ウ軍ロシア逆侵攻開始!新設部隊が大活躍 ブリャンスク市街にも迫る【ウクライナ戦況図】ロシア石油大臣「石油埋蔵量あと○年しかない」農業大臣「食糧不足」国会で驚きの証言の数々
【5月23日ウクライナ情勢 概要】
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0:00 はじめに
0:44 ウクライナ戦況の全般的な事柄
1:23 ウクライナとロシア情勢ニュース
1:35 ロシア国家崩壊へ順調にコマを進める!次は食糧不足に
3:03 ロシア石油埋蔵量あと○年しかないことが判明
4:25 EUがロシアとベラルーシに100%関税かける
5:18 各地域の戦況
5:45 ブリャンスク、スームィ、クルスク、ベルゴロド、ハルキウ方面の戦況
9:32 北東部 ルハンスク州 東部 チャシフヤール方面 トレツクの戦況
11:21 南東部 ドネツク州ポクロフスク クラホフ ブレミフカ方面の戦況
13:55 後方地域の爆発炎上事件
15:59 南部 ザポリージャ州 ヘルソン州の戦況
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最新のウクライナ戦況を地図を使ってわかりやすく解説!毎日戦況を更新しています。
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データ非公表
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—
■戦況図と並んでよく見られているウクライナとロシア情勢のニュースコーナーです
YouTubeのチャプター機能で必要なところを見ることもできます
1番目
ロシアでは戦争経済から順調にインフレが加速し、
生産限界が訪れ、
経済の縮小までやってきました
国家崩壊への次の段階は、
飢饉が起きるかどうかとなりますが、
モスクワタイムズがロシア政府の発表をわかりやすく翻訳したところでは、
「国民は、
昨年収穫した野菜を食べ尽くしてしまったため、
すべての野菜を海外からの輸入に頼らなければならない」とのことです
インターファックス通信が伝える公式発表では、
「昨年の収穫は終了し、
ロシア人が豊かになったため需要が増加した」としています
ロシアは農業輸出大国ですが、
昨年は不作で、
今年も不作に加えて労働力不足、
燃料不足、
農業機械不足が重なる可能性があり、
野菜は友好国からの輸入に頼らざるを得ず、
今後も価格上昇に拍車がかかると見込まれます
ロシアでは、
ジャガイモの価格は1年間で2.7倍、
タマネギは1.9倍、
キャベツは1.5倍上昇し、
ジャガイモは国内のものはなく、
主にエジプト、
パキスタン、
中国のモノだとのことで、
代金は海外流出し、
これもまた問題です
今後ルーブル安となると、
これらの農産物は今以上に上昇すると考えられ、
食糧不足までジワジワ来ているようです
2番目
さらにロシア政府は致命的なことをさらりと発表し、
話題となっています
ロシア天然資源省のコズロフ長官は、
国家院で答弁し、
ロシアで確認されている石油の埋蔵量は、
あと26年分しかないと述べました
リアノーボスチによるとロシアの石油埋蔵量は310億トンで、
そのうち採掘可能な部分が130億トン、
現在毎年5億トンをくみ上げていることから、
あと26年で採掘限界を迎えることになります
また、
長官は「ロシアには950億トンの石油が眠っているが、
かなりの部分は採掘が困難だ」と説明しました
政府は今後の予測も発表し、
西側諸国の制裁強化を考慮したシナリオでは、
2050年までにロシアの石油生産量は現在の3分の1に減少し、
そのとき輸出はゼロ、
その後も減少が続き石油生産自体がゼロになると予測しています
政府は多額の投資、
機材の交換、
技術開発が必要だとしていますが、
ロシアは石油採掘用機材とソフトウェアを90%以上海外に依存しているため、
先細りの将来しかないようです
3番目
EUは7月から、
ロシアとベラルーシの肥料と農産物に対し100%の関税をかけ、
事実上閉め出すことになりました
ロシアはこれまで18億ドル相当の肥料をEUに輸出していましたが、
トランプ大統領の関税手法を利用した制裁により、
ロシアの農業生産者はEUから閉め出されることとなりました
欧州議会のヴァイデレ議員は「侵略国との正常な貿易はあり得ない」とその意義を説明しました
記事では、
ロシア経済の輸出モデルは、
まずエネルギー、
次に金属で終了し、
今回は農業分野で棺桶に入れられた
それだけでなく、
棺桶の蓋を閉めるクギまで打ち込まれたとしています
■それでは、
各地域の戦況です
戦況の変化のあるところを中心にお伝えします
その変化は大画面で、
フルスクリーン表示にしていただくと、
日付とともに追いかけることができます
また、
世界中で起きた様々な事案から、
ルジアンやRuzzian軍など、
YouTubeに最適化した表現を使用しています
●北東部 スームィ、
クルスク、
ハルキウ方面
Ruzzian軍が、
侵攻の目標としているはずのスームィから、
クルスク、
ベルゴロド、
ハルキウ方面の戦況についてお伝えします
作戦に影響を与えるスームィの天気は、
くもり
最高気温24度、
最低気温13度
今日の天気予報も、
くもりとなっています
これらの方面でルジアンは、
クルスク方面で5回、
ハルキウ方面では6回攻撃をおこないました
この方面ではRuzzian軍の攻撃の勢いが低下し、
ウクライナ軍が様々な場所から
Ruzzian領内に入り、
戦力を引き付けています
○ブリャンスク方面
この方面ではウクライナ軍が
ブリャンスクに入ったとの情報が複数あり、
当局は否定していますが、
ブリャンスク州知事は
ウクライナと通じる道路を封鎖しました
Ruzzian軍の軍事ブロガーによると
ウクライナ軍の存在が確認されたのは、
トルブチェフスク、
スバトヴォ、
ミャキシェヴォ、
ルプシュ、
ヴィゴニチとなっていて、
ウクライナ軍は国境から
90キロのところまで進軍し、
ブリャンスクの中心部から23キロ、
ほぼブリャンスク地域の外縁部に到達しました
ご覧いただいているのは当局が
ヴィゴニチで道路を封鎖しているところで、
現在連邦保安局FSBが対応しているとのことです
反対にRuzzian軍はウクライナ領内の
ノヴォヴァシリフカ、
ヴァシリフスケに反撃を行ない、
ウクライナ軍の後続の侵入を阻止しています
戦況図では、
その範囲に矢印を書き加えました
○クルスク方面
この方面ではルジアンの攻撃が
政治的に忘れ去られ、
ウクライナ軍が局所的な反撃を行なっています
そのうちノヴィプットでは、
新たに結成されたウクライナ軍の
オートバイ部隊が国境を侵入し、
ルジアンの陣地を襲撃し、
帰還しました
ご覧いただいているのはウクライナ軍の
第425スカラ大隊のもので、
地図の場所でオートバイで疾走する
ウクライナ軍の様子となっています
この部隊はつい先日まで
ポクロフスクで防衛を行なっていた部隊ですが、
クルスクに配置された模様です
ウクライナ軍のオートバイ部隊は
ルジアンと同様に2人乗りを基本として、
後ろに乗っている兵士が射撃を担当します
また、
4輪バギー、
ゴルフカートも使用し、
負傷者の運搬、
後方支援を担当するようです
機動力を生かした攻撃作戦を前提
としているのは同じで、
Ruzzian軍との違いは、
オフロード用のバイクを使い、
帰還することを想定しているのがウクライナ軍で、
Ruzzian軍はバイクなら何でも使用し、
電動自転車やロバも使い、
突撃しても帰還するところまでは
想定していないといったところでしょうか?
映像ではインタビューも交えた構成となっていて、
かなり力を入れて作った動画となっています
戦況図ではこの付近で500メートルの範囲を
係争地の拡大として更新しました
それ以外のベルゴロド方面では
今日も地上戦の報告はなく、
ハルキウ方面ではルジアンの攻撃は
ウクライナ軍が撃退し、
戦況図に変更はありませんでした
●北東部 ルハンスク州方面
●東部 チャシフヤール方面
クピャンスクから、
チャシフヤール方面の戦況についてお伝えします
これらの方面でルジアンは、
クピャンスク方面では4回、
スバトベ・クレミンナ線は17回、
シベルスク周辺で2回、
チャシフヤール方面は3回、
トレツクの方向で16回攻撃を行ないましたが、
次に説明するトレツク以外では、
ルジアンの攻撃は前進につながらず、
戦況図に変更はありませんでした
○トレツク方面
この方面でルジアンは攻勢を継続していますが、
突撃兵の損耗とともに次第に勢いを失い、
ウクライナ軍が局所的に反撃を行なって
前進を遅らせています
そのうちドルージバの北の郊外一帯では、
先月まではルジアンがダチネ、
ディリイフカに前進する勢いで
前進していましたが、
次第に勢いがなくなったところに
ウクライナ軍が反撃し、
ルジアンはドルージバの後方に後退しました
ルジアンの砲撃位置から判明しました
ご覧いただいているのはルジアン側のもので、
地図の付近で砲撃を行っているところの
一部となっています
戦況図ではこの付近にあったルジアンの占領地を
ダチネ周辺の1キロの範囲で
ウクライナ軍が奪還したとして更新しました
それ以外はルジアンの攻撃は成果が出ず、
ウクライナ軍はドローンで占領地を巡回して
攻撃していて、
ルジアンは再び苦戦しています
●南東部 ドネツク州
ポクロフスク、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面の戦況についてお伝えします
これらの方面でルジアンは、
ポクロフスク方面で54回、
コスティアンティノピル、
ヴェリカノボシルカ方面で19回攻撃を行ないました
○ポクロフスク方面
この方面ではルジアンは回数を多く攻撃を
行なっていますが、
前進のペースは次第に遅くなりました
そのうち西側正面のノヴォセルヒイフカでは、
位置情報付きの映像によるとウクライナ軍が
集落でルジアンの掃討作戦を行なっていて、
この付近が
ウクライナ軍の最前線となっていることがわかります
ご覧いただいているのはウクライナ軍の第3、
第4特殊作戦部隊が合同で
おこなっている作戦の一部で、
一軒ごとにルジアンが隠れていないかどうか
確認しているところとなっています
その他の情報も考慮し、
戦況図では、
この場所まで係争地を拡大させ、
さらにノヴォオレクサンドリフカから
東側の範囲はナディイフカまでルジアンが
占領したとして更新しました