妻夫木聡、魂の叫び! 広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら出演 映画「宝島」本予告映像

[音楽] かつて沖縄がアメリカだった時代。 島にとって本物の英雄になれるようなでっかい戦を捕まないとならん。 あれ以来おんちゃんを見たもんは誰もいない。自分が刑事になったのもおんちゃんを探すためやぞ。 俺が必ずやっちに見せてお前の元に連れて帰ってくる。 でも生きてるならなんで会いに来てくれんの?う、 [音楽] 英雄失踪に隠された秘密。 おっちゃんの代わりに私が英雄になる。 こんなやりでしか誰も言うこと聞か。それが人間やさ。 20 年後に明される衝撃と感動。ないで済むか。 [音楽] 宝 [音楽]

俳優の妻夫木聡さんが主演を務める映画「宝島」(大友啓史監督、9月19日公開)の本予告映像が7月23日、公開された。

映画は、第160回直木賞、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞した真藤順丈さんの同名小説が原作。戦後、アメリカの統治下にあった沖縄を舞台に、“戦果アギヤー”と呼ばれた若者たちの激動の20年を描く。妻夫木さんのほか、広瀬すずさん、窪田正孝さん、永山瑛太さんら豪華キャストが集結した。

今回公開された本予告映像では、1952年、沖縄がアメリカだった時代に、米軍基地から奪った物資を住民らに分け与える“戦果アギヤー”と呼ばれた若者たちの勇ましい姿が映し出される。いつか「でっかい戦果」を上げることを夢見るリーダーのオン(永山さん)は、彼らにとっての“誇り”だった。そのコザの英雄オンが失踪して20年。かつてオンとともに自由を追い求めた幼なじみの3人、主人公のグスク(妻夫木さん)は刑事に、ヤマコ(広瀬さん)は教師に、レイ(窪田さん)はヤクザとなり、それぞれの道を歩み出す。映像のラストには、大迫力のコザ暴動のシーンが映し出され、「なんくるないで済むかあ! なんくるならんどお!!」という叫ぶグスクの姿も収められている。