【クレムリン敗北を知る】ウ軍戦力温存へ!この秋ロシア経済行き詰まる【ウクライナ戦況図】ロシア夏の攻勢が「最後の攻勢」プーチン悲壮な覚悟
みなさんこんにちは 今日も最新のウクライナ情勢について、 公開情報をコンパクトにまとめて地図を使って、 いち早くわかりやすくお届けします よろしくお願いします チャンネル登録して通知をオンにすると、 動画公開時に連絡が来ます 過去の動画も、 再生リストからあわせてご覧ください ■ウクライナ情勢 ロシアがキーウに侵攻してから1192日になりました まずは全般的な事柄です 先程公表された、 ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、 ロシア軍の損失は、 兵士1140名 戦車1両 装甲戦闘車2両 砲35門 多連装ロケット1両 防空システム1基 ドローン71機 その他車両74両 となっています 戦線全体では205回の地上戦の報告がありました ロシア軍の損失は98万6千人を超え、 兵士の採用数にほぼ見合った損失を出し続けています ■戦況図と並んでよく見られている ウクライナとロシア情勢のニュースコーナーです YouTubeのチャプター機能で 必要なところを見ることもできます 1番目 ウクライナは新たなドローンシステムを公開しました このシステムは母機のパイロンから子機を発進させ、 画像認識AIによりGPSなどに頼らずに 最大300キロ離れた敵の目標を攻撃することができます 誘導は慣性誘導と カメラによる地表の画像を照合するほか、 レーザーで地形を認識するLiDARも搭載しているため、 電波妨害に強く、 夜間でも高精度の攻撃ができるとのことです 母機は子機を発射した後に電波中継局として機能し、 任務が終われば帰還することもできれば、 より強力な自爆無人機として攻撃することもできます ミサイルと比較すると、 コストは約1万ドルで、弾頭重量は違いますが、 ミサイルの300分の1から500分の1になります このシステムは、 地形を自律的に認識し、敵の攻撃目標を特定し、 遠隔操作なしに攻撃を行うことができることから、 記事では ゲームチェンジャーとなる能力があると分析しています 2番目 ロシアの石油企業大手のロスネフチは、 社長名で新たな機材の購入を一時停止する通達を出しました ニュースチャンネルのVChK-OGPUによると、 これはセチン社長直々に署名したもので、 売上が減少する中、同社は厳しいコストカットを 行なわなければならなくなった状況であることがわかります ウクライナ対外情報局の発表したところでは、 ロシア政府の石油・ガス収入が 5月だけで33%も減少しているため、 石油と銀行に対して新たな増税を打ち出しているほか、 国民から徴収する罰金を3割増やす計画もあり、 財政は火の車となっています 3番目 ロシアで有名な軍事ブロガーのカラシニコフは、 「クレムリンは秋までに深刻な経済危機が勃発し、 政治と社会に波及することを察知している」 と警告し、 「ロシア軍の夏の攻勢が最後の賭けになるだろう」 と予測しました 同氏によると、 「我々は長期の消耗戦を戦うことはできない もうこれは現実だ そして我々が疲弊しきったときに本当の危機が訪れる ウクライナはロシア経済が崩壊するまで 持ちこたえようとしている 今や新聞のネザヴィシマヤガゼータでさえ、 経済の安定は難しいと書いている もう一回言うが、 敵は我々が経済的に崩壊するのを待っている 我が国のエリート層に危険な分裂が起き、 派閥のバランスは崩れることだろう」 と悲観しました 最後に夏の攻勢について 「我々は第1次世界大戦のように歩兵突撃を行なう スームィとハルキウで攻撃作戦を宣言した以上、 我々の戦力は消費され、甚大な損失となるだろう それは、 我々の経済、社会、政治危機の訪れを早めることになる」 と悲壮な分析で、 ロシアが最後の掛けに負け、 国家が分裂する運命を解説しました ■それでは、各地域の戦況です 戦況の変化のあるところを中心にお伝えします その変化は大画面で、 フルスクリーン表示にしていただくと、 日付とともに追いかけることができます また、 世界中の様々な事案から、 ルジアンやRuzzian軍など、 YouTubeに最適化した表現を使用し、 数時間後に英語と ウクライナ語の副音声が公開されます ●北東部 スームィ、 クルスク、 ハルキウ方面 Ruzzian軍が夏の攻勢作戦の目標としているスームィから、 クルスク、 ベルゴロド、 ハルキウ方面の戦況についてお伝えします 作戦に影響を与えるスームィの天気は、 雨 最高気温21度、 最低気温13度 今日の天気予報は、 くもりとなっています これらの方面でルジアンは、 クルスク方面で33回、 ハルキウ方面では4回攻撃をおこないました ○クルスク方面 この方面でルジアンは攻撃回数が多いものの、 ウクライナ軍を国境から排除できずにいますが、 防衛よりウクライナ領内に侵攻するのを 優先している可能性があります 戦況図では、 ウクライナ側の軍事観察員のマショベツ氏によると、 Ruzzian軍は国境沿いの コスティアンティニフカとその東の ヴォロディミリフカの2つの集落を占領した と述べていることから、 占領した可能性が高いと思いますが、 今のところ確認できる情報がなく、 その範囲を係争地の拡大として更新しました こちらは確認が取れれば再度戦況図を更新します それ以外に戦況図に影響のある情報は ありませんでした ○ハルキウ方面 この方面でルジアンは 夏の攻勢を前に5万人の兵力を集め、 まずボフチャンスク北側の市街地の占領を目指し、 歩兵による突撃を行なっています そのうちヴォフチャンスクの市街地北側では、 位置情報付きの映像によると、 骨材工場の北の工場団地で ルジアンが攻撃を仕掛けていて、 ウクライナ軍がドローンで応戦しています ご覧いただいているのはウクライナ軍の 第57自動車化歩兵旅団のもので、 地図の場所の様子となっています この攻撃はウクライナ軍のドローンにより撃退され、 戦況図に変更はありません ●北東部 ルハンスク州方面 ●東部 チャシフヤール方面 クピャンスクから、 チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします これらの方面でルジアンは、 クピャンスク方面では8回、 スバトベ・クレミンナ線は24回、 シベルスク周辺で3回、 チャシフヤール方面は15回、 トレツクの方向で21回攻撃を行ないました ○クピャンスク方面 この方面ではルジアンの日和見的な攻撃が続いています 1番目 クピャンスクの北東にある国境の ストロイフカの集落では、 おとといの動画でルジアンの偵察部隊が やってきたとお伝えしましたが、 その後位置情報付きの映像によると、 ルジアンが多連装ロケットで面制圧攻撃を行ないました その後ルジアンはウクライナ軍の装備を ドローンで破壊したのちに歩兵が突入し、 旗を掲げて占領を主張しました ご覧いただいているのは 国営テレビで放送されたもので、 地図の場所の様子となっています ウクライナ軍からは目立った反撃はないようで、 戦況図ではこの場所まで ルジアンが占領したとして更新しました 面積は2平方キロになります ○スバトベ・クレミンナ線 この方面でもルジアンはハルキウ・ドネツク州境を オスキル川に向けて攻勢を仕掛けています そのうちリドコダブでは、 ルジアンが歩兵による突撃を繰り返し、 ウクライナ軍もドローンで応戦していますが、 すべてを撃退することはできず、 攻撃を掻い潜ったルジアンは集落を 抜けたところで旗を立てて占領を主張しました こちらもルジアン側のもので、 地図の家の庭に出て 旗を振っているところとなっています 戦況図では、 この場所まで1.8キロの範囲で 係争地が拡大したとして、 また、 ウクライナ軍の反撃の記録がある集落中央付近まで ルジアンが前進したとして更新しました 面積は1平方キロになります なお、 今日はチャシフヤール方面、 トレツク方面ではルジアンの前進は確認されず、 戦況図に影響のある情報はありませんでした ●南東部 ドネツク州 ポクロフスク、 コスティアンティノピル、 ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします これらの方面でルジアンは、 ポクロフスク方面で54回、 コスティアンティノピル、 ヴェリカノボシルカ方面で21回攻撃を行ないました ○ポクロフスク方面 この方面でルジアンはポクロフスクの郊外で 戦力を集中させています 1番目 ポクロフスクの東35キロ付近の スタラミコライフカでは、 ルジアンが集落全体の占領をすすめ、 ウクライナ軍はドローンで戦力を削っています Ruzzian軍は積極的にプロパガンダで 占領の様子を流していて、 国内では大きな前進であるかのように扱っています こちらはRuzzian軍の撮影したもので、 地図の建物で旗を掲げて占領を 主張している様子となっています 戦況図ではこの場所まで100メートルの範囲で 占領地が拡大したとして更新しました 2番目 ヤブルニフカの南の郊外では、 位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が 地図の場所にドローンで攻撃を行なっていて、 この場所が最前線となっていることがわかります ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、 地図の場所を観察しているところとなっています その他の情報を総合して、 戦況図ではこの西側で係争地が2キロ 拡大したとして更新しました 3番目 ポクロフスクの南にあるリシフカでは、 ルジアンが2つの方向から攻撃を仕掛け、 ウクライナ軍がドローンで応戦しています ご覧いただいているのはウクライナ軍の 第5突撃旅団のもので、 地図の場所のルジアンをヴァンパイアドローンから 観察している所となっています リシフカは、 3月から4月にかけてウクライナ軍が奪還しましたが、 戦況図では、 この場所まで再度ルジアンが占領した として更新しました 面積は3平方キロになります 4番目 ポクロフスクのすぐ南西にあるズヴィロヴェでは、 Ruzzian軍が激しく ドローンによる攻撃を行なっています ズヴィロヴェは、 1月にルジアンが正面突撃で前進を試み、 この時は失敗しましたが、 今後再びポクロフスクの陣地帯に 正面突撃を行なうと思われます ○コスティアンティノピル方面 この方面では戦況図に変更はありませんが、 バハティルでは、 ウクライナ軍の第33機械化旅団が集落全域で ドローンと歩兵が協調して掃討作戦を行なっていて、 ルジアンが排除されつつあります ルジアンはかなり疲弊している模様で、 映像の代わりに説明すると、 ルジアンはウクライナ軍が近づいても反応できず、 ただただ掃討されていっています ●後方地域 今日も占領地とRuzzian領内で 不審な事案が報告されています 1番目 クルスクのコレネヴォでは、 ウクライナ軍がルジアンの拠点を特定し、 HIMARSで攻撃を行なった情報があり、 ルジアンたちがすっぽり入る大きさの 黒い袋がたくさん届けられた情報があります 映像の中の音声では、 「何ということだ!恐ろしい」 と話しているところがあり、 未確認の情報では、 この場所は突撃兵の回復場所になっていたとのことです 2番目 29日の夜、 サンクトペテルブルグの電子機器を生産する アヴァンガルド工場で火災が発生した情報があります 地元住民によると、 午前1時頃、 マイクロチップの製造・組み立て工場の生産棟で 巨大な黒煙の柱が立ち上り、 6階建ての建物の5階で火災となっているとのことで、 爆発音が聞こえたと話す住民もいます 3番目 マリウポリ占領当時の空挺部隊を指揮し、 現在はスタブロポリの副市長となっている グルツィエフが、 爆発に巻き込まれて地面に召された情報があります 映像では歩道を歩いている2人の男性が見え、 その後手品のように消えたところが確認できます 4番目 5月30日の朝、 前線から直線距離で7500キロ離れた ウラジオストクのデサントナヤ湾付近で 2回の爆発があり、 多数の緊急車両が集まり、 中には軍服を着た人物もいたとのことです 地元テレグラムチャンネルによると、 周辺は徹底的な検問が敷かれ、 防水シートに覆われた大きな物体が港から 運び出されたとのことです この港はナホトカと北朝鮮の港に近いものの、 民間船の入港は禁止されていて、 北朝鮮から送られてきた軍事装備品が 破壊された可能性があります ●南部 ザポリージャ州 ●南部 ヘルソン州 これらの方面でルジアンは8回攻撃を行ないましたが、 ウクライナ軍が撃退し、 戦況図に変更はありませんでした ■その他 船舶の動きを追跡するマリントラフィックによると、 フィンランド湾では、 石油タンカーや貨物船、 タグボートなどが巨大な円を描いて 動いている様子が確認されています フィンランド沿岸警備隊は、 指定された場所に船舶はいないと報告していて、 幽霊船が円を描いて行進していると 話題になっています OSINTアナリストのGeoinsiderによると、 このような幽霊船は昨年から確認されていて、 制裁を回避して存在を隠すRuzzianの 違法タンカーではないかと疑っています 今日は以上です 情勢分析やニュースの感想、 最新情報など是非コメント欄にお寄せください 最後に、 このチャンネルにはサブチャンネルがあります また関連するツイッター、 note、 テレグラム、 ニコニコ動画もあります テレグラムでは上級者向けの映像、 noteでは日々の戦況を無料で読むことができ、 ニコニコ動画では、 昨年8月までの戦況動画を掲載しています 何かあったときは、 これらのメディアで視聴者様にお知らせしますので、 ぜひどれか一つでもチャンネル登録、 フォローの方をお願いします リンクは概要欄にあります ご視聴いただきありがとうございました
【5月30日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム:https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
1:07 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:57 ウクライナとロシア情勢ニュース
2:09 ウクライナ軍のゲームチェンジャー現る
3:20 ロシア石油大手ロスネフチ新規支出停止
4:05 ロシア夏の攻勢が「最後の攻勢」秋には経済重大局面
5:32 各地域の戦況
6:03 ブリャンスク、スームィ、クルスク、ベルゴロド、ハルキウ方面の戦況
8:22 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 トレツクの戦況
10:54 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
14:17 後方地域の爆発炎上事件
16:31 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
15:59 ロシア幽霊船がフィンランド湾にひしめく
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ウクライナ軍参謀本部、最新のISW、最新の防衛研究、最新の防衛関係サイト、ツイッター、テレグラムのレポートを中心に日本語でまとめています。
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●ウクライナ軍の損失は?
データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
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■戦況図と並んでよく見られているウクライナとロシア情勢のニュースコーナーです
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ウクライナは新たなドローンシステムを公開しました
このシステムは母機のパイロンから子機を発進させ、
画像認識AIによりGPSなどに頼らずに最大300キロ離れた敵の目標を攻撃することができます
誘導は慣性誘導とカメラによる地表の画像を照合するほか、
レーザーで地形を認識するLiDARも搭載しているため、
電波妨害に強く、
夜間でも高精度の攻撃ができるとのことです
母機は子機を発射した後に電波中継局として機能し、
任務が終われば帰還することもできれば、
より強力な自爆無人機として攻撃することもできます
ミサイルと比較すると、
コストは約1万ドルで、
弾頭重量は違いますが、
ミサイルの300分の1から500分の1になります
このシステムは、
地形を自律的に認識し、
敵の攻撃目標を特定し、
遠隔操作なしに攻撃を行うことができることから、
記事ではゲームチェンジャーとなる能力があると分析しています
2番目
ロシアの石油企業大手のロスネフチは、
社長名で新たな機材の購入を一時停止する通達を出しました
ニュースチャンネルのVChK-OGPUによると、
これはセチン社長直々に署名したもので、
売上が減少する中、
同社は厳しいコストカットを行なわなければならなくなった状況であることがわかります
ウクライナ対外情報局の発表したところでは、
ロシア政府の石油・ガス収入が5月だけで33%も減少しているため、
石油と銀行に対して新たな増税を打ち出しているほか、
国民から徴収する罰金を3割増やす計画もあり、
財政は火の車となっています
3番目
ロシアで有名な軍事ブロガーのカラシニコフは、
「クレムリンは秋までに深刻な経済危機が勃発し、
政治と社会に波及することを察知している」と警告し、
「ロシア軍の夏の攻勢が最後の賭けになるだろう」と予測しました
同氏によると、
「我々は長期の消耗戦を戦うことはできない
もうこれは現実だ
そして我々が疲弊しきったときに本当の危機が訪れる
ウクライナはロシア経済が崩壊するまで持ちこたえようとしている
今や新聞のネザヴィシマヤガゼータでさえ、
経済の安定は難しいと書いている
もう一回言うが、
敵は我々が経済的に崩壊するのを待っている
我が国のエリート層に危険な分裂が起き、
派閥のバランスは崩れることだろう」と悲観しました
最後に夏の攻勢について「我々は第1次世界大戦のように歩兵突撃を行なう
スームィとハルキウで攻撃作戦を宣言した以上、
我々の戦力は消費され、
甚大な損失となるだろう
それは、
我々の経済、
社会、
政治危機の訪れを早めることになる」と悲壮な分析で、
ロシアが最後の掛けに負け、
国家が分裂する運命を解説しました
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で、
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
また、
世界中の様々な事案から、
ルジアンやRuzzian軍など、
YouTubeに最適化した表現を使用し、
数時間後に英語と
ウクライナ語の副音声が公開されます
●北東部 スームィ、
クルスク、
ハルキウ方面
Ruzzian軍が夏の攻勢作戦の目標としているスームィから、
クルスク、
ベルゴロド、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
作戦に影響を与えるスームィの天気は、
雨
最高気温21度、
最低気温13度
今日の天気予報は、
くもりとなっています
これらの方面でルジアンは、
クルスク方面で33回、
ハルキウ方面では4回攻撃をおこないました
○クルスク方面
この方面でルジアンは攻撃回数が多いものの、
ウクライナ軍を国境から排除できずにいますが、
防衛よりウクライナ領内に侵攻するのを
優先している可能性があります
戦況図では、
ウクライナ側の軍事観察員のマショベツ氏によると、
Ruzzian軍は国境沿いの
コスティアンティニフカとその東の
ヴォロディミリフカの2つの集落を占領した
と述べていることから、
占領した可能性が高いと思いますが、
今のところ確認できる情報がなく、
その範囲を係争地の拡大として更新しました
こちらは確認が取れれば再度戦況図を更新します
それ以外に戦況図に影響のある情報は
ありませんでした
○ハルキウ方面
この方面でルジアンは
夏の攻勢を前に5万人の兵力を集め、
まずボフチャンスク北側の市街地の占領を目指し、
歩兵による突撃を行なっています
そのうちヴォフチャンスクの市街地北側では、
位置情報付きの映像によると、
骨材工場の北の工場団地で
ルジアンが攻撃を仕掛けていて、
ウクライナ軍がドローンで応戦しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第57自動車化歩兵旅団のもので、
地図の場所の様子となっています
この攻撃はウクライナ軍のドローンにより撃退され、
戦況図に変更はありません
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
これらの方面でルジアンは、
クピャンスク方面では8回、
スバトベ・クレミンナ線は24回、
シベルスク周辺で3回、
チャシフヤール方面は15回、
トレツクの方向で21回攻撃を行ないました
○クピャンスク方面
この方面ではルジアンの日和見的な攻撃が続いています
1番目
クピャンスクの北東にある国境の
ストロイフカの集落では、
おとといの動画でルジアンの偵察部隊が
やってきたとお伝えしましたが、
その後位置情報付きの映像によると、
ルジアンが多連装ロケットで面制圧攻撃を行ないました
その後ルジアンはウクライナ軍の装備を
ドローンで破壊したのちに歩兵が突入し、
旗を掲げて占領を主張しました
ご覧いただいているのは
国営テレビで放送されたもので、
地図の場所の様子となっています
ウクライナ軍からは目立った反撃はないようで、
戦況図ではこの場所まで
ルジアンが占領したとして更新しました
面積は2平方キロになります
○スバトベ・クレミンナ線
この方面でもルジアンはハルキウ・ドネツク州境を
オスキル川に向けて攻勢を仕掛けています
そのうちリドコダブでは、
ルジアンが歩兵による突撃を繰り返し、
ウクライナ軍もドローンで応戦していますが、
すべてを撃退することはできず、
攻撃を掻い潜ったルジアンは集落を
抜けたところで旗を立てて占領を主張しました
こちらもルジアン側のもので、
地図の家の庭に出て
旗を振っているところとなっています
戦況図では、
この場所まで1.8キロの範囲で
係争地が拡大したとして、
また、
ウクライナ軍の反撃の記録がある集落中央付近まで
ルジアンが前進したとして更新しました
面積は1平方キロになります
なお、
今日はチャシフヤール方面、
トレツク方面ではルジアンの前進は確認されず、
戦況図に影響のある情報はありませんでした
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします
これらの方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で54回、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面で21回攻撃を行ないました
○ポクロフスク方面
この方面でルジアンはポクロフスクの郊外で
戦力を集中させています
1番目
ポクロフスクの東35キロ付近の
スタラミコライフカでは、
ルジアンが集落全体の占領をすすめ、
ウクライナ軍はドローンで戦力を削っています
Ruzzian軍は積極的にプロパガンダで
占領の様子を流していて、
国内では大きな前進であるかのように扱っています
こちらはRuzzian軍の撮影したもので、
地図の建物で旗を掲げて占領を
主張している様子となっています
戦況図ではこの場所まで100メートルの範囲で
占領地が拡大したとして更新しました
2番目
ヤブルニフカの南の郊外では、
位置情報付きの映像によるとRuzzian軍が
地図の場所にドローンで攻撃を行なっていて、
この場所が最前線となっていることがわかります
ご覧いただいているのはRuzzian軍のもので、
地図の場所を観察しているところとなっています
その他の情報を総合して、
戦況図ではこの西側で係争地が2キロ
拡大したとして更新しました
3番目
ポクロフスクの南にあるリシフカでは、
ルジアンが2つの方向から攻撃を仕掛け、
ウクライナ軍がドローンで応戦しています
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第5突撃旅団のもので、
地図の場所のルジアンをヴァンパイアドローンから
観察している所となっています
リシフカは、
3月から4月にかけてウクライナ軍が奪還しましたが、
戦況図では、
この場所まで再度ルジアンが占領した
として更新しました
面積は3平方キロになります
4番目
ポクロフスクのすぐ南西にあるズヴィロヴェでは、
Ruzzian軍が激しく
ドローンによる攻撃を行なっています