【海の日SP】“銃”を撃つエビ、一瞬で消えるカニの大群、「性転換」する怪魚…衝撃的な海の生きもの10選!【どうぶつ奇想天外/WAKUWAKU】
[音楽] ここは沖縄の海。早速現れたのは丸がと いうカの仲間。取材犯るとそ草さと階層の 下に逃げ込んでしまいました。しかしこの 階層どこか様子が変。実はこれ階層では ないんです。正体は花ぶさぎ銀着という3 章の砂ちにいる磯銀着の仲間。 丸はこうして他の魚たちが嫌がる磯ぎ着の 影に隠れて席から身を守ってもらっている んです。おっと、ここには同じく磯着の 世話になっているエビの姿も。 磯銀着さんのそばなら安心だい。 そこで今度は磯着の方を調べてみようと。 取材が手を触れたその時。 なんと花ぶ銀着は自分の身を守ろうと驚く べき行動に出たのです。 取材のド肝を抜いたその行動とは わー アメイジング。 花火銀着をいじる主。すると なんとあっという間に砂の中に潜って しまいました。 しかも相ろのカニとエビもしっかり連れていくという面倒身の良さ。これには取材もお手上げです。しかし時にはこんなことも。ああ、待ってよ。僕はまだここだよ。置いていかないで。こちら世界自然遺産への登録も決まった。 [音楽] [音楽] 沖縄県の入表島 豊かな自然に恵まれた生き物たちの楽園 です。 入表島の海でごくごく普通に見られる牧貝 の仲間雲。 横からよく観察してみると、 おや、貝殻の一部がめくれ上がって、 まるで穴が開いているようになっています ね。 調べてみると全ての雲貝が同じところに この穴を持っているんです。 何かのアクシデントでたまたま削れて しまってできたものではないようです。 貝殻のこの穴実は 雲の生活の中でとっても重要な役割を 果たしているんです。一体何のための穴な のか。 [音楽] わお、 アメイジング。 そのまましばらく静かに雲の観察を続けて いると。 うは。ん?なんだこれ? 鼻から変なものが出てきました。そうなん です。実はこれ立派な雲貝の目なんです。 貝にもちゃんと目があるものがいるんです 。 中でも巻き貝の中にはこんなまるで漫画 みたいな目をした仲間がいるんですよ。 はい。穴から目を出して周りを伺って ちょっと移動。 うーん。よいしょ。 はい。再び穴から目を出して危険がないか 確かめております。 というわけで、貝殻の穴は目を出すための 穴でした。 それにしてもこうしてみるとなかなか インパクトのあるシーンですね。ちょっと 怖くて迫力のある雲貝の目でした。 [音楽] 類や海、小さな魚たちの格好の住である磯 。一見平和そうなここでも日々弱肉強食の 激しい戦いが繰り広げられています。 右手に見えるのが日本の沿岸でよく見 られる八で人手。そこに防州ボラという 大型の巻貝が接近。 防州ボラは人手や生子が大好物。一気に 襲いかかりました。最大の武器は自らの 体重。重いからを匠に動かし相手を 抑え込みました。 さらに今度は前足で人手を掴み、どんどん 引っ張り込んでいきます。 八で人では全く見動きできません。こうし て帽らの食事の準備は整いました。 硬い歯を持つ帽はじわじわと八で人手を 食べていきます。用した時間はおよそ3 時間。食後八人での姿は完全に消えてい ました。 続いてこちらト節はアワビによく似た貝。 そのと節の上に乗っているのはイ西。他の 貝を襲って食べる肉食の貝です。 ここからは両者の動きを倍速でご覧 ください。まずはトコ節芋西を振り払おう と必死に揺さぶりをかけますが芋西もそう 簡単には落ちません。これは芋西の上等 手段でこのように貼り付きながら口から3 を出しに穴を開けて中の肉を食べようとし ているのです。トコ節は相手を海底に 擦すり付け振り落とそうとしますがこれは 失敗。 今度は再び斜面を登って芋西を岩に 押し付けると ついにイボ落下。このまま起き上がれず この戦い拳節に軍です。 続いてこちらは松葉街。直径はおよそ 5cm。海辺の岩に張り付いても食べて 暮らしています。 俺に襲いかかったのは、またしてもイボシ殻に穴を分け、中の肉を食べようとしています。さあ、ここからがクイズだっけ?ロン。 [音楽] 実はこの戦いも松葉街の防御に阻まれ、イボ西が破れてしまいます。 では、松葉街の防御とは一体どんな方法 でしょうか? 水鉄砲で攻め立てた。 バリアを繰り出して払い落とした。 捕まえて投げ飛ばしてしまった。 懐中をジグザグに泳いで振り落とした。 さて、一体どんな方法でしょうか。 イ西の襲撃を受けた松葉街ですが、やがて 自分の殻を少し傾けました。 そして [音楽] なんと殻の縁から白い膜のようなものを 出し、芋西を払い落としました。 別の角度からもう1度。縁から出てきた膜 はどうもツルツルしているようでそこに 触れたイボは滑り落ちてしまいます。 この膜は街灯膜という筋肉質の膜で普段は 殻の内側を覆っているもの。貝の仲間には 必ずと言っていいほどあるものですが、 松葉などは街灯膜を殻の表面まで広げる ことができるんです。 それをうまく使って外から身を守っている んですね。 ということで正解はバリアを繰り出した でした。 [音楽] 九州最難の鹿児島から南へさらに 1000km。ここ入表島は年間の平均 気温が23°起こす姉体の島。 手つかずの大自然が残るここには独自の 進化を遂げた生き物たちが数多く暮らして います。 島を取り囲む青い海は世界有数の豊かさを 誇る3号賞。 そんな島の水際に小さな珍しい生き物たち が生活していました。 入り表の塩が引き始め、広大な日型が姿を 表しました。ここに [音楽] ものすごい勢いでい出してきた集団がい ます。 [音楽] あっという間に水着は黒い物体で 追い尽くされてしまいました。その数何万 、何十万、何百万、とても数えきれるもの ではありません。 [音楽] 大軍の正体は南米つきが2直径2cmほど の丸い甲羅を背負った小さなカです。 その小さな体を片きも休ませることなく 引き塩の浜でせっせと砂を口に運んでい ます。 実際に食べているのは砂に陳電した腐った カレハや生き物の排泄物。入り表の美しさ が保たれているのは島を汚す原因を彼らが まさに水際で食べてくれるおかげでもある んです。 ところで彼らの動き不思議じゃありません か? そう、谷なのに前に歩くんです。また みんな同じ方向に歩くため、別名兵隊ガニ とも呼ばれています。 さて、今度はちょっと失礼して接近して みるとあれ隠れちゃいました。 もう1度近づいてみても早い早い物の数秒 です。実は米つきガニはとても上手な方法 であっという間に砂に潜っているんです。 [音楽] 一体どんな方法だと思いますか? 潜りますよ。 お分かりですか?足をうまく使って体を ネジのように回転させながら潜っているん です。ぐるぐる回っているのが分かります ね。おミんご。 こうして小さいけれど働き物のカは砂から 出たり入ったり今日も水際で入り表の自然 を守っています。 [音楽] 満月や新月の日にはなぜか動物たちの出産 が多いと言われています。それは未だ はっきりとは解明されていない自然界の 神秘。満月の神秘に導かれた新たな命の 誕生を見つめてみましょう。 ここ神奈川県三浦市の某海岸でも初夏から 夏にかけての満月新月を挟んでの数日間 ある魚の命の祭りが行われるという。 こんにちは。小島一です。 動物基礎本放掃除にナレーターを務めていた小島一家さん。ご自身も実際に自然を愛し動物好きだったという一面は意外と知られてはいません。 [音楽] バードウォッチングも趣味の 1 つ。そんな一家さんがどうしても見たかったのが草ぐという魚の散乱でした。 [音楽] 条件がいくつか重ならないと散は見られないと。で、初下から夏にかけて 私草グと申します。 え、満月があって、 それから新月の時にもね、 今日はまさに満月なんだよね。 え、な、何 だから大望の今日は散乱目撃と あら、そうだったの。急がなきゃ子孫が残せなくなっちゃうわ。 満月新月の日といえば塩の道の差が最大と なり海面が1番高くなるいわゆる大塩の日 です。 草フグの散卵は大塩の数日間だけしかも 特定の場所でしか行われません。こちらの 海岸で言えばこの岩とこの岩の間でしか 草フグは散乱しないのです。 ドキドキするね。何が始まるのかなっていう感じだね。こんなに静かなね。 でも草フグたちは水面下で静かに散卵場所に向かっていました。 え、なんかあの辺いますね。黒い塊がね。 皆さん、その黒い塊が分かりますか?別の角度から見るとほら、こんなにたくさん集まっていたんです。 うわ、すごい数になってきたね。草グたちは波を利用してわざと打ち上げられているようにも見えます。そして [音楽] おお、すごいすごいすごい固まってる、固まってる。あ、始まりました。なんかパワーが一気に爆発するね。 なんと海の中ではなく波内際で散卵を始めたんです。あ、あの 1匹がですね。熱でしょ。 多分波に押されるように上がってきて、 その後もうぐちゃぐちゃに押すたちが 狂器乱部の感じで、もうエネルギーを すっごく感じます。これが草むの3段です 。 生み落とされたに何匹もします。見るみる うちに海面は真っ白に。ああ、くなった。 くなった。散乱の決定的瞬間です。 草フグの山は大塩の時にごく限られた場所 でしか行われません。一体なぜなん でしょうか? [音楽] 見ていただいたように草フグの散卵は 砂利浜で行います。シオの時には1番上の 方に行くので卵を底で埋めば卵は砂利の 隙間に入り込み見つかりづらくなります。 これにより海の中からも空中からも卵を外 から守れるというわけです。ただ特定の 砂利浜になぜ毎年帰ってくるのかそれは まさに神秘なのです。 卵は5日から10 日ほどで荷。敵に襲われることなく大う原に旅立っていきます。いや、本当にいいもの見せてもらいましたね、今日は。 [音楽] 行けた。 はい。 違うです。 ああ、そうだ。あのね、日没から 25分後にもう1 つ別の命の祭りがあるんです。ちょっと行ってきますから。 この満月、この欧州の日にもう 1 つの色の祭りの赤手の散乱なんでございますが、もう少しで赤手ガたちが卵から子供たちを話します。 [音楽] 赤手ガは海で生まれ山で暮らす陸場生活のカです。森の中を覗いてみると、あちらこちらでカたちが身を潜めていました。 [音楽] [音楽] そしてこの赤手紙のメスが満月新月の大塩の夜に森を下り浜辺で我が子海へと放つのです。さて一家さんが観察を続けて [音楽] 15分が経過した頃。 ああ、 赤手紙が現れました。 ああ、どんどん増えてるみたいです。また 1段とすごいね。こう真っ赤ですもん。 [音楽] その数100。いや数千以上。 [音楽] おお、震えてる。震えてる。 水面ギリギリの場所で突然体を振わせ始めました。 白いなんか煙みたいなのが飛び出してくるんですけど、 [音楽] 砲子と呼ばれるこの行動。必死に体を振わせその衝撃により卵から孵加させたちを海へと放つ行動です。 [音楽] 1 回に放たれる赤ちゃんはおよそ数千から数万。しかし無事大人になれるのはたった数です。 [音楽] すごいね。 本当にあの膝まずいてしまうぐらいこれはすごい光景ですよ。でもなぜ彼らは大塩の夜に赤ちゃんを海へと放つのでしょうか?それは塩の道引きに関係がありました。満月の塩の時は塩が大きく満ちて大きく引いていきます。 [音楽] [音楽] そういう条件で子供を生み放してあげれば 安全な遠くまで卵を広げることができます 。ただどうして赤手ガニが大塩の火を知る ことができるのか詳しいことはあまり 分かっていません。 彼らが奉仕を始めたのは日没からジャスト 25分後。ちょうど塩が引き始めた時間 でした。 [音楽] 今命 のりが終了しました。 こうして満月に見守られながら神秘の営を 終えたのです。 さて、ここからが問題だけ。 今日は小島一系から出題材いたします。ケロン。 それは赤手ガニのメスたちが奉仕を盛に行っていた時のこと。 さあ、また赤手ガニのメスが報酬をし始めました。そしてこの奥には実はですね、オスたちがこの方仕の様子を見守っているんです。 確かに浜辺のあちこちでオスたちの姿が。 [音楽] さて、奉士に関係のないたちは一体何のためにここにいるのでしょう?さあ、皆さんは分かりますか?それでは正解です。 [音楽] [音楽] 赤手のオスたちは一体ここで何をしようとしているんでしょう?おお、震えてる、震えてる。 必死に奉仕を行うメスを見つめるオス。 奉仕を終えたメスは今山に帰ろうとしています。 オ酢のそばを通りすぎようとしてますが、おっと、素早い。 ものすごい速さでオがメを捕まえました。しかも話そうとはしません。そして別の場所でもこの状態でオは一体何をする気なのでしょうか。 [音楽] 実は赤手紙のオがメスに対して神尾を迫っ ていたんです。 卵を抱いているメスとは交尾ができません 。そこで卵を離し身軽になったメスを狙っ ていたんです。主を残すための究極の繁殖 戦略だったんですね。 満月、新月の時に起こる神秘で不思議な 現象。この自然のルールに則って今日も 新たな命が誕生しています。 日本海業伝説 新潟県佐戸 その海は透明度が高くダイバーたちにも 大人気 そんな佐戸の海にはとんでもない海魚が 潜んでいるという。 その魚を求め海深く潜ってみると。 [音楽] ん?こいつがその魚か。 [音楽] いかつい顔。 [音楽] 期待には巨大なコブ。 それもものすごいでかさ。 この魚こそサ戸に潜む海、小台、タと名前 についているがベラの仲間だという。 最大1以上にもなる巨大魚で主食はサザエ などの貝 強力な顎で丸かじり その音はというと 水中でも聞こえるほど それにしてもなぜこんな巨大なコブが 実はコブを持っているのはオ酢だけ。 大きければ大きいほどメに持てるという。 [音楽] そしてこのコブの中身実は全部脂肪。 [音楽] つまり小部台の世界では脂肪が多いほど 持てるということになる。 [音楽] ちなみにコブが同じくらいの大きさだと [音楽] 口を大きく開きその大きさで競い合う。 我々の想像を超える小部台だが驚くのは この巨大なコブだけではない。実は 小台のオは 昔メスだった。 一体どういうことなのか。 [音楽] これは小舞台が子供の頃の姿。大人とは色 も形も全く違う。驚くことに生まれてから この頃まで小部台は全員メスだという。 その後大人になるにつれ徐々にコブが 膨らんでくる個体が現れ メスからオに転換 するというのだ。 [音楽] 小部台の世界ではでかいコブこそが男の証 だった。 伊豆半島の先端にある崎。 この付近の海で度々奇妙な生物が目撃され ているというのです。一見雲のような姿を していますが、一体これは何なのでしょう か? 私たちは謎を解く手がかりを探すためある に乗り込みました。 海の底から引き上げられた網の中に一際は 目を引く赤い物体。 それは高級食材として知られる伊勢。実は あの雲のような生物は伊勢の子供だったの です。 今回は伊勢にスポットを当てます。 異勢日には色々な仲間がいます。 こちらケブ海整備。日本の海にも生息して いますが、数は少なく滅多に出会うことは ありません。異勢に似ていますが、色は 地味です。 この雑りエビは伊勢エビの仲間の中でも かなり小柄な存在。体調はわずか12cm 。雑りのように日たく触角がまるで鼻おの ように見えるところからこの名前がつき ました。 さて、冒頭で紹介した伊勢の子供ですが、 親とは全然違う姿。これがピロソマと言わ れる段階です。 すでに目や触角、そして体の真ん中に口も 備わっていて、餌を食べると中朝鮮と呼ば れる組織に用分が入り、まるで透明な体に 染み込んでいくかのように見えます。 足についている羽のようなものは水中を 移動する時、オールの役目を果たします。 お尻には小さいながらに尻尾も 親と子供で全然違う姿をしている異勢日。 彼らは天敵のタコなどに襲われそうになっ た時独特な方法で威嚇をするんです。 その威嚇は人間に捕まえられた時にも もちろん行います。さて、身の危険を感じ た異勢はどんな方法で威嚇するのでしょう か? ん?なんだこの音は? 別のエビを捕まえてみても やっぱりすごい音。 [拍手] このギーギーという音は頭の先にある第一 触角を動かすことで触角の根元がすられ 発せられる音。ただこの音自体が威嚇なの ではなく目的は水中で振動を起こすために 行っている行為と考えられています。 [音楽] 動物たちは生き抜くために様々な方法を身 につけているんですね。 伊豆半島の先端近く下田の海岸塩が引くと 岩場に塩だりができました。 今回なんと海の中にもクワガいると聞いて やってきた取材。 世界でも数少ないその謎だらけの生き物の 研究者田中さんに投稿してもらい早速捜作 スタート。 塩だりを行く田中さん。すぐま様々な 生き物を見つけ出します。 一見海装が丸まったようなこちらも立派な 生き物。 海へ戻してやるといきなり動き出しました 。 磯ガニという蟹の仲間でこれは知ってい ないと発見できませんよね。 一方、こちらの海層の中に隠れていたのは 柔らガニというカの仲間。足がとても長い 小型のカでこの大きさで実はもう大人なん です。 突然岩の一部が動きました。 体を事在に変形させながら進むこの ひべったい生き物はその名も平ム。切って も切ってもすぐ再生するふみの生き物。 プラナリアの仲間と考えられています。 カラフルなゼリーのようなこちらは白海牛 。貝殻を持っていませんが海牛は歴キとし た貝の仲間。日本だけで1000種類以上 もいると言われています。 [音楽] さて、田中さんが次に見つけたのは黒磯 海面。 一見コケのようですが、これも原始の形を とめた動物の一種。海のクワガはこの海面 の中に潜んでいることが多いと言います。 早速黒磯海名を研究所に持ち込みました。 実は海のクガがたくさんいる場所を日本で 初めて突き止めた人物が田中さん。 じっくり探してみると いました。いました。ほぐした海面の隙間 から頭を出しています。これが海に住む クワガ。その名も海ク。 [音楽] 確かに陸に住むクワガそっくり四角い頭に 立派な大顎を持っています。でも昆虫では なく団子ムや船虫の仲間。そしてとても 小さくなかなか目にすることがないので 研究者も少なくその奇妙な生体はあまり 知られていません。 例えば大和顎は一体何のためにあるの でしょうか? 自然でこれを使っているところの目撃例で はなく外から身を守るため、またオ酢がメ を奪い合う時に使うなどと考えられてい ます。 一方メは全く違った姿をしています。メに は特徴的な大顎がありません。そして体中 には小さな黒い反転が。実はこれらは 赤ちゃんの目。 このメスは卵を泣いているのですが、体も 卵も透明なため卵の中の赤ちゃんの目だけ がはっきり見えているというわけ。 生まれた子供妖精にも不思議があります。 実は妖精には全く異なる姿のものが存在 するんです。 右の妖精は細長い体に何もの節があり、色 が透明。 一方左は丸みを帯びた体に節がなく、 真ん中あたりが黒っぽくなっています。 かつては違う種類と考えられていましたが 、今ではどちらも同じ海クワの妖精である ことが分かっています。 どうして姿が違うのでしょうか?もちろん 理由があります。 海面の中などに住んでいる妖精は時々外に 出ては魚に接近します。 その時の様子がこちら。 [音楽] 右方向から泳いでくるのが妖精です。 気づかれずに近づくとなんと派のヒレに 食らいつきました。ハは振りほうとします が離れません。 やがての体に食いつくと妖精の体が どんどん赤くなっていきます。そうの血を 吸っていたのです。 つまり右側は血を吸う前の妖精。血を吸う と節が見えなくなるほどお腹がパンパンに 膨らみ透明な体に血の色がくっきり浮いて 見えるというわけです。 ところで妖精は十分吸血するたびに魚から 離れて脱皮し3度目の脱皮で生態となり ます。吸血行為は妖精の頃だけ。大人に なると何も食べないだけではなく口すら なくなってしまいます。かつて吸った血液 のみを栄養源として暮らしやがて短い一生 を終えます。 沖縄八山諸島にある黒島。ハートの形をし た小さな南の島です。 海岸から50mの置き合いで23mの深さ に潜ってみました。 この辺りはサゴ賞の海です。 [音楽] ここはダイビングスポットとしても人気が あり、綺麗な魚たちをたくさん見ることが できます。 そんな魚たちが集まる3個の間をよく見て みると、なんだかゴミみたいなものが 引っかかっています。ふわふわした綿の ような物体。これは一体何だ? ここだけではありません。よく見ると あっちにもこっちにもあります。こんな 綺麗な海にゴミだなんて。 ちょっと取り出してみましょう。 [音楽] なんか綿ぼ埃りみたいですね。まるでタス の裏側で見つけた埃りの塊。しかしこれ もちろんゴミではありません。この中には すごい生き物が済んでいるのです。 水槽の中で開けてみましょう。 ん、なんか出てきた。 入っていたのは大きさ数cmのエビ。 名前は角なし鉄砲エビと言います。 観客と呼ばれる1番目の足、つまりハサミ がかなり大きくなっています。また大きさ が左右で異なります。どちらか一方の ハサミが大きいのですが驚くべきはその 使い方。それはこの後分かります。 こちらはメス。メスは小さい方のハサミが オよりもさらに小さいんです。これでオ酢 、メスの区別がつきます。 2番目の足、第2強脚。細くて小さな足 ですが、これも先がハサミになっています 。実はこの小さなハサミとても役に立つん ですよ。今足の掃除をしています。細かく 節がたくさんあるため、自由事在に動かす ことができるんです。 初めに出てきたゴミのような物体。実は これ海層で作った彼らの巣なんです。第2 強客の恐ろしくな足でなんと海層を 編み込んで作るのです。よく見てください 。器用な足で編み込んでいるのが分かり ますか? スローで見てみましょう。まず細い足を中 に突っ込み、 1本掴んで引っ張り出して 編み込んでいます。 そしてまた別の1本を引っ張り出す。これ をすごいスピードで繰り返しています。 [音楽] よく見ると小さい方のハサミで回層を つまんで引き寄せ細く適用な第2強で 編み込んでいるのが分かります。いや、 編み物教室の先生になれそうですね。 [音楽] これが編み上がったもの。袋で中は空洞に なっています。まるで靴下のようですね。 彼らはその中にこもって暮らします。 この回層は1本の太さが40ミクロン。 とても細くて人間の髪の毛ぐらいの太さ です。角なし鉄砲エビの巣はそれを匠に 編み合わせて作られているのです。そんな ことから編み物エビとも呼ばれているん ですよ。 彼らはこの袋の中から触角だけを出して 周りの様子を伺います。誰か近づいてきた ぞ。まるでレーダーのようですね。 でもトイレはどうするの?大丈夫。 ちゃんと[ __ ]は外にします。[ __ ]をする場所も 決まっていて、巣の下の1箇所にこんな山 ができるのです。 さて、ほとんど巣から出てこないという角 なし鉄砲エビですが、中の様子を見ようと ハサミを入れてみることにしました。 ところがこの後すごいことが起こります。 あ、音がしました。 彼らが鉄砲エビと言われる油縁は この医角音だったのです。まるで指 パッチンですが、その威力は凄まじく人の 手が触れると怪我をすることもあるんだと か。 全くもうハサミなんかで切りやがってと 鉄砲エビは巣を直し始めました。切り口が 空いていると敵に狙われやすいのですぐに 作業にかかります。 また小さなでっせと編み込んでいますね。 切り口の縫い合わせ方は見事としか言え ません。どんどん元通りになっていきます 。これぐらいの切り口なら10分ぐらいで 直すことができます。彼らはこの巣の中で オ酢とメスので暮らし、外に出ることなく 一勝を送ります。 元通りになりました。鉄砲さんごめん なさいね。 [音楽] ではここでクイズ。巣の中で一生を送ると いう鉄砲エビですが、じゃあ一体何を食べ ているんでしょうか? じっとしているように見える鉄砲エビです が、でもよく見ると口に何かを運んでい ます。がまさにお食事中です。実はこれ酢 を食べているんです。でも酢を食べたら なくなっちゃうんじゃないの?いえいえ。 巣の元になっているこの海層はとても成長 が早く食べても食べてもなくなりません。 それどころかどんどん増えて逆にがさらに 大きくなっていくんです。 最初に見つけたこの酢かなり長い。 50cmぐらいはありそうです。わずか 数cmの鉄方エビ夫婦の巣にしてはかなり の豪です。ということで正解は酢を食べる でした。 それでは角なし鉄砲エビさんによる手じめ で締めくくっていただきます。お手を拝借 よ。 ありがとうございました。 私たちは八島の北製およそ12kmに 浮かぶ口の選ぶ島を目指しました。そこに は魚らしさを捨てた不思議な魚が住んで いるというのです。しかもその魚は動物の 進化の謎を探る上でも貴重な存在だと言い ます。 ああ々しい島の岩肌が見え始めた頃、飛び たちがシプールを描いて私たちを出迎えて くれました。 早くこっちへ来いよ。いるかもメッセージ を投げてきます。 [音楽] 私たちは島に上陸するやすぐに不思議な魚 が住んでいるという場所にやってきました 。一体どこにいるのでしょうか とその時です。岩の上で飛び跳ねる奇妙な 生き物を発見しました。実はこの生き物 こそが我々の探し求める不思議な魚なの です。なんと彼らは水嫌の魚だというでは ありませんか。一体なぜ彼らは生活の場を 海から陸に移したのでしょう。 [拍手] 波を避け、岩の上に群れをなす不思議な魚 。けられた名前はよだれかけ。体調わずか 8cmの小さな魚です。 よだれかけは塩の道に合わせて場所をと 移動しながら波打ち際で暮らしています。 もちろん時には水に入ることもあります。 しかしすぐにまた岩に登ってきます。魚で あれば本来陸に上がることは死を意味し ます。しかし彼らはなぜか極端に水を嫌う のです。 岩から岩へ自由に渡り歩くために彼らは 抜群のジャンプ力を発揮します。尻尾で岩 を蹴るようにして時には2mも飛ぶのです 。 それにしてもなぜよだれかけは魚であり ながら水中生活を捨ててしまったの でしょう。 よだれかけの奇妙な生体に取り憑かれ、 この島で観察を続けている清水さんは世界 有数のよだれかけの専門家です。 [音楽] 水中で他の魚と競争して餌を取るんじゃ なくて他の魚が上がってこれないような 陸場に上がるとたくさんの餌を独占でき ちゃう。 水中は点滴も多く餌を巡って私列な争いが 繰り広げられます。しかし陸に上がれば 岩肌についたモやび美生物を独占できるの です。 しっかり岩に貼り付けるよう大きく変化し 岩を掴むことができます。 さらによだれかけという名前の由来になっ たこの口は岩に吸いつく役割を果たします 。 それにしてもなぜ彼らはここまでして陸に 上がる必要があったんでしょうか? 実はそのヒントがこの海に隠されているん です。 よだれかけの仲間でも水中生活を送る魚が います。それがこの石垣カエル。彼らは陸 に上がることなく海底でモやび美生物を 食べて暮らしています。 そして塩が引いた後に取り残された 塩溜まりにもよだれかけの仲間がいます。 種銀法です。彼らも同じくモやび美生物を 食べますが、やはり陸に上がることはでき ません。 しかしもある塩黙り。そんな時彼らには とっておきの技があるんです。 なんと空中を飛んで移動。こうして環境に 合わせて進化を遂げました。 このようによだれかけの仲間は競り合いを 避け生き残ってきました。その中で よだれかは陸に適用するためエラ呼吸の他 に皮膚でも呼吸できるようになっていった のです。 しかし南海の太陽は容赦なく照りつけます 。いくらよだれかけと言えど体が乾いて しまったら呼吸ができません。そこで絶え ずこうして体を濡らしているんです。中に は斜めの場所で転がってしまう おっちょこちょいも さらに岩肌に体を擦すりつけるものも実は これも大切な手入れ。こうして古い肌を 削ぎ落として常に表面を新しい肌にする。 これによってスムーズな皮膚呼吸ができる のです。 6月になるとよだれかは恋の季節を迎え ます。 [音楽] 3段場所は海の中ではなく、なんとこんな に高い場所にある岩の隙間です。 実は彼らは闇雲に散乱場所を選んでいる わけではありません。万潮の時だけ海水に 浸る位置をきちんと計算しているんです。 これが点敵の侵入を減らし、なおかつ卵を 乾燥させないギリギリのライン。 さあ、僕の元においで。色鮮やかなコ銀色 を身にまとったオスたちがメを待ち続け ます。しかしただ待っているだけでは ライバルに勝つことはできません。 そこでメが近くにいると見るや、オは首を 振って熱烈なアピール。 どうか僕のところにお嫁に来てとお願いし ているように見えます。 この動きに惹かれてメが近づいてきました 。でもすぐにOKはしません。素とオを見 てじっくり吟味します。 ここでは2匹のオが隣合あった素名で火バ を散らしています。 メスはどちらにも思わせぶりな態度でオ酢 の情熱を最後の最後まで燃焼させます。 どっちの彼がいいかしら? 長い時間悩んだく右側のオを選びました。 それにしてもメがオを選ぶ基準とは一体何なんでしょう?いいっていうのは体が大きかったりですね。その健康であること。その健康であることの指標は色が綺麗だったり、そのやっぱ体が大きかったり、あと動きが活発であるとかですねとか、いい素を持ってる。そういうものを見てメスはオスを判断してます。 岩の隙間の数だけよだれかけのラブ ストーリーは生まれます。メスに自分を 選んでもらうため、オは首を振り続け愛を 表現するのです。 ここでも1組のカップルが成立しました。 このオに卵を託そう。そう決めてメスは 岩肌に卵を生みつけ始めました。 オ酢はそこに精子をかけて卵を受正させ ます。 1匹のメが産む卵はおよそ300個。オ酢 はメが去った後も卵が孵荷するまでおよそ 40日間守り続けます。 [音楽] よだれかけにとっての天敵。それは船虫。船虫シは卵が大好物。それ以上一歩でも近づいてみろ。ただじゃあ置かないからな。の剣幕に船虫は圧倒されました。 [音楽] 1段去ってまた1段。あろうことかこの時 もっと強大な敵が近づいていました。なん と台風が島に向かってきていたのです。 海はあれよだれかが卵を生みつけたあの岩 に波が叩きつけ現れていきます。 よだれかはこれから押し寄せる悪魔を予感 して岩にぴったりと張り付いています。 彼らに逃げ場はありません。体1つで自然 の毛をしぐことができるんでしょうか? それにはあまりにもかく小さな存在でした 。 やがて海は想像をはるかに超えて荒れ狂っ たのです。 台風が過ぎ去った翌朝島の至るところで 凄まじい台風の爪跡が よだれかけは卵は無事なのか?清水さんは いても立ってもいられず岩場に目をこらし ました。 ああいました。あれほど荒れた海の中を 小さな体1つで乗り切ったんです。 でもまだ心配はつきません。岩の隙間に 生みつけられた卵は 特に今回は大丈夫みたいですね。親も ちゃんといますし、卵もちゃんと一ちに ついてます。 やがて穏やかな日の光に導かれるように卵 は誕生の時を迎えていました。 [音楽] そしてついに わずか3mmにも満たない赤ちゃんの誕生 です。 そしてゆりかゴの岩に塩が満ちた時、 赤ちゃんたちは海に旅立ちます。 大人になるまでの間、魚本来の懐中生活を 続けるのです。 7月口の選ぶ島に眩しい夏がやってきまし た。 あの岩場には小さな小さなよだれかけが 懐中生活を終えて戻ってきていました。 誰に教わったわけでもなく彼らは岩に登り 餌を食べています。もっと大きく、そして 強い大人になるために。 水が嫌いな不思議な魚よだれかけ。彼らは 小さな体に驚くほどの血恵とパワーを みならせ、たましくたか に行き続けているのです。 [音楽]
■内容
今回は海の日にちなみ、日本の海の生き物たちを特集いたします!
性転換する魚や水が嫌いな魚、月夜に集まるフグの大群…。
驚きの生態やクセ強な行動が盛りだくさん!ぜひご覧ください!
00:15「第一章・奇怪生物3選」
00:20
【たまげた】イソギンチャクが一瞬で砂の中に姿を消す決定的瞬間を撮りました
02:04
【閲覧注意】貝の「目玉」見たことありますか?衝撃のビジュアルがちょっとコワイ
04:36
【磯の激アツ異能バトル】酸で獲物の殻を溶かす肉食貝vs〇〇で防御する巻き貝はまるでSF!
09:08「第二章・大群2選」
09:13
【大群が一瞬で消える】奇妙な蟹・ミナミコメツキガニのふしぎな生態
12:32
満月の夜に集まってくるクサフグとアカテガニの大群!滅多に見られない_命の祭り_を神奈川県・某海岸で小島一慶が目撃
22:39「第三章・謎すぎる生態5選」
22:43
【日本の巨大怪魚】コブダイは力のあるメスがオスに『性転換』し、巨大なコブでメスを誘惑する!
26:51
【衝撃】イセエビの子どもの姿はまるでクモ!さらに、敵を威嚇するときはギーギー音を鳴らす!
30:34
【海にもクワガタがいた】『ウミクワガタ』の謎すぎる生態!魚の血を吸って成長し大人になると絶食!アゴの使い道は?
36:31
【人間でもケガ】必殺のガンマン・テッポウエビ!普段はサンゴ礁のポイッと一軒家に暮らす編み物職人だった
44:27
魚なのに水が嫌い!陸で生活する不思議な魚・ヨダレカケの生態を解説!台風直撃で卵の運命は…
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■どうぶつ奇想天外/WAKUWAKU
TBSテレビが追い求めた地球に生きるすべての動物たちの「ふしぎ」「面白さ」「驚き」「感動」「命の尊さ」がよみがえる!
大人も子どもも、ご家族そろってお楽しみいただいた「どうぶつ奇想天外!」(1993年〜2009年)や「わくわく動物ランド」(1983年~92年)、そのほかスペシャル番組などのVTRを再編集し、YouTube公式チャンネルとして公開しています。
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