記者が介入!奈緒と継美はどこへ向かうのか?
何が言いたいんですか 俺も想像したことがあるんですよこんな絶望的な状況で子供を救えるとしたらそれは親元から逃してやることだってしかしあなたがしたことが明るみに出ればまあなたは刑務所に入ればそれで住むかもしれないだけどあの子は違うよ [音楽] [音楽] 後期の目にさらされてまいずれあの家に帰らされるかあるいは施設に入れられて生害 [音楽] 私にどうしろって言うんですか この人にちょっとお願いすればいいんだお母さん 1000万円用意してって すごいでしょうっかりさんがおったんだよ [音楽] お母さん帰るよつみ さっきはねあっちからあっちまで飛んで 帰るよ待って待ってあの役所からこれが ごめんなさい 失礼します
『母』は日本テレビ(NTV)制作のドラマで、水田伸生と長沼誠が監督を務め、坂元裕二が脚本を手掛け、松雪泰子、芦田愛菜らが主演を務め、2010 年 4 月 14 日に初回放送された。
物語は鈴原奈緒と道木怜南の二人を軸に展開される。鈴原奈緒(松雪泰子)は北の地で放浪する小学教員で、生まれ育った家庭を 10 年間離れたままで、かつて母に捨てられた苦い過去を抱えていた。7 歳の道木怜南(芦田愛菜)はシングルマザーの家庭で、母・仁美とその恋人と同居する中、貧しい生活環境に加え、母とその彼氏からの虐待を受け続けていた。奈緒は教員時代に怜南の悲惨な状況に気づき、自らの母性が目覚め、怜南を「誘拐」して苦しみから逃れる道を選ぶ。雪の降る日、二人は化粧をして北の町を脱出し、東京へと旅立ち、怜南は「鈴原継美」と名前を改めた。東京では奈緒は養母に金を借りながら働き続け、継美と寄り添う日々を送り、次第に深い母娘の絆を築いていく。しかし、記者の藤吉俊輔の介入や、奈緒の生まれ親である望月葉菜の出現により、二人の生活は一層複雑なものになる。一方、怜南の失踪に気づいた仁美は警察に届け出、奈緒は誘拐容疑で追われることになり、不確かな未来に直面することになる。
このドラマは「母愛」をテーマに掘り下げており、奈緒と継美が血縁関係に乏しいにもかかわらず、奈緒が行動で母愛の無私と偉大さを体現しており、彼女は継美のために全てを捨て、法律の裁きを恐れずにまで奮闘する姿は、血縁を超えた母愛の感動的な表現と言える。また、家庭暴力や児童虐待といった社会問題も描かれており、怜南の苦難を通じて、観客にこれらの問題の深刻さを痛感させ、社会現実への関心と思考を促すものとなっている。キャラクターの描写においても、奈緒の粘り強さと優しさ、継美の大人びた堅強さ、葉菜の後悔と救済など、それぞれの個性と深みが際立っており、観客はキャラクターの喜びや悲しみを肌で感じ取ることができ、まるで身近な存在のように感じられる。叙情的な点では、ペース感の良い展開と起伏に富んだストーリーが特徴的で、奈緒が怜南を誘拐する決断から始まり、次々と襲い来る危機と課題により、観客の緊張感をひき続け、二人の運命に心を弾ませさせる。同時に、奈緒と継美の温かいやり取りや、困難な状況下で互いに支え合う場面も数多く描かれており、観客に心の温かみと力を与えるものとなっている。