トランプも切れた!米英独仏がウクライナの武器使用制限解除
2025年5月、ドイツ、アメリカ、イギリス、フランスの西側四ヶ国は、ウクライナへ供与した兵器に関して、その使用範囲制限の全面的な解除を実施しました。この措置により、ウクライナは西側諸国から供与された兵器を用い、ロシア連邦領内の軍事目標に対し、制限を受けることなく攻撃を実行することが可能となりました。
ドイツのフリードリヒ・メルツ首相は26日、ドイツ公共放送WDRのインタビューに応じ、ドイツ、イギリス、フランス、アメリカがウクライナに対する武器の射程制限を解除したと発言しました。メルツ首相は、「ウクライナへの武器供給の範囲に関して、フランス、イギリス、米国はもはやいかなる制限も設けていない。この措置により、ウクライナは自国の防衛、特にロシアの軍事拠点への攻撃が可能となる。これは、ウクライナが現在遂行している戦争において決定的な差異をもたらす。自国の領土内でのみ敵と対峙することを余儀なくされる国家は、適切な防衛を成し遂げているとは言い難い」と述べました。なお、制限解除の時期については明確にされませんでした。
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