラ。 お茶飲まない?秋だしさ。 考えとく。 いや、考えとなんて言った?なんて言ったの? 考えてくれなっとこ。ほら。 いいって、いいって。 本当こ 友達が2 人いるんだってさ。お前たちも来いよ。お前たちのままで探してやったんだぞ。 早く来い。 お待ちど様。いえ。 あ、新さん知ってるな。のり子さん。ええ、そこで声かけられちゃったの。お食事でもしませんかって。 え、 さようなら。 しんどさん。 さよなら。 しどさん。 お帰りなさい。 ただいま。な んだよ。なんだよ。ん うん。のり子さんの方諦めてさ、こっちにしたら 何? そうすりゃさ、俺たちだって食事ただになるかもしれないしさ。 あ、そうですよ。 何がそうですよ。だ、人のことだと思って無たなこと言うなよ。 俺はのり子さんのことは諦めんぞ。絶対に諦めんぞ。 ちょっと、ちょっと。 え、ののり子さんって誰?え、 ひょっとしたらあの女じゃないのかな? あの女って あのほらほら向こうの橋の上でね、昨日から立ってる女がいるんだよ。こっちのアパートの方伺ってほら。 え、 おお。 あんたたちの知り合いじゃないの? 違いますよ、 残念ながら。 ところでのり子さんって誰? のり子さんですか? のり子さんは僕の いやあ、 昔の恋人なんですよ。 昔の いや、振られちゃいましてね。もう結しちゃったんすよ。のり子さん、他の人と 何? いや、いつまでもね、昔の人思ってないでね、早く新しい人見つけなさいってそう言ってんですよね。おじさん。 そうね。そう、そういうこと。 の子さんがいつ結婚したんだ。 いや、そういうことにしておかないとまずいじゃないですか。 何?いや、だから先輩のね、男の魅力のおかげで指金なしになったんじゃないですか。ひょっとしてさ、食だってただになるかもしれないじゃないですか。 何だからね、あんまりね、のり子さん、のり子さんって軽がしく言っちゃだめですよ。先輩はさ、俺たちにとっちゃ重要人物なんだもん。 そういうことですよ。そういうこと。 まあ、そういうことではあるな。うん。 いや、しかしかなりの可愛い子ちゃんだったな。透明で見ても。おい、ひょっとして隣の まさかあんなよれよれの若目に いや、わかんねえぞ。俺ちょっと聞いてくるわ。 やめろよ。 いや、だってさ、あんな可愛子が待ってんだぞ。昨日も今日も気なんだろ。うん。 だったらこういうほらうるさい な、もう。いや 、ちょっと、あ、ちょっと、ちょっと、 ちょっと聞きたいことあるんだ。ちょ、 ちょっと、ちょっともう眠いたさ。ほら、 何なの。あした。 したいことあるんだったな。な、 何なんですか? あの女、まさかお前に会いに来たわけじゃないと思うけど。 ああ、と永君。 あれ? お前あの子何なのさ? 田舎の高校の増生。じゃあどうして木がなんとこに立ってんだよ。 それはま、僕に惚れてるからでしょ。 何? 何? 突田舎から出てきましてね。会ってくれってうるさいんですよ。 でね、僕が嫌だっていうあってずっと立っちゃったよ。だ、 嫌だ、嫌だ。ちょっとちょっとちょ、ちょっとどうしてあってやらないんだよ。 僕はそんな暇ないんですよ。 どうして? 僕はね、女になんかにかかり合ってる時間はないの。 何? あんな可愛い子ちゃんが毎日会いに来てるっのにどうして会う時間ないんだよ。あんたち少しバカじゃないんですか? 何 そうでしょ?いい年して人の女のことで必死になってさ。 悪いか。 悪いですよ。人がせっかく寝てんのにくだらないことで起こしていいですか?夕方 5時までは僕の睡眠時間。夜の 6時から朝の8 時までは僕の勉強時間。これからよく覚えといて。絶対邪魔しないように。分かったね。 いやいやちょっと このよのわ目みたいなて。ほらほらってるから。ほら。 あらくなっちゃったよ。 俺見ろバカの野郎。 いい感じしてくださいよ。あんたち一体どこの大学生? 修学院大学だよ。 ああ、 修学院大学か。 あら、なんだその軽く言うその言い方? 俺はわ稲田だ。 あ、わ稲田ね。 なんだこの野郎、その言い方。 とにかくね、僕あんた見たらバカとは付き合っとなんないんですよ。僕は東台を目指してるんだ。東を。 バカとはなんだ、この野郎。バカとは。この野郎。 ああ。 ああ。 おい、 あ、大変な。 おい、 おい、 おい、 おい。大丈夫か?大丈夫か?く、 頭撃ったぞ。あれ?あれ?思い出せない。思い出せないよ。どうしよう。思い出せ。 どうした? そこの問題を取ってください。 え、 問題おめだそこ。 え、 これが どこでもいいから読んで。 よし、いいか。 1 -1+1、-1+1、-1 の無限収束発算を調べ、その収束するものはその輪を求めよう。次、次。よし。 xが0よりも大きく、2 パよりも小さい時、次の方程式を解けが cos2x+sinx=0。ああ、 分からない、分からない。どうしよう。 たった今覚えた問題よ。だが記憶喪失だ。 記憶喪失。僕頭ってバカになっちゃった。 バカになっちゃった。 どうしよう。わかんないよ。 あっと バカになった。バカになっちゃった。 おい、だいぶ苦しんでたみたいだったな。 お前は できたよ。 今頃あの程度の問題に苦しんでるよ。じゃ、ちょっと今年も危ねえな。ま、脅かすわけじゃないけど、お前みたいなライバルに頑張ってもらわないと。俺は張り合いがないよ。ああ、そうだろうね。 俺頭打って本当にバカになったのかな? どうだった?呼び のか僕バカになりました。 なお。 階段から落ちたくらいで記憶そうしったのあるのか?俺たちの顔ちゃんと覚えたじゃないか。だけどさ、受験生っていうのは次から次やといろんなことを頭たまに詰め込んじゃってさ、それが頭った子にパーっと飛び散っちゃって。 びっくりじゃねえんだぞ。 おい。 うん。臭くないか? 俺やってないよ、これ。 いや、ガスだよ。 ガス? うん。ガス臭いよ。 安いだよ。 え?隣。 やっちゃった。窓開けろ。ほら、まだ。 おい、大丈夫か?おい、 おい。大丈夫か? おい、大丈夫か?おい、おい。 ん?何?生きてんのか? 大丈夫か?え? 知るやつがあるか?この野郎。 どうしたんだ? 自殺しようとしたんですよ、彼が。 本当か? 寝ないんですか、先輩。 あいつまた死ぬかもしれない。あの時頭打ったショックで本当に記憶を失ったのかもしれない。 自殺までしようとしたんですからね。 俺の責任だからな。あいつがもし自なんかしたら。 そうですよ。先輩となると見えなくなっちゃうんだから。 バカが。 あ。 先輩 ネになったら帰れますからね。 おめだ。 5時になったら変わるぞ。 うん。 う ああ、大丈夫か? おい、大丈夫か? おい。 う、どうしたんですか? どうしたって? お前がまた変なことやらかしたんじゃないかと思ってさ。 え、 熊沢さん、熊田沢さん。 く、熊、熊、あ、死ぬなよな。死ぬなよ。 死ぬのだけはやめてくれよ。 あ、部長。私は死んだりせよ。人間ドックに入ったばかりじゃねえ。悪いとこなんかどこもありやせんよ。 死ぬなよ。 死ぬなよ。 あの、そのボール取ってもらえます? 何? 僕そのボール取ろうとしただけですよ。 ああ。あ、ふう。今起きたのか?なかなか起きてこないんで心配してたんだよ。ずっといたんですか? うん。 あんたたちどうしてそう僕のこと構うんですか? どうしてって? 僕は死のうとどうしようと関係ないでしょう。お前まだ死抜きなのか?僕は今年こそはと思って一生懸命頑張ってきたんです。そ全て無駄になったら僕は明日からどうやって生きていったらいいか分からないじゃないですか。もう僕の好きなさせていてくださいよ。おいおい待て。おいおい。 開けろよ。 おい、開けろ。おい、開けろよ。 おい、 開けろったら。おい、開けろ。おい、 開けろよ。 おい、 開けろ。 あ、おい。 あげろ。バ鹿のせ。あ。あ。 あ、どうしたの?これ者は関係ない関係ない。 関係ない。関係ない。 おめだ。 おめだ。 こす、大丈夫か?ああ、ずっと気失なってたのよ。心配しちゃった。 どうして2階からなんか落ちたんだよ。 あ、あ、あいつ大丈夫か? あいつ? あいつの部屋からガスの匂いがしたんだ。 え? 中から鍵かけて。 だから俺 こす 僕は関係ないよ。関係ない。僕は関係ない 。 関係ない。 あの人がバカなんだよね。 バカ だって。そうでしょ。僕最初から死抜きなんか全然ないのにあんたたちが勝手に勘違いしてさ。 勘違い。 僕は関係ないんだ。僕に責任はない。僕は関係ない。 何?バカ野郎。 おい、ごめん。 許してください。許して。 ごめんなさい。 ごめんなさい。 やば。 やめろ。かやめろ。おかけ。そんなことしたらまた記憶が一してやめろ。おい、嘘なんだろ、そんなこと。え、記憶がそなんて。嘘だ。何? 先輩自殺するなんて嘘だったんですよ。俺たちがうろちょろするの。 こいつは喜んだだけだ。そのこいつを助けようとしてお田が 2階から落ちたよ。本当か? 本当に頭を打ったのだよ。この野郎。この野郎 うるせ。ガスけ。この野郎。てめこいつ おめだな。もしのことがあったらな貴様ぶっ殺してやるぞ。 大丈夫か?おめだ。 ええ、びっくりしただけですよ。 謝れよ。 どうしたんだよ、その顔。 みんな出たらメだったんだよ。 出たらめ。 ああ、記憶を失ったとか死ぬとか言って俺たちをからかかっせたんだよ、この野郎は。 え、 謝れよ。こら本当に大丈夫なのか?いかがですか?ちょっとごめんなさい。 謝って感にしてください。病人の体にますよ。 何かさんれよ。すぐ戻ってくるからな。謝っとくよ。あ、本当に大丈夫なんですね。頭何ともないんですね。 大丈夫でしょ。 いやいや、ちょっと、ちょっとあいつね、普段から抜けてんですよ。 本当に大丈夫? そんなに詳しくお尻にないけばノ波の結果はもうすぐ出ますから先生におっ気になってください。 先生、 どうして嘘ついたんだよ。 面白かったんです。 面白かった。いえ、嬉しかったのかもしれません。本当は 嬉しかった。 嬉しいんです。あなたたちが僕のためにあんなにバカみたいに必死になってくれたことが バカみたい。 今まで誰もあんなに必死になってくれなかったもん。友達が病気になっても勉強が遅れるって内心喜んだりして。ここの時クラスメートが 1人自殺したんです。 でもみんな警するだけだった。弱虫だって 。 それなのにあなたたちは僕は記憶を失っ たっていうとバカみたいにすぐ信じて 僕は死ぬと思って人中起きてたり、 2階から怒ったり あんまりバカみたいだから。 初めてなんです、僕。そんな人。 許してください。 いつかの女の子どうした?ほら、橋の上の女の子だよ。 どうって会ってやったのか?いえ、 会あってやるよ。 せっかく出てきたんじゃないか。 勉強が大事なことは分かるけどさ、 人間は1人で生きてるわけじゃないんだよ 。 俺にも分かってきたんだよ。 あいつらに会ってからさ。 どうしたの?顔 なんでもないよ。 だって 今日田舎へ帰るところだったんだって。 ええ、 よかった。間に合ってごめんよ。君がせっかく会いに来たのに会おうともしないでさ。 うん。突然出てきた私の方が悪いんだもの。 いや、僕はバカだったんだよ。 私お嫁に行くんです。 お嫁に? うん。その前に 1度だけ会いたかったの君に。 た田? た田君の田舎のうちへ行っても住所教えてくれないんだもの。浜田君のところへ行ったら分かるだろうと思って。知ってる?浜田君。 知ってる。 知ってるよ。まだか。富永君、お前に会いたいんだってさ。永君がじゃあな。 天だ。 なんだ お前が呼んだのか。永君を。 自分の勉強が遅れてるもんだから俺にも邪魔を入れようと思って来たのか。バカ野郎。 勉強が大事なの分かるけどよ。人間は 1人で生きてるわけじゃねえんだよ。 気がすんだ。これで 私 こいつの時からずっとた君のこと好きだっ たでしょ。 一度顔を見たかったの。 東京もしたし。 帰る。 僕も君が好きだ。 何?な んでもない。 ありがとう、浜田君。 悲しみ に出会うた。 あの人思い出す。いや、いいよ。ただちょっとちょっと 知らなかったろね。よし。 ああ、もう、もうちょっと。 うん。 続けていこう。 こんな時そばにいてらっしゃい。 あ、 あ、 いいですか?僕も。 ああ、いいよ。 いいよ、いいよ。なれよ。 え、 あら、今日な、こいつのタマしてんだよ。 すいませんでした。 いいんだよ、そんなこと。あ、お前も飲むよな。よし。こっぽやな。 プちだ。トップ。 はいよ。 はい。どうも。 よし。 ちょ飲めかお前。 おグぐい。グ。そ 僕酔っ払います。 何? うん。 いいですか?酔っ払っても。 うよ。 ああ。会ってきたのか彼女。 え?どうだった? 振られました。 振られただって。 お前に会いに来たんじゃ違ったんです。 そうだろ。そうだろ。大体おかしいと思ったんだよ。この手の顔に会いに来るなんてさ。 先輩のこと言えないんじゃないの? 俺のは本物だ。何言ってる? あ。 雨って上から下へ降るんだな。何? 1 本1本それぞれに振るんですね。 初めてだ。こんな風にして雨見るの。僕は何にも知らなかったんだ。 田舎で生地終われて一生懸命勉強して 中学も高校も今もいつも明日のこと ばっかり考えて 先のことばっかり考えて 柔らかいんだよな。女の子の手って いいんだよな。 めていいんだよね。世の中ってあんたたちみたいなバカの人もいる。 15だな。こりゃ 可いいね。 おい、ほら おい。 ほら飲もう飲もう。 楽しく飲も楽しくいただきます。はい。はい。はい。 はあ。酔ってきた。酔ってきた。 バ おいた。 ただ 悲しみに出会うた。 あの人を思い出す。 こんな時 そばにいて 肩を抱いてほしい と 慰め も涙もいらないさ。 が欲しけは皆 1 人では生きて行けないものだから何げないの触れ合い 幸せを連れてくる 人は皆 1人では 生きて行けないものだ 周りの心配をよ、まるでを出ない新の セールス。期源までにノルマを達成でき なければ首を言い渡されたのだ。 そこへ降って湧いた28万円。狂記する3 人はお年主に届けてああ欲場ノルマ達成を と目のだが果たしてどんなことになるやら 自俺たちの旅 の旅地は小と色の空と海交わってただ 遠い果て 輝いたという 記憶だけで 本の小さな1番に 終われて消える なのです。 夢の坂道はこの母の石畳み まゆ白い 長い壁 足跡も影も 残さないで たどり着けない山の中 続いている 本 なのです。 背中の夢に 浮かぶ小舟に あなたが今でも手をくるようだ。 ご 町内の皆様内せております。ご家祭でご用となりました苦しなどございましたら多少に関わらずお申しけください。 お馴染み散交換でございます。 なお、お子様の語学力向場のために英語のカセットテープはいかがでしょうか?介、 ご入用の方はお申し付けください。すぐにセールスマンがお伺いたします。 今日は釣り紙交換に来たんだよ。 だって6、6 売れてねえじゃないか。ついでに売り込んでやんなきゃ。 こっちだって商売になってないんだよ。 グズさんどころじゃないよ。 そんなこと言ったってな。あんなに困ってんじゃないか。グズ君。 どういうことだね、これは。え、熊沢君、今月の売上目標を立ててから今日で 20 日目だよ。それなのに君、君君は乗る?いや、乗るまどじゃないよ。君見たえ。君のはね、 00 じゃないか。え、君はね、この世界教育販売者の正社員になる意思はあるのかね? あります。 だがこれじゃ正社員は愚か。この会社にいらなくなるぞ。首ですか? そうだ。首だ。大体今はね、就職代でね、募集すればいいらでも人集まるんだよ。そんなこと誰を雇ったって君よりまし大体うちの会社はね、君みたいな人間にね、月給 部長お茶が入りました。 大体君は 検査が出ました。 僕はいつも必死に歩き回ってるんです。ただ運がないだけなんです。運で販売しとるんじゃないよ。君 今日はうまくいかないな。どっか知ってるうちないのかよ。お前 知ったうち? うん。 かっこ悪いしな。 格好なんか気にしたらバイトできねえだろ。 だってさ。 おい。うん。 あれ洋子じゃないか。 そういや彼女のうちの近くだな。 よ子さん。よ子さん。狭い日本。そんなに急いでどこへ行く?修学院大学 4年の山下洋さん。 こんにちは。 もう 我々悪さ。 うちいって古かなんか持ってきたよ。 それどころじゃないの?うん。 これから出かけるの? でん。 あ、そういえばなんか今日はさ、綺麗というか決まってるって感じだな。 本当だよ。内側じゃね。 どこ行くの? ちょっとね、ラジオ局の人に誘われてるの。 曲の人って男の人? 今のうちから仕事に慣れておいた方がいいんじゃないかって。あ あ。仕事。 その後でお食事にも誘われてるの。 それが困っちゃうんだな。食事物好きもいるね。本当に あなたたちも早く仕事決めなさいよ。じゃあね。 あ、失礼します。ただいまお声をかけてくださったのはこちらでしょうか。 お、上がって持ってってくれよ。 早く早く早く早く。 ありがとうござん時じゃないでしょう。 あ、どうも。 あ、どうどうも。 便所の人とそこら辺にあるのを整理しても持っていてくれよ。 はい。 はい。お メンタンドラドラついてえな。 今日は10万もやられてんだぜ。 ま、いいじゃないの。どうせ金が親父から出るんだろ ね。いいね。本当者卒業すればアメリカの開催ストレートだしよ。 あ、本当本当 だけど俺英語は苦手だろ。それも入ってたんだよな。 大丈夫大丈夫。行きゃなんとかなるよ。 なんとかなる。なんとかなるほど。 なんだ俺の友達と英語のカセット売ってるやつがいるんだけどどうかな? そうだな。ま、お山んでも上がったら考えてやってもいいけどわ。 上がれるか。こんだかな。 さ、 じゃあお山がって是非お願いします。お、 あの、これも持ってていいですか? うん。さてやれよしょ。 はい。 何やってんだよ。気をつけろよ。 ま抜け。 あ、やめろ。こ、 どうもすいませんでした。 散り紙1つ ごめくださいませ。え、小学校、中学校、 高等学校、大学生のお子様のいらっしゃる ご家庭に英語教育に大変便利なカセット テープをお届けに参いりました。 おっちゃんどう? うるさいな。 は、 うるさくて勉強できないじゃないか。 は、 そんなカジェットなら持ってるよ。 あららら。あ、奥様お邪魔いたします。え、私世界教育販売のものでございますが、お子様の英語教育の大変。おかしい。 あの、高こ独料なんですけど。 え。 はお子様いらっしゃいますでしょうか? ええ、 あ、いらっしゃいますか?よかった。よかった。あ、実はでございます。私はお子様の A 会は習得のための、え、大変ペ便なカセットテープを折りやりてるもんでございます。このため私です。おお。カン、カンカン。おお。おお。ああ。 あああ 、世界教育販売です。 熊沢さん、あの、ただいま出中ですけれども。いえ ね。誰から?女の人。女の人。 ねえね。熊沢君からまだ連絡はないのかね? まだありません。 う、全く連絡もしないで一体何をやっとるのかね。 あ、いいよ。 はい。 はい。 よいしょ。 おい、真面目にやれよ。あ、 あ、モーターカーだよ。この雑誌俺待き取ってたんだよな。 惜しいならもらっとけよ。 いいかな? ああ、構ないよ。 そうだな。じゃ、木箱の上に置いといて。 あ、あ、はい。 よいしょ。 待ってくよ。 早く行くぞ。 あ、ちょっと待ってて。 じゃ、先になんだ、もう帰るのか?お前まだ帰れないのか? ああ、これから一稼ぎだ。お前たちアルバイトとは違うからな。おめだ。行くぞ。ほら。ああ、 あの、 よし。 アパートの3 号室の人まだ戻ってませんでしょうか? ええ、ま、まだ戻ってないですけど。 待たせてもらってもいいですか? はい。どうぞ。どうぞ。誰?うん。 気になるな。誰を立ちてきたのかな?ちょっと聞いてみようか。 吉は関係ないじゃない。 そらそうだ。 うん。 でも聞いてみたら ん。 それ、あの、 誰を尋ねてめたんですか? 熊沢さんですけど。 く、熊沢さん、 どうしたの?え、どう、どうし、どうした?な んでもないわよ。 熊沢さんじゃ愛心だよ。 あんな綺麗な人が熊沢さんみたいな人の彼女ってわけないだろな。お、 そんなこと聞いてみなくちゃわかんないでしょ。あ、そりゃそうだな。 あの、熊沢さんとはどういうご関係ですか? どうしてです? え、いや、あの、え、そのつまりですね、あ、あの、熊沢さん、こちらのアパートにおしまいと思うんですけど。 あ、熊沢さん、 あの、違うんですか? え、います。え、います。 ママ、あの、春のこっちからでいいのかしら。 いや、あの、まだ帰ってないんですけどね。 あ、そう。じゃあ、あの、待たせてもらうわ。 どう、どう、どう。い。 あれ?どうしたんですか?全然元気ないじゃない。セルセんですか? 元気だしね。俺たちだってさ、バイトでクタクタなんだからさ。 う、 バイトっていうのはな、つやめてもいいから気楽なんだ。さ、そうはいかん。疲れが違うんだ。疲れが。 どうなっちゃってんだね。なんかあったのかな? 熊沢さん。 あれ?かず子ちゃんどうしたの? ちょっと心配になったからかず子来てみた。 そうですよ。てくれたの嬉しい。 あちちいよ君 ねえ君 うんかったかい 大丈夫かったな あそうだそうだねお寿司買ってきたのよく熊田さんの部屋で一緒に食べない? 僕の部屋で ね行きましょう。お部屋行こ。 うん。 まずい店なんだ。 あ、り子さん、 のり子さん。あ、 あれ? あなた先輩の会社の、 あ、こないだのバスト 83 のり子さん、これはですね、その、あのですね、 いいのよ、もう。 いえいえですからですね、あの、褒めだ。ちょうど良かった。 何ですか? お前この人と待ち合わせていたんだろ? 何言ってんですか?それ 何言ってんのよ。私あなたのところへ来たのよ。 あなたのところへ来たんだってさ。相手きてやれよ。お相手を 違うな。 後でビールぐらいるからさ。 のり子さん今日はまたなんで 何を約束すっぽかして。 はあ。約束。 ああ、いいの。新録さんに会いに来たんじゃないんだから。私介さんに会いに来たの。 俺にのり子さん。 こすさん、私たちもビールぐらい飲みましょうよ。 あ、そういうことか。よし、じゃんじゃ。こいが 2人いる。 ののり子さん。式はり子さん。 はい。 はい。ストん。おい。お。はい。おさんビール飛ん頼むよ。 1番。お、 看板です。 だってさっきさ、 あ、何なんです?あ、どいて、どいちゃん、おっちゃん。ほら、看板売板でしょ、今日はもう。そ、 看板、看板 看板なんですよ。 何がなんでもカバ ああ。 ただいま。 ただいま。 遅かったじゃねえか。どこ行ってたんだ? あ、俺のり子さんとちょっとね。 俺かず子さんとちょっと くそ。くそ。 いや、しかしめだ。え? うん。 女の人ったらさ、夜犬なると怖いね。 あんなことすんだもんね。 え? 先輩。 うん。 俺なんかね、手握られたんですよ。手。 おめだ。 俺なんかもっとすごかったぜ。 のり子さんにな。ど、どうした ん?キスされちゃったよ。き、 殺してやる。 嘘ですよ。嘘。お茶飲んできただけですよ。もうあ、それでなくても死にそうなのにのり子さんとキスだなんてきつい冗談言うな。 先輩がね、あんまり女の子とデルデするからちょっとからかったんだよ。 モんだからしょうがないじゃないか。 先輩なんだよ。 のり子さんと本当に結婚するつもりあるんですか? あるさ。 じゃどうしてもっとちゃんとしないんだよ。ま、どっちつかずにしといてのり子さんかわいそうだと思わないのかよ。 そんなことお前に言われなくても分かってるよ。 じゃどうしてなはっきりと結婚の申し込みしないんだよ。 のり子さんだってなのまだと他の人と結婚させられてしまうって困ったぞ。 来月になったら申し込みに行くつもりだったんだ。 来月? 今の俺じゃのり子さんの親は承知してくれっこないよ。 せめて正社員になってからじゃないと。 見習い社員だろうと正社員だろうと関係ねえじゃないか。 いや、それは先輩の言う通りだよ。やっぱりさ、正社員になってから行った方がのり子さんの親だって安心すると思うよ。先輩でも良かったじゃないですか。 来月になれるんだから 心がそうも行きそうにないんだ。 え、 どうして カセットの売上があまりに悪いんでな。正社員どころか首にもなりかねない。 首 あと20万。今月中にどうしてもあと 20万の売上が必要なんだ。 それができなかったら俺は本当に首になる。 あと20万か。あと 20万。 あと20万も俺にはとても自信がないよ。 ああ、俺は運が悪いよな。来月は正社員になれると思っていたのに。どっかに 20枚起こしてないかな。 落ちてるわけないですよ。 先輩ね。そんなバカみたいなことばっかし考えてるからダメなんですよ。幸運が悪くちゃ考えてみたくもなるよ。例えばこんな雑誌の中から 20万円がパラパラパラとえあえ。 これだ。 これだ。 どどどうしたんだ?どうしたんだよ。どうしてこんなところに金があるんだ?金がお金が。 あ、この雑誌。お前さっきバイト先から持ってきたやつだろ。じゃあいいらだよ。 あいつらってほらほら麻雀やってたあいつらだよ。挟んで散り神に出してしまったんだよ。 ああ、そうか。 そういうことになっちゃうのか だろうな。天から金が降ってくるわけないもんな。 おい。どうする?この金 どうするって?返すしかねえだろ。 28万だ。28万。 くそ。 20万円の金に困ってるっていうのに 28万も雑誌に入れて忘れやがって。 おい、 いいことがあるぞ。 何が?え、あいつら英語のカセット欲しい ようなこと言ってたろ。 うん。この金返しに行って売り付けるんだよ。 ああ、めや。 そいつら本当にしがってたのか。 ああ。俺たちがさ、見つけなきゃなくなった金だ。だから音を売ってやらきっと買うぜ。 そうか。そりゃいい。これで俺の首が繋がる。 サにはなれるし のり子さんにプロポーズもできるし。ちょっと明日行こうよ。 お ちし 俺は運がいい。 あの昨日お金なくしませんでした。お会ったのが。 ええ、雑誌の間に挟まったんですよ。はい。 あのところでちょっと頼みがあるんですけどなんだよ。 昨日英語のカセット欲しいようなこと言ってたでしょ。 うん。 あ、どうですか?金も出てきたことだし買えませんか? そうだな。買います。 おお。 先輩。先輩。 どうも。え、ちょっと説明させていただきます。え、どうぞどうぞ。お座りくださいませ。どうもお邪魔いたしきますでございます。 ええ、このた、え、若者で開発されました。あ、このカセットは、え、語学力向のためにあらゆる角度から研究されました。え、大変優れたカットでいいよ。分かったよ。 はい。 あ、 じゃ、買ってくれんの? ああ、 ありがとうございます。 よかったね、先輩、 ありがとうございました。 おい、金が足りねえぞ。 足りない。雑誌に挟んどいた金は50 万だぜ。50 万? 昨日大手銀行から下ろして封筒のままっかり 50万挟んどいたんだよ。 本当か? 俺と同じ封筒に入ってたんだよ。 あ、間違いねえよ。こいつが50 万円入った封筒新に挟むの俺だってちゃんと見てるんだ。 じゃ、どうなっちゃったんだ。 あの22万どうしたんだよ。 他の雑誌でも負けちゃったのかな? 何この野郎? じゃないぞ。おい、 お前らかめたんじゃねえのか。 何? 誰も見てなかったんだし。 どっかに紛れちゃったってことにすりゃいいんだからな。 ああ、お前ら休んだかった。 やったんなら今のうち出しちゃえよ。 ここだけの話にしてやってもいいんだぜ。 ふ、 お前らこそありもしない金で因縁つけようとしてんだ。 何? お前ら麻雀でも負けて使い込んだんだろ。汚ねえ芝居すんなよな、 この野郎。 このくせに開き直りやがって。 こはお前じゃねえか。 うせやったろ、この野郎。 あら、おい。 待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待て待ってくれ待ってくれ頼むってくれ頼むってくれ待ってくれよお待ててんな待て待て待て待て待て待て待て待て待てくれとけお 待ってくれ待ってくれ待ってくれ待ってくれるか こいつらやってないことだけは確かなんですきっとどっか 紛れ込んだんですよ。あの、もしそのお金が出てまいりましたらカセットはお買い上げいただけますでしょうか? ああ、いいよ。 ありがとうございます。 くずく先輩だ。いいんで。え、だ、 もういい。 話ついた。 なんで? 話がついた。 話がついた。いいか?いいか?いいか。どうだよ。 どうやんだよ。 必ず 探していりますかよろしくお願いいたします。 お前たち 俺のこと嫌らしい男だ。見下げた男だと思ってるだろう。 そんな お前らは盗みの疑いをかけられた。殴って当然だ。 それなのに俺は死になって止めようとした よ。 おまけに今度はその金を探しに行くんだ。 そんなにまでしてカセットを売りたいが ちっぽくな会社にしがみついていなきゃ ならないのかって。 お前ら笑ってるだろ。 笑ってなんかいないですよ。いやあ、笑っ てるよ。 その目は笑ってる目だ。 俺は笑われても仕方がない だがな。これは俺にとって最後のチャンス なんだ。 あと 俺は確かに怒ったよ。 どう? 俺あんたを見直したよ。 あんたがそこまですんな。みんなのり子 さんのためなんだろなあ。 そうなんだろ。 俺も金探しに行くよ。す、俺も行く。 おめな。屈辱のためじゃない。のり子さんのためだろ。行くぞ。 うん。 うん。 分かった。 やー。ない。どこにもない。 あ、え、 ああ、あ、こんだけ探したのにな。おかしいなあ。 あれ?どこ行くの?あれ? すいません。 ここの紙どこへ運ばれるんですか? この先の工場台だよ。 工場の入行ってくるぞ。今んからどうした? 鉄だ。 鉄?お前あいつを疑ったのか? そうじゃないよ。 あいつが何かを知ってるかもしれないよ。あ、これないかな? ここ。 うん。 あ、鉄、 お前に聞きたいことがあるんだよ。なんだよ。 え、実はバカなやつがいてな。俺たちが昨日持ってきた雑誌の中に 50万円挟んであったんだってさ。あ。 半分は見つかったんだけど、後の半分が見つからないんだよ。山手銀行の封筒の中に入ったんだ。お前見なかったか? 俺が。 ほら、木箱の上にあったモーターカーっていう雑誌な。あ、そんな 知らねえよ。そんなもん死ぬか。 おい、鉄、ちょっと待てよ。 まだよな。 お前が猫ましたのか。 おい、バカ野郎。 どうして、どうしてそんなことしたんだよ。 おい、鉄なんとかいえな。返しちゃいいんだろ。持ってんのか? やったよ。 誰に? ここ行きは返してくれるよ。 こちゃん、お客さんよ。 何すんのよ。よくのだよ。 鉄お兄ちゃんに行けるからね。持つのだよ。 返してよ。 僕のによ。 あの哲君のお母さんですか? あ、鉄の知り合いなんですか? ええ、 何します? えっと、もやしそうください。 じゃあ俺も はい。もやした。 そうですか。 はオのお尻屋なんですか?車が 鉄オのやつね。うちのお父ちゃんが死んじまって翌年打ち飛び出しちゃったんですよ。 それが突然っこり帰ってきましてね。 私も人に騙されちゃったもんだから。 親戚にね、ほんの23 時だからって仕入れの金貸しちゃったんですよ。だ、そのまま雲隠れされちゃって。 何すんのよ。 店はやってけなくなるし困っちゃいましてね。 それ鉄オのやつが聞いて、俺の働いて貯めた金だからってポンと置いてって。嬉しくて、嬉しくて。 お母ちゃんまずきがおちくだよ。 よしね。すいませんね。ちょっとし、 どうする? お前が言えよ。 俺は盗んだ金しさ、返してもらんなきゃしょうがないじゃないか。ほんま言えよ。 うん。俺言えないよ。 俺だって言えないよ。 鉄を鉄 お兄ちゃん何してんの?何探してんの? 鉄を 金は 金 払ったのかも。 まだ 出せよ。 だって いいから出せよ。 これでいいだろ。帰ろよ。帰ってくれよ。 大田 グズ6に行ってやるよ。 金があったってさ。 動いている気をすぎた戦闘。 出てきたのか。 ビートゲビゲがだ。番は 金が出てきたんだってよ。 こいつらかめようとして汚いら おいさ。 今夜はその体でパーと派にやろうじゃないか。ちゃんとこでさ、 おい、もとした。早く出せよ。 100mするのは馬のゴールは着い その後着は 使った。な んだと? 俺が使っちまったよ。 この野郎。 散々偉らせなくしたやがって。その正体がこるか。人のこと許せとか謝めるとか言がってるな。 おめのほんだバカ野郎。おらねえ。 おらおらほらよら。 いや、まったよ。埃りだらけになるしさ。ああ、これで約束通りあいつらにカット取り付けられるわ。 こす。お かんだよ。 おい おい。 しょうがないよな。俺が金使っちまったんだから。こつけ出てきたんじゃないのか。使っちまったよ。 俺はこんのちまったなんてここに金はあるじゃないかよ。 こ野郎だ。おいな んだよ、この野郎。 やるのか。この 約束通りカセット買ってやってもいいんだぜ。んだよ。 はい。せめてカセットだけでも売り付けりゃよかったのに。 こいつを殴ったやつにそこまでして売りたがねえ。 だって いいんだ。 もういいんだ。 何しに来たんだよ。 俺を警察に突き出そうってのか。 人様の金に手つけて偉さることんじゃないよ。すいませんでした。せっかく哲鉄君がお母さんのために持ってきたおかね だって。あれは ふざけんじゃねえよ。今頃そんなこと言ったってどうなるって言うんだよ。 鉄君。 こ助は君に金を返そうとして名たんだよ。自分で使ってしまった。そう言ってさ。ってあいつらには金が余っていたんだ。本当に金がいるのはここなんでしょ。店続けられなくなっちゃうんでしょ。いるんでしょ、金が。 いいんです。いいんです。 もうあんたたちの気持ちだけて。世の中にはあんたたちみたいな気持ちの優しい人たちがいるんです。もう一度もう一度頑張ってみます。 母さん、手伝うよ、俺も。俺セット売りに歩くよ。 おめだ。 セルスには自信ないけど、なんとかやってみよ。お前月末まであと 10日あるんだし。なんとかなりますよ。 ああ、なんとかなるよ。 ただ お前がいい わずらしさに 投げた子の 大仏線の奇跡の上で、 通り過ぎてきた 青春のかけらが 飛びはねて見えた。 その照り返しを その方に移していた お前。 歌う約束などすることもなく。 それじゃまた と別れる時のお前 がいい。 またう約束などすることもなく。 それじゃまた と別れる時の お前 が ビルジのアルバイトに幸介と高尾。あるけ という女性に巡り合った。介ので稽古と 付き合う高尾。だが彼女の姿に暗い過去を 見るのだった。そして不幸せでも離れられ ない愛のあることを知らされる。 次回俺たちの旅をお楽しみに。

日本テレビ系列で1975年10月5日から1976年10月10日まで毎週日曜20:00から放送されたテレビドラマ。

第7話「人はみなひとりでは生きてゆけないのです」
第8話「男の胸には哀しさがあるのです」

・津村浩介(カースケ) 中村雅俊
・熊沢伸六(グズ六)  津坂まさあき
・中谷隆夫(オメダ) 田中健
・浜田大造(ワカメ) 森川正太
・山下洋子(ヨーコ) 金沢碧
・中谷真弓(マユミ) 岡田奈々
・中谷美保 八千草薫
・竹内紀子 上村香子
・竹内綾子 津島恵子
・坂田大五郎 名古屋章
・谷昌彦 穂積隆信