米倉涼子、50代へ。仕事、病気、年齢との向き合い方を語る。| On Set With | VOGUE JAPAN
ゆとり、ゆとり全然ないです。 ゆとりができたらいいな。でもう少しあと 5年ぐらいはなんか必要な気がする。ゆり というなんかあの道が見えてくるまで [音楽] 今までは100%とか120% 若いから何でもできるとかって思ってた ことが病気を経験したからも絶対的に諦め なきゃいけないこととか自分が努力しても できないことっていうことが増えてきて しまったりとかでもそれって私だけじゃ なくて世の中にはそういう思いをされてる 方もたくさんいるんだろうなっていうこと を街中を自分で歩いてみた時にすれ違う人 たちがどのぐらいそのうん、そういう思い でいたりするんだろうっていうことを考え もしなかったけれども病気を経験してま 思いやりとかそう ことにつがるのかどうかは分からないです けど、考え方がやっぱりだいぶ変わりまし たね。 今まだ痛みが体に伴ってたりとかできない こととかがまだあるので、そういう意味で はそのブレーキにはなってますよね。自分 はもっとやりたいんだけど、あ、まだこれ 以上できないんだっていうのをと向き合っ てる感じですね。 [音楽] 私の場合も本当に貧乏症なのでやれることはやりたいと思ってしまうんですよね。じゃ、ここまでしかできないと思ってもじゃいざやるとなったらオーバーワーク絶対してしまうんですよね。 でもそれを自分の中で絶対的に足を止め なきゃいけない部分があるっていうことは もしかしたらこれから体を壊さないために もいいきっかけになったのかなとも思っ たりとかこれからえ歳になるに向けてその いろんな体の変化が起きる時の直前に私の 場合はいろんなことがあってこれからもし かしたら高年期を迎えるかもしれないと かっていうことに対しての準備はできて るっていうかあの逆 本当にこのぐらいだったら受け入れられるなみたいな気持ちになりました。ないすね。 [音楽] [音楽] アンチエイジングっていうよりも受け入れ ながらスローエイジングしていきたいなっ ていう風に思っていて、ま、でも年齢も そうですし、病気もそうですし、いろんな ことの経験が本当に人の心とか人の考え方 を変えていくんだなっていうのをここ10 年ぐらいとかですごく感じるようになり ました。 そのいろんな経験がどっちにしても誰でも 増えていくじゃないですか。 年齢を重ねることによってその経験が要はリラックスっていうか心の広さにつがっていくと思うんですね。 1
カット目に近いのりの方がいい。 うん。ナイスナイスナイスナイスナイス。 あ、その感じも素敵すよ。い [音楽] いよ。 自分ではあまりそのオンとオフっていうの を作りたいって今でも思うんですけど、 すごくせっかちなのであえては作ってない です。ただ海外に行ったりとか旅行に行っ たりしてる時にお友達とかに顔が違うか 日本で会っている人とかに違う国であっ たりするとあ力が抜けてるんだね言われて 初めて気づく時があります。 [音楽] 何かやっぱり高めを目指したい。自分が できるここがあるんだったら自分のできる ここに行ければいいなとは思ってるけど 具合が悪くなってからここまででできる ようにここに到達できるように頑張れば いいなっていう風に思いたいだけどまだ ここに行こうとしてる自分がいると無理を するっていうところで戦ってますは [音楽]
俳優・米倉涼子が「VOGUE JAPAN」2025年8月号に登場。2019年の難病の発症という予期せぬ出来事によって、仕事への制限などを余儀なくされる中、彼女はどうやってそれを自分自身を見つめ直すチャンスへと変えていったのか。
▶︎米倉涼子の「スローエイジング論」。50代の扉、仕事、病との付き合い方を語る。
https://www.vogue.co.jp/article/ryoko-yonekura-wellaging-interview-beauty
<着用クレジット>
ブラックドレス/STELLA McCARTNEY (ステラ マッカートニー カスタマーサービス)
テーラードコート、プリーツミニスカート/McQEEN (アレキサンダー・マックイーン クライアントサービス)
サングラス/McQEEN (アレキサンダー・マックイーン クライアントサービス)
ジャンプスーツ/COURRÉGES (エドストローム オフィス)
白のトップス、パンツ、アンダーウェア/すべてALAÏA (リシュモン ジャパン アライア)
イヤリング、リング/すべてGRAFF (グラフダイアモンズジャパン)
Video Director:YUSUKE KAJI
Video Assistant:YUTARO UEHARA、YUYA KANEMARU
Photographer:JUN YASUI at Home Agency
Stylist:MIYUKI UESUGI at Sense of Humor
Hair:KENICHI at Sense of Humor
Makeup:YUMI ENDO at eight peace
Set Stylist:TAKASHI IMAYOSHI
Movement Director:CHIKAKO TAKEMOTO
Interviewer:RIEKO SHIBASAKI
Associate Editor:MISAKI SUZUKI
<VOGUE JAPAN>
Beauty Editors:KYOKO MURAMATSU、TORU MITANI
Video Producer:YOSUKE ENDO
チャンネル登録はこちら►► http://bit.ly/VogueJapanYouTube
VOGUE JAPAN:https://www.vogue.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/VOGUEJAPAN
Twitter:https://twitter.com/voguejp
Instagram:http://instagram.com/voguejapan
(C) Condé Nast Japan. ALL RIGHTS RESERVED.
