新型コロナ対策で8割減の行動制限をしないと40万人が亡くなるはデタラメだと柳ケ瀬議員が国会で指摘する

これ新型コロナ対策の総括というのは 各総理大臣その度に聞きました この総括というのは結局したんですか そしてそれどういう 結論が出ているんでしょうか 私これ全く総括されていないと思いますよ 今年の5月21日の日経で コロナ対策のトップであった尾身さん 尾身さんが総括ができていないと インタビューに答えていらっしゃると 4年間の徹底的な検証が必要だと いうことを尾身さん自身がですね 言っているわけであります コロナ始まった当初ですね 行動制限ということを言われました これ8割の行動制限をしなければ 40万人が死ぬんだみたいなことを 言っていました 都道府県をまたいじゃいけないとか 私はこれは非常に大きな 経済損失だけでなくですね 非常に多くの人の心に傷を負わせた 施策だったなと これ正しかったんでしょうか 動かなければそれは感染はしないですよ ただではどこまで動かないのか 8割って 一体何なんだと 私この論文をですね丁寧に精査して 筑波大学のですね掛谷准教授とですね 一緒にこれ検証させて いただきましたけれども これは全くのでたらめですよね 妄想ですよ この40万人 当時も私何回も 国会質疑させていただきました 根拠ないよねという話を させていただいています そういったことに基づいて この行動制限てやってきたわけですよ そういったことをきちんとですね 反省してほしいんです 新型コロナ対策は
正しかったのか 柳ケ瀬議員が国会で 当時国民に呼びかけていた 8割の行動制限については デタラメだと批判 赤澤大臣が答弁をします 新型コロナ対策について伺いたいと思います 私も6年間ですね 参議院議員やらせていただきましたけど 任期が始まってからですね ほぼこのコロナ対策に終始したということで この場所においてもですね 新型コロナに関してはさまざまな 話をさせていただきました それが結局どうだったのかというですね これ決着をつけなくちゃいけないんですね でも私は決着がついていないと思っていまして これ新型コロナ対策の総括というのは これ何度も私岸田総理も聞きましたし 各総理大臣にそのたびに聞きました 当時厚労大臣だった 加藤大臣にも聞きましたし この総括というのは結局したんですか そしてそれをどういう結論が出てるんでしょうか それについてはいかがでしょうか赤沢大臣 赤沢担当大臣 議員御指摘のとおりですね 新型コロナウイルス感染症の対応を振り返り 次の感染症危機にしっかりと対応できる 体制を構築していくことは 極めて重要だと考えております 政府としては令和4年5月から6月にかけて 医療関係者 学識経験者等構成員とする 新型コロナウイルス感染症対応に関する 有識者会議においてですね 新型インフルエンザ等対策特別措置法に 基づく対応や医療提供体制等に係る 課題を取りまとめました これを踏まえて 感染症法や特措法等の改正を行ったり 統括庁 国立健康危機管理研究機構 JIHS(ジース)を創設するなど 組織体制の強化を実施したところです また令和5年9月から 新型インフルエンザ等対策推進会議において 新型コロナ対応の 当事者有識者からのヒアリングを実施し 平時の備えの不足や変化する状況への 柔軟かつ機動的な対応等 新型インフルエンザ等対策政府行動計画の 改定に向けた主な課題を取りまとめました これを踏まえ令和6年7月に 政府行動計画を初めて全面改訂をしたところです 以上のようなことを踏まえてですね 新型コロナウイルス感染症対策についての 総括とそれに基づく 対応策を講じていると考えておりまして 引き続き関係省庁や 地方自治体等とも連携しつつ 政府行動計画の取り組みの進捗状況の フォローアップや実践型訓練等を通じて 次の感染症危機に万全を期してまいりたいと 考えております 柳ケ瀬裕文さん 総括をされたという話なんでしょうか 行動計画が見直されたということは 存知しているわけですけど 私これ全く総括されていないと思いますよ その証拠にですね これは2025年 今年の5月21日の日経で 当時のコロナ対策のトップであった尾身さん 尾身茂て皆さん覚えていますかね いらっしゃいましたよね 尾身さん 尾身さんが総括ができてないと いうことをですね インタビューに答えてらっしゃると で4年間の徹底的な検証が必要だと いうことを尾身さん自身がですね 言っているわけであります つまり何もできてないよと これまたパンデミックきたときにですね どういう対応をとるんですかと 有効な対策はとれるんですかと いうことを尾身さんが 心配をしているわけであります つまり検証はできていないんですよ 例えばこれコロナ始まった当初ですね 行動制限ということを言われました 西浦さんという教授が出てきて 8割おじさんと言われてましたよね でこれ8割の行動制限をしなければ 40万人が死ぬんだみたいなことを言ってました そこから行動制限が始まったわけですよ 都道府県をまたいじゃいけないとか 私はこれ非常に大きな 経済損失になっただけでなくですね 非常に多くの人の心にですよ 傷を負わせた施策だったなと いうふうに思っているわけですけど これはどうだったんでしょうか これ正しかったんでしょうか 赤沢国務大臣 まずあの 私の中学高校の先輩でもあります 尾身分科会の会長について 言及をいただきましたが 尾身会長は個人の資格で いろいろなことをおっしゃっていることも 承知をしておりますし それについてはですね 検証が足りていないところもある さらにやるべきことがあるというような 御意見をお持ちであるということについては 私そんなに不自然なことだとは思いませんが やはり委員が今おっしゃったように 何も総括してない 何もしていないということについては 私はそれは当たらないのではないかと いうふうに思っております 御指摘の都道府県を またいだ移動制限についてですね これについては 人と人との接触機会を減らすことが 感染症対策において重要であると いう基本認識のもとで 感染症の専門家の意見等を踏まえながら 対応してきたものと承知をしておりまして 令和5年9月以降推進会議において 政府行動計画の改定について議論をする中で 新型コロナ対応の当事者や有識者からの ヒアリングを含め 新型コロナ対策の振り返りを行ってきました その中で 都道府県をまたぐ移動の自粛については 接触機会の減少に効果があった一方で ワクチンや治療薬が広まった後においても 要請する必要はなかったのではないか といった指摘をいただいております そういう意味で 検証を進めているところでありまして これを踏まえ令和6年7月に改定した 政府行動計画においては 感染拡大防止と社会経済活動の バランスを踏まえ 柔軟かつ機動的に対策を切り替えること あるいは不要不急の外出や 都道府県間の移動等のですね 自粛を求める際には それらの行動制限が早期の 感染拡大防止に必要なものであること等について 可能な限り科学的根拠等に基づいて わかりやすく説明を行うこと等について 記載を盛り込んだところであります 政府としては次なる感染症危機の際には こうした検証あるいは それに基づく対応を踏まえつつ 科学的知見に基づき 専門家の意見をしっかりと伺いながら 適切に対応してまいりたいと考えております 動かなければそれは感染をしないですよ ただ じゃあどこまで動かないのか それがじゃあ40万人亡くなるのか 8割が 8割って 一体何なんだと といったことも含めてですね 私この論文をですね 丁寧に精査して 筑波大学のですね 掛谷准教授とですね 一緒に検証させていただきましたけれども これは全くのでたらめですよね これ妄想ですよ この40万人 8割削減しなければ 40万人死ぬというようなことは 当時も私何回も国会質疑させていただきました 根拠ないよね という話をさせていただいています そういったことに基づいて この行動制限とやってきたわけですよ そういったことをきちんとですね 反省してほしいんです で今科学的知見がと言いますけれども これも一つの科学的知見だったわけですよ 8割削減しなければ亡くなるんだと 当時大きく喧伝してですね そして行動制限をしてきた 学校ではですね これ黙食で子供たちは黙って飯を食うと そして小さな子供もマスクをすると ずっとマスク生活だった だから顔の表情がわからないと これは心の発育に 大きな影響を与えたのではないかと いったことを言っている方もいます それからですね 亡くなった方ですね コロナで亡くなった方 この方の葬儀 これはオンラインが推奨されたわけであります 遺体に触ることすら許されないと 遺体に接触することはだめだと これ何の科学的知見もないですよ これは でもそれを言い出したのが 2020年7月でしょ その指針が出されたのが でもそれが改正されたのが これはおかしなことだから不要だと 改定されたのは2023年の1月ですよ 2年半もですね こんなことをやってきたんです で亡くなった方のですね 御家族の方は 最後触ることもできなかったということですよ 多くの方が 涙を流しながらですね ご葬儀を迎えてきたわけですよね こういったことが幾つもあるわけです でもそれ検証していないじゃないですか これが本当に必要だったんですか なぜこれだけの対策が遅れたんですか 一回決めたことをですね なぜこれだけ科学的知見もないことを ずっとやり続けなければいけなかったんですか それ国会では散々指摘されてきましたよ そういったことをどう総括しているのかと いうことをですね しっかりやっていただきたいと いうふうに思うわけですけど これいかがでしょうか 赤沢国務大臣 はい 人類にとっての未知のですね 感染症というものに対して 最初から科学的知見などというものは ない部分が非常に多いわけですね それに対してどのように対応していくかといえば その渦中にあっては 極力リスクの少ないように 国民の失われる命が少なくなるように ベストを尽くすということであります で結果的に事後で検証したときに あれは過剰だったのではないかというような 検証は当然あり得て重要だと思います しかしながらそのときにですね 実際にその渦中にあって過剰だったから それが不適切なものだったかと いうことについては 私はかなり丁寧な議論が必要では なかろうかというふうに思います その上でですね これ子供のマスクと葬儀の方 両方しちゃったんですけど ちょっと本来二問で聞いていたので 全部お答えすると結構長いんですが ちょっとまとめてじゃ大くくりで わかりました まずですね子供のマスクについても 各省庁が実施した新型コロナ対策について まずは実施省庁において 検証と対策を実施されるべきものと考えますが これについてはですね 文科省が専門家の意見等を踏まえつつ 活動場面に応じた適切な対策を 講じるための考え方を適時適切に示してきたと いうふうに考えておりますけども 小さな子供のマスク着用に関して 厚生労働省において 小児科学会や発達心理の有識者等からの 御指摘 まあ先生の御指摘もあったと思います 踏まえて 2歳未満はマスク着用を推奨しないこととか それ以外の就学前の子供についても 一律には着用を求めないこと等についての 考え方をお示ししてきたところであります そのように承知をしております そういう意味でですね こういったことも踏まえながら 令和6年7月の改訂した政府行動計画において 適切な対応をしていくと 子供の発達発育に関する影響への対応等を 講ずるということが 記載されているところであります また葬儀についてもですね 私自身も当時 亡くなられた御家族の顔も見れないとかですね 本当に痛ましい話を多数 聞いており心を痛めていたところでありますが これについては令和2年7月ですね 厚生労働省等が新型コロナウイルス死亡者の 葬儀火葬等ガイドラインを策定し 以降ですねその当時において得られた 科学的知見やさまざまな指摘を踏まえて 適宜改正をしてきたと いうふうに承知をしております 政府としても令和5年9月から 令和6年6月にかけて 政府行動計画の見直しのための 推進会議を開催しですね 埋葬火葬に関して有識者から 混乱が生じないよう 統一的な処理方法を示すべき等の 指摘をいただいたところで 令和6年8月に全面改訂した 政府行動計画ガイドラインによればですね 納体袋については アウターを開ければ顔を見ることができるように インナーを透明なものとするなど 御遺族等が遺体の顔を見ることは.. ご遺体の顔見ることができるように 配慮すること等の 記載が盛り込まれたところであります 次の感染症危機に向けて 御遺族等のご意思できる限り尊重しつつ 科学的知見に基づく感染症予防が徹底された 埋葬火葬できるように 関係省庁としっかり連携して 対応していきたいと思います すみません あの 質問が幾つも残ってはいるんですけど これもまた残余の質問は 別の委員会でやりたいと思いますけど やはり未知だったんですね それはそうなんですよ だから知見がなかった それそうなんですねが そのとき判断したと それもですね 判断をしなければいけなかったのだと いうふうに思います ただですねそのときの判断が 本当に適切だったのかどうなのか それを判断をですね 一度決めたことをやはり 変える勇気も必要だったわけですよ でもそれを適切にやってきたのかどうなのか これを一つ一つのことをですね きちんとですね 検証していただきたいということであります このことを申し上げて質問を終わります ありがとうございました

#国会 #政治
この動画の音声は「VOICEVOX:玄野武宏」を使用しています

出典:衆議院・参議院