【金価格まだまだ上がる?5つの好材料】足元ゴールドの上昇要因/トランプ関税の影響/中央銀行の買い増し/金に潜む2つのリスクシナリオとは?森永康平と考える投資戦略【森永’sVIEW】
[音楽] さあ今日も始まりました森永です森永さん今日もよろしくお願いします よろしくお願いします お願いします早速なんですが今日のテーマ何でしょうか 今日のテーマはですね絶好調のゴールドにリスクはというテーマで行きたいと思います なんか本当に上がってるみたいですね森永中さん そうですね 本当は今日はちょっと違うテーマを喋ろうかなと思ったんですけども 野沢さんのメガネが金色だったんでちょっと今日はあえてゴールドに急遽変えます いやありがとうございますたまたま持ってたのとあとたまたま今日スーツなんでこれに白い手袋をつけたらもう私が金の取引をするのべ棒を持てるんじゃないかみたいな雰囲気もちょっと神してですね そうですねあとやっぱりこのシリーズで ちょうど23年の12月に金の話をしたと いう記録が残っているのでまあの時から さらに金の価格は上がってますからま 改めてちょっと金のおさいさいをしつつと はいこっからじゃあ投資して大丈夫なの みたいなリスクの話もしっかりとしたいと 思います森田さん今日もよろしくお願いし ますはいよろしくお願いします そもそも金だろうからいいですかはい今 まで日本っていうのはまちょっとここ数年 は覗きますけれどもまずっと長いこと いわゆるデフレ経済物価が全然上がらない 国だったんですよねで物価が全然上がら ない状態だと実は貯金をするっていうのは 結構正しい投資行動なんですよ これ貯金をしてる時に物価が上がり始めてしまうと物価が上がった分だけ毎年貯金の価値がめりしちゃうんですがまデフレ経済の間はむしろその逆が起きるわけですから貯金してるだけで勝手に価値が上がっていくと はいそうです なので日本人の多くは投資しないでずっと貯金をしてきたんですけれどもまこの数年は物価が上がり始めてきてますから今までみたいに貯金しとけば安全だっていう状況でなくなってしまって 貯金をしてると必ず物価上昇率分はめりするという状況になってしまった うんうん そうすると貯金してるとメりしちゃうから投資しようねっていう話にまなってきたわけなんですけれども ただ多くの日本人が投資って言うとやっぱり個別株とかですね またまた最近だとこうインデックス投資の積み立てとかまそういう話になってくるんですが実は別に投資って株以外にも投資対象はあるよねと でそこには当然再建とかもあるしまコモディっていうのもあるわけですがまそのコモディの中に金というものがあるということなのでまこれからはですね今までは貯金するか投資するかみたいな [音楽] 2 元論みたいな感じでしたけどもここ物価が上がってくると貯金から始まって債権でコモディ株みたいな形でまいわゆるこうリスクとリターンを縦軸横軸に取った時に金融商品のこうグラデーションみたいなのができていってま自分のプラン [音楽] にあった中でじゃあどれを選ぶのまたどれを組み合わせるのみたいなことを今後我々は考えていかなきゃいけないんじゃないかなとまそう考えるとグラデーションの中の 1 つである金についてやっぱり改めてちゃんと知っておく必要があるんじゃないかなという風に思いますね 金が今改めて注目されている理由なんかも是非あの森永さんに伺わってたっぷり深掘りしたいなと思ってます はいじゃあちょっとまたこの金の価格が最近特に上がってきているんですけども はい まその背景をちょっと簡単にいくつか上げてみたいんですけども ま1 つはですねやはりこう安全資産としての需要が上がってきているということでま経済面で言ったら今こうトランプさんの完税とかですねちょっとよくわかんないことが起きまくってますよね結局上げんのかどうかもよくわかんないしま上げるって言ってもその率もなんかよくコロコロ変わるしと [音楽] で一方で今度地性学の方に目を向けるとま ロシアウクライナが戦争していてま イスラエルもですね依前としてできてない ですしま今後もしかしたら東アジア日本 周辺でも有事が起きる可能性は十分ある わけですからまこういう経済とか知性額の リスクが高まったからこそ安全資産として 金が買われてるっていうのがまず1個ある と思いますで2 つ目はですねまヨーロッパがまず利下げを継続していますしまアメリカも今はちょっと一時停止しましたが去年の 9 月から基本的なリ下げ局面に入ったと言われていますので金利がこうやって下がってくると相対的に金の魅力が上がると うん言われていますで3 つ目はですね先ほどちょっと触れましたがま物価が上がってきたということだったりま円がですねま一時期に比べれば今円安が進行してるわけですよね まそういう意味でまインフレリスク通貨 安くリリスクを抑えるために金に投資し たいという人たちが増えてきたそして4つ 目がですねま実は金ってそのよく イヤリングとかネックレスとかね使われ てるイメージが強いですけども実は電子 機器とかにも使われているのでうん工業 用途としての需要も加速してきているとで 5つ目が僕は1番大きいなと思ってますが ま中央銀行ですね各国のま特に新国の中央 銀行がまき並み金を買い始めていると彼ら は投資目的で別に金を買ってるわけじゃ ないんで基本買ったらずっと持ってるわけ なんですね値段が上がったから売ろうと かってしないわけですよ売るためないって ことですねてことはそうですねなので金 ってそもそも上限があるじゃないですか 無限に金って湧いてくるわけじゃないのでまそうなってくると出てくる供給して中央銀行がそのうちの 1/3 ぐらいバサっと買ってしまって上がっても市場に戻さないっていうのやってるわけですからどうしても価格が受給の関係から見ると上がりやすくなってくるとこういう 5 つぐらいの要素があるんじゃないかなと思いますね 今の流れだけ聞いてると5 つ目の要因ずっと上がっていく傾向ですよね森永さん そうですねえ少なくともデータこの15 年ぐらい見てみるとやっぱり徐々に中央銀行が毎市半期買っている比率っていうのは増える傾向にありますね それと1 番目でおっしゃったようなことっていうのはいわゆるあの不確実性の高まりというようなくりで儲設いいんですかね そうですね不確実性が高まったら安全資産である金とかまドルが変わりやすくなるってことですね うん というところが森永さんリスクになってきそうですか?リスクに関してはどうですか はいリスクはまさに今の逆を考えればいいと思ってますからまアメリカが利上げをするとかですね ま今利下げすれば金利が下がりますから金の価格魅力が上がりますけど逆にアメリカが利上げをするとかって話になると金利が上がるので金の魅力が下がってしまうとまいうこともありますし 頭トランプ政権がですね減税とか規制緩和を今後打ち出してくると思うんですけどもまこれによって株とかドルが強くなってくるとま一時的に金の魅力が下がって下落する可能性があるかなと ただ金が下がりそうなシナリオって今言ったようなものが実現した時のみだと思っているんで下がるシナリオはあるんだけれども あんまりそれはメインじゃないかなっていう風に思ってますねあくまでそういうリスクシナリオもあるよっていうのは頭入れといた方がいいと思いますがどれもメインのシナリオになってきそうな感じは今のところないかなと思いますね メインではなさそうだそれも考えらればするけども うんそうですね だから絶対に上がるとは言いきれないですけどただやはりこれまで上がってきた金のトレンドっていうのはやっぱ今しばらく今後も続いていくんじゃなかろうかと思いますね 頭のいい方はきっともう1 つピンとくるのがあれ金ってそういえば人工的に作れなかったっけっていうところなんですけどここは森永さんどうですか うんま確かに最近ですねこう金に匹敵する同電性つまり電気の通しやすさですね こういうのを持つですねま基本的物の白膜 と呼ばれるものがま金の大体技術として 研究が進んでたり開発が進んでた りってのもあるんですねまなので実際に それが実用化されてくるとまその分野での 金の需要は減ってきますからま金の価格の 下落圧力にはなるだろうとは思います ただそれはあくまで工業的に見た時の代替品っていうだけですからまちょっとそれ以外の部分のですね金の独自性とかま金融資産としての地位こういうものまでを完全に脅やかすほどの大体物には現時点ではならないと思いますので まやっぱりその大体物が出てきたとしてもあくまで工業用の需要の一部を剥がすぐらいにしかならないんじゃないかなと思いますね あの今までの金の優性というのは基本的に変わらないだろうということですね はい そんな中で森さんでは改めてこの金の今後のま上昇おらくここまでの話ですと上がっていくだろうという目のみの中どういったシナリオが考えられそうか是非伺っていいですか?やはりこうトランプさんっていうのが 1 つ金にとってはプラスになるんじゃないかなと思ってまして やっぱり政策が本当によくわからないですよね 就任してからもう半年近く経つわけですけどもま完税をかけるとは言ったもののそっから 90 日の延長期間猶予期間に入ってま未だに日本とも交渉はまとまってないですし 多くの国とも何もまとまっていないと ま今後もしかしたらやっぱは全部やめるって言うかもしれないですしはまた鉄とかアルミニウムにやったようにですね倍にするんだとか言い出すかもしれないし中国ともまた完税活合戦やっぱやるっていうかもしれないし はいこの不安定さ不確実性の高さっていう のはやっぱ金にとって高材料であるとま あとはそのロシアイスラエルの戦争集結の 気兆しが現時点では見えてない中でま 先ほども触れましたがやはりこう東アジア 県での地性リスクが高まる可能性は僕ある と思ってるんでまそうするとやはりこれら も金の価格に関してはプラスに働くんじゃ ないかなと思いますね そんな中で実際にま保有しようで投資をしてみようというようなスタンスに皆さんがあの移行する時どのくらいの割合持ってたらいいですかね 今日の話を聞くとなんだ上がるのかみたいな感じになると思うんで まそうするとねなんか全額金でいいんじゃないかっていう方も出てくるかもしれないですがま私はやっぱりあくまで投資産の一部を金に当てるぐらいがちょうどいいかと思ってますんでまあ 23 割を金にするぐらいでいいんじゃないかなとは思いますよね 2割 全部金っていうのはちょっとやりすぎかなと思いますねやっぱり金自体がやっぱ配当理子があるわけでもないですしこうなんか金自体にねこうビジネスの成長性があって急拡大していくとかってこともまあないわけですからま安定して価値を維持してくれるぐらいっていうポジションで考えるとまやっぱり資産 [音楽] 23 割ぐらいっていうのがちょうどいいかなと思いますね キャッシュフローは生産まないだけども信用リスクというのも 0ロというこの非常にま得意な金融品です ですもんねまそうですね 元々はね金融商品でもなくただの基金属だったわけなんですけどもま今となってのはですね金に関して投資したいって話になってくるとま当然現物を買うこともできますし 準金積み立てとかもあるしま個人投資家の皆さんに [音楽] 1 番こう手っ取り早いところで言えば投資信託だったりま ETF もありますからま結構その金に投資するって言ってもいい手法がありますので まご自身が1 番まあんまり無理のないやり方だから私はやっぱりう 信託とかETFが1 番手軽かなとは思いますけれども うん確かにそうですね まそういう自分にあった手法で一部金にえ投資してもいいかなと思いますね うん あの例えばプラチナとかあとはまあのオリンピックなんかでも金銀っていうくらいですから他にもあるじゃないですかコモテティが そうですねどうですかね ま私がちょっと前から注目しているのはま金と似たような感じで工業用途としての重要がある金属っていうのを考えていくとまプラチナが 1つ上がってくるんですね その自動車のハガスの浄化装置とか水燃料の電池とかこういうものにプラチナって使われているっていうのがまず 1 個とあとそのプラチナの主要生産国って南アフリカとかロシアなんですけどもこういうところが今地性額リスクとか生産トラブルが起きてて供給制限かかっちゃってるんでまやっぱり供給が絞られてくる一方で工業的な需要が高まってくるってなるとやっぱ価格が上がりやすいていうのもありますしあとこれまでそのガソリン車このハイガス浄化装置実はパラジウムが使われて [音楽] きたんですけどもパラジウム価格上がっ ちゃったんでコスト削減っていう観点から プラチナに代体が進んで需要が上がってき てるんですねまなので私結構公演とかだと 何年か前からこう金いいんじゃないみたい な話ずっとしてたんですが最近やっぱこう 公園聞きに来る方がグラフ見ると金すげえ 上がっちゃってるからこっから乗るの怖い ですと にいい金属ないすか?話でプラチナを押してたんですけどもただ皆さんチャート見ていただくと分かるんですがなんとタイミング悪くですねこの数週間でプラチナが急筒しちゃったんですよ なんかそうみたいですね 金に出遅れる形のプラチナいいよねって話もちょっとチャート的にしづらくなっちゃったみたいなところはありますね ただやっぱり私が今回話を通じて皆さんにやっぱお伝えしておきたいのはま金にせよプラチナにせよですねいろんな用途の重要があるよっていうところはやっぱ改めて理解しておくべきなのかなと思いますよね 分かりました今日もありがとうございました はいありがとうございました ということで本日はま絶好調のゴールドにリスクはというテーマで森永さんにお話を伺いました最後に今日の森永お願いします 基金属にはですね宝食品産業用投資そして 中央銀行の回とまいろんな需要が存在し ますのでまずいろんな需要があるという 存在を理解した上でそれぞれの需要が今 どれぐらい強いのかそして今後どれぐらい 強くなっていくのかっていうのを細かに見 ていただくとえ価格の予測っていうのが できるようになるかと思います 需要因として今日冒頭でま 5 つほど森永中さんにあげていただきましたので是非そちらとまあの社会情勢というのをですねあの見ながらあのなんか整合性を合わせてあ今外より高まりそうだなというところを皆さんご自身でえ探っていただくのがいいのではないかなという風に感じます森中さん今日もありがとうございました ありがとうございました えそれではまた来週です行きますよ森長ずビュー 前回も非常に好評だったということでコメントもいいております皆様ありがとうございますまゆさんありがとうございますえ割安感のあるインペックスを購入したいとは思いつつ三菱正商と相還してしまいそうで躊躇してしまいますてんてんてんというコメントをいただきましたちょっと僕はあの企業もそうだしこの書いた意図だったり悩んでらっしゃるとこってどこなんだろうちょっと森中さんにこのままぶつけてよろしいですか はい まずこのインペックスっていうのはま皆さんご存知よう会社ですよねイメージとしてあるので一方で三菱商って勝者じゃないですか 照者ってやっぱりこうエネルギーをなんか貿易したりしてる会社に見えると思うんですねイメージとしてはだそうなると例えば原油価格が上がるとインペックスの株価も上がるし三菱の株価も上がるみたいなイメージって湧くじゃないですかそうすると同じ動きするんだったら 1個で良くないって話になるんですよ だからなんでわざわざインペックスと三菱商じ買うのっていう話が多分この躊躇してる理由だと思うんですよね同じ動きするんだったら別に 1 銘柄でいいじゃんって話なんですけどもまその気持ちはよくわかるんですがただ三菱商ってやっぱこう総合照者なので決してそのいわゆる石油系のビジネスだけで儲けてるわけじゃないんですね ま例えば石油なんかで言うと多分全体の2 割ぐらいしか売上の構成ないと思ってまし てまそれ以外にやっぱ天然ガスとか素材と かそれこそ金属資源とかねまあとはその 三菱商事なんかで言うと幅広くやってるん でまコンシューマー事業とか都市開発も やってたりするんですよなのでそういう 意味で言うとまなんかコメントの意図は すごいよく分かるんだけれどもしっかりと ちゃんとセグメントごとの売上の構成比率 見るとま必しックスと三菱商事がそこまで その業績的な観点から相関 するっていうわけではないかなと思います ね勝者に関しましてはえっと過去振り返 あのその特徴をえそれぞれ捉えたような はいご乗者の動画もございますんで是非 そちらをご覧いただければと思いますえ こうした形で是非皆さんの意見も今後も どしどしお待ちしております この番組では投資初心者野沢と共に投資家 として成長していけるコンテンツどんどん お届けしてまいります是非チャンネルの高 評価して登録よろしくお願いしますよ
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6/16昼頃 公開予定
https://www.matsui.co.jp/money-satellite/movie/?tags=171
00:00 オープニング
00:18 今回のテーマは「絶好調のゴールドにリスクは?」
01:15 金投資が注目されている理由は?
03:29 金価格上昇5つの理由
05:52 中央銀行の金買い増し
06:19 金に潜む2つのリスクシナリオ
08:43 今後の金上昇シナリオは?
09:53 投資対象としてどう捉えるべき?
11:31 金以外の注目コモディティは?
13:11 まとめ・今日の一言
14:08 コメント返しのコーナー
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【4月の株式相場振り返り】
【トヨタグループ再編】
【三井住友FG×ソフトバンク提携】
【NTT株 親子上場解消】
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