なぜロシアの戦時経済はあと一年で限界なのか?

ロシアのウクライナ進行から 3 年以上が経ちました西川諸国による厳しい経済制裁にも関わらずロシア経済が立ち浮かなくなるという話は聞こえてきませんむしろシアの実質 GDP成長率は2023年に3.6% 2024年は4.1%を記録するなど順調 に成長しているような数字となっています しかしこの数字こそがロシアを回復不可能 なまでに蝕ばむ深刻な病の兆候と読み取る ことができるんですそこで今回はロシア 経済の強さの裏に隠された構造的な危機に ついて解説します最後までご覧いただけれ ば国際経済を読み解く視点が磨かれること 間違いありませんこのチャンネルではそう いった情報を配信しております少しでも 必要な情報だと感じたらどこのチャンネル か分からなくなる前に是非チャンネル登録 をよろしくお願いいたしますそれでは早速 やっていきましょうウクライナ進行が 始まった2022年多くの専門家の間では 西側諸国による経済制裁によってロシア 経済は深刻な打撃を受け短期間で危機に 陥るだろうという見方が多くありました しかし現実はその予測を大きく裏切るもの となっていますロシアの実質GDP成長率 は2023年に3.6%2024年は 4.1%を記録しましたこれは制裁を貸し ている側のG7の先進国例えば日本や ドイツなどの成長率をも大きく上回る数字 ですロシアのプーチン大統領地身もこれら の数字を誇らしげに語り我々の経済は西側 の制裁圧力に耐えただけでなくそれらを 乗り越えより強くなったのだとその経済的 成功を国内外にアピールしてきました実際 にモスクワやサンクペテルブルクといった 大都市では進行前と変わらない日常が続い ているように見えますショッピングモール は買い物客で賑合い新しいカフェや レストランもオープンしていますこうした 光景は制裁は効果がないのではないか ロシア経済は万弱なのではないかという 印象を世界に与えたことでしょうまた戦争 が始まってからロシア国民の賃金が上がっ ているというデータもあります例えば 2024年12月実質賃金は前年費の 11.3%も上昇しています経済規模は 大きくなり給料も順調に上がっているこれ だけ聞くとロシア経済は絶好調のように 感じられますしかしその実態は大きく 異なりますこの数字は極めて偏ったものだ からです賃金上昇の多くは前線で戦う兵士 への高額な給与やその家族への手厚い 支払いによってもたらされていますつまり 戦争に直接関わる特定の層にだけ一時的な 公共が生まれているのに過ぎませんその 一方で人口の多くを占める戦争の恩恵を 直接は受けない地方の住民や民間企業で 働く人々は進行するインフレによって実質 的な生活が圧迫されていますまた軍事産業 の恩恵が及ばないエリア特にロシアの広大 な国土に天在する多くの地方地域は所得の 停滞と深刻な財政に苦しんでいます大都市 が輝きを放つ裏側で地方の経済と社会は 静かに確実に疲弊しているんですこの国民 の間の複雑な心理は世論調査にも現れてい ます独立系調査機関レバ田センターの調査 によると国民の半数以上が戦争の継続より も和平交渉を望んでいると回答しています これは社会に広がる深刻な戦争かれを明確 に表した数字です一方で多くの国民が占領 した領土の変換には強く反対しています 戦争自体は終わらせたいがこれまでの戦い で得たものは手放したくないプロバガンダ による大国意識と日々の生活の苦しさとの 間で国民の心は引き裂かれているようです このように公式なデータや大都市の表面的 な姿だけを見るとロシア経済は危機を 乗り越え力強い成長機道に乗っているかの ように錯覚してしまいますしかしその内側 では深刻な格差と矛盾が拡大し国家の土台 そのものが揺らぎつつあります次はこの 見せかけの強さを支える構造的な仕組みを 1つずつ解き明かしていきましょう なぜロシアは制裁化にも関わらず高い経済 成長を達成できたのかそれは国家財政の大 部分が戦争関連支出に偏っているからでし たこの現象は軍事経因図主義と呼ばれる ことがあります原因図主義とは政府が公共 事業などにお金を使うことで市場の需要を 生み出し経済を活性化させるという考え方 です今のロシアはその公共事業の対象が橋 や道路ではなく戦車ミサイル砲弾の生産 などに置き変わっているというわけです 実際にロシアの国家予算を見てみるとその 異常差がよくわかります25年度の予算案 では国防や国内治案などを合わせた安全 保障関連のが全体の約4割に達しています これはGDPつまり国内で生み出された 全ての価値の合計に対して7%を超える 水準であり戦争がロシア経済の巨大な柱と なっていることを示しています戦車や ミサイルを大量に生産すればそれを作る 工場の売上は増えそこで働く人々の給料も 上がりますこれがGDPを直接的に 押し上げ経済成長という数字に現れている わけですしかしここに大きな罠があります 戦場で使われる兵器は生産的な資産では ありません向上や機械のように新たな富を 生み出すことはなくただ破壊され消費さ れるだけですつまり長期的な成長投資より も短期的な戦に資金が聴している状態です さらに深刻なのはこの軍事産業の異常な 格境がそれ以外の民間経済を犠牲にする ことで成り立っているという点ですこれを 経済的な友食いカニバリゼーションと呼ぶ 専門家もいます例えば自動車産業では西側 企業の撤退と部品不足で生産は激減し工場 で働く人たちや資本は軍受品の生産へと 吸い上げられていきましたこれは コンピューターや高額機器といった将来の 技術確信につがるハイテク産業でも同様 ですそしてこの歪ん経済構造は国民生活に インフレという形で直接的なダメージを 与えています政府が戦争のために大量の金 を市場に流し軍事工業が人手不足から高い 給料を支払うため物価が上がり続けるん ですこのインフレを抑えるため2024年 10月25日ロシア中央銀行は政策金利を 21%という慰例の高水準にまで引き上げ ましたその後2025年6月に20%に 引き下げはしましたが現在もこの交水準が 続いていますこれもまた民間企業の資金 調達を困難にし経済活動を停滞させる要因 となっています政府の支援を受ける軍事 企業は高金利を意に返しませんが一般の 民間企業はこんな金利では借入れをして 事業を拡大するということはできずかなり 厳しい状況に陥っているんですではこの 莫大な戦はどこから来ているのでしょうか 1つはこれまで蓄えてきた国民福祉金通称 NWFと呼ばれる政府系ファンドの 取り崩しですしかしこの財布も度重なる 取り崩しによってその残高は急速に失われ つつありますロシア大統領府国家経済行政 アカデミーによると進行前のピーク時には 1135億ドル あった同期金の流動資産は2025年6月 時点で364億ドル までに激減しもはや主要な財源としては 機能しないレベルにまで落ち込んだとの ことです国民福祉金の枯渇が見込まれる中 ロシア政府に残された主な手段は国民と 企業から富を直接吸い上げるという大規模 な増税です2021年に導入された15% の上位税率を拡大し最高22%とする類 課税が2025年から強化されますこれは まさに戦調達増税と呼ぶべきものです政府 は増税の直接的な影響を受けるのは納税者 の3.2%以下だと説明しますがこれは 増税の影響を過小評価しているという専門 家からの指摘も多くあります法人税の 引き上げは企業の投資意欲を直接的に削ぎ その負担は物価への上乗せという形で最終 的に全ての国民に及んできます個人所得税 の増税はただでさえインフレに苦しむ国民 の勾配力をさらに奪うことになるでしょう この増税は短期的な歳入確保と引き換えに 民間経済の活力を長期的に奪う激であり ます戦争という巨大な需要を無理やり 作り出しながらその資金を賄うために経済 の供給能力そのものを破壊するという致名 的な自己矛盾に陥っているんですこの負の スパイラルこそがロシアを停滞へと導く メカニズムなんです また経済の構造的な歪み以上にロシアの 未来に回復不可能な傷を負わせているもの がありますそれは国で最も貴重な財産でも ある人と将来世代の富である資源が同時に 急速に失われているということですまず 人的な損失は壊滅的です第1に戦場での 直接的な支障者です2025年6月 CSISの報告によるとロシア軍の死者数 は最大25万人とのことでしたその ほとんどが本来であればこれからのロシア を支えるはずだった若い男性たちです第2 に国外への大量脱出です戦争への反対 そして何よりも2022年秋に発例された 部分的同員例ロシアの歴史上でも最大規模 の国外脱出が起きましたその正確な数は 把握困難ですが一部の水計では100万人 に迫るとも言われています問題は国を離れ たのがどのような人々だったかということ ですその多くは若く高い教育を受け グローバルな視点を持ついわばロシアで 最も優秀な層でした特に頭脳流出と呼ば れる専門人材の損失は深刻です例えば戦争 開始後の2022年にはIT分野だけで 最大10万人の専門家が国を去ったとの 推計もあり深刻な頭脳流出が起きました さらに国の知的基盤を支える科学者の数も ソ連崩壊後の最低水準にまで激減しており 戦争がその傾向に拍者をかけています カーネギ国際平和財団などのシンクタンク はこの現象をロシアが持つ人的資本の破壊 であり国の未来の技術競争力や発展その ものを損う文明レベルの問題だと厳しく 指摘しています現代経済の根換でもある デジタル技術やイノベーションの担手を ロシアは自ら手放してしまったわけです そして第3に出勝率の崩壊ですロシアの 出勝数は2024年上半期で 59万9600 人と25年ぶりの低水準に落ち込んでい ます経済的な先行き不安政治的な絶望感 そして数十万人の若い男性が家庭からい なくなったという物理的な現実これらの 要因がソ連崩壊後から続くロシアの十字架 つまり死亡率が出勝率を上回る人口減少の 危器を決定的に悪化させています戦争に よるし国外脱出そして出勝率の低下この3 つの要因がロシアの人工ピラミッドに致名 的なダメージを与え国家の人的基盤を根底 から蝕ばんでいますこれは一時的な 落ち込みではなくまさに負のスパイラルと 呼ぶべき状況ですその他に物理的な富も 未来から前狩りする形で叩きられています その典型例はロシアの経済を支えてきた 石油や天然ガスといったエネルギー資源 ですかつてロシアはヨーロッパという安定 した巨大市場にエネルギーを供給しそれを 外交的な武器としても使うエネルギー長国 でしたしかしウクライナ進行によってその 最大の顧客を失ったロシアは今やその活路 を中国やインドといったアジアの国々に 求めざるを得なくなっていますこれは戦略 的な選択というよりは国肉の策と言えます 国際的な指標であるブレンド原油価格より も大幅に安い割引き価格で裏ざるを得ず 一時はその価格差が1バレルあたり 30ドル以上に開くなど厳しい状況に 立たされていますエネルギー金属鉱物資源 機構の資産によればこの割引きによって ロシアが失った潜在的な収入は2年間だけ で810億ドル 2本円にして12兆円にも登ると言われて いますまさに今日の戦争を続けるためだけ に将来世代が使うべき国家の財産を 投げ売りしているという状態ですそして この状況はロシアを中国への従族という 新たな罠へと追い込んでいます西側諸国 から孤立し経済的な生命線を中国に握られ たロシアはもはや対等なパートナーとは 言えなさそうです中国にとってロシアは数 ある貿易相手の1つですがロシアにとって の中国は大体不可能な存在です米中経済 安全保障調査委員会によれば兵器の生産に 必要な反動体などの部品輸入において今や その9割以上が中国経由となっています もはや重要な決定を中国の移行なしには 進められなくなるそんな立場へと追い込ま れているんですかつてプーチン大統領は ロシアの主権を取り戻し大国としての地位 を再確立するためにこの戦争を始めたと 主張しましたしかし皮肉なことにその結果 は国家の最も重要な財産である人を失い 未来の富を叩き売りそして主権を中国に 分け渡しつつあるという正反対の結末を 招いているんですではこの先ロシアには どのような未来が待ち受けているの でしょうかロシアは長期的な衰体孤立 そして不安定という極めて困難な道へと足 を踏み入れてしまった可能性が高そうです それはこれまで解説してきた通り経済人口 そして国際的地位と複数の危機が絡み合い 悪循環を生み出しているからですここで 多くの人が気になるのはいつロシア経済は 限界を迎えるのかという点だと思います ですが重要なのはある日国家が突然破綻 するような劇的な崩壊という形ではやって こない可能性が高いということですむしろ じわじわと体力が奪われ気づいた時には もう手遅れになっているという静かなる 崩壊の可能性が高いでしょうIMFも 2026年にはロシア経済は成長が鈍化し 0.9%の低成長にとまると予測してい ますこれは軍主りの成長モデルが限界に 達し労働力不足や技術の沈プ化といった 構造的な問題がいよいよ隠しきれなくなる ということを示唆していますさらに最も 恐ろしいシナリオは戦争が終わった後に 訪れるものです考えてみてくださいもし 戦争が終われば経済を無理やり動かしてき た巨額の軍事費は停止されますすると軍事 工場は閉鎖され大規模な失業者が生まれ ますそして心と体に深い傷を負った数百万 人にも登る兵士たちが受け入れる雇用の 少ない社会に帰ってくるんです長年の 投資不足で疲弊し切った民間企業に彼らを 支える力は残っていないことでしょう さらに戦争の仕寄せはすでに地方の社会に 深刻な影響を与えています連邦予算が国防 費を最優先する中で地方の公共サービスへ の配分は削減され医療や教育インフラの 老朽化は限界に達しています資金と人材の 不足から特に地方において効率病院の閉鎖 や規模縮小が相ついでいると報じられてい てインスリンのような必須医療品の不足も 深刻な問題となりつつあります戦争が 終わった時これらの問題はさらに深刻な形 で表面化し社会不安の日となるでしょう 今回の戦争はロシアが元々抱えていた人口 減少や経済の近代化の遅れといった寝深い 構造的な問題を軍事支出という麻薬で隠し ているに過ぎませんその麻薬が切れれば 隠されていた全ての病が一気に姿を表し ます戦争の真の代償とは戦場で流される地 や破壊される町だけではありません1つの 国家が長期的な衰体へと自ら追い込むと いう静かでしかしより深刻な形で支払わ れることになるのかもしれませんこれから もロシアの動き世界の動きをしっかりと 見極めていく力がますます必要になってき そうです大人の学び直しTVには他にも 世界情勢や世の中の仕組みについて解説し た動画があるので是非もう1本見て学びを 深めていってくださいまた会員性 コミュニティリライブは1ヶ月無料で体験 入会ができますので学べる仲間が欲しいと いう方は是非気軽に覗いてみてください LINEXInstagramもやって いるのでフォローしていただけると嬉しい ですそれでは最後までご視聴くださいまし てありがとうございました

2022年2月のロシアウクライナ侵攻から3年以上が経っています。ロシアの実質GDP成長率は2023年に+3.6%、2024年は+4.1%を記録するなど順調に成長しているような数字となっていますが…2025年、2026年は成長率が一気に鈍化する見込みです。一体何が起きているのでしょうか?
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<目次>
00:00 はじめに
01:03 ロシアの意外すぎる経済成長
04:50 経済成長のカラクリ
10:18 国家の”未来”を喰らう戦争

#大人の学び直しTV #すあし社長