野際陽子 / 羽田美智子 ” 花嫁のれん 3 ” vol.19 ダイジェスト video
日本に1 つのお茶碗です。それがかけてしもうてほんまに大ショックですわ。 [音楽] 本当に申し訳ありません。 なお子さんのせいやないんです。あの新人中の不注意ですから。 いいえ。そういうわけには参りません。 だからなさんは縁えんです。 私はあの中井さんに腹を立ててるだけで 中井に対するご不満は私ども神楽屋に対するご不満。十々お詫びしなければなりません。 [音楽] そんな それでこのお茶碗はどちらのお店でお買い求めに? [音楽] もしかするとよく似たお茶碗があるかもしれませんですがあったとしてもそのお茶碗を金原様がお気に召さない時はこのお茶碗を作ったか本にお願いをしてもう [音楽] 1 度同じお茶碗を焼いていただかなければと。 何もそこまですることは 思い出は心の宝でございます。お客様にはその思い出を持ってお帰りただくのがこの神楽屋の表なしの心でもございます。なのにその思い出が壊れるようなことがあってはなりません。 そんなことをしたら私が大狼から叱られますので。 あんたが狼にはい。厳しいお叱りを受けます。なのですぐお店の方に連絡を取ります。チや街のお店でございましたか? [音楽] いや、そうやったかな。え、ああ、そうですわ。 [音楽] 確か。う、いいや、なんやん。ここまで言うてくれてはるんよ。そうしてもた。ええやんか。日本で 1つの高いお茶やねんやろ。 うん。まあな。な んやの? どうかしたか? いや、それがな、これ。 はあな。橋やろ。 やっぱりや。あの時や。 あの時。 うん。 ほら、あのカラオケの帰り、あんた機嫌よ。まだ歌いながら歩いてて、あの茶碗の入った袋チャリンコにぶつけてたやないの。あ、なんかカチーンと音してたもんな。あんた。 [音楽] そうや。あんたぶつけてたわ、チャリンコ。 そうやね。 あ、 そんなことがございましたって。あ、 そうやった。そうやった。思い出したわ。忘れてた。 え、たってよ、ほんまにな。 この件はもうこれで終わりです。あとはお客様にいい思い出を持ってお帰りいただくこと。それがこの神楽屋に来てくださったお客様への 1 番大事な表なしです。さ子さん、金原様たちの食事はまだ終わってはいません。引き続きお世話をするように。はい。 [音楽] さき子さんがどれだけ嫌な目に合わされてきたかなのにまだあの客の世話を白だなんてな子さんもちょっとデリカシーが足りないんじゃないか。 [音楽] はい。ですが俺がこの神楽屋の中井の育て方なんありませんか?え、一度客から逃げ出したら俺が癖になります。 [音楽] たえ何があったとしても仲をこれからも続けていくんなら乗り越えるしかありません。あ、まあ、これは長年旅館業を見てきたこの増岡の意見ですが。 [音楽] 松岡。 はい。 見直したぞ。 失礼します。 金沢名物ジブにでございます。 どうぞ温かいうちにお召し上がりくださいませ。 金バラ様、白金様、え、 自分あ、美味しそう。 [音楽] うん。 あ、美味しい。 なお子さん。 [音楽] [笑い] ああ、いや、ほんま悪かったなあ。悪い女なんや。思って気にしんといてや。なんや、あんたが息子の嫁に似てるんやて同けやねんけどな。その嫁も外に働きに出てて、この人が家事は全部 [音楽] [音楽] 1 人でこなしてんのや。こう見えても家ではシト目として結構キーも使ってるみたいでな。 [音楽] そうやねん。せっかく作った私の料理に嫁が文句言うても言い返されへんのです。食も出してもろてる酒。 [音楽] そうなんですか。それは大変ですね。ほんまにな。けどそんな中での私の唯一の楽しみが 1年に1度のこの神ぐらえなんや。 日の友達と喋って温泉でのんびりして美味しい料理も食べてとな。ありがとうございます。そう言っていただけると私どもますます一杯の表なしをさせていただこうという気持ちになります。まだまだお料理もご用意しておりますので是非最後まで召し上がってください。 [音楽] いやいやいこと言のありがとう。 あ、狼様、 銀様、白金様、今回の金沢はいかがでございましたか?はい、楽しませても、それは [音楽] いや、今回はハプニングもありましたが、それも一でしたわ。 あ、そうでございますか。ありがとうございます。 ですがさすが神楽屋。え、駅ての中井さんばっかりですなあ。 そや、あんたも。あ、いやいやいや。さき子さんも仲直りの印にいっぱいどうや? あ、いい。私はそんなあの いやなあ。 [音楽] はい。では はい。お願いします。 はい。 おお。どこ? グイっと。そりゃグイっといてるしな。 [音楽] [笑い] [音楽] 良かったですね。お客様もご自分の火を認めてくださって はい。 ですが、それよりも金原様に初めて名前で呼んでいただいたことが嬉しくって、お客様が心を開いてくださることがこんなに嬉しいことだなんて。これでまた [音楽] [音楽] 1つ表なしの心が分かりました。 そうですか。 [音楽] さあ、これでおしまいと。じゃあ、私は先に 2階へ。あ、お疲れ様でした。 お疲れ様でした。疲 れ様でした。 うん。うん。 おやすみ。おやすみなさい。 おやすみ。 うん。 えよ。首しとる場合やないやろ。た。あ、そうでした。はい。なんか最近ばあちゃんとな子さん仲いいみたいだね。 [音楽] [音楽] 本当何があったんだ? 嫁と一周とゆがわからんもんなんだ。 [音楽] すいません。 シータ布団にちょっと横になろうと思っただけなんですけど、気がついたら朝でした。本当に使えん嫁や。 [音楽] あれだけ頼んでました。 本当に申し訳ありません。 人には孫のためやってあんなにビシッと説教したのに。 お姑トさんである狼に対してほんなこと。あんたさんご自分の立場分かっとるんですか? [音楽] はい。すいません。 たき子さん、来年また来る時はあんたに部屋をお願いします。 はい、ありがとうございます。金原様のまたのお越しをお待ちしております。 大きお世話さんでした。 ほら、また来年越させてもらいますよ。頼むで。 来年 皆様のお越しを神村屋一度お待ち申し上げております。 [拍手] 皆さんをバスまで送ってきます。 それと私はもう少しさせてもらいます。 え、ジ太郎さんお残りになられるんですか? はい。新たな金沢の観光の戦略を考えるためにしばらく神楽へ滞在させてもらいます。そのことはルり子さんにお伝えしてます。 はい。 テルコさんにお話ししてお部屋ももうお取りしてありますので ありがとうございます。ほら、行ってきますけどすぐ戻ってきます。 [音楽] しぺさん。 あ、はい。 あの、まだお礼を言ってなかったので。 俺礼。 はい。 昨日どんまいっくれてありがとう。優しい人なんですね。しぺさんってんちぼンちぼンチ [音楽] なんだこれは咲子さんのぼンチのこと。え、にまそうか。 [音楽] 大阪のお客様たちがお帰りになったからと言って木を抜いて表なしにそうがないようにいいですね。 [音楽] はい。 よし。怒涛の [音楽] 3 日間が終わった。これでやっと真剣に取りかかれます。はい。 ではお母さん お電話を え、 今すぐ東京のルり子さんの卓におかけください。 分かってます。はい。えっと、もう忙しいのにはい。もしもし。出た、出た。あの、もしもし。 [音楽] 藤沢様のオタでいらっしゃいますか? え、そうですけど、どちら様? あの、私金沢のルり子の祖母でございます。 ああ、ルり子さんのおばあ様。 はい。あの、この旅はルり子がこちらに里帰りしておりますのに、あの、ご挨拶が遅くなってしまうと本当に申し訳ございません。 [音楽] 里帰り、私はまたてっきり家出だと思ってましたけど。 家え、家言えてって。 え、家事も何もかも後ろことは放り出して黙ってこのうち逃げ出したんです。ルり子さんは。 まさかそんな本当迷惑な話ですよ。 [音楽] もしもし。 お母さん、ちょっともしもし。 あの、そちらで一体何があったんでしょうか? [音楽] あなたどなた? あ、嫁の直子です。ルり子さんの叔父の妻です。 [音楽] あ、行けない。もう行かなきゃ。あ、すいません。私ね、締め切り前て忙しいんです。お話はまたこの次で失礼。 あ、あの、もしもし。もしもし。リンコ消えた。ああ、ちょっと。お母さん。 [音楽] 狼、狼なさ、またあんた余計なこと。 [音楽] いやいやいや、違います。狼違いますて。狼はこうなられるんつもあんたが原因や。狼 [音楽] いつもはそうかもしれませんが今回私じゃないんですね。 [音楽] 狼しっかりと。 あ、家でや。 ん?家で子が家でしたって。え、 家でやなんてないので。 お母さんけください。 こうなんたらお母さんから一度ちゃんとを聞かれてはいかがでしょうか。ルり子さん、東京で何かがあったんです。分かっております。今夜私から聞いてみます。 [音楽] イ [音楽] 。
金沢の老舗旅館「かぐらや」を舞台にしたドラマ、女将修行を始めて4年目の奈緒子〈羽田美智子〉に、さまざまな危機が訪れ、姑〈野際陽子〉との争いもレベルアップし、物語はヒートアップしていく。