【労力の無駄?】備蓄米購入“先着順”で争奪戦に…行列&スマホ連打の時間は社会損失?マーケットデザインの専門家に聞く|アベヒル
[音楽] 回転前から長打の列ネットでは販売開始早々に売り切れ販売開始に合わせてスマホを連打してもそもそもアクセスが殺して繋がらず購入できないことも 5kg 2000円程度で販売されている随約の蓄 しかし入手する労力が大きすぎて購入事態を諦めたという人もいるのではないでしょうかそんな中今週販売方法を抽選性に切り替えたのが LINEアフoです こうまくうま変えないというか はい あのシステム面においても結構ご便をおかけした形になったあっていうのもありましてちょっとこれだと元々目指していた全国の多くの人々に平等に販売したいってところがなされないよねっていうところから [音楽] えっとまキピッチで抽選のまやり方あとまシステムていう整えましてえっと先日の 6月17 日からえっと抽選販売にえま一旦切り替えさせていただいたという状況で です 先着順化抽選性化そして多くの人が手に入れるための望ましい制度設計はマーケットデザインの研究者野田俊やさんに聞きました すごく長い列に並んだりとかそのえっとそのクリック戦争みたいなのが起きてであのそのせいでですね色々無駄が発生してしまってる可能性があるというのはあのそうかなとは思います うん でちょっと今回ですねあのこれに対応する暇がこうあったのかっていうのはあの怪しいのでまあのちょっとあの今回ですねあのうまくいってないという感じで批判するというではちょっとないんですけれどもあの今後のためにですねあのまそういう無駄があるとかそういうのをどうしてやって防いで行ったらいいのかっていうことをあの議論するのはすごく有益なんじゃないかなという風には思ってます 備蓄の入手に労力がかかる状況が発生した のは販売方法が先着順であるためだと考え られます で先に行った方が買えるるっていうことに なると先に行くための競争が発生してで あのなんというか先に行くための努力を あの多くした人の方があの手に入りやすい という状況になるわけです メリットとしては労力をかけてでも備蓄前が欲しいという人の手に渡るという効果が考えられるもののやはりこの入手にかける労力が問題になります 欲しい人に渡るっていう効果とあの買うの が大変になってあの元もないっていう風な 話とこの2つどっちの方がこう大きいの かっていう話になるわけなんですけどあの 私なんかあのそういう研究をしてるんです けどあの結構ですねあの後半な状況で コストの方が大きくて社会全体として見る とその労力はもう本当に純粋にあの無駄に なってしまうというところが問題なのかな と思います そういう観点で言うとあのなんかこのなんというか労力によるスクリーニングっていうのはあの基本的にはなるべくあの発生させない方がいいということだと思います また公平性も課題となっています 例えばその気軽に並べる人とかはえ手に入りやすいのに対してですねまあの例えばあの友だらきであの子供もたくさんいて毎日家事て忙しいから並ぶのがしんどいとかですね [音楽] あのそういうタイプの人とかはあのわざわざ蓄前を買うために並ぶための労力をあの避けないとかあのそういう風な話とかにもなってくると思うのであのそういう意味で不幸成があの発生してしまうという点もあの問題なのかなと思います こうした状況を生まないためにはどうし たらいいのでしょうか 無駄な競争を減らすためのあの本質的な 方法っていうのはえっとあの無駄 なあの努力をあのすることによって手に 入る確率を上げられないような方法を取る というのが本質的になるわけですでなので 先着順だと早くつくために頑張ったら手に 入れやすくなるからダめというわけですね でえこういう風なですね状況を発生させ ない方法の代表的な例は例えば抽選とか ですえつまりあの引いて当たった人が安く 備蓄を手に入れられますよっていう風に あのしておけばあのであのかつですねあの じを必ず1人1枚しか引くことができな いってことを保証しておけばまあのその 備蓄欲しい人にできることはあの抽選に 申し込む以外のことは何もないわけですね 性が望ましいとされる一方企業側が抽販売のシステムを整える上で手間やコストはかからないのでしょうか?企業側の本音は 元々しっかりしたその注文のおステム要はあの注文あの抽選を受け付けてで実際にその抽選えをして [音楽] で抽選した後ってあの申し込んでいただい たあ方にえっと当選しましたあもしくは その今回ごめんなさいのおまメールだっ たりだとか今回で言うとメールと ショッピングそのアプリを入れていただい ていればアプリのプッシュを送るような形 でえっとやってますけどこの1連をこう つげた抽選の仕組みみたいなものはあの 元々なかったので大変ではありました それでも抽選システムについては元々構想を練っていて抽販売をすることが決まってから 1 週間ほどで必要なフローを構築することができたと話します 我々ってやっぱりあのインターネットで物 を売るサービスなのであの基盤はあるので あの今回この抽選にするにあたって めちゃめちゃコストがあのかかるからって いうのでその意思決定に再したしたって ことはないですかねまそれよりもやっぱり あの今回のま備蓄のそのテーマである全国 の方々にま安心したその値段でえ届け るってところと比べるとそのコストって いうのはま全然えっと問題ないという形で 捉えてます 今回の随約の備蓄について消費者が購入する段階で労力がかかるという課題はあったものの野田さんは全体としてみれば一定の評価ができると言います 備蓄をなんか安い値段で下ろしますとかっ ていう風なしかも素早くやりますっていう ことを色々やっていくとまあの今後 シナウスは解消されていくんだとかあの 値段はじリじリと上がっていかないその うちなんかま横ばになって下がっていくか もしれないみたいなことをみんなが 思い出すとあの状況は結構一気に解決する 可能性があるんですよねまあの今回に関し てはま結構急な話でもあったしでなおかつ あの早くやるっていうことだったのである 程度仕方のないことなのかなと思ってます 後々の反省をするっていうことで言うと なんというかそういうあの労力による スクリーニングを発生させないような経路 であの物資をですね配るっていう風なそう いうシステムを作ることは結構大事なん じゃないかと災害対策とかっていう意味で 大事なんじゃないかと思っていてま イメージとしてはなんというかその政府 からですねあのそのあの市民に対して直接 物資を配るようなその配給のシステム みたいなものをまちょっと検討した方が いいんじゃないかなという風なことを個人 的には思っています うん購入の労力ですね行列に並ぶ時間やあの販売開始時間に合わせてクリック争い 中村先生はこの時間のコストは気にする方ですか?うん いやもうめちゃくちゃ気になりますね 私なんかもう本当にあの 24時間365 日働いてるみたいな感じであの労働集約的な仕事を結構することが多いんでやっぱり時間あたりにかかるコストってどれぐらいだろうってこういうの経済学だと機械費用ってんですけどやっぱね考えてしまうっていうことなんですよね 今回も2000円の備蓄枚を買いますとで 4000円で買わ4000円ぐらいしてた ものが2000円になると2000円 ぐらいねセーブできますよっていう話なん ですけど仮に2時間待ってたとしたらです ねこの2時間の間スポットバイトで働い たらですねまひょっとしたら3000円 ぐらいは稼げたかもしれませんねという話 になりますと3000円から2000円 引いたら1000円のロスになってますよ ねっていうことなんですよねなので野田 さんがおっしゃったようにですねまこう いう労力によるスクリーニングをすると 結局コストの方が高くなってしまうって いう現実があってでそれ1人あたりだと 1000円かもしれないけど日本全体で 積み重なるとまあまあな金額をね支払社会 全体として支払っていうことになるんじゃ ないかなと思うんですよねそのま考え方は もちろん人それぞれですけどあのこうその 時間を他に使えた方が社会全体経済的にも プラスと考えていいですね で先着順で他に混乱が起こったのが初期の新型コロナのワクチン摂取でした当時予約を取るための電話やネットのアクセスが殺したり先着順のために長打の列ができたりしましたこれについて東京大学マーケットデザインセンターの野田俊也さん随約の美蓄前購入との類事点として需要が供給よりもずっと大きくみんなが欲しいものです それをどう割り当てるかというコースが当てられる上げられるということでしたがやっぱりこう需要が供距にも圧倒的に大きい時は先着順にしてしまうと社会的なトラブルになりかねないですか うんそうですねこれワクチンの時もあの列に並んでいる時に密になってそこで感染が起きたんじゃないかっていう話だったりとかですねで順番を抜かしたとか抜かさないみたいなことでまた言い争いになったりとかですねま様々なトラブルが起きるっていうことがね予想されますよね で長いこと並んでるとですね子供とか お年寄りは体調が悪くなるみたいなことも こう出てくるわけですからやはりまこの 先着順ては一見その公平であるように 思えるんですけれどもまやはりその見た時 にあの構成がその最大化するようにはなっ てないっていうことなんだと思いますよね じゃあスイッチ2は全然当たらないけど 抽選性は合理的だとねそうですねそこは 非常にあの合理的だったということなんだ と思いますねスイ2に関してはね を抽で手に入れられた人と手に入れられなかった人でえ子供の満に影響があったかっていう論文がすに出てるぐらいなんです ですか?えちなみに いやいやや満ったていう結果になってたと思います どっちがですか?手に入れた方がいいやだって楽しいですもやっちゃうから それは分かりますやっちゃいます はい研究者何でも研究の材料にしちゃうんでね 早いですねあそうなんですかただこう販売する側にとっては結構こう即販売できる先着順の方がコストはかからないっていうことなんですね うんそういうことですね これ事業者のメリットがじゃそんなにない中で [音楽] 抽選性にコストをかける効率性はあるのでしょう うんただですねやっぱりECさっきのあの LINEYahooとかそうですけれども EC の場合は極めて低いコストで抽選性にこうやれるっていうことなんじゃないでしょうか問題はやっぱ実店舗ですよねはい規模の小さい実店舗でじゃあ抽選性をやれますかとかそういうことになるとなかなか難しくなってくるっていうことなんだと思います なのでま例えばですけれども抽選みたいなものだけねオンラインで先に出してみたいなことも考えられるのかなっていう風に思いますのでまこれからはこういうそのまインターネットとかを使ってですねあの特にその公共強性が高いものワクチンだったりとか今回の備蓄前もそうですし野田先生がご指摘になってたような災害時にどういう風に物資をこう配及給するのかみたいなそういう公共性の高いところではもう最初から抽選性にできる 大事ではないでしょうかね LINE 株式会社ショッピング統括本部の杉本部長によりますとこちら 1 週間程度で抽選性のシステムが構築できて抽選性ではアクセスがこう分散されるので Yahooが備蓄 を販売していることを広く告知できるようになったというメリットもあったそうです確かにあのサバ落ちしますのですぐ そうですよね それは確かにそうだなと思いましたでやり用はありそうですね この1週間程度ってのはもしかしたら Yahooだ からできることかもしれませんがけどおっしゃった通りだと思いますここまでこう経済学の地見を交えながら先着順と抽選性を見てきましたがやっぱこういった地見は社会にかせますねうん そうあの是非ねかしてもらいたいと思うんですよねコロナワクチンを超えてすに分かってることも様々ある中でで災害ってね絶対避けられないことではありますから今からそういう準備をしておけばですね 今回みたいにま備蓄の話は急に発生したの で野田さんがおっしゃるようにやっぱり1 週間ぐらいかけてシステム回収しなければ いけなかったっていう部分はあるかもしれ ませんけれど最大なんかはもうこれから 来るっていうことは分かってることであり ますので今から準備をしておくことがね あっていいんじゃないかなって思うんです よね確かにあの自分がただ欲しいていう ものでギリギリま先着順は私も頑張れます サ落ちにも耐えられるんですけどこの災害の時に絶対に必要なもの時のに必要なものを着順されるとそもそもちょっとこうあの体調が悪いとかお子さんがいるとか並べない人もいるの そうですよね一番ね実は必要な人に行き渡らないっていう可能性もねあると思いますしなんかこういつでもその並びに行ける人ばっかりがたくさん取ってそうじゃない人は取れなかったみたいな不公平なことにもなりかねないんじゃないかなと思うんですよねうん 平等のようで確かにこう不行になっちゃうんですよねこれあのこれ社会実装をやっぱりしていくのって研究分は大事だと思うんですけど社会実装とアカデミアっていうのはどういう関係になってるんですか そうですね私この東京大学のマーケットデザインセンターって私はここのメンバーではないんですけどいろんな仕事上付き合いがあってここの研究所が野田先生をはめとしてその経済学の知をね社会実装しようっていうことにすごく力を入れておられるっていうこと素晴らしいなと思ってるんです で経済学のその見って本当に世の中を良くするために 1 薬変えるっていうところはすごくたくさんあるんですけれどもやっぱり他のその自然科学や社会学の分野と同じで社会実想よりはやっぱり論文を書くっていうことに研究者としてやっぱ力を入れがちなんですでなぜかというとそれが自分たちの昇格とかあのそういうことにこう直接関わってくるっていう感じなんですよね その研究の成果を使って社会を良くしたところでどんなに社会を良くしたところでですねそれは自分の昇格だったりとかその自分の利益にあんまならないっていうそういう問題があるんでやっぱりその社会実想っていうところは 2の次3 の次にこうなりがちっていうところがあるんですけれど今それこそ野田先生たちのあのマーケットデザインセンターと私が一緒に取り組んでる話に高校の単性のあのをまデジタル平願にできないかっていうような話もありますしこれまで野田先生たちが取り組んでこられたもの中には保 保育書ですね保育書申し込む時に第 1死亡から第10 志ままでこう書いたりしますよね でそれのマッチングなんかの仕組みも野田先生たちが提案されてきたっていうことがあって相当その社会をこう効率的にうまく回していくために経済学の知をどう使えるかっていうことで活躍しておられるっていうことなんでま今後はですねこれが起こった後にそういう話をするって言うんではなくって起こる前にちゃんと準備をしておいて皆さんが気づかないうちに 社会が良くなってたなっていう風に経済学が貢献できたらね私は本当素晴らしいなと思うんですよ あのもう私たちからしたらあのもち論文を書いてあの研究をこう進めてね見を積み重ねていくってすごく大事だと思うんですけどなかなかじゃあよし気になるから Googleから見に行こうっていう ならもしれないじゃ生活が良くなって電球が長持ちするようになったとかここが便利になったって言われたらやっぱあの国民とのコミュニケーションとしても大事だなと思うんですね アカデミアのぜひそこもあのこう一市民としては是非あの評価してほしいなと思ったり最後にあのこの研究が生きればあの社会もっとうまく回るのになと今思っているあの研究ありますか [音楽] そうですね今それこそあのいろんなコンピューターサインスとかいろんな研究者がやってる話としてあの 2万円の給付金配るってやつありますよね あれマイナンバーの好金講座をちゃんと あの結びつけておけばもっとコストが 下がるんじゃないかっていうような話も ありますけどああいう技術開発とかをやっ てる研究グループもやっぱりあるんですよ ねなのでまそういうのがきちんとこう実装 されればですねあの非常に低いコストで 現金給付をあの国民の皆さんに速やかに 届けられるっていう部分はあると思うん ですね で今やっぱり公務員の人たちに特にあの地方公共団体のま行政にすごい負担をかけて現金給付ってのをやってるわけですけれどもちゃんと新しい技術デジタル化みたいなものを進めていけば低いコストでそのま馬場の時に現金給付をすることができるっていうことですからまそういうところもねどんどん進めていければいいのかなっていう風に思いますねこれはま経済学の分野じゃなくてまどちらかといえばこうエンジニアリングとかそっちの分野だとは思いますけどもね ということで今日はですね行列並ぶ時間や販売時間などに合わせてクリック争いをするところから試験をいただきました はい 最後までご視聴いただきありがとうございますオマヒルズキャスターの柴田彩ですこ宵にチャンネル登録もお願いします
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◆過去の放送回はこちら
【2万円給付】「自治体は国の下請けではない」史上最年少市長らが苦言…現場疲弊で「国でやって」の声|アベヒル
▷https://youtu.be/SLT-uw4NrKE
【新感覚】筋肉の動きまでロボットと共有…遠隔地で“分身”を操作 自宅で“旅行”も可能に?研究者「この分野は日本が最先端」|アベヒル
▷https://youtu.be/iW-RyuAqfuQ
◆キャスト
MC:柴田阿弥
コメンテーター:中室牧子(慶應大教授)
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