琉球海溝北部M8級想定地震の津波シミュレーション(参考)

琉球海溝は、九州南端から台湾東方沖まで伸びる沈み込み帯であり、フィリピン海プレートがユーラシアプレートの下に沈み込んでいる場所です。特にその北部(奄美大島付近)は、地震活動が比較的活発な領域として知られています。琉球海溝北部では、歴史的にM8級の巨大地震の記録は少ないものの、地質調査や地殻変動の研究から、将来的にM8級の地震が発生する可能性が指摘されています。
仮にこの海域において今後M8クラスの地震が発生した場合を想定し、二次元津波シミュレーション(長波理論)により津波の伝播の様子を可視化してみました。

各地の詳細な海底地形や潮位条件により結果は異なりますが、本シミュレーション結果では九州南部沿岸において最大6m前後の津波高が想定されます。

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