【米露首脳電話会談 詳報】トランプ対露交渉“計算違い” 駒木明義×中林美恵子 2025/5/20放送<前編>
こんばんは。こんばんは。5月20 日火曜日のプライムニュースです。今夜のテーマはこちら。アメリカ、ロシア、中東の思惑が仕掛ける原油バトルです。ゲストをご紹介します。冒頭のゲストです。旭日新聞国際報道部記者でモスク市局長も務められた小ま明夫吉さんです。よろしくお願いいたします。 よろしくお願いします。 早稲田大学教授でアメリカ政治がご専門の中林三美子さんです。よろしくお願いいたします。 よろしくお願いいたします。 そして後ほど経済産業研究所の富士山さん、慶王大学教授の田中さんをお迎えしてお話を伺います。電話会談後のアメリカ、ロシア、領首の発言を見ておきます。競技は 2 時間半に渡り一定の成果があったとした。 トランプ大統領は会談後SNSにロシアと ウクライナは低戦に向けた交渉を直ちに 開始し、戦争の集結を目指すことになる。 条件は当事者の間で交渉される必要がある と投稿し、その後記者団に和平交渉でもし 何も起こらなければ私は手を引き彼らに 任せるつもりだ。繰り返しになるがこれは ヨーロッパの問題だと発言しました。 中林さん、トランプ氏の会談後の発言どのように分析されますか? はい。まず会談をすると決めた時点でトランプ氏がこれまでの交渉状態にまあ、まあ、待ち切れずとう望できずに、え、直接話をするという風に持ちかけました。 そして、え、ま、それに対して政権側では この階談は良いものになるだろうと、成功 するだろうっていうことをもうすでにあの マスコミに対してなどを言っていました。 ということはもう成功という結果しかあり えないという状況の中ででは一体何が出て くるのだろうか。ま、世界も注目しました し私たちもま、どっちに転がるんだろう かっていうことも含めて、え、考えました 。 もしこれで亀起裂ということになれば制裁が始まる可能性だって 0ではないわけですよね。 で、そういうタイミングであったにも関わらず結局何も決まらなかったどころかその詳細は中役のアメリカがになってそのうまい具合にバランスを取るのかと思いきやもうそれさえも うん 放規と言っては何かと思いますがどちらかというともう当事者に任せるというような当事者に任せて決まらないから仲会が必要なんだと思うんですけどそこま 言及してまうということに、ま、思ってても言わないっていう選択もあると思うんですけれども、これを SNS や記者団に対して述べてしまうというところにかなりこの交渉の難しさ、ある意味絶望的な気持ちにさえ周りの人間はさせられるなという風に感じました。 小まさんはどう そうですよに絶望的ですよね。 をさずにさせるんだとその後し合えと言ってきたわけですよね。それがもう180° ここで変わってるわけですね。じゃあ停戦の話し合いをしましょうと。 で、その後戦だとこれはまさにロシアが言ってきたことで、あの完全にこう根本原除かれない限り停戦なんかできませんとそれを完全に受け入れてしまったわけですよね。トランプ大統領が。 はい。 しかもそのすぐ戦できなければロシアに対して制裁をするということ、あれは私はしたくないけれども、そういうことも考えてると言ってきらにも関わらず一言も言っていない。その、そういうことについてはですね。だからもう完全にそのロシアが思ってる方向に構図が180°変わってしまったという電話会談だったと思いますね。 首脳同士が話し合うということで私たちとしてはかなりあの期待をするというか注目する向きがあったんですけれども全進どころかでは今交代して そうですね。ま、あのトランプ大統領がロシア側の立場にこうま行ってしまったと無抗議しに行ってしまったというところですよね。で、トランプ大統領はあの 16 日にウクライナとロシアの直接協議があった時も全くそれにはあの目もくれずに自分とプチン大統領が一緒にならなければ何も起きないんだ。 分かってるかっていうことを記者団に言ってたんですね。だけど実際に一緒になって話してみたらもうウクライナとロシアに任せると言い出したと いうことで、え、じゃあ何のためにじゃあプーチン大統領とそもそも電話をしたのかと何 1 つ変えられなかったじゃないか状況はという印象を受けますね。 お2 人の話からちょっとこうトランプ大統領がサ事を投げ始めているのではというようなニュアンスが伝わってくるんですが、このトランプ大統領の言葉の中にも、え、私は手を引き彼らに任せるつもりだ。 この彼らという言葉ありますよね。 ま、あの、ま、常々、ま、トランプ大統領が言ってきたことだと思いますけれども、これはヨーロッパの問題であると いうことで、で、それに対してロシアが、あ、あの、あのバイデン政権がですね、非常に不要なほどの費用をかけて労力もかけてとしかも止められないと ですから、ま、元々、ま、プーチン、あの、トランプ大統領の基本路線としては、あの、ヨーロッパの安全保障問題からは手を引いて、これはロシアに限らずですね、あの予算的な問題も全部ヨーロッパに負担させようと。 そこの基本ラインは変わってないんだろうと思います。 うん。ではこの現時点ではアメリカとロシアその対面での階段今後の可能性としては中さんなくなったという風に見てらっしゃいますか? はい。今回の電話会談で、ま、成功だと いうことを事前にもうけに言っていたわけ ですから、つまり何らかの形で例えば中身 は詰められなくてもではいつに対面の階談 をしましょうということが決まりましたと かそういうニュースも出てくる可能性も あるかしらと思っていたんですけどそれ さえも出てきませんでした。 いうところかこの電話会談の後にトランプ氏はヨーロッパの首脳に、ま、報告の連絡を入れてるわけですね。そうしますとドイツにしてもイギリスにしてもそうですけれども プーチン氏の主張を鵜呑みにしないようにという警告を受けるあ有あり様になってしまっています。え、もう誰もがやはりプーチ氏のことをあの、ま、鵜呑みにしてしまったら和兵どではないと。 そしてトランプ氏にやっぱり選挙で公約したことですから戦をするってことが目的ではありませんかっていうことをもう 1 度思い起を起こしてもらわなければならないようなそんな電話会談になってしまったということなんだと思うんですね。 ま、そこまであのヨーロッパの国々にも言われてトランプ氏もあのメディアかなんかに聞かれてではウクライナに対して軍事支援をする用意はあるのですかっていう風に聞かれてあのまろんなオプションがあるとそれも必ずしも否定はしないというような答え方をしました。 でもそれがどこまで本気でね、あの軍事をさらに加速させようなんていう風に思ってるのかっていうとこれも疑問だなと思います。 一方のプーチン大統領の言葉も見ていこうと思います。 和兵の原則や強引の時期などについてウクライナとの覚え書きの作成に取り組む用意がある。適切な強意に達すれば一定期間の停は可能だ。 最も重要なことは危機の根本原因を排除することだと従来の主張を繰り返し即自戦に応じる考えを示しませんでした。小まさん、この覚え書きの作成に取り組む用意があるとしたこのプーチン誌氏の発言についてはどう評価されますか? そうですね。しかもあのこれあのこのプーチン大統領の発言の後であの右子古府大統領官がですねというのはないんだと。 うん。 つまりつまでにその防合するという目標するは語っていない。 つまり、まあ、言ってしまえばまでも話し合いを続けましょうと。で、その間戦争はやめませんと言ってるに等しいわけですよね。 しかもそのあの覚えが書きの内容として想定しているのが、ま、危機の根本原因ですけれども、 要するに、ま、あの、ウクライナが、あ、ロシアに逆らってで、え、ま、あの、 EU やへの仮面を目指すとかそういうことはしないで基本的にはロシアの言いなりの、ま、事実上の続あるあるいはロシアの一部のような状況になりさえすればロシアは何の心配もなくなる。それは根本原因の排除だと状況だと。 いうことですよね。で、そういう内容で、 え、合意できれば一定期間の提は可能だと 、これはもう、もうはるか先のそして ウクライナとしては到底飲むことができ ない。そういう条件が整えば可能だと言っ てるわけですよね。で、これを受けてあの 成功だったというトランプ大統領の 発言ってのはやっぱりこう控えめに行理に 苦しむというところですね。うん。 あの、ということはこれまでロシアが正を巡る主張として色々こう、あの、上げてきた条件があるわけですけれども、これらの主張を譲る可能性っていうのは、 ま、現時点ではないですね。あの、もちろんその、なんて言うのかな。あの、非常にそのロシアの方の軽戦能力が行き詰まってきて、これはいつまでもこんなことやれないとプーチン大統領が深速思えば出口を探そうとすると思うんですけれども、ま、そこまでは残念ながら言っていないと。 お、ま、北朝鮮の助けも借り、あるいはその経済的に、え、ま、高い給料で、え、一般のロシア人を集めてくる、あるあるは囚人も同員するということで、あの、戦争は続けていけると現時点では思ってると思うんですね。 うん。中林さんも同じご意見ですか? はい。この、ま、ロシアとプーチン誌の方向性を見ていくと本当にあの攻撃をするつもりがないっていうのを見せようとしてもそれを受け入れませんし、それからやはり力で物事を決めていくんだっていう意思が非常に硬いので、いくら平和を唱えよう、停線を唱えようとしても聞く耳を持たないということがますますますます 1日と明らかになってきています。 で、これだけの国に対してではどうしたら 低戦を共容できるのかということになると 、やはり経済制裁であったりとか、 あるいは軍事的な優意さだとか、そういっ たある意味力で、え、説得納得させるしか もう方法がないんだろうという風に思わ れるんです。では、ま、あの、戦争は誰で も、あの、望んではいませんので、まずは 経済の制裁ということになるんでしょう けれども、これも具体的にはどこにどの ような制裁をして、え、完税なり、 あるいはその通貨の、ま、流通の問題なり 、え、あるいはその一般企業ですねの、ま 、第3者と言われる、ま、国だったり企業 だったり、これを2次制裁とも言ってい ますけれども、そういったものをじゃあ 具体的にどう どういう風にしてかけるのかというところもまだ明確に分かっていないので、それをおそらくプーチン氏は足元を見ているんだろうと思うんです。はっきり出てないってことはできないってことじゃないかという解釈の仕方もあるわけで、そうしますとやはり相当あのプーチンを説得するには具体的にしっかりとした力を見せつけるしかないと。 で、あの、経済についてはどうしてもやっぱり中国が積良かったり、ま、インドも買ってますけれども、特に、え、そういった中国などの国を経由して武器を製造するための部品だとかそういったものも、ま、家電に使われてるものだったりするらしいですけれども、そういったものがどんどんあのロシアに流れているという現実を見るとそこもきちっとあの抑えていかないと蛇口を閉めていかないともうなかなかいうのは 難しいのだろうなということが見えてくるんですね。 ここからはウクライナとロシアの停戦協議の行方について伺っていきます。トランプ大統領はプーチン大統領との電話会談後、会談内容をウクライナのゼレンスキー大統領に伝えたことを明らかにしました。 ゼレスキー大統領はベイロの協議を受けて 和兵の実現に向けてロシアとウクライナに アメリカヨーロッパを含めた他国間協議を 実現すべき検討していると表明しトルコ バチカンスイスを開催候補地として高級 協議を左球に開きたいと発言しました。 小ま木さん、この発言を見ますと、ゼレンスキー大統領はこうアメリカにまだテーブルに残っていてほしいと思っているということになりますが、それでもトランプ氏は、ま、手を引くと言っているわけですよね。これはどういった? そうですね。あの、なんとか残ってもらいたいということですよね。もちろんそのトランプ大統領はテナを返してしまって、完全にあのウクライナの支援を辞めてしまうとか、一時あの首脳怪談が決列した後 2 月にあの本当に軍事援を一に止めたり、え、情報共有を止めたりで、それは 1番の悪夢ですよね。で、え、そうなら ないようにそしてあの簡議を続けてもらう というためにこう引き止めようと必死と いう状況ですよね。それはあの ゼレンスキーだけじゃなしに欧州もそうな わけですよね。で、一時、ま、トランプ 大統領が完全に手を引くということも 見据えて色々こう他国で、え、ま、例えば 軍を派遣するとか、あ、そういうことで ウクライナを支えていくしかないんじゃ ないかっていう準備は進んだんですけども 、やはりアメリカが本当に完全に手を引い てして、引いてしまうという状況は なかなかこうウクライナにとっては もちろん欧手にとっても耐えていけない 状況だということですよね。 そこでこういうそので、しかも今回のあの協議が成功だったというこうトランプ大統領の張を真こから否定することもできないのでその枠の中でなんとかこう続けていこうということがあの伺える発言ですよね、これはね。 なるほど。そういう意味ではトランプさんをこう機嫌を返さないようなとでの発言というところなのかもしれませんけども改めて中林さんでもトランプ大統領にしてみればその停然前を諦めるという選択肢もどうなんでしょう。 例えば有権者に向けて自分のメンツもあると思うんですけれども はい。ただちらほらとその言葉を投げかけているっていうのはだんだんそれに耳を鳴らせさせてそっちの方向にっていうこともゼロではないかもしれません。 本来であれば選挙公約ですからこれを実行 することが当然なんですけれどもやっぱり できないものはできないっていう風になっ てしまうほどのま、難しさがあるという ことをもしかしたら初めてお気づきになっ たのかもしれなくて本来であればま、普通 ロジカルに考えればどんなに難しいことか というのは分かるんですけれども、ま、 トランプ大統領の、ま、欠点の1つにあの 地震過剰というものがありまして、 いろんなところでそれが顔を出してしまう んですねそうしますと実は、あ、見立てが 甘かった。自分がやれば何でも通ると思っ たけれどもそうではなかったというものが 出てくるわけです。で、今回、ま、あの、 そういうトランプ大統領ですけど、 ゼレンスキ士もそして、え、ヨーロッパも さらには向こう側のロシアも結局トランプ 氏の移行をなんとか引きつけていこうと いうバトルのような構図に見えるんですよ ね。人士だって、ま、本当はあの戦闘続け たいっていうのが本心であのウクライナを 取ってしまうってことなんでしょうけれど もただあのトランプ氏がバチカンでのえ、 ま、ゼレンスキー大統領と膝を詰めた会談 があってでその前は確かに決裂して後論に なりましたけれども徐々に徐々に距離を 縮めてさらには資源について合しましたよ ね。 そしたらヨーロッパがもうロシアに対するもしもうあの無条件の停戦がしないならばできないならばまということでできないならばもうあの制裁をかける準備があるって言ったところでトランプ氏がちょっとそちらに寄ったと いうところがあってじゃあトルコで直接怪談だっていう逆提案をしたのはプー氏ですよね。 はい。確かにそうですね。それはなぜ かって言うと、やっぱりあのトランプ氏の やっぱり、ま、怒りは買いたくないし、 トランプ氏のその気持ちを引きつけていた いっていうことなんですよね。 で、今度は、ま、あの、ゼネスキー氏は副大統領のジェリーバウス氏とあの対談をしたりして、で、あの電話会談の時の、ま、風人誌に逆に圧力をかけて、私はあの、ま、ゼンスキー氏から言ってみれば、あの、もしかしたらトランプ大統領の光景になるジェリーワンストンさんとも話ができているというのを見せつけたかったのかもしれません。 あの、トランプ大統領がどういう、ま、 理解をしていて、どのような行動を取っ てるのかということとは全く別に、やはり プーチン氏もゼネスキー氏もヨーロッパの 首脳たちもなんとかトランプ氏を引き止め なければいけない。とても不思議な構図に なっているんですね。ある意味はトランプ 氏の良きせ上手さなのかどうか、そこは どう解釈したらいいものかとも思います けれどもね。 引き止める、引きつける材料というのは今ゼレンスキー氏には持ち合わせているんでしょうか? うん。 なかなか難しいですよね。ですから、ま、鉱物資源のあの合っていうのはかなり大きなあの要因だったろうと思いますし、それが締結できて本当に良かったというところだと思います。 それがあってもなおこの状況ということですよね。 はい。 と、あの、対談しても状況ですし、あとは、ま、あの、ヨーロッパの国々を引きつけ、そして今ここにあの出していただいてるようなあの候補地を上げてそして他国間でやっていこうっていう、ま、本当に辛いギリギリの提案なのではないかなと思います。 先ほどの中林さんの話ですけれども、ま、ヨーロッパのウグライナーだけじゃなくてプーチン大統領もあ、あの、えっと、トランプ大統領のその利用価値って言うんですかね。 こちらに向いていてほしいその辺りの惑は小松さんどう思いますか? そう、もちろんそのなんて言うのかな?あの、今せ、戦場でロシアは押しているとはいえ、非常に父る全身しかあ、得られていない。 で、これで本当にウクライナ全体をこう支配しようと思ったら 100 年かかっても終わらないぐらいのスピードだと言われてます。で、そういう時にやはりロシアにとって 1 番あのいい、ロシアにとって都合いいシナリオは完全に軍事支援を辞める、情報共有をやめる ということですよね。 さにやはり経済協力を進めとこれを一生懸命多分あのつまりロシアとアメリカが経済協力するそのことのメリットをですね、随分といたんだと思います。だからこそあの直後のトランプ大統領の SNSの 投校に選すればロシアとアメリカの間で素晴らしい経済ができると。 これ割とやっぱりトランプ大統領を直前に 聞いたことにかなり影響される。で、それ がこう滲んでたなと思うんですけれども。 で、具体的にやはりそういうところに 食いついてくると思うので、あの、 プーチン大統領はドミトリエフという、ま 、アメリカでこう教育を受けてロシア人 ですけれども、で、あの、投資を呼び込む ような政府の仕事をしてる人を大米交渉の 窓口にして、で、特に北極権であるとか、 あるいは資源開発だとか、そういうとこに アメリカの投資を呼び込もうとするわけ ですね。 そうするとウクライナよりロシアの方が魅力的でしょうということをそこでアピールするわけですよね。そういうことによって、ま、トランプ大統領を引きつけると。うん。 で、ま、実際にその制裁会場とかそれはあの欧米がいくらこう頑張ったところで、あの講州が頑張ったところでアメリカが 1 抜けたって言ってしまうとこれはもう解してしまうわけで、そういうところも狙ってると思いますね。 そのアメリカが制裁というところまで動く のかどうかという意味ではですね、 トランプ大統領ドイツのメルツ首相にも 怪談を伝えたと述べてメルツ首相は欧州は 制裁を通じてロシアに圧力を強めていくと トランプ氏とこれに合意したという風に 述べているわけです。で、その対ロシアの 制裁という意味では、EUの新たな制裁は ロシアの影の先端と呼ばれる単価200隻 や民両用技術に関わる企業30社を対象に したもので20日に理事会で決定する 見通しだということです。で、一方 アメリカ議会なんですが、長頭派議員が ロシアと取引している金融機関や企業を 対象にした制裁の法案を準備中でルビー 国務長官は両院で8割の議員が賛成すると いう風に述べているんです。これまずさん 、このEUの制裁のこれまでも度々発動さ れてきました。 今回のこの内容、え、プーチン大統領への制裁という意味で効力あるんでしょうか? これ効力あるかないかと言わればあるんですけども、特にその影の先団とか要するにそのロシアからの石油輸出を止めましょうと、少なくしましょうというの抜け道になってきたわけですよね。抜け道を防がなきゃいけないということで、あの、それなりの効力はあるんでしょうけども、それは決定的かというと、必ずしもそうではないと はい。で、え、これまでもロシアへの制裁 、ま、これまでないような規模の制裁、 特にその在外資産の凍結とかですね、ま、 直接ロシアに打撃を与えるような意味が あったんですけども、これはロシア自身が 想像していたよりも非常にこうロシアが 生き延びていると現在ですね。で、ま、 確かにこう色々こう将来のために住みまし てあったこう基金を取り崩したりとか色々 こう苦労はしているし、ま、あの特に経済 会の人たちはなんでこんなことになってる んだという不満もあるんですけれども想像 以上にこう制裁の影響を警備にそして時が 立つにつれいろんな抜け道とかあるいは それに対応したあの経済体制になるとか ですね。 そういうのはあのむしろ進んでいるということなので、さらにこういうことをやって確かにその面先困るところはあると思うんですけれども、おそらくそれがプーチン大統領統領の政策決定に影響を与えるほどのものにはならないんだろうと思うんですね。 となるとやはり合わせてアメリカの制裁が必要というような流れになってくるのかなと思うんですが、中村さん、このアメリカ議会で持ち出されているこの制裁の内容狙いについてはどのようにお考えですか? はい。 まずあのアメリカの議会の議員たちの中にも今回のロシアのやり口といったものには大きなフラストレーションがあるわけですよね。で、それをどういう風に表そうかとなるとやはり議会としては法案を作るということにならざるは得ません。そしてその法案を作るにあたって、え、かなりロシアに厳しい制裁になるようにということで目指してはいます。 あの、議員の中には、え、ロシアとビジネスをするような企業や国っていうのはもうアメリカと貿易ができない、ビジネスができないようになると思えというような発言もあるくらいなんですね。相当、ま、中には 500% っていったあの完税をかけるっていう声もあったりしますけれども、ま、相当のやはり厳しい制裁をしようという、ま、気持ちはあるんです。 しかしながら法案というものは議会がそれで、ま、長頭派で成立したとしても大統領が署名しなければ法律としては成立しないんですね。 はい。それをさらに、ま、あの、大統領の 拒否権を覆返すという権利も権限も議会に はありますけれども、2/3以上の浄化で 、え、表が集まればそれをひっくり返す ことができはしますけれども、おそらく こういった法案も大統領に実はカードを 与えたい交渉のカードを準備することに よってトランプ大統領がプーチン氏に強く 出ることができる。そのことによって 大統領が約束した和兵というあの選挙公約 ですね、こういったものにも少しは 近づけるのではないかという、ま、特に 共和党側はそういう思いがあると思うん ですけれども、こういった、ま、援護射撃 的な役割が大きいのかなという風に思うん です。 特にトリプルと言われる議会もそして大統領も全部今共和党が多数を占めていますので、え、もし民主党の場合は大統領の株を奪ってでも議会でってことがあのアピール上あるかもしれませんけど、そこまで大統領の顔を潰すようなことはおそらく、え、しないのではないかと思われますので、ま、 1 番の紅用はトランプ大統領の援護射撃ということではないでしょうか。 うん。 この制裁の内容ですけれども、これっていうのは、え、ロシアの、ま、戦調達の柱で、ま、中国やインドみたいなものが購入を拡大しているようなその石油輸室はい。 こういったものに打撃を与えるそんな狙いがあるという風におられます。 はい。あるという風に考えられます。 そのやはり法案の中でも相当あの検討されてきたし検討されているし ということを考えますとちょっとタイミング的に微妙なのはあの中国そしてインドと今完税交渉を行ってる最中なんですよね。 ですからま、2 つの見方があると思うんです。 完税交渉をこうスムーズに進めてアメリカの経済を支えていこうという思いが強くなれば、あまりそういったところを振りかざしてしまうと 逆に、え、大きな完税ってことになりますからうまくいかない かどうかという心配が出てきます。それ から逆にですね、そのまた反対にあの完税 交渉で、ま、ロシアに対して厳しくすれば 私たちの完税交渉をうまくいきますよと いう、ま、今度は別の方向でそれを使うっ ていう、ま、表でやるか裏でやるか分かり ませんけれども、ま、あまりにも今関交渉 が過境に入っているというところで中国 だって90日間の今あの停止で30% 145から30%になりましたよね。で、 インドはまさにインド側は完税を0にして もいいていうぐらいの提案をしてなんとか まとめようとしてるんですけれども、そこ に対してアメリカがどういう完税交渉をし てくのか、そしてその中に石油という問題 、つまりそれはロシアにつがる話ですね。 ロシアにつがる話でさらに和をかけて複雑 化してしまうことがあのいいのかどう かっていうこともあってタイミング的に 非常に微妙だなと。 思うんですね。で、大統領としては、ま、議会はこうやって色々なことを考えていますけれども、それをどう発動するのかっていうのは結局のところトランプ大統領の胸 1つということではないでしょうか。 そこがどうなるのかなというところですよね。 おらくトランプ大領の今までの動を見ますとそこまで踏み込んでプーチン大統領に対してもうあの喉にあの怖いものをえ突きつけるようなそういう状況にまでなっていないのであるいはそのプーチン大統領が非常に賢いのでそうなる前に上手に誘導して今回の電話の会議もとってもあったかい雰囲気だったって言いますよね。 トイのさん、おさんどうですかと家族の話まで出るということですから。そうするとやっぱりうん。 もしかしたらプーチン大統領上手で、え、なかなかその月なんとかになる前に話をすり替えていくかもしれませんよね。 そういう意味では中林先生、今、あの、そのトランプ大統領に向けてはそんなに今あのすぐにでもというところではないのかもしれないですけど、この制裁の内容ですね、ロシアにとってはこれどういうこうダメージというかどういう内容になりますか? あ、だから基本的にプーチン大統領に対してですね、トランプ大統領は選しなければ裁だということを言って、ま、議会もそれをサポートするような案を出していると。 はい。 で、トランプ大が言ってきたのはのいいわゆるその二次、つまりロシアから石油ガスを輸入している中国、インド年にそこにま、一によと 500% とかあの先生先ほどおっしゃいましたけれどもそういう関をかけるべきだとあるいはロシアに対する税をかけるというようなことを言ってるわけですよね。 で、それは確かにそうなったらなったで、 あの、かなりこう、特に中国とかをらせる というのはロシアにとって、え、 プレッシャーになり得るんですけども、 まさに、あの、今お話に出たように中国と 、ま、あの、全く別の枠組で関税交渉して いて、そちらでアメリカからしてみたら そっちの方が大事なわけですよね、 そもそも。で、え、そこでロシアを止める ためにアメリカが中国との間でそんな 500%なんて完全できるはずがないと、 ま、常識そうですよね。 で、当然プーチンともそう思ってると。 で、しかもその今回の電話協議の後、本来であれば俺が提戦しろって言ったのにプーチにやる聞いていないじゃないかと。じゃあ今まで言ったようにあの制裁だっていう発言が全く出てこないと。 そうなんですよね。 だから結局、あの、それは、あの、理屈から言えば今の状況を受けてトランプ大統領はロシアへの圧力を高めてもおかしくない局面だけども、競議を全くそういう話が出てこないというところが非常にこう 気になります。 気になるというか、ま、かなりウナからするとどうなってんだという状況ですよね。 はい。これはますますですから首脳階談で動くと思ってたこのロシアのあのウクライナ進行に対する停戦ですけども、これはもうまた攻着状態がしばらく そうですね。 ただ、あの、分からないのは、ま、あの、またゼレンスキー大統領と何らかの形で直接接取するとまたあのトランプ大統領の気が変わるかもしれないし、 ま、そこはあの直接、ま、だから要するにトランプ大統領への影響力をどうやってこうチャンネルを通じて、あるいは直接ですね、こうインプットしていくかと。 ただ問題の根本はやはりトランプ大統領は ロシアがウクライナに対してやってること を必ずしも悪いと思っていないというか、 ま、力によってこう世界秩序を決めると いうその根本のところでおそらく共明し ちゃってるのでなかなかそれをそのま、 我々が言うような国際秩とかあるいはその 力による現状変更しちゃいけませんよと いう理屈が頭の中にほとんどないトランプ 大統領を動かすというのは最初から そ大き判例があるんだろうと思いますね。 はい。 小まきさんのご出演はここまでとなります。ありがとうございました。 ありがとうございます。
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産油国に「原油増産と価格引き下げ」を求めていたトランプ大統領が中東訪問では「何」も求めなかった…ロシア産原油も絡む“資源バトル”の舞台裏を読み解く。
『トランプが仕掛ける“原油価格バトル”中東の反撃&露の思惑』
米国内の「ガソリン価格上昇」を嫌うトランプ大統領が中東産油国に繰り返し求めていた「原油増産」による国際価格の引き下げ。この問題が先週の中東訪問で表舞台から消えた理由は一体何なのか?制裁の網をくぐって原油輸出で経済を支える露プーチン政権に対して、米国と中東諸国はどのような戦略を描いているのか?水面下で進む国益をかけた資源外交の駆け引きと“停戦協議”再開後で初となる米露首脳電話会談の最新情報を徹底分析する。
▼出演者
<ゲスト>
藤和彦(経済産業研究所コンサルティングフェロー)
中林美恵子(早稲田大学教授、東京財団理事長)
田中浩一郎(慶応大学教授)
駒木明義(朝日新聞国際報道部記者)
《放送⽇時》
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