橋本愛「こっちはタイムリミットが…」女性キャリアにおける出産に言及/ELLE ACTIVE! FESTIVAL 2025
えそれではあの早速ですが橋本愛さん福馬 美ゆさんにえご登場いただきたいと思い ます [拍手] [音楽] [拍手] [音楽] えでは本日はえ女性が輝く日本映画のこれ からということでえまずはあの近年の映画 業界のえ女性を取り巻く環境やえ現状に ついてあの伺っていければと思っており ますえ女性監督やえプロデューサー女性 スタッフに関してあの以前よりはやはり こう割合的に徐々に増えてきているのかな というのはちょっと個人的に感じてはいる んですけれどもあの実際のところこうどう なのかえ福馬さんにお話をお伺いしたいん ですがそうですねあの実際のところ私の裸 ですとやっぱり現場の女性の数というのは あの少しずつ増えてきているという風な 印象はありますあの実際に自分がえ担当 する貯金の作品でも大体40%から50% は女性のスタッフに参加いただけるように しているんですけれどもただその先ほど石 決定層の話ありましたけれど各部門のま いわゆるヘッドなので現場のである監督 ですとか撮影え美術衣装まその他の各部門 のヘッドの方はまだまだ男性が多くてその 女性たちというのはアシスタントや助手の 部門 で多く参加されているのかまそういう印象はありますね あの橋本さんは実際にこう出演者として現場にこう関わっていく中でそうしたこう女性の割合というのがま増えているのかどうなのかあのそうした変化というのは感じていらっしゃいますか 私ももうほとんど全く同じ実感できっとこう過去よりは増えてきているだろうなっていう実感がありますしあのけどやっぱりこうプロデューサーだったり監督女性 の監督とご一緒したことが本当に少なくて なのでこれからどんどんごご一緒したい なっていう野望はもちろんありますしで 総学部署のあのトップの方もそうですけど やっぱり女性が多い部署ってなると衣装 メイク部だったりあのそこはむしろ逆に 女性の方が多かったりするんですけどなの で何でしょうねこうクォーター性というの かなんかこれからどんどんこう意識を持っ て多分女性のスタッフを増やしていこうっ ていう風な取り組みがこう続けばいいなと 思っているんですけどあのこれ田監督が前 に自分の現場でこう女性のスタッフをま 割とこうあの反々になるように50%に 達するくらいにはあのやりたいなっていう 風におっしゃっていて実際にできてるかは ちょっと分からないけどそういった意識を 持ってあのスタッフをこううん女性の スタッフを自分の現場にもあの参加させて もらっているっていう話を聞いてあなんか そういったこうそういった意思を持って あの現場を作ってくださる方がいるのは とても希望だなと思いましたしどんどん そういった取り組みが増えていってほしい なとは思いますねで先ほどまお話にも出た ようにやはりこうプロデューサーやこう あの監督であったりえそれから各部署の こうリーダーというかえ上に立つ人間の中 にこう女性の割合が少ないというのはこう もしかするとやはり撮影現場でのま労働 時間の問題であったりえそれから出産育児 に伴ってどうしてもその女性が途中で キャリアをえ中断してしまうというあ の現状もあるのかなと思っております ですねあの労働環境の変化というとやっぱり長らく日本内画業界で 1 番大きな課題としてあったのが長時間労働と休日が不規則であるっていうことなんですね なのであのやっぱり映画の現場っていうの はどうしたって元々は力仕事なのでさっき おっしゃったようなその衣装美術など以外 の逆に撮影だったり証明部っていうのは 本当に身体的な負荷が大きい分男性中心に ならざる負えなかったっていうのが元々 あってただやっぱりじゃ海外の側を見ると ま私たちもフランスや韓国で政作をして 本当に広がってじゃあ日本はというところ でようやくそれがいかに遅れているのかと いうことに気づきと感じたわけですけれど もあのここ数年特に23年にえ永と呼ばれ ます映画政策適正化機構というのができて からはあの撮影時間は11時間まで前後の え準備片付けを入れるとま13時間までと いう一定のルールはできたんですねであっ たりやっぱり現場自体もどんどんデジタル 化が進んでいくと先ほど申し上げたような その機材の重さ身体的な負荷というところ がクリアできるとやっぱり女性のスタッフ がより参入しやすくなってきたっていう ようなこともあって労働環境自体は変化し ていっていますしそこに女性が入りやすく もなってきているなという印象はあります でそのじゃあ子育てとさっき話にあった ようなその長時間労働の時にはなかなか 出産だけではないと思うんですけれども いろんなライフイベントとこう両立する ことがどうしたって難しい環境にあった中 でえ時間だけじゃなくってより育てに特化 した今まだ本当に過時なんですけれども じゃあ現場にベビーシッターさんが来 られるように政作品に今まではなかった 費用というのを入れることができるように するための試みですとかあと現場出身の方 があのそうしたシッターさんの会社を 立ち上げられてもう本当に現場の監修から 何から熟地されているのでそういう方が 映像業界にえ照らした専門のさの導入して えスタッフやキャストが活用している例も ありますし橋本さんはま出演者という立場 からご覧になった時にまたちょっと違う見 方も出てくるのかもしれないんですけれど もあのこれまで様々なこ 撮影現場に立ち合う中でやはり何か労働環境が少し変化してきたなということは感じていらっしゃいますか?そうですねまさに今その英的のシステムがこう適用された現場に先日初めて参加したんですけども本当に天国のような労働環境でいやね今 11 時間労働って聞いただけじゃ天国って思えないかもしれないけどもう まだ長いですそうそう あの9時5時とはと思ったら長く感じる けどでもそんやっぱこう労働時間がまず 決まっているっていうこと自体がもう画期 的で今まではもうなんか取れるだけ取って あの終わらないと帰れないっていうか時間 がこう決ま限限られているからこそ逆に そのじゃあその限られた時間内でどれだけ 高いクオリティを維持しながらいかに効率 よく現場をこう進めていけるかっていうの をどの部署の方々もやっぱりそういう意識 があるからすごくこう思考錯誤されていて でそれが何でしょういい感じにその現場に なんだろうポジティブなこうエネルギーが うまいているようなように感じていてなの でこう焦って急いで適当に物を作るという わけではなくてむしろあの逆に私は クオリティが上がっているんじゃないか なって思ってます 実際のところ職場における何かこう男女の格差みたいなものってこれまでにま感じたことがあるかどうかちょっとお伺いできますか はいそうですね各さその映画業界自体がま他の産業や社会全体と同じようにまいわゆるそのガラスの天井ではないですけれども映画業界だとセルロイドの天井という風に言われるんですね フィルムの素材がセルロイドなのでという ようなまいろんなポジションだとか報酬面 での男性とのギャップジェンダーギャップ というのがあるという認識はしています ただ個人的にはあまりすごく女性だから 何か格差があったすごく嫌だったっていう のをうん意識したことは正直ないんですね ただ1つやっぱり12年前に出産をした時 にそれはどうしたって身体的な精査があっ て出産女性の側しかできないわけですから ただするにあたってじゃあ自分がその後 復帰できるのかそのための用意として当時 まやっていた映画の政策の仕事をあの他の 方たちに10人ぐらいの人に分担してこう 引き継ぎをしたりとかじゃあ復帰をする時 にはこう保育園をどうするっていうような ことが出てきたりとかもうずっとその出 さんを巡ってなかなか復帰する両立すると いうことに確信が持てないままいたって いうのはありましたしだそういう時に横を 見るとやっぱり男性たちは自分が父親に なっても変わらずに普通にキャリアを継続 していくことができるところでどうしたっ てそのギャップはあるなっていう風には 感じました下本さんはいかがですか そうですねま私もまだあの出産の予定も何もないんですけどただ自分がもしそんな立場になった時にやっぱり仕事との両立っていうのが [音楽] 1 番こう懸念として最初に上がってくるから今はまだいいかなとかなんかこう人生計画の中にやっぱりシビアに関わっけどやっぱり周 の男性の俳優さんとかと話してるとやっぱ 呑キなんですよなんかまだいいかな結婚は みたいなま35ぐらいでとかまみたいな 感じを聞くといやこっちはタイムリミット があんだよとかとかやっぱりこうま生まれ たら生まれたで仕事もしたいだろうけど きっと一緒にいたいって思う気持ちも きっと生まれるだろうしそのバランスか バランスを取るためにはやっぱりその映画 の映画に限らずですけど撮影現場のその 体制がやっぱり変わっていって欲しいなっ ていうの説に願っていてなのでさっきあの 現場をよく知るシッターさんの存在だとか そういったことはとても存在が大きくなっ ていくだろうなと思いますねあとはまそ そういった話とはちょっと別なんですけど 最近思うのはやっぱりさっきのその意意思 決定層に男性が多いからこそやっぱり男性 の俳優さんの方がそういった方たちとの コミュニケーションがやっぱちょっと円滑 だなって思うところはちょっとあって やっぱりその自分が女性の俳優だからこそ なんか少しちょっとそこに1枚の壁がある というかコミュニケーション頑張って取と するんだけどなんかこう男性同士の コミュニケーションとはやっぱり質が違う ことも全てではないんですけどやっぱり あってどこか自分が阻害感を感じたりとか だからこれは私俳優だけじゃなくてきっと 他の部署の方々もそういう思いを抱かれ ながら現場にいる方もきっと多いんだろう なって思うとやっぱりどんどん女性 が意思決定層の女性がこう増えていって くれると私自身もなんかもっと楽にもっと フラットに対当になんかより円滑な コミュニケーションを取れるんじゃないか なっていうのは最近気づきましたねだから なんかその男性同士の横の繋がりが強すぎ てなんかそれでなんか次の仕事が決まっ たりしてるの見るとこの野郎と思ったりと かします
「ELLE ACTIVE! FESTIVAL 2025」が6月28日(土)にHills House AZABUDAI にて開催された。
第3部のイベントには、今年2025年に主演作『早⼄女カナコの場合は』をはじめ、既に3本の出演映画が公開されている人気俳優の橋本愛と、是枝裕和監督が主宰する映像制作者集団「分福」のメンバーとして、『真実』『ベイビー・ブローカー』『遠い山なみの光』など映像作品のプロデュースを手掛けている福間美由紀が登壇。『女性が導く日本映画のこれから』と題し、映画ライター・月永理絵の進行にて、トークセッションを開催した。
福間は、日本の映画業界における女性の監督、プロデューサー、スタッフの関わり方について「肌感覚では女性スタッフは増えてはいるが、まだまだ意思決定層における女性の割合は低い」と現状を伝える。これに対し橋本は「私も福間さんと同じで、増えてきているとは思いますが、やはりまだまだ女性のプロデューサーは少ないと感じますし、私自身、女性の監督とご一緒したことがあまりありません。衣装部やメイク部は女性の方が多いという認識です。今後、意識的に女性スタッフを増やしていくようにしていけたら良いなと思います。是枝監督と以前お話させていただいたとき、女性スタッフが増えるような意志をもって現場を作っていらしゃる方がいるのは映画界の希望だな、と感じました」と俳優の⽴場で話した。
近年の撮影現場では、労働環境や出産・育児への支援が改善されつつある点をあげた福間は、「以前の映画業界は長時間労働や力仕事が多く、男性向きの環境が続いていた印象があります。現在は映適(日本映画制作適正化機構)によってルールが整備され、デジタル化も進み、身体的な負担が軽減されてきました。女性スタッフにとって働きやすい環境が少しずつ整ってきていると感じます。シッター費用の補助や、女性が悩みや生活について話し合える場もできてきており、大きな変化だと思います」と述べる。
すると橋本は「私も映適のルールが適用された現場に参加しましたが、労働時間が決まっていることで心身ともにとても働きやすくなりました。限られた時間で高いクオリティを目指すことで、以前よりも現場にエネルギーが生まれ、作品の質も向上していると感じました」と続けた。
また、福間は、職場における男女格差について「出産後、仕事に復帰できるか不安で、両⽴に自信が持てなかった時期がありました。男性はそうした不安なく働けるのではと感じ、夢や人生を考える上で、なぜ女性ばかりが選択を迫られるのかと悩みました」と明かす。そのうえで「最近は子育てに積極的な男性も増えてきており、社会全体が良い方向に向かっていると感じます」と前向きな変化を述べた。
一方、同じ質問に橋本は「まだ(結婚も)出産の予定も何もないんですけど、ただもし自分がそういう立場になった時に、仕事との両立というのが懸念点として最初にあがってくるし、人生計画の中にシビアに関わってくる。でも、周りの男性の俳優さんたちと話していると、やっぱり呑気なんですよ。『まだいいかな、結婚は』『35歳くらいで』みたいな。そういうのを聞くと、『こっちはタイムリミットがあるんだよ!』とかと思う」と述べていた。
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