ロシア最大の工場で大爆発、大量の硝酸化合物にウ軍ドローン攻撃か【ウクライナ戦況図】ロシアがNATOに連続攻撃まずイギリスに狙い
みなさんこんにちは 今日も最新のウクライナ情勢について、 公開情報をコンパクトにまとめて地図を使って、 いち早くわかりやすくお届けします よろしくお願いします チャンネル登録して通知をオンにすると、 動画公開時に連絡が来ます 過去の動画も、 再生リストからあわせてご覧ください ■ウクライナ情勢 ロシアがキーウに侵攻してから1187日になりました まずは全般的な事柄です 先程公表された、 ウクライナ軍の参謀本部の最新の発表によると、 ロシア軍の損失は、 兵士1020名 戦車2両 装甲戦闘車11両 砲68門 多連装ロケット1両 ドローン190機 巡航ミサイル6発 その他車両119両 となっています 戦線全体では202回の地上戦の報告がありました ロシア軍は23日から24日にかけて、 ウクライナ全土に向けて再び 過去最大規模のミサイル・ドローン攻撃を行ない、 弾道ミサイル14発、 自爆無人機250機のうち、 ウクライナ軍はミサイル6発と シャヘドドローン128機を撃墜し、 117機が目標を見失い行方不明になったと報告しました 投稿主がキーウで動画で戦況を見ている という方とやりとりしたところ 「昨日は騒がしかったが、 ルジアンは少しずつ衰退している」 と教えてもらいました ■戦況図と並んでよく見られている ウクライナとロシア情勢のニュースコーナーです YouTubeのチャプター機能で 必要なところを見ることもできます 1番目 昨日はポーランド機が ロシア機の撃墜命令を受けたことをお伝えしましたが、 今日もロシアが西側を攻撃している ニュースが届きました イギリス治安当局は、今月起きた 「スターマー首相の自宅」不動産への「放火」事件で、 「ロシア」の「関与」を「捜査」しています この事件はロンドンでスターマー首相と家族が 所有している「2件の住宅に火災」が発生したもので、 スターマー首相もかつて住んでいたとのことです フィナンシャルタイムズによると、 容疑者3人は取り調べに対し、 「他の人物と共謀」したと述べ、その人物は 「ロシア諜報機関の採用担当者であった可能性」がある としています また関係筋は、 ロシアの犯罪関与が確認された場合の 英国政府の対応についても協議していると述べました 2番目 「トランプ大統領」は「士官学校の卒業式で訓示」し、 「アメリカは他国で民主主義のために戦うことはない」 と約束しました 演説ではいつもの赤い帽子をかぶり、 これまでのアメリカについて 「隣の国境を無防備にしたまま、 他国の戦争に参加するため兵器を無駄に使った」 と歴代大統領を批判し、 続けて「米軍の任務は、 武力を使って世界中に民主主義を広めることではない アメリカに対する脅威を破壊することだ」 と移民の排除などを意識しつつ、 米軍の役割が国境を警備することであると述べました 3番目 スカイニュースが イギリスの軍事アナリストのクラーク氏と RUSI王立防衛安全保障研究所のワトリング氏の 分析を放送し、 ロシア軍は「今年の秋には戦車が枯渇」し、 旧ソ連時代から引き継いだ戦車、 装甲車の使用にも限界が訪れると述べました また、 今後予想されるロシア軍の夏期攻勢について、 「ハルキウやスームィに対して 大規模な攻撃を行なうだけの兵力はない 戦略的な攻撃に必要な兵力は既に使い果した」 と指摘しました ワトリング博士も同様に「ロシアには力が欠けていて、 大規模な機械化部隊による機動作戦ではなく、 ソフトローンチで少しずつ攻撃をおこなうだろう」 と指摘しました 一方NATO駐留米軍司令官のガヴォリ将軍は、 立場もあるためか異なる見解を示し、 「今年ロシアは1500両の戦車と 3000両の装甲車両を投入可能で、 今の損耗率であと2年はウクライナ戦争を継続できる」 と述べました ■それでは、 各地域の戦況です 戦況の変化のあるところを中心にお伝えします その変化は大画面で、 フルスクリーン表示にしていただくと、 日付とともに追いかけることができます また、 世界中で起きた様々な事案から、 ルジアンやRuzzian軍など、 YouTubeに最適化した表現を使用しています ●北東部 スームィ、 クルスク、 ハルキウ方面 Ruzzian軍が、 侵攻の目標としているはずのスームィから、 クルスク、 ベルゴロド、 ハルキウ方面の戦況についてお伝えします 作戦に影響を与えるスームィの天気は、 くもりのちはれ 最高気温26度、 最低気温15度 今日の天気予報は、 くもりとなっています これらの方面でルジアンは、 クルスク方面で43回、 ハルキウ方面では5回攻撃をおこないました ○クルスク方面 この方面では双方が攻撃を行ない、 地上戦となっています 1番目 テトキノの東では、 新たな攻撃軸でウクライナ軍が 国境を越えようとしています 位置情報付きの映像によると、 ウクライナ軍はバドキー、 イスクリースキフシュチナから 国境を越えようとしていますが、 Ruzzian軍も侵入を阻止しようとしています ご覧いただいているのは Ruzzian軍が撮影したもので、 ウクライナ軍の装甲車両を先頭に 国境の突破を図っているところとなっています 映像ではウクライナ側で本来 回収車両として使われる ベルゲンパンツァー2両が地雷で 遺棄されたところが確認できます Ruzzian軍の映像のため、 ウクライナ軍が Ruzzian領内に入ったかどうかは不明で、 今のところ戦況図に変更はありません 2番目 複数の情報を総合すると、 ヴェセリフカ、 ビロヴォディ、 ロクニャ付近の郊外では、 ルジアンの攻撃はウクライナ軍が イナゴのように向かってくるルジアンを 毎日撃退しているものの、 その間の郊外についてはウクライナ軍の存在はなく、 係争地からルジアンが占領したとして更新しました 面積は45平方キロになります ○ハルキウ方面 この方面では戦況図に変更はありませんが、 ルジアンが予備兵力を移動させ、 兵力を蓄積しています ウクライナ軍の国家警備隊第4ルビジ旅団の ナザレンコ氏はこの方面の戦況について、 「現在最も緊迫した戦線の1つとなっている 敵は大量の予備兵力を蓄積し、 日々の損失を補っている 敵は1平方キロ前進するのに 185人もの兵士を失っている これは異常に多く、 遅かれ早かれ疲弊することを 期待している」と述べました またスカイニュースがウクライナ軍の第13作戦旅団の ボマガイブス参謀長に聞いたところでも、 「クルスクにいた空挺部隊がこの方面に配置され、 5万人規模で新たな攻勢を計画している」と述べました なお、 ブリャンスク、 ベルゴロド方面では地上戦の報告はなく、 戦況図に変更はありません ●北東部 ルハンスク州方面 ●東部 チャシフヤール方面 クピャンスクから、 チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします これらの方面でルジアンは、 クピャンスク方面では6回、 スバトベ・クレミンナ線は12回、 シベルスク周辺で3回、 チャシフヤール方面は4回、 トレツクの方向で9回攻撃を行ないましたが、 戦況図に影響のある情報はなく、 ルジアンの前進は確認されませんでした ●南東部 ドネツク州 ポクロフスク、 コスティアンティノピル、 ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします これらの方面でルジアンは、 ポクロフスク方面で61回、 コスティアンティノピル、 ヴェリカノボシルカ方面で30回攻撃を行ないました ○ポクロフスク方面 この方面でルジアンは数多く攻撃を行ない、 光ファイバードローンを積極的に用いて 前進を図っていますが、 ペースは次第に遅くなりました 1番目 ポクロフスクの東で、 ポルタフカの前哨地となるポピフヤールでは、 位置情報付きの映像によると、 ルジアンが攻撃を行ない、 前進を図っています ご覧いただいているのは ウクライナ側の撮影した映像で、 地図の場所にいる BMP歩兵戦闘車の様子となっています またルジアンはポピフヤールの中心部の ウクライナ軍陣地にドローンで攻撃を行なっていて、 現在の最前線が この付近となっていることがわかります 戦況図では、 ポピフヤールの端まで係争地が拡大したとして、 また、 撃退された地点の手前までを ルジアンが占領したとして更新しました 面積は10平方キロになります 2番目 西側正面のボホダニフカでは、 おとといの動画でウクライナ軍が 後方の新たな防衛線に下がったことを お伝えしていますが、 位置情報付きの映像によるとルジアンが前進し、 集落に入って旗を立てて占領を主張しました こちらはルジアン側のもので、 地図の場所の様子となっています それ以外の複数の情報も考慮して、 戦況図では、 コトリャリフカからトロイツケ、 ボホダニフカのラインまでルジアンが 前進したとして更新しました 面積は19平方キロになります ウクライナ軍は3キロ先のドネツク・ ドニプロペトロウシク州境の防衛線に 後退していると思われ、 今後州境での攻防が激化する可能性があります ○コスティアンティノピル方面 この方面では、 今後コマールを巡る攻防戦となることから、 ウクライナ軍はコマールで防衛を再構築し、 Ruzzian軍は集落にドローン、 空爆を開始しました 戦況図では複数の情報から、 昨日の動画でお伝えしたオドラドネの南側を ルジアンが占領したとして更新しました 面積は19平方キロになります ●後方地域 今日もRuzzian領内で不審な事案が報告されています 1番目 トゥーラでは、 アンモニア、 窒素肥料の生産では国内最大で 世界でもトップクラスのアゾット化学工場に ドローン攻撃がありました 従業員によると、 第1制御管理センター、 化学合成ユニット2号機と3号機、 冷却サイクルVOC22、 アンモニア第4工場、 尿素製造ラインが爆発、 火災、 それに伴う故障により停止したとのことです この工場では、 肥料のほか、 爆薬の原料となる硝酸アンモニウム、 ロケット燃料の原料となるメタノール、 アルゴンなど重要な化学製品を 作っているとのことです 2番目 おとといの動画でお伝えした リペツクのドローン攻撃について、 電池を製造しているエネルギア社の 損害が確認されました 画像では工場の建物に集中して 屋根に穴が開いているのが確認でき、 攻撃の精度が高いことがうかがわれます 3番目 エストニアの拿捕失敗、 NATO軍のRuzzian軍機撃墜命令と 緊張が続くバルト海で、 新たな動きがありました フィンランドメディアのYleが同国の ハッカネン国防大臣のインタビューを掲載し、 「フィンランド湾では制裁無視の影のタンカーに対し、 Ruzzian軍が護衛を始めた 護衛は陸軍も同行し、 これは今までにない新しいことで、 フィンランドの脅威とはなっていないが、 危険な隣国があり、 地域の緊張が高まっている」と述べました ●南部 ザポリージャ州 ●南部 ヘルソン州 これらの方面でルジアンは7回 攻撃を行ないましたが、 ウクライナ軍が撃退し、 戦況図に変更はありませんでした ■その他 ロシアはウクライナから、 バルト海、 フィンランド湾、 ロンドンとNATO各国にも攻撃の ターゲットを拡大させ、 様々なハイブリッド攻撃を仕掛け出しました イギリスでは、 ロシアのオリガルヒが所有する ロンドン一等地の高級アパートで、 ロシアの放置プレイ攻撃により、 建物の管理が行き届かず荒廃しています ウクライナ戦争前はロシアの富裕層は ロンドンでお気に入りの不動産を 購入していましたが、 現在制裁により維持管理がされず放置され、 問題になっているとのことです ポリティコによると、 ロンドン中心部の一等地にある ロシア人所有の不動産は、 修理費1つ払うのに 監督官庁の許可が必要だとのことで、 例えば、 ハイドパークに隣接するケンジントンの プリンスオブウェールズテラス18番地にある アブラモビッチ関連の邸宅は、 管理放棄で完全に荒廃しているとのことです 記事では、 「ジョージ王朝様式の柱の塗装は剥がれ、 壁には電線が垂れ下がり、 外壁は剥がれて下地が露わになり、 基礎には雑草が生え、 バルコニーはハトの糞まみれになっている その薄汚い外観は、 象牙のように輝く近隣の住宅とは対照的だ」 とその様子を伝えています また、 制裁対象のロシアアルファグループと 英国企業が共同で所有するロンドンのビルでは、 運転手や清掃員にお金を支払うことができず、 下水管が破損し、 水道が止められてしまったため、 オフィスにトイレを持ち込んで仕事をせざるを得ず、 社員が次々辞めているとのことです 今日は以上です 情勢分析やニュースの感想、 最新情報など是非コメント欄にお寄せください 最後に、 このチャンネルにはサブチャンネルがあります また関連するツイッター、 note、 テレグラム、 ニコニコ動画もあります noteでは日々の戦況を無料で読むことができ、 ニコニコ動画では、 昨年8月までの戦況動画を掲載しています 何かあったときは、 これらのメディアで視聴者様にお知らせしますので、 ぜひどれか一つでもチャンネル登録、 フォローの方をお願いします リンクは概要欄にあります ご視聴いただきありがとうございました
【5月25日ウクライナ情勢 概要】
テレグラム:https://t.me/UKR_RU_WarMap
0:00 はじめに
0:57 ウクライナ戦況の全般的な事柄
2:15 ウクライナとロシア情勢ニュース
2:27 スターマー首相危機一髪!ロシア諜報員が自宅に放火指示か
3:22 トランプ「民主主義の拡大のために戦わない」士官学校で約束
4:05 ロシア戦車秋で枯渇
5:16 各地域の戦況
5:43 ブリャンスク、スームィ、クルスク、ベルゴロド、ハルキウ方面の戦況
8:57 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 トレツクの戦況
9:33 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
12:28 後方地域の爆発炎上事件
14:21 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
14:37 ロシアがイギリスに新たな攻撃
●最近の過去の動画は再生リスト
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#ウクライナ戦況
#ウクライナ情勢
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●ウクライナ軍の損失は?
データ非公表
■Materials
OST of WoWP, WoT, WoWs – Wargaming.net
利用は規約に沿って確認の上行っています
—
■戦況図と並んでよく見られているウクライナとロシア情勢のニュースコーナーです
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
昨日はポーランド機がロシア機撃墜命令を受けたことをお伝えしましたが、
今日もロシアが西側を攻撃しているニュースが届きました
イギリス治安当局は、
今月起きたスターマー首相の自宅不動産への放火事件で、
ロシアの関与を捜査しています
この事件はロンドンでスターマー首相と家族が所有している2件の住宅に火災が発生したもので、
スターマー首相もかつて住んでいたとのことです
フィナンシャルタイムズによると、
容疑者3人は取り調べに対し、
他の人物と共謀したと述べ、
その人物はロシア諜報機関の採用担当者であった可能性があるとしています
また関係筋は、
ロシアの犯罪関与が確認された場合の英国政府の対応についても協議していると述べました
2番目
トランプ大統領は士官学校の卒業式で訓示し、
「アメリカは他国で民主主義のために戦うことはない」と約束しました
演説ではいつもの赤い帽子をかぶり、
これまでのアメリカについて「隣の国境を無防備にしたまま、
他国の戦争に参加するため兵器を無駄に使った」と歴代大統領を批判し、
続けて「米軍の任務は、
武力を使って世界中に民主主義を広めることではない
アメリカに対する脅威を破壊することだ」と移民の排除などを意識しつつ、
米軍の役割が国境を警備することであると述べました
3番目
スカイニュースがイギリスの軍事アナリストのクラーク氏とRUSI王立防衛安全保障研究所のワトリング氏の分析を放送し、
ロシア軍は今年の秋には戦車が枯渇し、
旧ソ連時代から引き継いだ戦車、
装甲車の使用にも限界が訪れると述べました
また、
今後予想されるロシア軍の夏期攻勢について、
「ハルキウやスームィに対して大規模な攻撃を行なうだけの兵力はない
戦略的な攻撃に必要な兵力は既に使い果した」と指摘しました
ワトリング博士も同様に「ロシアには力が欠けていて、
大規模な機械化部隊による機動作戦ではなく、
ソフトローンチで少しずつ攻撃をおこなうだろう」と指摘しました
一方NATO駐留米軍司令官のガヴォリ将軍は、
立場もあるためか異なる見解を示し、
「今年ロシアは1500両の戦車と3000両の装甲車両を投入可能で、
今の損耗率であと2年はウクライナ戦争を継続できる」と述べました
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で、
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
また、
世界中で起きた様々な事案から、
ルジアンやRuzzian軍など、
YouTubeに最適化した表現を使用しています
●北東部 スームィ、
クルスク、
ハルキウ方面
Ruzzian軍が、
侵攻の目標としているはずのスームィから、
クルスク、
ベルゴロド、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
作戦に影響を与えるスームィの天気は、
くもりのちはれ
最高気温26度、
最低気温15度
今日の天気予報は、
くもりとなっています
これらの方面でルジアンは、
クルスク方面で43回、
ハルキウ方面では5回攻撃をおこないました
○クルスク方面
この方面では双方が攻撃を行ない、
地上戦となっています
1番目
テトキノの東では、
新たな攻撃軸でウクライナ軍が
国境を越えようとしています
位置情報付きの映像によると、
ウクライナ軍はバドキー、
イスクリースキフシュチナから
国境を越えようとしていますが、
Ruzzian軍も侵入を阻止しようとしています
ご覧いただいているのは
Ruzzian軍が撮影したもので、
ウクライナ軍の装甲車両を先頭に
国境の突破を図っているところとなっています
映像ではウクライナ側で本来
回収車両として使われる
ベルゲンパンツァー2両が地雷で
遺棄されたところが確認できます
Ruzzian軍の映像のため、
ウクライナ軍が
Ruzzian領内に入ったかどうかは不明で、
今のところ戦況図に変更はありません
2番目
複数の情報を総合すると、
ヴェセリフカ、
ビロヴォディ、
ロクニャ付近の郊外では、
ルジアンの攻撃はウクライナ軍が
イナゴのように向かってくるルジアンを
毎日撃退しているものの、
その間の郊外についてはウクライナ軍の存在はなく、
係争地からルジアンが占領したとして更新しました
面積は45平方キロになります
○ハルキウ方面
この方面では戦況図に変更はありませんが、
ルジアンが予備兵力を移動させ、
兵力を蓄積しています
ウクライナ軍の国家警備隊第4ルビジ旅団の
ナザレンコ氏はこの方面の戦況について、
「現在最も緊迫した戦線の1つとなっている
敵は大量の予備兵力を蓄積し、
日々の損失を補っている
敵は1平方キロ前進するのに
185人もの兵士を失っている
これは異常に多く、
遅かれ早かれ疲弊することを
期待している」と述べました
またスカイニュースがウクライナ軍の第13作戦旅団の
ボマガイブス参謀長に聞いたところでも、
「クルスクにいた空挺部隊がこの方面に配置され、
5万人規模で新たな攻勢を計画している」と述べました
なお、
ブリャンスク、
ベルゴロド方面では地上戦の報告はなく、
戦況図に変更はありません
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
これらの方面でルジアンは、
クピャンスク方面では6回、
スバトベ・クレミンナ線は12回、
シベルスク周辺で3回、
チャシフヤール方面は4回、
トレツクの方向で9回攻撃を行ないましたが、
戦況図に影響のある情報はなく、
ルジアンの前進は確認されませんでした
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします
これらの方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で61回、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面で30回攻撃を行ないました
○ポクロフスク方面
この方面でルジアンは数多く攻撃を行ない、
光ファイバードローンを積極的に用いて
前進を図っていますが、
ペースは次第に遅くなりました
1番目
ポクロフスクの東で、
ポルタフカの前哨地となるポピフヤールでは、
位置情報付きの映像によると、
ルジアンが攻撃を行ない、
前進を図っています
ご覧いただいているのは
ウクライナ側の撮影した映像で、
地図の場所にいる
BMP歩兵戦闘車の様子となっています
またルジアンはポピフヤールの中心部の
ウクライナ軍陣地にドローンで攻撃を行なっていて、
現在の最前線が
この付近となっていることがわかります
戦況図では、
ポピフヤールの端まで係争地が拡大したとして、
また、
撃退された地点の手前までを
ルジアンが占領したとして更新しました
面積は10平方キロになります
2番目
西側正面のボホダニフカでは、
おとといの動画でウクライナ軍が
後方の新たな防衛線に下がったことを
お伝えしていますが、
位置情報付きの映像によるとルジアンが前進し、
集落に入って旗を立てて占領を主張しました
こちらはルジアン側のもので、
地図の場所の様子となっています
それ以外の複数の情報も考慮して、
戦況図では、
コトリャリフカからトロイツケ、
ボホダニフカのラインまでルジアンが
前進したとして更新しました
面積は19平方キロになります
ウクライナ軍は3キロ先のドネツク・
ドニプロペトロウシク州境の防衛線に
後退していると思われ、
今後州境での攻防が激化する可能性があります
○コスティアンティノピル方面
この方面では、
今後コマールを巡る攻防戦となることから、
ウクライナ軍はコマールで防衛を再構築し、
Ruzzian軍は集落にドローン、
空爆を開始しました
戦況図では複数の情報から、
昨日の動画でお伝えしたオドラドネの南側を
ルジアンが占領したとして更新しました
面積は19平方キロになります
●後方地域
今日もRuzzian領内で不審な事案が報告されています
1番目
トゥーラでは、
アンモニア、
窒素肥料の生産では国内最大で
世界でもトップクラスのアゾット化学工場に
ドローン攻撃がありました
従業員によると、
第1制御管理センター、
化学合成ユニット2号機と3号機、
冷却サイクルVOC22、
アンモニア第4工場、
尿素製造ラインが爆発、
火災、
それに伴う故障により停止したとのことです
この工場では、
肥料のほか、
爆薬の原料となる硝酸アンモニウム、
ロケット燃料の原料となるメタノール、
アルゴンなど重要な化学製品を
作っているとのことです
2番目
おとといの動画でお伝えした
リペツクのドローン攻撃について、
電池を製造しているエネルギア社の
損害が確認されました
画像では工場の建物に集中して
屋根に穴が開いているのが確認でき、
攻撃の精度が高いことがうかがわれます