「確実に２頭以上は出没」周辺で複数頭のクマの痕跡を確認 北海道福島町、新聞配達員死亡で厳戒態勢
草むをゆっくりと歩く熊。今月 10日午後9 時頃、福島町月先の住宅街に設置されたセンサーカメラが捉えた映像です。 ここ大通ってた。 住人は驚きを隠せません。 映ってるの見た時はどう思いました? 震えましたね。 あえと思って警戒してるような歩き方じゃなくって もう完全に何かを探してる。 スーパーのゴミを入れていた物置きです。熊にタ当たりされて大きくへこんだ後が残っています。 物置きの前に散乱するゴミ。 午前8時頃、福島町御岳にあるスーパーの ゴミを入れてあった物置きが熊に荒らされ ているのが見つかりました。 物置きには鍵がかかっていましたが、熊が 体当たりして壊したと見られています。 今月に入り、住宅街で熊の目撃が相ついで いた福島。 い、痛ましい事故が起きてしまいました。 新聞配達員が熊に襲われに引きずられていった。 午前3 時前、福島町御岳の住宅街で新聞配達中の佐藤健二さん 52歳が熊に襲われました。 玄関のドアを開けたら熊が人間の上にかぶさるような形の状態が見た。 1.5m 本当なんか熊がやっぱ多分中越とかでもかなり大きかったんで熊が男性を引きずったと見られる後が残っています。住宅街の方から道路を挟んで草地の方へと続いています。 通報からおよそ2時間後。佐藤さんは最初 に襲われた場所からおよそ100m離れた ヤの中で見つかりその場で死亡が確認され ました。 警察によりますと腹を中心に熊に噛まれた 後があったということです。 熊の生体に詳しい専門家 熊と人との事故というのは、ま、多の場合はばったり遭遇した時にですね、熊が防衛的な行動として人を襲うというパターンが多いわけですけれども、今回の場合は襲った後に引きずっての中まで運んでいるということで、ま、むしろ積極的に人を襲い人を、ま、確保しようとしたような行動にも見えます。 佐藤さんは20 年以上新聞配達員として働いていました。とても真面目だったということです。 佐藤さんは23 日前にも自宅の近くで熊を目撃していたと同僚に話していました。 新聞配達の後の昆部のアルバイトのための時期はいつもより早く午前 1 時半頃から新聞配達をしていたと言います。 電話したのよ。こからあれどうしたんだべなって ほんなさけども出ねかったのよ。 こんなかわいそうでどうなではったら頭から跳ねえねぐなってから佐藤さんが見つかったヤの中からは見つかりませんでした。今専門家が現地調査へと入ってきました。熊の痕跡などを調べていきます。 今日現場では同窓権の研究員が調査に入り、熊の糞や毛家毛家などの痕跡を調べました。今朝町内の小学校では車で子供たちを送る保護者の姿もありました。 怖いですね。いつ子供がね、こうやって 学校に来る最ちゅうとかこわれたりとか するのも不安だし、自分自身もやっぱりね 、目の前にいたらちょっと怖いかなって。 外での活動は一切あの安定するまでは中止 ということで命が1番ですから安全第一で 進めていきたいと思います。 は3 年前に制度ができてから初めてとなるひグ警報を福島町を全域に出しました。町は佐藤さんを襲った熊を駆除する方針を固めています。 先ほど現場調査を行った東等と同窓権が取材に応じました。 え、出没現場を、え、午前中に2箇所、え 、それから午後、え、4箇所、え、見せて いただきました。現場を見せていただく中 で、ま、何箇所かについては、え、熊の 足跡も残っておりまして、え、ま、それも 、え、ま、何種類かの、え、サイズの足跡 を確認しております。大まかに見て やっぱり2種類ぐらいの足跡で大型のもの と小型のものっていう形で、え、計測して います。少なくとも2 種類、え、見つかってますので、ま、確実に 2等以上は失没してた。 え、この福島町内では先週の水曜日から町の中心部でこれだけの熊の失没の情報があるわけです。画面下国道 228 号、こちらの方向が松前町方向になるんですね。 VTR でありましたスーパーのゴミの物置きが荒らされたのがここです。そして男性が新聞 配達が襲われて亡くなった場所がここ。 距離は500ほどしか離れてないという ことなんです。そしてこの福島の中心部と いうのは南北に大体1.5kmから2km ぐらいの範囲なんですが、その狭い中でも これだけ見つかっています。役場もあっ たり、小学校、中学校もあるんですね。 そして時間もポイントなんですが、夕方夜 早朝この時間帯に非常に多くの目撃情報が あります。 そして同窓権などによりますと、町内では大きさの違う足跡が見つかっていて、少なくとも 2 等以上の熊が失没しているということで、大野さん 1等ではないということなんですね。 うん。2 等以上ということでかなり怖いですよね。 そして、あの、4 時代の中継の時に言ってたのが、あの、ゴミ嵐があったこちらの場所なんですけれども、特に生ゴミが荒らされたということは人間が食べるものの味を知ってしまった可能性もあるとなると、あの、よく半端の皆さんが言うのが人間の味を知ると同じものを何度も求めるということなので、もしかしたら同じ場所にあの、その熊が来る可能性もありますので、あ、あの、近隣にお住まいの方は、あの、短い距離でも通勤通 ま、車移動したりとかとにかく厳重な警戒必要になってきますよね。 ねえ、物置きに生ゴミを置いといても荒らされるんで、本当にゴミは家の中に置いておくって、そういう手段も必要かもしれないですね。 Ja.
１２日、北海道の福島町で新聞を配達していた男性がクマに襲われ死亡しました。
町内ではクマの目撃が相次いでいて、少なくとも２頭以上のクマが出没していると見られています。
草むらをゆっくりと歩くクマ。
今月１０日午後９時ごろ、福島町月崎の住宅街に設置されたセンサーカメラが捉えた映像です。
「ここをこう通っていった」
住人は驚きを隠せません。
住人）
「（Ｑ：映っているの見てどう思った？）震えましたね。もう本当に『え～』と思って。警戒しているような歩き方じゃなくて完全に何かを探している」。
前田愛奈記者）
「スーパーのごみを入れていた物置です。クマに体当たりされて大きく凹んだあとが残っています」。
物置の前に散乱するごみ。午前８時ごろ、福島町三岳にあるスーパーのごみを入れてあった物置がクマに荒らされているのが見つかりました。
物置にはかぎがかかっていましたが、クマが体当たりして壊したとみられています。
今月に入り住宅街でクマの目撃が相次いでいた福島町。１２日、痛ましい事故が起きてしまいました。
通報）
「新聞配達員がクマに襲われやぶに引きづられていった」。
午前３時前、福島町三岳の住宅街で新聞配達中の佐藤研樹さん（５２）がクマに襲われました。
目撃者）
「玄関のドアをあけたらクマが人にかぶさっているのを見た」。
通報者「（クマは）１．５メートル中腰とかでもかなり大きかったので」。
前田愛奈記者）
「クマが男性を引きずったとみられる跡が残っています。住宅地から道路を挟んで草地へと続いています」。
通報からおよそ２時間後、佐藤さんは最初に襲われた場所からおよそ１００メートル離れたやぶの中で見つかり、その場で死亡が確認されました。警察によりますと腹を中心にクマにかまれた跡があったということです。
クマの生態に詳しい専門家は
酪農学園大学 佐藤喜和教授）
「クマと人との事故は多くの場合はばったり遭遇したときに防衛的に人を襲うパターンが多いわけですけども今回の場合は襲ったあとに引きずってやぶの中まで運んでいるということで、積極的に人を襲い、人を確保しようとした行動にも見えます」。
前田愛奈記者）
「佐藤さんは２０年以上新聞配達員として働いていました。とても真面目だったということです」。
佐藤さんは２、３日前にも自宅の近くでクマを目撃していたと同僚に話していました。
新聞配達の後のコンブ漁のアルバイトのため、この時期はいつもより速く、午前１時半ごろから新聞配達をしていたといいます。
佐藤さんの同僚）
「電話したのよ来ないから。どうしたんだべなって。電話したけど出なかったのよ」、「かわいそうでどうもなんない。頭からは離れない、亡くなってから」。
ただ、佐藤さんが見つかったやぶの中から、クマは見つかりませんでした。
前田愛奈記者）
「いま専門家が現地調査へと入って行きました。クマの痕跡などを調べていきます」。
１４日、現場では道総研の研究員が調査に入り、クマのフンや毛などの痕跡を調べました。
１４日あさ、町内の小学校では車で子どもたちを送る保護者の姿もありました。
保護者）
「こわいですね、いつ子どもが学校に行く最中に襲われたりするのも不安だし自分自身も、目の前にいたら怖いかな」。
福島小学校長 浦紀華校長）
「外での活動は一切安定するまでは中止ということで、命が一番ですから、安全第一で進めていきたいと思います」。
道は３年前に制度ができてから初めてとなる「ヒグマ警報」を福島町全域に出しました。町は佐藤さんを襲ったクマを駆除する方針を固めています。
先ほど、現場調査を行った道と道総研が取材に応じました。
エネルギー環境地質研究所 釣賀一二三主査）
「出没現場を午前２カ所、午後４カ所見た。何カ所かではクマの足跡が残っていて、何種類かのサイズの足跡を確認。大まかにみて２種類くらいの足跡で大型のものと小型のもので計測。少なくとも２種類見つかっているので確実に２頭以上は出没していた」
▼HTB北海道ニュース 公式サイト
https://www.htb.co.jp/news/
▼情報・映像提供はこちらから「イチオシ!!動画ポスト」
https://www.htb.co.jp/news/info.html
▼HTB北海道ニュースのSNS
Twitter https://twitter.com/HTB_news
Facebook https://www.facebook.com/htbnews/
TikTok https://www.tiktok.com/@htb_hokkaidonews
#HTB北海道ニュース #北海道 #ニュース