【過去参院選挙と日経平均株価の関係性│岡崎良介氏】参院議員選挙前後のデータを振り返る/日経平均はどう動いていたか/自民党の選挙結果を軸に考える/争点はトランプ関税の行方も/
ここからは岡崎さんのテーマ解説です。今日のテーマは 3員戦まで3 週間ということで選挙が近づいてきましたね。 はい。あの3 日が工事ですから明後日ですかに候補者の顔ブレが出揃ろうということで、ま、ちらほらとねえ、こんな人も出るんだみたいな話になってますけれどもね。で、 20日に投票、東海表、今回でも 3連休なんですよね。
え、1921 等休みです。
はい。そうなんですよ。 だからマーケットを盛り込むのは 22 日の火曜日になるんですけども、え、ちょっと調べてきたのでですね、ま、この 3週間、え、選挙の3 週間のパターンと選挙からの 3週間、この参議院選挙の過去 10 回というのを掘り下げてきました。まず足元の日経平均株もう 1回見ときましょうかね。
はい。4 万円台です。
4 万円台ですね。ま、割と今回の特徴は、え、強い、強くんでの日経平均なんで 4万円からのこっから3 週間が始まるという、ま、これも頭に入れておかなきゃいけない。 バリエーションの時にはちょっと高くなったとこからですから、これちょっと注意しておかなきゃいけないとこなんですけどもはい。 まず過去10 回って言うと分かりやすく言うとこれ 3年に1回ありますから30年
うん。30 年前なんですよ。だからなかなかもう記憶の片隅消えていくんですけどもね。こんなことがあります。じゃ、表にまとめると こんなカフレです。30 年前で言って村山富道さんだったんですね。 ああ、懐かしいですね。
ええ、98 年この辺り非常に印象的したね。 橋本さんがこれ負けちゃって 回線議跡、え、選挙の議跡減らしちゃったんですね。で、橋本さんここでおやめになるというやつですね。 で、その次の3 年後は小泉さんの、え、最初の年かな。で、一応これ成功した参議院感想確保しました。で、次の 2004 年はこれ負けましたという感じですね。 うん。で、2007年はこれ安倍さんの第 1 期なんですけどね、この時はライちゃいまして、で、ここで民主党が勝って、で、ま、こっから、え、麻さんに変わって、で、その後政権交代していくと、え、 2010 年っていうのはこれ直さんですね。 カ直さんの時はこれ民勝ったんですよ。 で、民主党が敗北がしてネジになって、で、 13 年からは安倍さん、安倍さん、安倍さんてことで地味が強い。 さらに岸田さんもこうやってみるとこう堅実に勝って単独で改善過半数取ってですね。ただ安倍さんの銃撃事件というですね、え、あの悲しい事件があったのもここです。こんな 10 回です。野さんなんか記憶に残ってあります? 私先ほどお話しがた中で 2007 年の自民大配のこの選挙はよく覚えてますね。 ええ、ま、この時株価えらい下がりましたしね。 で、こからもう奈の自民党がこう落ちてきますから確かにこの年のは非常に印象的だったと思います。一応これ後でまた必要な時にこの表はもう 1 回使いますけども視聴者の方々もあんなことあったなってことを思い出しながらこれからの話を聞いてもらいたいんですけども 株価の動き、え、ここからの 3週間、さらに選挙過ぎての 3週間、合計6 週間、どんな動きをするかっていうとこんなグラフになりました。 え、スタートの月曜日、今回で言うと、え、昨日月曜日の終わりにここなんですけどね。 はい。
まあ、見事に散らばってます。 ああ、そうですね。 散ばってます。ただこの、え、赤、青い線ってかね、緑青っていうのかな?青緑っていうの。この線見てもらうとこれずっと下がり続けましたよね。 これは何年ですか?
2007年。 ああ、そうでしたか。 だからあの、飼野さんの悪い予感ってます。これが最悪のケースのパターンですね。 で、逆に1 番良かったのかなというのはどれなのかな? あ、95 年というのはね、ま、これ村山さんの頃なんですけどね。えっと、ま、リバウンドに入ってた頃なんですかね。あと赤のこれは 98年、98 年の頃っていうのは、あの、あれですね、え、橋本さんが、え、降りてその後内閣になって、オ内閣は積極財政を取っていくという、そういうような展開だったんですね。 はい。あともう1つぐらい、この 2000、え、13 年の時ですね。これあの安倍さんの、 え、対象したとこですけどね。こんな風にドーンと上がるんですけども、実はこれ、これ、ここが選挙なんですけど、 T0がこっから落ちていくんですよ。こう ああ、それは触れが大きいですね。幅が大きいとい 選挙に勝ったらその後、 え、増勢が待っていたというちょっと皮肉な結果に終わったケースなんですね。 ま、これだけ見るとね、ちょっと難しいの で説明が、え、少し、えっと、この、え、 オレ線グラフを防グラフに変えてこんな風 に加工してみました。こちらのグラフを見 てください。え、95 年から、えっと、全部こう色で分かれてるんですけども、え、さ、その前の 3週間はどうでしたかと、その前の 2週間は直前の1 週間は、え、終わってからの 1週間、え、終わってからの2 週間、終わってからの3 週間、例えば終わってからのエラー上がってるのがこの 2016年の安倍さの選挙の時ですね。 ええ、これは与党改線議跡まで 70議跡。これは良かったと思います。 良かったというパターンですね。あと 2007 年で見てもらうとこれもう選挙からま、どうも、え、難しいぞと、え、不利だというのが言われてる頃はもうずっとダめで終わってから [音楽] 3週間目にドーンと下がって、 これ、ま、運悪くね、この頃アメリカの不動山バブルがもう崩壊していてですね、で、のパリバショックなんていうのがあって、株が大暴落したっていうようなケースですね。 あと意外なのがですね、意外つったら怒られちゃうんですけど、記者政権の頃ってこんな風に終わってからしっかりしてると いいですね。
極めてステディーな はい。安定していますね。 術形になってんですね。
はい。 で、これをぐるっとくるっと丸めて、で、じゃあ参議院選挙と株価の関係はどうなのかというのを 10 個のサンプルで平均値を取ってみるとこんな形になりました。え、選挙までの 3 週間はちょっとプラスなんですけども、上がるかと言うと 6 割ぐらいの分で、ま、そんなに確実に上がるとも言えないですね。こんな風に、ま、ほとんど 6割、5割、4割、4割、4 割というので、 え、安定になるかというとならないケースが多い。 選挙だから買だ、選挙だから売りだということにはならないと。 ただこの選挙の1週間で見ると7 割の確率で
ええ、 株価は上がっていて、ま、10 回あるうちの7回選挙1 週間選挙終わってからは上がっていて、平均値が 1.2 ですから、ま、漠然と選挙だからというので、ま、戦略を立てるなら選挙が終わってから、つまり 簡単に言うと選挙の直前の金曜日に買ってで、その次の週の金曜日に売るのが、まあ、まあ 7 割ぐらいの確率で勝ちそうだというのが平均値モデ から言ったですね、答えになります。 ただ先ほど10 回の選挙見ましたけれども自民が勝ったらどうとか与党が勝ったらどうとかそういう差はありそうに感じるんですけど。 [音楽] そうですね。1人分け、その参議選挙 10 回のうちに例えば橋本さんとかそれから 1 期目の安倍さんもそうですけども負けちゃったら、え、政権交代っていうか、ま、え、首相辞任するっていうケースもありますから、それも重要なポイントなんですけども、 とりあえず2 つに分けました自民が勝ったと思われるケース。これは例えば与党が民主党だけど自民が勝ったとか、とにかく自民が勝ったケースを丸めると過去 10回のうち6 回あったんですね。で、その6 回の動きを見るとこんな感じです。 です。え、これね、残念ながらやっぱ バラバラで、ただ大きく伸びてる2016 年のケースとかあるいは、ま、大きく下げ てる2013のこれ、ま、さっき見た増税 のケースとかあって、一応自民が勝った からと言ってですね、この6回のケースで 見るとパターンらしきものをはっきりした ものは見えなかったんです。ところがです ね、これ意外だったんですけども、調べて みて自民がこれ明らかに負けたなと思わ れるケースが4回ありました。ま、回線前 の議跡に届かなかったとか過半数取れ なかった。だとか、あるいは民主が第 1 等になってねじれになったとかっていう時、え、そういった 4 回のケースを、え、グラフ化するとこうなります。 95、98、2004、2007 年なんですけども、これ、ここ前の 1週間が
はい。
これ98、24、2007 年っていうのは確実に、ま、自民が敗北しそうだ。 はい。 自民が回線前議跡を、え、確保できないぞという見通しになるとこんな風にで、え、そうでないケースも 95 年あるんですけども、これちょびっとしか上がってませんので、 どうもこの前1 週間ぐらいの展開というのは、あ、今回自民があの優勢かどうかというので相場は、え、はっきり、ま、どちらかというと売りに傾きそうな、ま、大きく傾く時っていうのはこれ 5%ぐらい下がりますから。5% って言うと今の日経平均株価 4万円時代っていうと2000 円ですからね。
あ、大幅安。 なかなかの展開ですからね。ここ、え、直前の 1週間、え、つまり、え、 20日の選挙ですから13 日が日曜日だから、え、14 日からのせところですからね。 14
日から18日の月曜日から金曜日。 そうですね。ここちょっとポイントかなという風に、え、調べてみた結果、あ、ここが見つかったということになります。 そうすると自民党が思ったよりもこうま良さそうだというニュースが流れるともう少し株価は落ち着いた。 あのパターンは見えないんですけども少なくとも自民が劣静だという風には 報道されると最後の1 週間はちょっとまずそうですね。それ以外は特に目立った、え、株式市場に与えるインパクトというのは私の目には見つからなかったですね。 ええ。 そうすると岡崎さん、この後日経兵を動かしそうな要因というのは選挙以外に何があるんですか? 選挙以外でないとしたら当然のことだから完税。未だに日本のレシプロ完税の部分加えると 24%かかった状態ですし でおまけに今回もなかなかお土産というか手ブで帰ってくる赤さんの話あとトランプ大統領はまたまた手書きのメモとかですね。 え、メモも、ま、これは手書きのメモっていうのは金融政策ですけど、日本向けには手紙を書き書いて送るぞという風にあの、言ってましたしね。 はい。 あと、ま、あの、米不足なのになんで米買わないんだとかね。 それもSNS に書い書かれてたりとか、ちょっと今 どうも標的になりそうな気配ですよね。 ですから、ま、それとおそらく選挙がこう ダブルで重なってきてインパクト与えるか もしれませんが、まずその最後の1週間、 つまり14日の、ま、の最後の1週間は 選挙の影響を受けるとは思うんですが、 それまでの今週来週に関と関税とそれから 金融政策りのところがポイントなるかなと 思います。はい。スケジュールですが、 この後3日が山陰戦について、え、これさ れまして、あの候補者の顔が見えるという ことですね。 選挙ですね。はい。3 連休の中になります。 ここまで31戦まで3 週間岡崎さんの解説でした。 [音楽]
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「参院選挙まで3週間」
解説:岡崎 良介氏(日経CNBC コメンテーター)
進行:改野 由佳(日経CNBC キャスター)
〈目次〉
00:00 参院選挙まであと3週間
・7月3日公示、三連休の中日で投開票
・マーケット22日火曜に折り込む
01:00 過去10回の参院選挙を振り返る
・過去10回を振り返ってみると1995年村山富市総理政権まで遡る
・2022年岸田政権も自民単独で改選過半数
・2007年の自民大敗時は株価も大きく下がった
02:52 過去10回の日経平均の動き(選挙前後3週間)
・自民大敗の2007年の日経平均は参院選後が大きく下がっている
・98年は小渕内閣になり積極財政をおこなった
・2013年安倍政権大勝後下げた理由は増税があったため
04:28 選挙を挟んでの日経平均の値動き(棒グラフ)
・2016年は選挙後大きく上がっている(安倍政権)
・2007年は選挙前~選挙後まで下げていた
・2007年の下げは米国経済の不動産バブル崩壊も要因
05:29 過去10回の参院選挙と日経平均
・選挙後の1週間は過去10回で見ると7回上昇している
・自民が勝ったケースは6回あるが…
・自民敗北予想の場合、直前の1週間前の日経平均は下げている
09:15 選挙以外の日経平均を動かす要因
・トランプ関税がどうなるかが一番
・金融政策の動向
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